雲間の月は輝きてあらすじネタバレ(全話)

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~
作品情報
  1. ドラマ:雲間の月は輝きて ~運命の恋人~(全40話)
  2. 原題:皎若云间月
  3. 原作小説:纨绔世子妃/西子情(当サイトで無料で読む)
  4. 豆瓣レビュー数:2977
  5. 豆瓣の評価:27
  6. 製作:2021年
  7. キャスト:チャン・ジーシー(張芷溪),トン・モンシー(佟夢実),シアン・ハオ(向昊),チョン・イエンチウ(程硯秋),リー・ダイクン(李岱昆),リー・ルオジア(李若嘉),ワン・ハオジェン(王皓禎),ソン・イーファン(孫亦凡) ほか

現代のネット小説家、李芸(リー・ユン)は、自分が書いた小説が富豪の御曹司・穆小七(ぼく・しょうしち)の人生と酷似していたことからトラブルに巻き込まれ、執筆中に突如古代世界へタイムスリップしてしまう。彼女は天聖国の郡主・雲浅月(うん・せんげつ)として目覚めるが、文字も読めず裁縫もできない上に、殺人事件の容疑者にまでされてしまう。

そんな中、温文爾雅な容景(よう・けい)世子と出会い、雲浅月(うん・せんげつ)は自分の本当の身分と使命に気づき始める。そして現代に戻る方法を探し求める中で、様々な冒険と試練を経験し、ついに現代へ帰る条件を見つける。それと同時に、容景(よう・けい)との時空を超えた愛の物語が展開していく。

実は、容景(よう・けい)の正体は現代の穆小七(ぼく・しょうしち)であり、雲浅月(うん・せんげつ)とは現代ですでに浅からぬ縁で結ばれていた。二人は数々の困難を乗り越え、古代で子を授かる。そしてついに雲浅月(うん・せんげつ)は現代へ帰還し、転生した容景(よう・けい)と再会、結婚という形で結ばれる。

容景(よう・けい)は表向きは景世子だが、その真の身分は慕容(ぼよう)家の末裔。一族の汚名を晴らす使命を背負っていたが、雲浅月(うん・せんげつ)への愛ゆえに富と名声を捨て、医者を志し人々を救う道を選ぶ。そして現代に戻った雲浅月(うん・せんげつ)と再会し、再び愛を誓い合う。

雲浅月に想いを寄せる夜家四皇子・夜軽染(や・けいせん)は、叶わぬ愛ゆえに憎悪に染まり、彼女に蠱毒を仕掛け自分のものにしようと試みるが、その反動で命を落とす。

野心家の夜家三皇子・夜天逸(や・てんいつ)は、皇位を狙い策略をめぐらせるも、秦玉凝(しん・ぎょくぎょう)によって命を絶たれる。

夜軽染(や・けいせん)に恋焦がれた拓跋葉倩(たくばつ・ようせい)は、愛憎入り混じった感情から彼に蠱毒をかけ、結果的に彼の死を招いてしまう。その行為を後に深く後悔することになる。

主要登場人物の結末:

雲浅月
現代からタイムスリップしてきた雲浅月は、数々の困難を乗り越え、容景(よう・けい)との誤解を解き、子供を授かります。最終的には現代世界へ戻り、転生した容景と再会、結婚し、結ばれることとなります。

容景
本作の男性主人公。表向きは景世子ですが、実は慕容(ぼよう)家の末裔。一族の冤罪を晴らす使命を背負っていましたが、雲浅月と恋に落ちた後は栄華富貴を捨て、医館を開き人々を救う道を選びます。最後は現代に戻った雲浅月と再会し、結婚、再び結ばれます。

夜軽染(や・けいせん)
夜家の四皇子。雲浅月を深く愛していましたが、最終的には愛憎入り混じった感情を抱くようになります。雲浅月の心を手に入れるため、彼女に蠱毒を仕掛けますが、逆にその反動を受け、雲浅月の腕の中で息絶えます。

夜天逸(や・てんいつ)
夜家の三皇子。野心家で、常に皇帝の座を狙っていました。最後は自らの頑固さと楽観的な見通しの甘さから、謀反を起こした際に罠にはまり、秦玉凝(しん・ぎょくぎょう)に殺されます。

拓跋葉倩(たくばつ・ようせい)
夜軽染(や・けいせん)を愛していましたが、愛憎入り混じり、彼に蠱毒を仕掛け、結果的に彼の死を招きます。夜軽染(や・けいせん)を死なせた後、彼女は後悔の念に苛まれます。

