琅琊榜(ろうやぼう)あらすじネタバレ(全話)

琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~
作品情報
  1. ドラマ:琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~(全54話)
  2. 原題:琅琊榜
  3. 英題:Nirvana in Fire
  4. 原作小説:琅琊榜/海宴(当サイトで無料で読む)
  5. 豆瓣レビュー数:27.3万
  6. 豆瓣の評価:94
  7. 製作:2015年
  8. キャスト:フー・ゴー(胡歌),リウ・タオ(劉涛),ワン・カイ(王凱),ビクター・ホァン(黃維德) ,陳龍(チェン・ロン),ディン・ヨンダイ(丁勇岱),リウ・ミンタオ(劉敏濤),ジン・ドン(靳東),陳麗娜(チェン・リーナ),ワン・ヨンチュエン(王永泉) ほか

物語の舞台は南北朝時代の南梁。十二年前、赤焰軍(せきえんぐん)の若き将軍として名を馳せた梅長蘇(ばいちょうそ)は、奸臣の陰謀によって一族もろとも謀反の罪を着せられ、壊滅の憂き目に遭いました。九死一生を得た梅長蘇(ばいちょうそ)は、梅長蘇(ばいちょうそ)と名を変え、病に蝕まれた身体ながらも、類稀な知略を武器に復讐の道を歩み始めます。

梅長蘇(ばいちょうそ)は、都の金陵に戻り、皇位継承争いから遠ざけられていた靖王(せいおう)・蕭景琰(けいえん)に近づき、その謀士となります。策略を巡らせ、太子派と誉王(よおう)派を巧みに操り、権力争いの渦中に身を投じます。そして、かつての親友でありながら、今は皇位を狙うライバルとなった者たちと、知恵比べを繰り広げながら、陰謀の黒幕である奸臣・謝玉(しゃぎょく)の罪を暴き、赤焰軍(せきえんぐん)の汚名を晴らすために闘います。

梅長蘇(ばいちょうそ)の周到な計画と、蕭景琰(けいえん)の誠実な人柄は、民衆の心を掴み、ついに蕭景琰(けいえん)は皇帝の座に就きます。しかし、長年の病と過酷な闘いの日々が梅長蘇(ばいちょうそ)の身体を蝕み、西域の戦乱を鎮めた後、静かにその生涯を閉じます。

蕭景琰(けいえん)は、梅長蘇(ばいちょうそ)とその一族の功績、そして梅長蘇(ばいちょうそ)の献身を後世に伝えるため、「長林軍」を創設します。梁帝(りょうてい)は赤焰軍(せきえんぐん)の冤罪を認めざるを得なくなり、失意のうちに亡くなります。陰謀を企てた夏江(かこう)は処刑され、謝玉(しゃぎょく)も流刑先で非業の死を遂げます。

穆霓凰(げいおう)は聶鐸と結ばれ、飛流(ひりゅう)は藺晨(りんしん)と共に琅琊閣へ戻ります。言豫津(よしん)は戦功を立てて都へ戻り、蕭景睿(けいえい)もまた戦功を立てるものの、複雑な立場ゆえに報償を受けることはありませんでした。蒙摯(もうし)は大統領の職務を続け、庭生(ていせい)は景琰(けいえん)の義子となり、自由に宮廷に出入りすることを許されます。

こうして、陰謀と策略、友情と愛情が複雑に絡み合いながら、梅長蘇(ばいちょうそ)の壮大な復讐劇は幕を閉じます。

目次
  1. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ1話・2話・3話ネタバレ
  2. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ4話・5話・6話ネタバレ
  3. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ7話・8話・9話ネタバレ
  4. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ10話・11話・12話ネタバレ
  5. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ13話・14話・15話ネタバレ
  6. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ16話・17話・18話ネタバレ
  7. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ19話・20話・21話ネタバレ
  8. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ22話・23話・24話ネタバレ
  9. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ25話・26話・27話ネタバレ
  10. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ28話・29話・30話ネタバレ
  11. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ31話・32話・33話ネタバレ
  12. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ34話・35話・36話ネタバレ
  13. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ37話・38話・39話ネタバレ
  14. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ40話・41話・42話ネタバレ
  15. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ43話・44話・45話ネタバレ
  16. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ46話・47話・48話ネタバレ
  17. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~あらすじ49話・50話・51話ネタバレ
  18. 琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~(最終回)あらすじ52話・53話・54話ネタバレ

