夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじネタバレ(全話)

夢幻の桃花~三生三世枕上書~
作品情報
  1. ドラマ:夢幻の桃花~三生三世枕上書~(全56話)
  2. 原題:三生三世枕上书
  3. 原作小説:三生三世枕上書
  4. 豆瓣レビュー数:15.9万
  5. 豆瓣の評価:68
  6. 製作:2020年
  7. キャスト:ディリラバ(迪丽热巴),ガオ・ウェイグァン(高偉光),バロン・チェン(陳楚河),グォ・ピンチャオ(郭品超),リュウ・ユエフェイ(刘玥霏),リウ・ルイリン(劉芮麟),王驍(ワン・シャオ),リー・ドンホン(李東恆) ,ホアン・ジュンジエ(黃俊捷) ほか

青丘の女帝、白鳳九(はくほうきゅう)と東華帝君(とうかていくん)の三生三世に渡る愛憎劇を描いた壮大なファンタジーラブストーリー。

鳳九、恩を返すため太晨宮へ

修行中の白鳳九(はくほうきゅう)は魔族の禁地に入り込み、虎精に襲われます。危機一髪を東華帝君(とうかていくん)に救われますが、讒言を信じた帝君によって八本の尾を失い、人間の姿に変身できなくなります。恩返しのため、鳳九は太晨宮で宮婢として仕えることを決意します。仕えるうちに東華帝君(とうかていくん)に恋心を抱く鳳九ですが、彼が姫蘅(きこう)を后に迎えるという知らせに衝撃を受けます。その後、東華帝君(とうかていくん)が十悪莲花境に閉じ込められた際、鳳九は霊狐の姿で彼を救出し、その後も霊狐の姿で帝君のそばに寄り添います。しかし、帝君が姫蘅(きこう)との結婚を決めたことを知り、傷心の鳳九は九重天を去ります。

東華の試練、鳳九は寄り添い続ける

封印を修復するために力を使い果たした東華帝君(とうかていくん)は、人間界で玄仁という国の君主として試練に臨みます。鳳九も恩返しの思いから人間界へ行き、戦場で玄仁を救います。しかし、鳳九が術を使ったことで玄仁の運命が変わってしまったため、彼を守るために今度は小九という姿で再び人間界へ降り立ち、玄仁との絆を深めていきます。数々の試練を乗り越えた後、鳳九は九重天に戻り、試練を終えた東華帝君(とうかていくん)もまた九重天へ戻ります。

鳳九、夢の世界へ。東華、救出に向かう

梵音谷で頻婆果を盗もうとした鳳九は、蟒蛇陣に落ち、阿蘭若(あらんじゃく)の夢の世界に迷い込みます。鳳九を救うため、東華帝君は自らの力を封印して夢の世界に入り、息澤(そくたく)と名を変えて阿蘭若(あらんじゃく)と出会い、彼女の沉晔(ちんよう)との物語を目の当たりにします。そして、ついに鳳九を救出します。

幾多の苦難を乗り越え、結ばれる二人

東華帝君と姫蘅(きこう)の婚礼の日、姫蘅(きこう)を救うために鳳九を残し、式を中断した帝君。傷心の鳳九は青丘に戻り、そこで妊娠していることが発覚します。鳳九は一人で子供を育て、一方、東華帝君は秋水(しゅうすい)の毒に蝕まれ、衰弱していきます。そんな中、魔物・緲落(びょうらく)の力が強まり、結界を破って世界を脅かそうとしていました。東華帝君は星光結界で緲落(びょうらく)を封じ、決戦に挑みます。激しい戦いの末、皆の力で緲落(びょうらく)を倒し、ついに平和が訪れます。そして、幾多の苦難を乗り越えた東華帝君と鳳九は、結ばれ、幸せな結末を迎えます。