目次
  1. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ1話・2話ネタバレ
  2. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ3話・4話ネタバレ
  3. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ5話・6話ネタバレ
  4. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ7話・8話ネタバレ
  5. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ9話・10話ネタバレ
  6. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ11話・12話ネタバレ
  7. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ13話・14話ネタバレ
  8. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ15話・16話ネタバレ
  9. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ17話・18話ネタバレ
  10. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ19話・20話ネタバレ
  11. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ21話・22話ネタバレ
  12. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ23話・24話ネタバレ
  13. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ25話・26話ネタバレ
  14. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ27話・28話ネタバレ
  15. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ29話・30話ネタバレ
  16. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ31話・32話ネタバレ
  17. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ33話・34話ネタバレ
  18. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ35話・36話ネタバレ
  19. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ37話・38話ネタバレ
  20. 雲間の月は輝きて ~運命の恋人~(最終回)あらすじ39話・40話ネタバレ

第1話あらすじとネタバレ

人気ウェブ小説作家、李芸(リー・ユン)。現実世界では地味な彼女だが、ネット上では多くの読者を持つベストセラー作家だった。しかし、彼女の日常は、代表作『社長攻略マニュアル(しゃちょうこうりゃくマニュアル)』によって激変する。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、1話ネタバレ

ある日、編集長から小説がランキング1位になったと連絡が入る。同時に、親友から大富豪の御曹司、穆小七(ぼく・しょうしち)が高額で李芸(リー・ユン)を探していると聞かされる。この小説の人気は、李芸(リー・ユン)に名声をもたらす一方、思いもよらぬ事態を引き起こす。穆小七(ぼく・しょうしち)が購入した土地から漢代の古墳が発掘され、工事は中断、会社の株価は大暴落。驚くべきことに、これらの出来事は李芸(リー・ユン)の小説の展開と酷似していた。激怒した穆小七(ぼく・しょうしち)は李芸(リー・ユン)を呼び出し、小説の削除と「縁起の悪い」内容を書いた理由を問い詰める。李芸(リー・ユン)は迷信だと説得を試みるも、穆小七(ぼく・しょうしち)は聞き入れず、強引に彼女にキスをし、小説を削除してしまう。脅迫にも屈せず、創作への情熱を諦めない李芸。穆小七(ぼく・しょうしち)は彼女を軟禁し、李芸は逆に、小説で不吉な展開を書き、穆小七(ぼく・しょうしち)に現実で同じ目に遭わせようと企てる。

事態はさらに複雑化する。穆小七の行方を探すボディガードに詰め寄られた李芸は、逃走中に気を失ってしまう。目覚めると、そこは古代の世界、天聖帝都だった。彼女は伝説的な人物、雲郡主として転生していたのだ。新たな環境で、李芸は四皇子、夜軽染(や・けいせん)と出会い、宮廷闘争に巻き込まれる。そして、穆小七に瓜二つの容景(よう・けい)と遭遇。彼は李芸を雲浅月(うん・せんげつ)と勘違いし、宮殿に連れ帰る。李芸は現代の知識を駆使して様々な困難を乗り越えようとするが、同時により大きな問題に直面する。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、1話ネタバレ

自身の潔白を証明するため、李芸は雲浅月(うん・せんげつ)にまつわる謎を解き明かさなければならない。彼女は容景(よう・けい)の正体を知る。彼は栄王府の世子であり、当代一の秀才、そして大商人。さらに、優れた医術を持つが自身の病は治せない人物だった。10年前、容景(よう・けい)は幼い頃の雲浅月(うん・せんげつ)と出会い、その出来事が彼に深い影響を与えていたようだ。

一方、李芸は現代に戻る方法を必死に考える。そして、ある大胆な試みで脱出に成功しかけるも、落雷に打たれて意識を失う。現実と幻想が交錯する物語は、平凡な李芸が非凡な運命へと導かれ、二つの世界を行き来する波乱万丈の旅路を描く。

第2話あらすじとネタバレ

夜軽染(や・けいせん)は雲浅月(うん・せんげつ)を訪ね、彩蓮(さいれん)の偽装を見破ります。彩蓮(さいれん)は仕方なく、浅月がまた屋敷を抜け出したことを説明します。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、2話ネタバレ

