霜花(そうか)の姫あらすじネタバレ(全話)

霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~
作品情報
  1. ドラマ:霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~(全63話)
  2. 原題:香蜜沉沉烬如霜
  3. 英題:Ashes of Love
  4. 原作小説:香蜜沉沉烬如霜
  5. 製作:2018年
  6. キャスト:ヤン・ズー(楊紫),ダン・ルン(鄧倫),チェン・ユーチー(陳鈺琪),レオ・ロー(羅雲熙),ワン・イーフェイ(王一菲),スー・ティンウェイ(鄒廷威 ),ワン・レンジュン(王仁君),カ・シュエン(夏志遠 ),フージュウビチ(付柔美琦 ),ドウ・ユーチェン(杜雨宸) ほか

「霜花(しもばな)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~」は、天帝(てんてい)の息子・旭鳳(きょくほう)と花神・梓芬(しふん)の娘・錦覓(きんべき)の三世に渡る愛憎劇を描いた壮大なラブストーリーです。

四千年前、天帝(てんてい)に裏切られた梓芬(しふん)は、花界を水鏡の中に隠してしまいます。以来、天界には花が咲かなくなりました。母の庇護のもと、愛情を感じさせない隕丹(いんだん)を飲まされた錦覓(きんべき)は、長芳主(ほうしゅ)・牡丹(ぼたん)に育てられ、水鏡の中で穏やかに暮らしていました。

ある日、好奇心旺盛な錦覓(きんべき)は外の世界へ飛び出します。ちょうどその時、涅槃重生を果たした旭鳳(きょくほう)と運命的な出会いを果たします。錦覓(きんべき)は涅槃中の旭鳳(きょくほう)を焼けたカラスと勘違いし、旭鳳(きょくほう)は恩返しとして錦覓(きんべき)を水鏡の外へ連れ出します。こうして始まった二人の交流は、次第に愛情へと変化していきます。

数々の誤解や試練を乗り越えた錦覓(きんべき)と旭鳳(きょくほう)は、最終的に人間界で結ばれます。旭鳳(きょくほう)を守るため、潤玉(じゅんぎょく)との争いに身を投げ出した錦覓(きんべき)は魂飛魄散となり、前世の記憶を失ったまま人間界に転生します。「棠樾(とうえつ)居」の娘として育った錦覓(きんべき)は、結婚式の日に旭鳳(きょくほう)に奪い返されます。色覚を失ってしまいましたが、旭鳳と、二人の子供である「小白鷺(しょうはくろ)」と共に幸せな生活を送ります。

旭鳳の兄・潤玉(じゅんぎょく)は天帝(てんてい)の座を巡る争いで大きな代償を払い、孤独な天帝(てんてい)となりますが、最終的には旭鳳と和解します。一方、穂禾(すいか)(すいか)は力を失い荒野へ追放され、悲惨な最期を遂げます。鎏英(りゅうえい)は魔界の新たな魔尊(まそん)となり、魔界を善へと導き、暮辞(ぼじ)との娘・卿天(けいてん)を育てます。

原作では魔界で幸せに暮らす錦覓(きんべき)と旭鳳ですが、ドラマでは人間界での静かな暮らしを選び、より慎ましい結末となっています。

目次
  1. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ1話・2話・3話・4話ネタバレ
  2. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ5話・6話・7話・8話ネタバレ
  3. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ9話・10話・11話・12話ネタバレ
  4. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ13話・14話・15話・16話ネタバレ
  5. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ17話・18話・19話・20話ネタバレ
  6. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ21話・22話・23話・24話ネタバレ
  7. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ25話・26話・27話・28話ネタバレ
  8. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ29話・30話・31話・32話ネタバレ
  9. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ33話・34話・36話・37話ネタバレ
  10. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ38話・39話・40話・41話ネタバレ
  11. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ42話・43話・44話・45話ネタバレ
  12. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ46話・47話・48話・49話ネタバレ
  13. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ50話・51話・52話・53話ネタバレ
  14. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ54話・55話・56話・57話ネタバレ
  15. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ58話・59話・60話・61話ネタバレ
  16. 霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~(最終回)あらすじ62話・63話ネタバレ