目次
  1. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ1話・2話・3話ネタバレ
  2. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ4話・5話・6話ネタバレ
  3. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ7話・8話・9話ネタバレ
  4. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ10話・11話・12話ネタバレ
  5. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ13話・14話・15話ネタバレ
  6. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ16話・17話・18話ネタバレ
  7. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ19話・20話・21話ネタバレ
  8. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ22話・23話・24話ネタバレ
  9. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ25話・26話・27話ネタバレ
  10. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ28話・29話・30話ネタバレ
  11. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ31話・32話・33話ネタバレ
  12. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ34話・35話・36話ネタバレ
  13. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ37話・38話・39話ネタバレ
  14. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ40話・41話・42話ネタバレ
  15. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ43話・44話・45話ネタバレ
  16. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ46話・47話・48話ネタバレ
  17. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ49話・50話・51話ネタバレ
  18. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ52話・53話・54話ネタバレ
  19. 夢幻の桃花~三生三世枕上書~(最終回)あらすじ55話・56話ネタバレ

第1話あらすじとネタバレ

太古の昔、神族と魔族は終わりなき戦いを繰り広げていました。東華帝君(とうかていくん)は孟昊(もうこう)を含む七十二人の神将を率い、天地の秩序を覆そうとする魔族と激戦を繰り広げ、ついには四方世界を平定し、天地を統べる者となり、六界の生死を司るようになりました。しかし、数十万年後、魔尊緲落(びょうらく)は人の下に甘んじることを良しとせず、東華の権威に挑戦し、あらゆる手段を使ってその地位を奪おうとしました。天地を揺るがす大戦の末、東華は自身の修为を用いて魔尊を封印し、もし封印を破れば、さらに厳しい制裁が待っていると警告しました。

夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ、1話ネタバレ

大戦後、東華は神界の太晨宮に退き静養していました。その間、連宋(れんそう) と親交を深め、二人はよく語り合って過ごしていました。一方、人間界の青丘は陽光が降り注ぎ、花々が咲き乱れ、生命力に満ち溢れていました。青丘の帝姬である白鳳九(はくほうきゅう)は、天賦の才に恵まれていましたが、学問にはあまり興味がなく、「洪荒衆神考」(こうこうしゅしんこう)以外の成績は芳しくありませんでした。ある日、仏理の授業中、彼女は仏法を学ぶべきところ、「洪荒衆神考」の復習に夢中になり、夫子(ふし)に仏経を十回書き写す罰を与えられました。

授業後、白鳳九(はくほうきゅう)は仲間と遊びに行く予定でしたが、侍女の精衛(せいえい)から、主人の白真(はくしん) が桃林に花見に連れて行ってくれると告げられます。白真(はくしん) の意図を疑った白鳳九(はくほうきゅう)は、策を弄して逃げ出しました。白真(はくしん) は折顔(せつがん)に、白鳳九(はくほうきゅう)を誘うのは難しいと嘆き、姪の頑固な性格をよく知っていました。彼女は四海八荒で唯一の九尾の紅狐であり、一族のたった一つの希望であることをいいことに、しばしば問題を起こし、司命(しめい) 星君にまでちょっかいを出すほどでした。折顔(せつがん)は、若い白鳳九(はくほうきゅう)が東華帝君(とうかていくん)に恋心を抱いていることに驚きを隠せませんでした。

白鳳九(はくほうきゅう)は元の姿に戻って逃げる途中、かつて魔族が隠れ住んでいた禁断の谷に迷い込んでしまいます。そこは今や、様々な魔君が争奪する場所となっていました。小燕魔君は怒りやすく、いじめられることを嫌い、玄魔君はそれを煽り立て、状況はますます緊迫していました。その時、白鳳九(はくほうきゅう)は偶然にも東華が設置した封印に触れてしまい、彼の注意を引いてしまいます。危機一髪、東華が現れ、白鳳九(はくほうきゅう)を追いかけてきた猛虎を退治しました。この出来事がきっかけで、白鳳九(はくほうきゅう)の東華への想いはさらに深まりました。

