第4話あらすじとネタバレ
梁帝(りょうてい)は、霓凰(げいおう)と梅長蘇(ばいちょうそ)が低声で会話していることに気づき、その内容を尋ねます。霓凰(げいおう)は、梅長蘇(ばいちょうそ)が百裏奇(ひゃくりき)の武術は確かに強靭だが、そのスタイルはあまりにも硬直で、一旦隙を見せれば、子供数人でも倒すことができると考えていると説明します。梅長蘇(ばいちょうそ)は、掖幽庭の子供たちを使って試してみることを梁帝(りょうてい)に提案し、蒙摯(もうし)もそれに賛成し、失敗したとしても百裏奇(ひゃくりき)の勢いを挫くことができると考えます。梁帝(りょうてい)は提案を受け入れ、蒙摯(もうし)に庭生(ていせい)を含む数名の子供たちを掖幽庭から連れてくるように命じます。
梅長蘇(ばいちょうそ)は、子供たちを連れて帰って5日間訓練することを提案します。景睿(けいえい)は、子供たちが武術の訓練を受けたことがないのに、どのように百裏奇(ひゃくりき)に対抗できるのかと疑問を呈します。梅長蘇(ばいちょうそ)は、陵虚幻影の術を使うつもりだと答えます。
一方、静嬪は恵妃(けいひ)が皇后から責められたことで泣いているのを見ます。皇后は、先太皇太后のお宮で仏堂に30本のろうそくを灯すように罰として命じました。恵妃(けいひ)は小心者であることを考慮して、静嬪は一緒に同行することにします。出発時、静嬪は偶然にも、皇后のお宮の珍姑娘が嬷嬷に、当年先太皇太后が莅陽(りよう)長公主公主を陥れるために使用した情絲繞酒を提供するよう求めるのを聞いてしまいます。
梅長蘇(ばいちょうそ)は子供たちの訓練を急ぎ、勝利の可能性を高めるために、彼らの動きは飛流(ひりゅう)のように素早くあるべきだと要求します。霓凰(げいおう)は、3人の子供の訓練状況を観察し、梅長蘇(ばいちょうそ)が教える陣形には賛成していますが、油断しないよう注意を促します。
静嬪は、太皇太后と長公主に香囊を手作りし、この機会に長公主と情絲繞酒事件について話します。当年、長公主はこの酒のせいで濡れ衣を著せられ、謝玉(しゃぎょく)に嫁がされることになりました。静嬪は、霓凰(げいおう)にも情絲繞を使おうとしている者がいることを明かし、長公主にこの陰謀を阻止するよう協力を求めます。
靖王(せいおう)は、庭生(ていせい)の様子を心配して自ら様子を見に来ます。彼は長年軍営に駐屯しており、梅長蘇(ばいちょうそ)と誉王(よおう)と太子の関係を知りません。梅長蘇(ばいちょうそ)が自分だけを支持する意思であることを知ると、靖王(せいおう)は驚き、その後大笑いし、自分の母親の地位は高くなく、30歳になってもまだ王に封じられていないと指摘します。しかし、梅長蘇(ばいちょうそ)は靖王(せいおう)を選ぶことが正しいと確信しており、予想外の候補者を擁立することで自分の能力を証明できると考えています。
長公主は、宮中から出た後、わざわざ穆王府を訪れますが、霓凰(げいおう)と小王爷には会えませんでした。梅長蘇(ばいちょうそ)は、庭生(ていせい)が祁王(きおう)の遺腹子であることを確認し、容貌が変わったのは大病を患ったためだと説明します。梅長蘇(ばいちょうそ)は、たとえ困難が待ち受けていようと、靖王(せいおう)を支持することを決意します。長公主は、霓凰(げいおう)を狙った情絲繞の陰謀について梅長蘇に伝え、霓凰に警戒を強めるように促します。梅長蘇は、黒幕は皇后か越貴妃(えつきひ)のいずれかではないかと推測し、明日宮中に召し出された人物によって判断すると答えます。
第5話あらすじとネタバレ
梅長蘇(ばいちょうそ)は霓凰(げいおう)に、宮中では手段を使って屈服させようとする者がいるため、宮中の付き合いはできるだけ避けるように忠告します。彼は、霓凰(げいおう)が侍女を連れていないことに気づき、不便ではないかと指摘します。霓凰(げいおう)は、梅長蘇(ばいちょうそ)がなぜそれをご存知なのかと尋ねますが、梅長蘇(ばいちょうそ)がどう答えるかを躊躇している間に、霓凰(げいおう)の弟である穆青(ぼくせい)小王爷が雉子たちと百裏奇(ひゃくりき)の対決が始まると知らせます。