第1話あらすじとネタバレ

太古の時代、花神は水神(すいじん) 洛霖(らくりん)と恋に落ち、娘をもうけました。天帝(てんてい)は洛霖(らくりん)に水神(すいじん)を正式に迎えるよう命じ、洛霖(らくりん)は花神と結婚しました。花神は最後の力を振り絞って娘を産み、錦覓(きんべき)と名付けました。錦覓(きんべき)が同じような感情の苦しみを味わうのを防ぐため、花神は錦覓(きんべき)が生まれた時に隕丹を飲ませ、彼女の愛の心を絶ちました。錦覓(きんべき)は長芳主(ほうしゅ) 霊蘭に託され、水鏡を1万年出ないよう言い渡されました。花神の元神が消散すると、六界は10年間花のない時代を経験しました。花神の哀悼期間が終わり、再び花が咲き始めました。

霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ、1話ネタバレ

4000年後、錦覓(きんべき)の霊力は弱く、他の同年代の妖精のように強くありませんでした。彼女は母親の命日さえ忘れてしまい、霊蘭を大いに失望させました。ある祭祀の際、錦覓(きんべき)は自分の不注意を仮省するために最前列で跪かされました。儀式の後、彼女は墓前で自分の過ちについて考えるように命じられましたが、友人である 鎏英(りゅうえい)は呼び戻されてしまいました。その時、蛇の精である 彦佑(げんゆう)が現れ、錦覓(きんべき)の身体を動かせないようにしていた術を解きました。優しい錦覓(きんべき)は、自分が100年間かけて貯めた霊力を彦佑(げんゆう)に与えてしまいました。彦佑(げんゆう)は最初はこれらの霊力を気にしていませんでしたが、最終的には錦覓(きんべき)の好意を受け入れました。

錦覓(きんべき)は常に外の世界に憧れていましたが、彼女の弱い霊力のためにその願いは葉いませんでした。一方、天宮の二皇子である火神(かじん) 旭鳳(きょくほう)は涅槃の重要な段階に入っていました。天后(てんこう)は、栖梧宮に誰も近づかないように命じました。一人の赤い服を著た女性がこの知らせを聞き、厳重な警備があることを知りながらも行動を起こす決意をしました。夜、夜神 潤玉(じゅんぎょく)は黒い服を著た者に襲われ、栖梧宮まで追いかけますが、中には入ることができませんでした。

同じ夜、錦覓(きんべき)は水鏡に座って空を見上げていると、一団の炎が落ちてきて結界を破りました。彼女と鎏英(りゅうえい)は地面に焦げたカラスが落ちているのを見つけます。カラスを生き返らせるために、彼らはカラスを土に埋めて水をかけます。錦覓(きんべき)は貴重な香蜜を一滴与えました。カラスは一時的に蘇りましたが、すぐにまた力尽きてしまいました。錦覓はカラスを家に持ち帰ることにしました。カラスを料理しようとしたとき、カラスが人間の姿に変わっていることに気づきます。それは、回復中の旭鳳(きょくほう)でした。

旭鳳(きょくほう)は病気を治す必要があると勘違いした錦覓は、彼の「病巣」を取り除こうとします。彼女がナイフを持って近づくと、旭鳳(きょくほう)は目を覚まし、自分が普通の妖怪ではなく女性であることに気づきます。錦覓は男女の違いを知らず、旭鳳(きょくほう)は彼女の無邪気さに呆れてしまいます。錦覓は自分が彼を助けたと主張し、旭鳳(きょくほう)に恩人と呼ぶように要求します。旭鳳は自分の姿を鳳凰だと見せますが、錦鵲はそれを鵲と勘違いしてしまいます。旭鳳は苦笑するしかありません。

旭鳳が姿を消したという知らせが天界に広がり、六界で彼の行方を捜索し始めます。一方、錦覓はまだ目の前の「鳥人」の正体と、彼らが出会った奇妙な出来事を理解しようとしています。