第1話あらすじとネタバレ

12年前の梅嶺の戦い、父は梅長蘇(ばいちょうそ)(後の梅長蘇(ばいちょうそ))に赤焰軍(せきえんぐん)の存続のため生き延びるよう命じた。琅琊閣主・藺晨(りんしん)は北燕が六皇子を太子に立てたことを知り、梁から北燕への使者がまもなく到著し、京の皇子たちもすぐにこの知らせを知るだろうと推測した。

誉王(よおう)・景桓は自ら琅琊閣を訪れ、"麒麟の才子を得れば天下を得る"というヒントが書かれた錦囊を手に入れたが、六皇子は麒麟の才子の身元を明かさなかった。誉王(よおう)はさらに情報を求めるため、再び琅琊閣を訪れることを決意した。太子と誉王(よおう)の皇位争奪戦は激化し、太子は天泉山荘の荘主・卓鼎風(たくていふう)に誉王(よおう)暗殺を命じるが、失敗に終わる。藺晨(りんしん)は誉王(よおう)に別の錦囊を与え、京に戻らなければ開けないと告げた。また、太子の人馬が近づいていることを察知し、同じ答えを用意した。

太子と誉王(よおう)は同時に麒麟の才子が梅長蘇(ばいちょうそ)であることを知り、この知者をいち早く手に入れようと画策する。一方、梁帝(りょうてい)は麒麟の才子をただの江湖の書生とみなし、自分の帝位に脅威はないと考えた。寧国侯・謝玉(しゃぎょく)の息子である景睿(けいえい)と豫津(よしん)は、江左盟宗主・梅長蘇(ばいちょうそ)を迎えるため、大渝の使者と遭遇する。12年前に梅嶺で両国が激突して以来、交流が途絶えていた両国がなぜ突然使節を送り合ったのか、二人は疑問を抱く。

藺晨(りんしん)は梅長蘇(ばいちょうそ)の容体を気遣い、景睿(けいえい)と豫津(よしん)と一緒に宮廷に入ることを勧めた。二人は身分が高く、朝政に関与していないため、最適な同伴者である。梅長蘇(ばいちょうそ)の護衛である飛流(ひりゅう)も金陵に同行した。梁の帝都・金陵城に到著した梅長蘇(ばいちょうそ)は、懐かしくもあり、見慣れない街並みを見つめ、感慨にふける。また、颯爽とした雲南王府の郡主・穆霓凰(げいおう)と偶然出会うが、正体を明かさなかった。霓凰(げいおう)は景睿(けいえい)と豫津(よしん)の武芸の進歩を称え、最近の動向を尋ねる。景睿(けいえい)は体調が優れない友人を金陵に連れてきて療養させるために来たと説明した。

梅長蘇(ばいちょうそ)は寧国侯府に滞在し、不必要なトラブルを避けるため、蘇哲(そてつ)と名乗り、江湖の人物であると主張した。梁帝(りょうてい)は迎鳳楼で穆霓凰(げいおう)の比武招親を開催し、婚姻を通じて彼女の南境における軍事力を掌握することを企てた。しかし、霓凰(げいおう)はルールを変更し、運命の相手に出会えれば、相手がどんな武芸の持ち主であっても負けることを選択すると宣言した。一方、御史台は慶国工親族が濱州で民田を占拠した事件を報告した。梁帝(りょうてい)は懸鏡司の掌・夏冬(かとう) を特使として密詔を持たせ、濱州に派遣して事件の詳細を調査させた。

