第50話あらすじとネタバレ
廉晁(れんちょう)の決意と錦覓(きんべき)の覚悟
廉晁(れんちょう)は天后(てんこう)への最後の奉仕として、玄穹之光を錦覓(きんべき)に託す。その力は上神でも3時間しか耐えられないほどの強大さを持つ。月下仙人や彦佑(げんゆう)が奪い合おうとする中、錦覓(きんべき)は自らの過ちの責任を負うべきだと主張し、玄穹之光を手に取る。彼女は廉晁(れんちょう)に、万千の色を集めた珠を贈り、大道至簡の道理を説く。廉晁(れんちょう)は錦覓(きんべき)にその珠を天后(てんこう)に渡すよう託し、最後の約束とする。
3人が去った後、廉晁(れんちょう)は自爆を決意する。錦覓(きんべき)が止めようとするが、月下仙人は彼にとって解脱かもしれないと考える。脱出方法を模索する中、潤玉(じゅんぎょく)が現れ、一行を救出する。
天后(てんこう)と錦覓(きんべき)の悲劇
錦覓(きんべき)は苦痛に耐えながら、玄穹之光を太上老君(たいじょうろうくん)の九転金丹に注ぎ込む。その後、天后(てんこう)のもとを訪れ、廉晁(れんちょう)との思い出の珠を託す。天后(てんこう)は過去の約束を思い出し、廉晁が約束を果たしたにも関わらず、自分が果たせなかったことを悟る。彼女は過去の幸せを思い出し、絶望のあまり臨淵台から身を投げる。
潤玉(じゅんぎょく)の苦悩と決意
潤玉(じゅんぎょく)は、錦覓(きんべき)が旭鳳(きょくほう)を救うために命を賭けたことに心を痛める。錦覓(きんべき)は最愛の人を誤って殺してしまったことを説明し、潤玉(じゅんぎょく)の理解を求める。潤玉(じゅんぎょく)は、自分の愛情や二人の婚約は彼女にとってどれほど重要なのかと問う。錦覓(きんべき)は潤玉(じゅんぎょく)に申し訳ない気持ちはあるが、心を欺いて受け入れることはできないと答える。潤玉は言葉に詰まる。
鄺露(こうろ)は、鎏英(りゅうえい)が固城王(こじょうおう)の先鋒として天界を攻めていることを報告する。潤玉は鎏英(りゅうえい)の行動に驚き、兵力の不足に悩む。太巳真人(たいししんじん)は潤玉に自ら出陣するよう進言し、潤玉は責任の重さを自覚し、戦うことを決意する。
錦覓(きんべき)の命を救う禁術
玄穹之光の影響で昏睡状態に陥った錦覓(きんべき)を救うため、潤玉は天界の規則を破り禁術を使う。鄺露(こうろ)は潤玉が怪我をすれば天界を守る者が誰もいなくなると心配するが、潤玉は錦覓がいなければ、生きている意味がないと答える。
目を覚ました錦覓は、鄺露(こうろ)の問いに対して、心にはすでに愛する人がいると答え、潤玉にそれ以上の感情は抱けないと説明する。そして、潤玉が禁術を使って自分を助けたことを知る。潤玉は最初は否定するが、錦覓の追及に根負けし、事実を認める。錦覓は、潤玉が夢坨経を見たことがあるのではないかと尋ねる。潤玉は、血霊子は簌離(そり)の遺物であり、禁術であることは知らなかったと説明する。
最後に、錦覓は潤玉に、もし自分が生死の危機に陥った時、命を懸けて助けてくれるのかと問う。潤玉は絶望する。錦覓の答えは、それを義務として返すだけで、心からのものではないことを意味していたからだ。
第51話あらすじとネタバレ