第2話あらすじとネタバレ

旭鳳(きょくほう)は錦覓(きんべき)を泉の水を味わうように誘い、錦覓(きんべき)は彼の指パッチンで器を出す能力に羨望の眼差しを向ける。最初は河の水を清らかで甘いと感じた旭鳳(きょくほう)だったが、錦覓(きんべき)がその水で足を洗っているのを見て、飲む気は失せてしまう。

霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ、2話ネタバレ

天界に戻ろうとする旭鳳(きょくほう)に、錦覓(きんべき)はかつての救命の恩返しとして天宮に連れて行って欲しいと頼む。しかし、飛び立とうとした瞬間、錦覓(きんべき)は彼を誤って井戸に落としてしまう。慌てて旭鳳(きょくほう)を助けようとする錦覓(きんべき)だったが、海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)が現れたため、やむを得ず彼を井戸に押し戻す。海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)は炎に包まれた大鳥が飛来したかどうか尋ねるが、錦覓(きんべき)は知らないと答える。

周囲に人がいなくなった後、錦覓(きんべき)は意識を失った旭鳳(きょくほう)を引き上げ、人工呼吸で蘇生させようとする。何度も試みるも失敗に終わり、仕方なく自分の住処に連れて帰る。一方、魔界では魔尊(まそん)が部下たちと歌舞を楽しんでいた。固城王(こじょうおう)は旭鳳(きょくほう)の失踪を報告し、この機会に天界を攻めることを提案する。魔尊(まそん)はすぐに軍を集結させ、10日後に忘川河畔で天界に攻め込むことを決める。

錦覓(きんべき)は旭鳳に花界の吉祥六宝を食べさせ、彼はすぐに意識を取り戻す。錦覓(きんべき)は自分が2度目の救命をしたと喜び、恩返しを忘れないで欲しいと願う。旭鳳は井戸に落ちたのは錦覓(きんべき)のせいだと指摘しようとするが、彼女は天界に連れて行ってくれれば恩はチャラになると冗談を言う。旭鳳は自分が果物が好きな鳥だとからかうと、錦覓(きんべき)は慌て始める。それを面白がった旭鳳は、3日後に天界に連れて行くと約束し、錦覓は大喜びする。

3日後、香蜜を持って旭鳳の袖に隠れた錦覓は、九重天へと飛んでいく。その様子を海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)が目撃し、後を追う。速度を上げた旭鳳に、袖の中の錦覓は気分が悪くなるが、彼女の訴えを聞いて速度を落とし、景色を楽しむことができるようにする。海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)は旭鳳に追いつけず、遅れをとってしまう。

老胡(ろうこ)と連翹(れんぎょう)は部屋で錦覓を見つけられず、ちょうど長芳主(ほうしゅ)も彼女を探していた。長芳主(ほうしゅ)は錦覓のベッドで羽根を発見し、鳥類の生物に連れ去られたのではないかと推測する。海棠(かいたん)芳主(ほうしゅ)は凶暴な鳥族に襲われたと訴え、長芳主(ほうしゅ)は直接鳥族に乗り込み、錦覓と犯人を引き渡すように要求する。

鳥族の公主・穂禾(すいか)は魔族が天界を攻めようとしていると知り、助けに行こうとするが、長芳主(ほうしゅ)に阻止される。2人は衝突し、穂禾(すいか)は長芳主(ほうしゅ)の心脈を傷つけてしまう。花界に戻った長芳主(ほうしゅ)は、鳥族に錦覓を引き渡さない限り食料の供給を停止するよう命じる。

忘川河を越える旭鳳は、異様な気配を感じて錦覓と共に様子を見に行く。魔尊(まそん)は河辺で軍を閲兵しており、卞城公主・鎏英(りゅうえい)は千軍万馬に代わって戦うことを申し出る。そこに突然現れた旭鳳は、鳳翎箭で魔尊(まそん)を威嚇する。鎏英(りゅうえい)が敗北した後、魔尊(まそん)は和平条約を遵守し、天界を侵さないことを約束する。