青丘に戻った後も、白鳳九(はくほうきゅう)は東華のことが頭から離れず、彼に関する伝説を探し始めます。彼女は白真(はくしん) に質問をし、白真(はくしん) は彼女が真剣に学問に取り組んでいると思い、詳しく説明し、父への土産としてかんざしを贈りました。しかし、白鳳九(はくほうきゅう)はそれを折顔(せつがん)に贈り、東華がなぜ神族を選んだのかを尋ねました。折顔(せつがん)は彼女の好奇心に応え、東華の過去の出来事を語り、白鳳九(はくほうきゅう)の東華への尊敬の念はさらに深まりました。

ある日、東華が禁断の谷に入ったという噂が広まり、人々は謎の女子の正体を憶測しました。白鳳九の姿を見て、司命(しめい) はようやく全てを理解しました。東華の命の恩に報いるため、白鳳九は身分を隠し、仙娥となることを決意します。折顔(せつがん)と司命(しめい) の助けを借り、彼女は九重天に潜入し、新しい生活を始めました。同時に、元々仙娥だった朝露(ちょうろ)は白鳳九と協力し、知鶴(ちかく)公主の目を欺くために変装し、二人は無事に難を逃れました。

第2話あらすじとネタバレ

連宋(れんそう) と司命(しめい) は碁を打っていたが、司命(しめい) はなかなか手を打たなかった。それを見て、連宋(れんそう) は帝君がもうすぐ来ると嘘をつき、司命(しめい) は慌てて立ち上がり出迎えの準備をしたが、騙されたことに気づき、結局その碁は連宋(れんそう) の勝ちとなった。その後、司命(しめい) は連宋(れんそう) に最近帝君が頻繁に膳房に出入りする理由を尋ね、連宋(れんそう) はそれを機に成玉(せいぎょく)元君の居場所を聞き出し、二人は情報交換の約束をした。連宋(れんそう) は、帝君が最近料理に凝っていると明かし、近いうちに太晨宮に皆を招いて道法の話をすると予告し、帝君に会って好みを知りたい司命(しめい) も一緒に連れて行くことを提案し、司命(しめい) は喜んで同意した。

夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ、2話ネタバレ

太晨宮に着くと、連宋の策略を知らない司命(しめい)は、東華帝君(とうかていくん)が自ら作った魚料理を食べてすぐに倒れてしまった。それを見て、連宋は良心を痛めながらも料理を褒め称え、帝君にお世辞を言った。東華は無表情で立ち去り、扉を出たところでようやく微笑んだ。この様子を白鳳九(はくほうきゅう)が目撃し、彼女は東華の笑顔に心を奪われた。朝露(ちょうろ)は帝君の笑顔は必ずしも良いことではないと忠告したが、白鳳九(はくほうきゅう)は我を忘れていた。

六月十五日の休沐日、多くの仙女たちが九重天の大掃除をしていた。白鳳九(はくほうきゅう)と朝露(ちょうろ)は、知鶴(ちかく)公主の寝宮がある偏殿の掃除と、貴重な沐風蝶(もくふうちょう)を護送する任務を任されていた。知鶴(ちかく)公主は純粋で率直だが、わがままで美しい女性に敵意を抱いていた。白鳳九(はくほうきゅう)が沐風蝶(もくふうちょう)を連れて部屋に入ると、宮女の玉如(ぎょくじょ)が花露を撒いたことで蝶が飛び立ち、あたりは騒然となった。正体を隠すため、白鳳九(はくほうきゅう)は法力を使うことを諦め、結果的に転倒してしまった。その後、知鶴(ちかく)公主は白鳳九(はくほうきゅう)を責め、蓮池の掃除を命じた。

行方不明になった沐風蝶(もくふうちょう)を探している途中、白鳳九(はくほうきゅう)は蝶を東華の書斎に連れて行き治療することに決め、自分の毛を使って東華の毛筆を修復した。書斎を詳しく観察するうちに、白鳳九(はくほうきゅう)の東華への崇敬の念はさらに深まった。

一方、東華は孟昊(もうこう)の問題を解決するために白水山へ向かい、彼を窮地から救った。同時に、赤之魔君は姫蘅(きこう)を東華に嫁がせようと企んでいたが、姫蘅(きこう)と彼女に想いを寄せる魔君の小燕はそれに反対した。