第2話あらすじとネタバレ

夏冬(かとう) と霓凰(げいおう)の複雑な関係

夏冬(かとう) と霓凰(げいおう)は軍隊の中で出会い、絆を深めてきた。しかし、夏冬(かとう) は霓凰(げいおう)が林氏の梅長蘇(ばいちょうそ)との婚約に固執していることに複雑な思いを抱いていた。なぜなら、梅嶺の戦いで梅長蘇(ばいちょうそ)の配下の兵士が夏冬(かとう) の夫を殺害したと信じているからだ。それでも、夏冬(かとう) は霓凰(げいおう)が過去の執著から解放され、幸せを見つけてほしいと願っていた。

誉王(よおう)の困惑と梅長蘇(ばいちょうそ)の隠遁

誉王(よおう)は梅長蘇(ばいちょうそ)の消息がつかめず、彼の突然の失踪に困惑していた。一方、梅長蘇(ばいちょうそ)は寧国侯府に身を潜めていた。飛流(ひりゅう)は梅長蘇(ばいちょうそ)を誘って外出しようと誘うが、梅長蘇(ばいちょうそ)は飛流(ひりゅう)を一人で行かせた。景睿(けいえい)は、飛流(ひりゅう)は心智が未熟ながらも穏やかな性格で、問題を起こすことはないだろうと考えていた。

蒙摯(もうし)の訪問と飛流(ひりゅう)の武術

大統領の蒙摯(もうし)は寧国侯府を訪れた際に飛流(ひりゅう)と出会い、彼と手合わせをすることになった。梅長蘇(ばいちょうそ)はすぐに飛流(ひりゅう)を止めて寧国侯に謝罪した。飛流の卓越した武術は、蒙摯(もうし)に梅長蘇(ばいちょうそ)の正体への興味を抱かせた。

夏冬(かとう) と霓凰(げいおう)の再会と靖王(せいおう)の帰京

夏冬と霓凰(げいおう)は、交代で京に戻ってきた靖王(せいおう)と城外で出会った。10年前の出来事から、夏冬と靖王(せいおう)は長年口をきいていなかった。夏冬は依然として林燮(りんしょう)の犯行を信じず、霓凰は梅長蘇(ばいちょうそ)への思いを胸に秘めていた。

靖王(せいおう)は交代で京に戻ってきたが、梁帝(りょうてい)の謁見を待っても1時間以上経っても召集されなかった。以前、交代で京に戻ってきた際に梁帝(りょうてい)への挨拶が遅れたことで叱責を受けたことがあり、今回は何としても梁帝(りょうてい)に謁見してから帰ることを決意した。

謝弼(しゃひつ)の企みと霓凰の比武招親

謝弼(しゃひつ)は、寧国侯府の蘇哲(そてつ)が梅長蘇(ばいちょうそ)であることを知り、皇后と霓凰を招いて梅長蘇(ばいちょうそ)を取り込もうとした。景睿(けいえい)は、謝弼(しゃひつ)が誉王(よおう)のために動いていることを知っており、友人である梅長蘇(ばいちょうそ)を危険にさらしたくないと考えていた。

穆霓凰(げいおう)の比武招親の初戦が始まった。太皇太后は、お気に入りの子供たちに会いたいと命じ、梅長蘇(ばいちょうそ)は飛流に、この老婦人は世界で一番慈悲深い人なので、手を握ったりお菓子をもらったりしても受け入れるべきだとアドバイスした。

景睿(けいえい)、豫津(よしん)、梅長蘇(ばいちょうそ)などの若者が殿下に並んだとき、太皇太后はほとんど彼らを認識できなかったが、梅長蘇を見ると親しみを込めて「小殊」と呼び、彼の大好きなお菓子を渡した。同時に、穆霓凰(げいおう)も呼び寄せ、二人の手を握って婚期を尋ねた。太皇太后の記憶の中では、この二人の若者はすでに婚約を交わしていた。

霓凰は手を引こうとしたが、梅長蘇は太皇太后の気持ちを慮って強く握りしめていた。会見後、霓凰は梅長蘇を呼び止めて散歩に誘った。梅長蘇は、先ほどの行動は太皇太后の気持ちを慮ってのことだと説明した。普段であれば、霓凰は彼を叱責していたかもしれないが、今日は耐え忍んだ。