旭鳳の失踪を悲しむ天后(てんこう)は、天帝(てんてい)に彼を儲君に立てるように説得し、潤玉(じゅんぎょく)が事件に関与していると非難する。燎原君は旭鳳の部屋で潤玉(じゅんぎょく)の氷凌を発見するが、潤玉(じゅんぎょく)は関与を否定する。天界に戻った旭鳳は穂禾(すいか)と出会い、錦覓は自分の救命恩人だと紹介する。穂禾(すいか)は錦覓に霊力を高める薬丸をプレゼントし、錦覓は大喜びする。

第3話あらすじとネタバレ

潤玉(じゅんぎょく)は天帝(てんてい)に黒衣人に襲われたことを報告し、腕の傷跡を見せた。天帝(てんてい)は痛々しい様子で、なぜ早く報告しなかったのかと責めた。しかし、天后(てんこう)は潤玉(じゅんぎょく)がわざと傷を負って嫌疑を逃れようとしているのではないかと疑った。

霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ、3話ネタバレ

一方、旭鳳(きょくほう)は穂禾(すいか)に魔界に潜入した際に花界に落ちてしまい、錦覓(きんべき)に助けられたことを話していた。その時、燎原君が駆けつけてきて、夜神・潤玉(じゅんぎょく)が天后(てんこう)と天帝(てんてい)から責められていると報告した。旭鳳(きょくほう)はすぐに大殿に向かい、潤玉(じゅんぎょく)をかばった。潤玉(じゅんぎょく)は水係の術を修めているため、鳳凰涅槃の火に耐えられるはずがないと主張した。

しばらくして、魔界の十万の兵が忘川河から撤退したという知らせが入った。旭鳳(きょくほう)が夜に魔尊(まそん)の城に侵入したことで、魔界が恐れをなしたのだという。この知らせに天后(てんこう)は喜び、天帝(てんてい)に以前の約束通り旭鳳(きょくほう)を皇太子に冊封するよう求めた。しかし、天帝(てんてい)は時機がまだ来ていないと考えており、天后(てんこう)は不満を募らせた。

旭鳳(きょくほう)は燎原君から治療を受け、氷の傷を癒やした後、すぐに潤玉(じゅんぎょく)のもとを訪れて傷の手当てをした。潤玉(じゅんぎょく)は旭鳳(きょくほう)に、氷を仕掛けたのは旭鳳(きょくほう)だと知った後も心配してくれたのかと尋ねた。旭鳳(きょくほう)は、潤玉(じゅんぎょく)が責められていると聞けばすぐに助けに行くと答えた。さらに、潤玉(じゅんぎょく)は涅槃の火に近づけないことを知っていながら自分を助けようとしたことに感謝した。

兄弟はあの夜の黒衣人について話し合った。旭鳳(きょくほう)は、黒衣人は自分を狙っていたのではないかと推測し、その高い法力は背後に黒幕がいることを示唆しているのではないかと考えた。

その夜、黒衣人は再び潤玉(じゅんぎょく)を襲撃した。潤玉(じゅんぎょく)は、相手は水係の術だけでなく、他の術にも精通していることに気づき、黒衣人の正体にますます疑惑を深めた。

天宮の庭を散歩していた錦覓(きんべき)は、摘んだ花がすぐに消えてしまうことに困惑していた。そこに月老(げつろう)が現れ、錦覓(きんべき)が旭鳳(きょくほう)の命の恩人であることを知って興奮した。月老(げつろう)は錦覓(きんべき)に事情を尋ね、話を聞くうちに2人の間に縁があると感じた。男女の情に疎い錦覓(きんべき)は月老(げつろう)に誘われて姻縁殿に住むことになり、月老(げつろう)は錦覓(きんべき)に感情を理解させようと試みた。