太上老君(たいじょうろうくん)はついに九転金丹を完成させ、錦覓(きんべき)は金丹を手に入れるとすぐに忘川へ向かいます。彼女が動き出した直後、潤玉(じゅんぎょく)は知らせを受けます。錦覓(きんべき)が忘川のほとりに到著すると、渡し守の老人は彼女を穂禾(すいか)と勘違いし、本当に忘川の果てまで行くのかと尋ねます。錦覓(きんべき)は目的地に到著すると、ちょうど穂禾(すいか)と卞城王(べんじょうおう)との会話を耳にします。卞城王(べんじょうおう)は穂禾(すいか)が頻繁に禁地に出入りすることで疑われるのではないかと心配しますが、穂禾(すいか)はいつも慎重に行動しており、今日はただ何となく不安を感じているだけだと答えます。二人は九転金丹について話し合い、穂禾(すいか)は潤玉(じゅんぎょく)の厳重な警戒で天界に入ることができず、金丹を手に入れることもできないと不満を漏らします。卞城王(べんじょうおう)は今は穂禾(すいか)姫の霊力に頼るしかないと言い、旭鳳(きょくほう)の魂魄が消えないようにするために彼女の努力を理解していると伝えます。
錦覓(きんべき)は巧みに卞城王(べんじょうおう)を避け、穂禾(すいか)が立ち去る姿を見て、思わず石に変身しますが、疑い深い穂禾(すいか)に武器で傷つけられてしまいます。一方、鎏英(りゅうえい)と暮辞(ぼじ)は卞城王(べんじょうおう)府から出てくると、卞城王(べんじょうおう)に呼び止められます。卞城王(べんじょうおう)は鎏英(りゅうえい)が天魔大戦で魔界が窮地に陥ることを知りながら、それでも天界に出兵することを決めたことに疑問を投げかけます。真相を知った鎏英(りゅうえい)は卞城王(べんじょうおう)の苦悩を理解し、感謝と謝罪の言葉を述べます。固城王(こじょうおう)はすぐに鎏英(りゅうえい)が出兵しないという知らせを受け、不満を募らせます。穂禾(すいか)が去った後、錦覓(きんべき)は洞窟に入ります。彼女の目はすでに色を失っており、そこに横たわる旭鳳(きょくほう)を見つめながら、心は深い悲しみに包まれます。彼女は霊力を使って旭鳳(きょくほう)にかけられた結界を解き、金丹を彼に渡します。旭鳳(きょくほう)が徐々に実体を取り戻していくのを見て、錦覓(きんべき)は涙を流します。その瞬間、穂禾(すいか)が突然戻ってきて、錦覓(きんべき)は急いで蝶の姿になってその場から逃げ出します。
火の鳳凰が忘川の上で飛び立つと、旭鳳(きょくほう)が復活したことを皆が知ります。目を覚ました旭鳳(きょくほう)は錦覓(きんべき)の名前を呼びますが、彼の前に現れたのは穂禾(すいか)でした。穂禾(すいか)は自分がどのようにして鳳翎簪を使って旭鳳(きょくほう)の一魄を留め、自分の霊力で彼の姿を保ち、さらには天界にまで行って金丹を盗んだのかを語ります。彼女は旭鳳(きょくほう)が蘇る瞬間を見るために、すべてをやったのだと告げます。様子を伺っていた錦覓(きんべき)は、もう旭鳳(きょくほう)と向き合うことができないと悟り、涙ながらにその場を去ります。潤玉(じゅんぎょく)は遠くから聞こえてくる鳳凰の鳴き声を聞き、錦覓(きんべき)の任務が成功したことを知ります。固城王(こじょうおう)は知らせを聞くとすぐに兵を率いて忘川へ向かい、旭鳳(きょくほう)と天界との衝突がエスカレートするのを防ごうとします。卞城王(べんじょうおう)は暮辞(ぼじ)と鎏英(りゅうえい)に旭鳳(きょくほう)を密道から連れ出すように指示し、自分は固城王(こじょうおう)を足止めします。最終的に、旭鳳(きょくほう)は無事に脱出しますが、卞城王(べんじょうおう)に迷惑をかけたことを深く後悔します。卞城王(べんじょうおう)は旭鳳に魔界に加わり、無道の固城王(こじょうおう)に代わって魔界を率いて天界と戦うことを提案しますが、旭鳳はそれを拒否します。彼は自分を育ててくれた天界を裏切ることはできないし、ましてや天帝(てんてい)の息子である以上、それをすべきではないと考えているからです。その答えに、鎏英(りゅうえい)は旭鳳は魔族を見下しているのかと問い、潤玉(じゅんぎょく)の悪行を指摘しますが、旭鳳はそれでも自分の立場を貫きます。