第3話あらすじとネタバレ

梅長蘇(ばいちょうそ)と霓凰(げいおう)が廊下を歩いていると、宦官が掖幽庭の罪奴・庭生(ていせい)を叱責している場面に遭遇する。靖王(せいおう)は庭生(ていせい)を庇い、宦官を厳しく叱責する。霓凰(げいおう)も宦官の行為を戒める。梅長蘇(ばいちょうそ)は庭生(ていせい)の様子を心配するが、靖王(せいおう)は庭生(ていせい)に多くを語らないように指示する。靖王(せいおう)は梅長蘇(ばいちょうそ)の身元を尋ね、霓凰(げいおう)は景睿(けいえい)の友人であり、現在は寧国侯府で療養中であると説明する。靖王(せいおう)は庭生(ていせい)の母親が宦官の家族の一員であることを明かす。霓凰(げいおう)は靖王(せいおう)が頻繁に訪ねてくるのは単なる同情心ではないと悟り、梅長蘇(ばいちょうそ)は将来、庭生(ていせい)を連れ出す方法を見つけると約束する。

小王爷は姉・霓凰(げいおう)が梅長蘇(ばいちょうそ)と密会していることを聞き、魏将軍に梅長蘇(ばいちょうそ)への懲罰を命じる。しかし、飛流(ひりゅう)が駆けつけて梅長蘇(ばいちょうそ)を救出する。梅長蘇(ばいちょうそ)は飛流(ひりゅう)に他人を傷つけてはいけないと戒める。そこに大統領・蒙摯(もうし)が現れ、魏将軍を叱責する。蒙摯(もうし)は梅長蘇(ばいちょうそ)を見て12年ぶりの再会を喜び、手紙で帰還を止めたにも関わらず、梅長蘇(ばいちょうそ)が戻ってきたことに驚く。梅長蘇(ばいちょうそ)は病のため容貌が変わったことを明かし、蒙摯(もうし)は謝玉(しゃぎょく)を信用できないため、寧国侯府での安全を心配する。しかし、梅長蘇(ばいちょうそ)は独自の計画があると語り、蒙摯(もうし)を安心させる。

体調を考慮し、梅長蘇は今後の比武への参加を辞退する。景睿(けいえい)と豫津(よしん)が面白い出来事を報告してくれると信じており、景睿(けいえい)も賛同する。小王爷は梅長蘇に敵意を抱いているため、霓凰(げいおう)は弟を厳しく叱責する。梅長蘇は一見普通の江湖の人物に見えるが、その身元は明らかに謎に包まれている。蒙摯(もうし)は梅長蘇を訪ねて、12年前の梅嶺の戦いの生存者について尋ねる。梅長蘇は自分と衛峥(えいせい)だけが生き残り、7万の赤焰軍(せきえんぐん)はほぼ全滅したことを明かす。彼は適切な時に蒙摯(もうし)にすべてを説明すると約束する。

武選の最終日、霓凰は梁帝(りょうてい)に文試の責任者として梅長蘇を推薦する。最後の武試では、北燕の百裏奇(ひゃくりき)が驚異的な武術で一撃で勝利する。太子らは霓凰が百裏奇(ひゃくりき)に勝つのは難しいと考える。梁帝(りょうてい)は霓凰を北燕に嫁がせるわけにはいかないと考えており、北燕の勢力が強まることを恐れている。宮宴では、皇帝は表面上は10人の候補者全員に会いたいと述べているが、実際には時間稼ぎの策略である。梅長蘇は景睿(けいえい)を慰め、今回の比武は全力を尽くせば良いとアドバイスする。皇后たちは霓凰の結婚について話し合い、莅陽(りよう)長公主長公主は百裏奇(ひゃくりき)を粗暴な人物と見なし、心配していない。彼女たちは霓凰の嫁入り道具の準備に集中している。景睿(けいえい)は百裏奇(ひゃくりき)に果敢に挑み、互角の戦いを繰り広げるが、最終的に梁帝(りょうてい)が試合を中止する。