太晨宮に戻った白鳳九(はくほうきゅう)は東華に近づこうとしたが、知鶴(ちかく)に阻まれ、罠にはめられた。幾多の困難に直面しても、白鳳九(はくほうきゅう)は任務を遂行しようと努力し、無憂花の開花に励まされ元気を取り戻した。最後に、ある宴席で、連宋と司命(しめい)は再び東華の糖醋魚を味わうことになり、気まずい雰囲気になった。また、白鳳九(はくほうきゅう)は帝君に気に入られようと菓子を作ったが、またしても知鶴(ちかく)の妨害に遭ってしまった。

第3話あらすじとネタバレ

白鳳九(はくほうきゅう)は知鶴(ちかく)の後をこっそりと追い、大殿に潜入しました。そこで、知鶴(ちかく)が丹精込めて作った菓子を東華に献上するのを目撃します。連宋(れんそう) がその菓子を口にすると、まるで夢の中にいるかのような感覚を覚え、絶賛しました。東華が菓子の作者を尋ねると、知鶴(ちかく)は自分が作ったと答え、東華はその菓子を「無憂糕(むゆうこう)」と名付けました。隠れていた白鳳九(はくほうきゅう)はこの名を聞き、喜びのあまり思わず狐の尻尾を出してしまい、司命(しめい) に見つかってしまいます。司命(しめい) は白鳳九(はくほうきゅう)の正体がバレるのを恐れ、とっさに糖醋魚(タンスーユイ)に関する頓悟の話を持ち出し、連宋(れんそう) の注意を逸らしました。

夢幻の桃花~三生三世枕上書~あらすじ、3話ネタバレ

白鳳九(はくほうきゅう)を守るため、司命(しめい) は外出を口実に彼女を袖の中に隠し、その場から連れ出しました。連宋(れんそう) は何かを察知し、司命(しめい) の袖の中を確認しようとしましたが、東華の機転によって事態は収拾しました。安全な場所に移動した後、司命(しめい) は白鳳九(はくほうきゅう)を袖から出し、厳しく注意しました。しかし、その様子は假山(かせきざん)の後ろに隠れていた成玉(せいぎょく)元君に聞かれていました。白鳳九(はくほうきゅう)と姉妹のように仲の良い成玉(せいぎょく)元君は、恩人に美食で報いるための計画を手伝うと申し出ました。

真実を知った知鶴(ちかく)は白鳳九(はくほうきゅう)に無憂糕の作り方を教わるよう頼みました。白鳳九(はくほうきゅう)は丁寧に作り方を説明しましたが、餡については心のままに作るようにと伝えました。そこで、知鶴(ちかく)は東華の好物の茶葉を餡に加え、より美味しくしようと試みました。一方、小燕魔君(しょうえんまくん)は姫蘅(きこう)(きこう)に近づく機会を伺っており、まずは東華に勝利してから恋を成就させようと計画していました。

連宋(れんそう) はあの特別な菓子の味が忘れられず、再び知鶴(ちかく)の作った無憂糕を食べましたが、以前のような感動はありませんでした。失望した知鶴は、白鳳九(はくほうきゅう)が肝心な手順を隠しているのではないかと疑い、彼女に往生海(おうじょうかい)で貴重な雨時花(うじか)の根を採取してくるよう命じました。苦労の末、材料を持って帰ってきた白鳳九(はくほうきゅう)でしたが、今度は東華のために用意された糖醋魚の見張りを命じられ、疲れのあまり魚を焦がしてしまいました。

失敗を取り返すため、白鳳九(はくほうきゅう)は池で新鮮な魚を捕まえようと試みます。最初は苦労しましたが、最終的には魚を捕まえ、美味しい料理を作り上げました。東華が到着し、膳房(ぜんぼう)の空気は緊張に包まれます。その様子を見た知鶴は嫉妬心を募らせました。また、小燕魔君はあの手この手で東華に挑戦しようとしますが、ことごとくかわされ、最後は諦めるしかありませんでした。