霓凰(げいおう)は、子供たちが百裏奇(ひゃくりき)に勝つのは難しいと知り、梅長蘇(ばいちょうそ)に彼の奇策を見せるように頼みます。試合の結果は予想外にも、子供たちが百裏奇(ひゃくりき)に勝利し、梁帝(りょうてい)は非常に喜びます。これらの子供たちは元々罪奴の身分であったため、霓凰(げいおう)は梁帝(りょうてい)に彼らの罪奴の身分を免除し、連れ戻したいと願い出ます。梅長蘇(ばいちょうそ)も3人の子供を連れて行きたいと申し出、梁帝(りょうてい)は3人の罪奴の身分を免除し、誰に養育されるかは子供たちに任せることにしました。太子と誉王(よおう)は梅長蘇(ばいちょうそ)に褒美を与えることを提案し、梁帝(りょうてい)は文試の後一括処理することを決定します。霓凰は梅長蘇(ばいちょうそ)の剣陣が巧妙であることを理解していますが、子供たちだけでは百裏奇(ひゃくりき)を倒すことはできないことも知っていました。梅長蘇(ばいちょうそ)が百裏奇(ひゃくりき)が実は江左盟の人間であることを明かすまで、その理由はわかりませんでした。
皇后は珍姑娘を通じて霓凰を正陽宮に招きます。霓凰は梅長蘇(ばいちょうそ)の忠告を思い出し、正陽宮では水一滴も口にしません。越貴妃(えつきひ)は家常話をしたいという名目で霓凰を昭仁宮(しょうじんきゅう)に招きます。皇宮を出ようとしていた梅長蘇(ばいちょうそ)は、景睿(けいえい)と豫津(よしん)が寥庭傑と馬球をする約束をしたことを聞き、突然体調を崩します。景睿(けいえい)と豫津(よしん)は非常に心配し、蒙摯(もうし)が急いで太医を呼ぶように言います。梅長蘇(ばいちょうそ)は自分が状況を誤解していたことに気づき、誉王(よおう)と太后が霓凰を傷つけようとしていると思ったのですが、実際には皇后が霓凰を招いたことをすでに霓凰に伝えていたのです。彼はすぐに蒙摯(もうし)に霓凰を探しに行かせ、司馬雷(しばらい)を捕まえ、皇后に知らせる方法を考えます。
昭仁宮(しょうじんきゅう)では、霓凰は警戒を解き、越貴妃(えつきひ)が差し出した情絲繞酒を飲み、すぐに意識が朦朧としてきます。それでも、彼女は必死に抵抗します。越貴妃(えつきひ)と太子は司馬雷(しばらい)に霓凰に不適切な行為をさせようとしますが、霓凰は必死に抵抗し、彼らを突き飛ばして入り口に向かって走ります。靖王(せいおう)が駆けつけて霓凰を救出し、越貴妃(えつきひ)は彼らを阻止し、靖王(せいおう)を矢で射殺しようとします。靖王(せいおう)は太子を人質に取り、彼らを解放させます。そのとき、皇后が太皇太后を連れて昭仁宮(しょうじんきゅう)にやってくると、越貴妃(えつきひ)は慌てて妥協に応じます。穆青(ぼくせい)も司馬雷(しばらい)を阻止し、厳しく叱責します。
霓凰は梁帝(りょうてい)に事件の経過を説明し、越貴妃(えつきひ)が故郷の話をするふりをして酒に薬を盛り、司馬雷(しばらい)に嫁がせようとしたと指摘します。越貴妃はこれを否定しますが、靖王(せいおう)が証言し、越貴妃が自分を射殺するよう命じたと言います。蒙摯(もうし)が外で司馬雷(しばらい)を捕まえたと報告すると、越貴妃はさらに慌て、すべては自分が計画したことで、太子は関係ないと梁帝(りょうてい)に説明します。梁帝は激怒し、越貴妃の位を嬪に降格し、司馬雷(しばらい)の爵位を剝奪して流罪にすることを発表します。
霓凰は靖王(せいおう)の救出は梅長蘇(ばいちょうそ)の指示によるものだと思いましたが、靖王(せいおう)は蒙摯(もうし)大統領の指示だったと説明します。
第6話あらすじとネタバレ
靖王(せいおう)は霓凰(げいおう)に、梅長蘇(ばいちょうそ)について尋ねます。霓凰(げいおう)は、蒙摯(もうし)大統領に直接聞くべきだと言います。
誉王(よおう)は母后である皇后に、今日の行動は靖王(せいおう)を庇うためではなく、攻勢に出たのだと言います。
霓凰(げいおう)は蒙摯(もうし)に、今日の出来事と宮中の秘密を知った経緯を詳しく説明するよう求めます。蒙摯(もうし)は、梅長蘇(ばいちょうそ)が事前に察知していたことを認めます。