旭鳳は夢の中で天帝(てんてい)と天后(てんこう)に会い、彼らは彼にしっかり生きなさいと諭します。目を覚ました彼は孤独に遠くを見つめ、この状況に耐えられないと嘆きます。天界に戻った旭鳳は、かつては繁茂していたものの今は枯れてしまった鳳凰花の木を見つめ、錦覓(きんべき)がこれらの花を植えた時のことを思い出して悲しみに暮れます。彼は誅仙台で天后(てんこう)が残した火霊珠を見つけ、先賢殿では天后(てんこう)の位牌を見つけることができません。潤玉(じゅんぎょく)は先賢殿の封印が解かれたという報告を受け、旭鳳が天界に戻ってきたことに気づきます。
第52話あらすじとネタバレ
潤玉(じゅんぎょく)は先賢殿を訪れ、旭鳳(きょくほう)に無意味な追跡をやめるよう説得する。彼は天后(てんこう)がこの場にふさわしくなく、天帝(てんてい)の位牌さえも大局を考慮して置いたものだと率直に語る。旭鳳(きょくほう)は潤玉(じゅんぎょく)に天帝(てんてい)と天后(てんこう)を評価する資格があるのかと問うと、潤玉(じゅんぎょく)は冷笑しながら、彼らが六界にもたらしたのは戦火と生霊の塗炭だけだと答える。
潤玉(じゅんぎょく)の非難に、旭鳳(きょくほう)は当然納得できない。潤玉(じゅんぎょく)はさらに、天界の問題がなければ、先水神(すいじん)はなぜ錦覓(きんべき)を旭鳳(きょくほう)ではなく自分に嫁がせたのか、なぜ自分という乱臣賊子が一撃で成功できたのか、なぜ天下誅仙台で天界の大勢が天后(てんこう)のために声を上げなかったのかと指摘する。今の天界は政通人和で、錦覓(きんべき)も自分のそばにいる。旭鳳(きょくほう)は、そのような「偽君子」を兄として受け入れることはできないと述べる。潤玉(じゅんぎょく)は、先天帝(てんてい)と先天後の庇護のもと、旭鳳(きょくほう)は判断力を失っており、すでに死後の哀栄を準備しているのに、なぜここに来たのか理解できないと説明する。
二人は剣を抜いて決闘の準備をする。その時、破軍(はぐん)が部下を連れて現れ、潤玉(じゅんぎょく)は旭鳳(きょくほう)が先賢殿に侵入した罪は極悪非道であり、破軍(はぐん)に彼を捕らえるよう命じる。旭鳳(きょくほう)はかつて自分が抜擢した部下たちが今は敵対しているのを見て、皮肉にも彼らの昇進を祝う。破軍(はぐん)が行動を起こそうとした瞬間、錦覓(きんべき)が駆けつけてきて、旭鳳(きょくほう)の前に立ち、潤玉(じゅんぎょく)に彼を許してくれるよう懇願する。潤玉(じゅんぎょく)は錦覓(きんべき)に自分のそばに戻るよう求めるが、錦覓(きんべき)は自分が旭鳳(きょくほう)を殺すと言いはり、旭鳳(きょくほう)に早く逃げるよう促す。しかし旭鳳(きょくほう)は納得せず、錦覓(きんべき)が自分の前でいい子ぶっているのかと問い詰めると、錦覓(きんべき)は彼を力強く押して早く行くように言う。