ある晩、潤玉(じゅんぎょく)が水辺で休息していると、錦覓(きんべき)が他の仙女に物を届けるために通りかかった。以前、潤玉の傍にいる魘獣に夢を食われたことがあり、2人が出会うと少し緊張した雰囲気になった。突然、魘獣が錦覓(きんべき)に襲いかかろうとしたが、潤玉がすぐに魘獣を製止した。錦覓(きんべき)の髪飾りが落ちてしまい、長い髪が滝のように広がった。純粋で優しい錦覓(きんべき)は何も考えずに潤玉と話し、孤独な潤玉に寄り添ってくれる人がいるようにと、月老(げつろう)の赤い糸を1本プレゼントした。錦覓(きんべき)が去っていく後ろ姿を見送りながら、潤玉の顔に微笑みが浮かんだ。

錦覓(きんべき)は姻縁殿の常連となり、切れた赤い糸を使って花を作り出すことが得意になった。九重天の小さな仙女たちは錦覓(きんべき)に花を作ってもらうために次々と訪れ、錦覓(きんべき)は得意気に応えていた。旭鳳(きょくほう)の侍童も錦覓(きんべき)に花を頼み、お礼に朱雀の卵2つをプレゼントした。朱雀の卵は300年の霊力を増やすことができると言われている。錦覓(きんべき)は家に帰ってから誤って朱雀の卵を茹でてしまい、お腹が痛くなった。錦覓(きんべき)は慌てて月老(げつろう)に助けを求めたが、旭鳳(きょくほう)に連れ去られてしまった。朱雀の卵は果実精の体質を持つ錦覓(きんべき)にとっては烈性であり、すぐに治療しないと命に関わる。結局、錦覓(きんべき)は霊力を得るどころか300年の修行を失ってしまい、大騒ぎになった。

彦佑(げんゆう)は錦覓(きんべき)が危険な状態にあることを感じ取り、火神(かじん)殿に忍び込んだ。その頃、錦覓(きんべき)は窮奇(きゅうき)に肉肉(ひにく)/羌活(きょうかつ)を傷つけられる悪夢を見て苦しんでいた。旭鳳は錦覓(きんべき)が夢の中で苦しんでいるのを見守ることしかできなかった。旭鳳は彦佑(げんゆう)と錦覓(きんべき)の親密さに不満を感じ、特に2人の間に100年の約束があることを知って、錦覓(きんべき)のために100年の霊力を返済し、彦佑(げんゆう)に二度と錦覓に近づかないように警告した。

第4話あらすじとネタバレ

錦覓(きんべき)は天界に昇り、肉体を復活させるために霊力を集めることを目的としている。寒鴉が天界の鳳凰であることを知った彼女は、彼からより多くの霊丹を得て力を増そうとする。月下仙人の策略に従い、錦覓(きんべき)は旭鳳(きょくほう)に恩を売ったり、脅迫したりするが、旭鳳(きょくほう)は彼女の要求を断固として拒否する。最終的に仙人は「弱取」の計を用いることを提案し、これが功を奏し、錦覓(きんべき)は洗塵殿で旭鳳(きょくほう)に仕えることができるようになった。錦覓(きんべき)は非常に喜んだ。

霜花(そうか)の姫 ~香蜜が咲かせし愛~あらすじ、4話ネタバレ

穂禾(すいか)は鳥族の管理計画を持って天后(てんこう)に報告する。天后(てんこう)は穂禾(すいか)がずっと旭鳳(きょくほう)に想いを寄せていることを知っており、旭鳳(きょくほう)の周りの人々、特に目立たない仙侍との関係をうまく処理するよう忠告する。天后(てんこう)は、旭鳳(きょくほう)が天帝(てんてい)になれば、穂禾(すいか)は自然と天后(てんこう)となり、至上の権力を得られると暗示する。この言葉をヒントに、穂禾(すいか)は食盒を持って火神(かじん)殿を訪れ、そこを出たばかりの錦覓(きんべき)と出会う。旭鳳(きょくほう)に対する自分の気持ちを確かめるため、穂禾(すいか)は300年の霊力が込められた丹药で錦覓(きんべき)を買収する。錦覓(きんべき)はなぜ旭鳳(きょくほう)のような気難しい人が多くの仙女に好かれているのか理解できなかったが、穂禾(すいか)が持ってきた食べ物には興味津々だった。