現代に戻ったと思っていた李芸(リー・ユン)は、自分がまだ古代にいると気づき、自殺を試みて崖から飛び降ります。しかし、偶然にも温泉に落ち、入浴中の容景(よう・けい)に助けられます。目を覚ました李芸(リー・ユン)は、死ねなかったばかりか、図らずも雲郡主になっていたことに驚きます。容景(よう・けい)は、もし太子に今の姿を見られたら、皇后の夢が危うくなると忠告しますが、李芸(リー・ユン)は気にしません。容景(よう・けい)は、雲浅月(うん・せんげつ)は罪を恐れて崖から飛び降りたのではないかと冗談を言います。李芸(リー・ユン)は足を滑らせただけだと弁解し、こんな状況に陥れた穆小七(ぼく・しょうしち)を責めます。彼女は、姿を消した穆小七(ぼく・しょうしち)のことを思い出し、容景(よう・けい)が記憶を失った穆小七(ぼく・しょうしち)ではないかと疑い、追っ手から逃れるため一緒に現代へ帰ろうと持ちかけます。容景(よう・けい)は雲郡主が精神的に錯乱していると考え、距離を置くように言い、彼女を屋敷へ送り返します。

元の場所に戻ってしまった李芸(リー・ユン)は、容景(よう・けい)に外套を返します。容景(よう・けい)は他人が著た物は受け取らないと言い、同時に雲郡主の命が長くないことを警告し、体を大切にするよう忠告します。李芸(リー・ユン)は自分の潔白を証明しようと試み、現代人の知恵を披露します。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、2話ネタバレ

雲浅月(うん・せんげつ)の帰りを待つ夜軽染(や・けいせん)は、彼女の機嫌が悪いことに気づきます。雲浅月(うん・せんげつ)は怒って容景(よう・けい)の外套を投げ捨てます。夜軽染(や・けいせん)はそれが弱美人の外套だと気づき、薬の匂いが強いことに不審を抱きます。彼は雲浅月(うん・せんげつ)に、容景(よう・けい)の容姿に惑わされないよう忠告します。本当に記憶喪失なのか確かめるため、夜軽染(や・けいせん)は桃を使って雲浅月(うん・せんげつ)を試しますが、逆に追いかけられ、侍女たちは「一物降一物」だと感嘆します。

皇家狩猟の日、太子は雲浅月(うん・せんげつ)に罪を認めさせようと、狩猟場で刺客を放つ計画を立てます。雲浅月(うん・せんげつ)は容景(よう・けい)に真相解明の協力を依頼します。容景(よう・けい)は自分に何の利益があるのか尋ね、雲浅月(うん・せんげつ)は身さえ捧げなければ何でも交渉できると答えます。容景(よう・けい)は軽く笑って応じます。

競馬では太子が勝利します。秦王凝は容景に好意を抱き、一緒に狩りをするよう誘いますが、断られます。秦王凝は雲郡主と容景が一緒にいるのを見かけ、すぐに皇帝に報告しようとします。雲浅月(うん・せんげつ)は容景の震天弓に興味を持ち、容景は隠身彩羽の矢を彼女に渡し、危険な時に使えば姿を隠せると教えます。待ち伏せしていた刺客が雲浅月(うん・せんげつ)を襲った時、容景は彼女を救いますが、二本目の毒矢を防ぐことはできませんでした。雲浅月(うん・せんげつ)は毒に侵され生死の境を彷徨い、その知らせはすぐに皇帝の耳に届きます。容景はこの事件の裏に陰謀があると分析し、望春楼の火事との関連を疑います。彼は、この毒を作るには麒麟の血が必要であり、その特別な薬剤を受け取れるのは太子府だけだと指摘します。最終的に、証拠は太子が雲浅月を陥れ、闇殺を企てたことを示します。太子は容疑を否認しますが、証人である柳茵茵(やなぎ いんいん)の証言により、謀仮を自白します。皇帝は太子の位を剝奪します。

雲浅月は容景の部屋で目を覚まし、自分が一日一夜も昏睡していたことを知ります。彼女は容景が自分の服を脱がせて診察したことに腹を立てますが、容景は医者の義務だと説明します。雲浅月は苦肉の策が成功したことを喜び、鎧を著ていたことを幸運に思います。容景は命の恩にどう報いるか尋ね、雲浅月は、本当は楽な暮らしがしたいと言いながらも、彼が探している物を一緒に探すことを約束します。

屋敷に戻った雲浅月を、従姉の雲香荷(うん きょうか)は栄王府に頻繁に出入りしていることを皮肉り、男を誑かす術を覚えたと非難します。雲浅月は雲香荷(うん きょうか)の嫉妬深さを非難し、二度と自分側に仕える者をいじめるなと警告します。上官茗玥(じょうかん めいげつ)と容景は望春楼の火事について話し合い、容景は既にその場所の秘密を知っていたことを明かしつつも、放火犯は別にいると確信しています。