誉王(よおう)の保証により、靖王(せいおう)は罪を免れ、太子を人質にした事件も霓凰(げいおう)の感謝によって解決します。皇后は疑問を抱きますが、誉王(よおう)は真の計画者は梅長蘇(ばいちょうそ)であり、この麒麟の才子を自分の助力にする必要があると説明します。
霓凰(げいおう)も誉王(よおう)に感謝の意を表します。誉王(よおう)は靖王(せいおう)の災難を防いだからです。そのため、彼女は誉王(よおう)に感謝の意を表明し、東宮太子の注意を靖王(せいおう)から逸らすことを目的としています。
靖王(せいおう)は梅長蘇(ばいちょうそ)を呼び出し、心中に怒りを抱いています。それは、昨日の霓凰(げいおう)の危機に関連しています。事件は最終的に解決し、靖王(せいおう)の命を懸けた救出によって霓凰(げいおう)の感謝を得ることができました。将来、雲南の穆府は靖王(せいおう)を支持する可能性があります。靖王(せいおう)は、これは梅長蘇(ばいちょうそ)が意図的に仕組んだことだと認識しますが、梅長蘇(ばいちょうそ)に警告します。今後の協力において、霓凰(げいおう)を駒として扱うことは許されません。そうしないと、大業を成し遂げることはできません。
皇后は越嬪の清幽院に自分の手駒を配置し、梁帝(りょうてい)に情けを請わないように苦しめようとします。同時に、東宮の地位を調整することを検討します。
梅長蘇(ばいちょうそ)の助けを得て、誉王(よおう)は東宮の主を変える決意をします。
靖王(せいおう)が規則を定めるために訪れ、梅長蘇(ばいちょうそ)も自分の条件を提示します。彼の存在は、誉王(よおう)と太子の陰謀を阻止するためであり、敵に対処するにはより冷酷な方法が必要であり、そうでなければ彼らの事業は破壊される可能性があると述べています。梅長蘇(ばいちょうそ)は靖王(せいおう)の底線に触れないことを約束しますが、靖王(せいおう)にも信頼を持ち、庭生(ていせい)の身元などの重要な情報を隠さないように求めます。既に本音を明かした以上、梅長蘇(ばいちょうそ)は靖王に絶対的な信頼を寄せて欲しいと願っています。
卓青遥(たくせいよう)は謝玉(しゃぎょく)に、夏冬(かとう) が濱州で事件を捜査しただけでなく、原告にも関与していることを報告します。謝弼(しゃひつ)は謝玉(しゃぎょく)が中立を保っていると思っていましたが、実際には謝玉(しゃぎょく)は東宮を支持しています。夏冬(かとう) がまだ京に戻っていないため、謝玉(しゃぎょく)は夏冬(かとう) が戻る機会を与えない計画を立てています。
般若は一枚の紙を読み終えると、重苦しい表情を浮かべて燃やしてしまいます。
掌鏡司の夏冬(かとう) がようやく京に戻りますが、慶国公(けいこくこう)の事件にはどうすることもできず、梅長蘇(ばいちょうそ)がこの状況をどう処理するのか分かりません。
景睿(けいえい)は梅長蘇(ばいちょうそ)が屋敷を購入する準備をしていることを話し、梅長蘇(ばいちょうそ)が間もなく雪廬を離れる可能性を示唆します。謝玉(しゃぎょく)は景睿(けいえい)に、梅長蘇(ばいちょうそ)の要求には可能な限り協力するよう指示します。
景睿(けいえい)は気分が優れず、わずか2ヶ月で金陵のすべてが変わってしまったことに気づきます。梅長蘇(ばいちょうそ)も謝玉(しゃぎょく)も変わったように見えるのです。
豫津(よしん)は景睿(けいえい)を妙音坊に連れて行って気分転換をさせ、夜には湖で灯籠流しをすることを計画します。その時、森の中から一人の人物が現れます。
誉王(よおう)は、濱州にいる部下が夏冬(かとう) の行動や調査内容を報告しなかったことを責めます。突然現れたのは怪我をした夏冬(かとう) で、森と川に待ち伏せがいることを豫津(よしん)に伝え、景睿(けいえい)と豫津(よしん)に何事もなかったように装って自分を連れ出すよう求めます。
敵が現れると、景睿(けいえい)は豫津(よしん)に夏冬(かとう) を連れて撤退するよう指示し、自分は残って敵に対抗します。しかし、3人はすぐに包囲され、激しい戦いの末、敵を倒して1人を捕らえます。その人物は誉王(よおう)が送り込んだ刺客であることが判明します。
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