潤玉(じゅんぎょく)は当番を終えた際に月下仙人に出会い、いたずらっぽく足に赤い糸を結ばれる。潤玉(じゅんぎょく)は天帝(てんてい)が決めた婚約があることを辛抱強く説明するが、風神(ふうじん)と洛霖(らくりん)は長らく別居しているため、彼の結婚は先延ばしになっているようだ。潤玉(じゅんぎょく)は今のところ結婚する意思はないと述べ、月下仙人は赤い糸を回収しようとするが、潤玉(じゅんぎょく)の手首に赤い紐があることに気づく。潤玉(じゅんぎょく)が新しい仙女や仙童がいるのかと尋ねると、月下仙人は錦覓(きんべき)の話をし、彼女は面白い妙人だと称賛する。

錦覓(きんべき)は再び月下仙人を見つけ、男性の気持ちを確かめる方法を尋ねる。月下仙人は彼女が旭鳳(きょくほう)に気があると勘違いし、告白を手伝うために自分の蔵書を提供するが、錦覓(きんべき)は気にしていない。夜、旭鳳(きょくほう)は錦覓(きんべき)の法術の進歩をテストするが、ほとんど上達していないことがわかる。錦覓(きんべき)が月下仙人の本を機の敷物にしているのを見て、旭鳳(きょくほう)は気まずい思いをするが、錦覓(きんべき)は問題に気づいていない。錦覓(きんべき)が誤って旭鳳(きょくほう)に飛びかかるところを月下仙人が目撃し、2人の間に特別な関係があると勘違いする。

旭鳳は錦覓(きんべき)を罰するため、彼女を箸に変えて美味しい料理の前で揺さぶり、食いしん坊の錦覓(きんべき)をじらす。あるいは、彼女を白菜に変えてウサギの前に置き、恐怖に陥れる。潤玉(じゅんぎょく)は旭鳳の宮殿に活発な小仙侍が来たことを聞き、様子を見に行くが、錦覓(きんべき)はすでに休暇を取っていると言われ、実際には椅子の下に閉じ込められている。錦覓(きんべき)の文句を聞いているうちに、旭鳳の気分はなぜか良くなる。

長芳主(ほうしゅ)、海棠(かいたん)、玉蘭(ぎょくらん)芳主(ほうしゅ)は以前潤玉(じゅんぎょく)と旭鳳を傷つけた人物を見つけ、花神のために天界と戦い、復讐することを望む。しかし、長芳主(ほうしゅ)は花神の臨終の命令に従い、花界の平和を乱すようなことはしたくないと考えている。彼女は錦覓(きんべき)が万年情劫に直面するかもしれないことを心配している。玉蘭(ぎょくらん)芳主(ほうしゅ)は最終的に他の勢力と協力し、第一歩として錦覓(きんべき)の正体とその両親が誰であるかを明らかにするよう求める。

各地から集まった言語の異なる天兵天将(てんしょう)を前に、旭鳳は考核に苦労する。錦覓(きんべき)は食いしん坊ゆえに地方の方言をいくつか理解しており、彼らとスムーズにコミュニケーションをとることができる。そのため、旭鳳は彼女を翻訳官に任命する。錦覓(きんべき)の助けにより、旭鳳は適切な人材を見つけ、錦覓(きんべき)を見直す。

兵士の募集が終わった後、一人の女将が急いで潤玉(じゅんぎょく)の配下になりたいと名乗り出る。潤玉(じゅんぎょく)は通常は形式的に対応するだけだが、今回はこの女将が天后(てんこう)のスパイではないかと心配し、言葉を巧みに使って相手を怖がらせようとするが、逆に女将の興味を引いてしまう。