窮地に陥った旭鳳は錦覓(きんべき)を人質に取り、彼らの樹は枯れてしまったと主張する。錦覓(きんべき)は再び潤玉(じゅんぎょく)に旭鳳を解放してくれるよう懇願し、その隙に旭鳳を逃がす。破軍(はぐん)が追いかけていく。錦覓(きんべき)はさらに懇願し、潤玉(じゅんぎょく)は彼女の底線を試さないよう警告するが、錦覓(きんべき)は自殺をほのめかし、最終的に潤玉(じゅんぎょく)は彼女の要求を受け入れざるを得なくなる。
破軍(はぐん)は南天門で旭鳳を包囲し、太巳真人(たいししんじん)は皆に旭鳳を捕らえるよう扇動するが、破軍(はぐん)はもし旭鳳が情けをかけなければ、彼らはもう存在しないだろうと皆に思い出させる。旭鳳の恩義に感謝し、皆は自発的に彼に道を譲る。別れ際、旭鳳は縁を切って、今後会うことがあれば容赦しないと警告する。
事後、潤玉は旭鳳が天界に与える影響力を過小評価していたことを認め、人心の重要性に気づく。それでも、彼は破軍(はぐん)の行動を理解し、この件を追求しないと約束するが、二度とこのようなことがないように警告する。
璇璣宮に戻った潤玉は、旭鳳を許してくれるよう懇願する錦覓(きんべき)が来るまで誰にも会わない。旭鳳は魔界に戻り、先天帝(てんてい)と先天後に墓碑を立て、暮辞(ぼじ)がそばに寄り添う。この事件をきっかけに、旭鳳は先天帝(てんてい)と先天後の行いを振り返り、暮辞(ぼじ)に天后(てんこう)に対する見方を尋ねる。暮辞(ぼじ)は自分の考えを述べ、正誤は絶対的なものではなく、立場によって異なるものだと説明する。彼女はまた、先水神(すいじん)が「心安之処即吾郷」と言っていたことを明かし、それが自分が本当に望む生き方を教えてくれたと語る。
穂禾(すいか)が旭鳳に会いに行こうとするが、鎏英(りゅうえい)に阻止される。旭鳳は穂禾(すいか)が自分を傷つけないと約束し、穂禾(すいか)は得意げになる。帰路、鎏英(りゅうえい)は暮辞(ぼじ)の白髪に気づき、彼女を慰めるために年上の男性が好きだと嘘をつく。暮辞(ぼじ)は体が衰弱していることを認め、鎏英(りゅうえい)は嫌うかと尋ねる。鎏英(りゅうえい)は絶対に嫌わないと断言し、暮辞(ぼじ)への愛を表明する。
錦覓(きんべき)はようやく潤玉が現れるのを待って、再び旭鳳を許してくれるよう懇願し、もし同意しなければずっと跪いていると誓う。潤玉はしぶしぶ承諾するが、錦覓(きんべき)が自分の腕の中で気を失うのを見て、心は委屈と不満でいっぱいになる。彼はなぜ錦覓(きんべき)が自分の努力を見てくれず、自分にこんなに冷たいのか理解できない。
最後に、潤玉は旭鳳が先賢殿に侵入し、天帝(てんてい)に不敬を働いたとして、神籍を剝奪し、永久に天界に足を踏み入れることを禁じると発表する。月下仙人が情けをかけて、兄弟の情けで旭鳳を許してくれるよう懇願するが、潤玉は動揺しない。錦覓(きんべき)は目を覚ますと、璇璣宮に閉じ込められていて、外に出ることができないことに気づく。彦佑(げんゆう)が呼ばれてこの話を聞くと、結界を開く方法を探すことを約束する。
一方、鎏英(りゅうえい)は旭鳳に朱雀の卵を贈り、霊力を高めるのを助ける。これにより、旭鳳は錦覓(きんべき)が霊力を求めて朱雀の卵を食べたことを思い出す。錦覓(きんべき)のことを思い出すたびに、旭鳳は苦痛を感じる。暮辞(ぼじ)は診察の結果、旭鳳の身体に異常はないが、修行中は焦らず、辛抱強くする必要があると告げる。旭鳳が修行をしていると、突然体に霜の花が咲き乱れ、穂禾(すいか)は心配するが、彼は焦りすぎただけだと彼女を安心させる。
第53話あらすじとネタバレ
旭鳳(きょくほう)、魔界の王に君臨
旭鳳(きょくほう)は卞城王(べんじょうおう)に、天界との決戦を決意し、魔界の王になることを告げる。卞城王(べんじょうおう)は、固城王(こじょうおう)を倒すために、離川(りせん)の双子の兄弟である陌其を紹介する。陌其は離川(りせん)に成りすまし、固城王(こじょうおう)から炎城王を殺害した真実を聞き出す。固城王(こじょうおう)が陰謀に気づいた時、旭鳳(きょくほう)はすでに彼の前に現れていた。
卞城王(べんじょうおう)は、魔血を手に入れる必要性も指摘する。燎原君の印信のおかげで、擎蒼長老は固城王(こじょうおう)を魔尊(まそん)の座から外し、卞城王(べんじょうおう)を後継者に推挙する。しかし、卞城王(べんじょうおう)は高齢を理由に辞退し、代わりに旭鳳(きょくほう)を推薦する。天界との衝突を懸念する声もあったが、旭鳳(きょくほう)の過去の功績と擎蒼長老の支持により、任命は承認される。旭鳳(きょくほう)は正式に魔尊(まそん)となり、降魔杵を掲げて天界との断絶を宣言する。魔界の人々は、新魔尊(まそん)を尊敬し、心から服従する。卞城王(べんじょうおう)と鎏英(りゅうえい)は、この光景を見て喜びに満ちる。
錦覓(きんべき)、魔界へ
一方、月下仙人は旭鳳を止めようとするが、彼の決意は固く、仙骨を捨てて魔尊(まそん)になるのを見守るしかない。鄺露(こうろ)は潤玉(じゅんぎょく)に報告し、これは天界への挑戦であると指摘する。璇璣宮に囚われた錦覓(きんべき)は、彦佑(げんゆう)から旭鳳が魔界を掌握し、固城王(こじょうおう)を追放したことを聞かされる。旭鳳のそばには多くの魔侍がいるという暗示に、錦覓(きんべき)は悲しむ。潤玉(じゅんぎょく)が現れ、錦覓(きんべき)は魔界に行って旭鳳に会いたいと懇願するが、潤玉(じゅんぎょく)は怒って拒否する。
修行中の旭鳳は、掌が凍りつく痛みを感じる。酒で体を温めようとするが、穂禾(すいか)が現れる。彼女の傷跡は、旭鳳を救うために霊力を使い果たし、裏切られたことを物語っていた。旭鳳は鳥族を取り戻すことを約束し、穂禾(すいか)と共に帰還し、隠雀(いんじゅ)長老を殺害して他の部族を服従させる。穂禾(すいか)は再び族長となるが、旭鳳の心が別の人にあることを理解していた。
鄺露(こうろ)は潤玉(じゅんぎょく)に、鳥族が魔界に属したことを報告し、これは旭鳳の天界への挑発だと考える。固城王(こじょうおう)は潤玉(じゅんぎょく)に謁見し、旭鳳を倒すために手を組むことを提案し、滅霊箭(めいれいせん)を使って根絶することを提案する。潤玉(じゅんぎょく)はすぐに承諾しなかったが、固城王の計画を聞いて心が揺らぐ。
一方、彦佑(げんゆう)は酔っ払った月下仙人を見つけ、錦覓(きんべき)を璇璣宮から逃がす協力を求める。月下仙人はまだ錦覓(きんべき)と潤玉の関係を誤解しているが、彦佑(げんゆう)の説明を受けて協力することにする。錦覓(きんべき)は体力が回復すると、宮殿を出ようとする。月下仙人はこの機会に彼女を救出する。錦覓(きんべき)は魔界に密かに到著し、旭鳳が歌舞に興じている姿を見る。誰かが旭鳳に葡萄を渡そうとした時、彼は激怒する。周りの人々は、旭鳳が一番嫌いなのは葡萄だと説明する。この光景を見た錦覓(きんべき)は、旭鳳が自分を憎んでいると思い込み、よろめきながら天界に戻る。
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