雲間の月は輝きてあらすじ3話・4話、ネタバレ

第3話あらすじとネタバレ

上官茗玥(じょうかん めいげつ)は、望春楼の事件の担当が容景(よう・けい)だと知り、主要任務を疎かにしないよう忠告する。捜査の中で、容景(よう・けい)は慕容(ぼよう)府の過去の惨劇に雲老王爷(うんろうおうじゃ)が関わっていることを発見し、雲王府の関連資料を調べるため、雲浅月(うん・せんげつ)に近づく。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、3話ネタバレ

雲老王爷(うんろうおうじゃ)は、雲浅月(うん・せんげつ)が雲香荷(うん きょうか)を挑発し、栄王府に泊まったことに不満を示す。しかし、雲浅月(うん・せんげつ)は雲香荷(うん きょうか)の横柄さを理由に、巧みに祖父を宥め、更には王府の管理を任せてほしいと願い出る。これは、経験を積むためだと説明するが、老王爷は雲浅月(うん・せんげつ)に何か企みがあるのではないかと疑う。しかし、皇后姑姑の助力もあり、雲浅月(うん・せんげつ)は宮中に召され皇帝に謁見する。皇后は、皇帝に雲浅月(うん・せんげつ)が改心する機会を与えてほしいと願う。皇帝は、これまで多くの太子太傅を雲浅月(うん・せんげつ)の教育係に任命したが、誰もが辞退したことを話す。皇后は嫡女として、雲浅月(うん・せんげつ)には相応の教育が必要だと主張する。そこで、皇帝は容景(よう・けい)と相談し、最終的に容景(よう・けい)が雲浅月(うん・せんげつ)の教育係を務めることが決定する。雲浅月(うん・せんげつ)は非常に不本意ながらも、礼儀作法や伝統芸術を学ぶことを余儀なくされる。

彩蓮(さいれん)から栄王府に勉強に行くように言われた雲浅月(うん・せんげつ)は、既に現代教育を受けているため、985大学にも合格していないような先生に教わるのは嫌だと文句を言う。しかし、景世子が膨大な蔵書閣と貴重な奇書を所有していると知ると、雲浅月(うん・せんげつ)は帰郷の方法が見つかるかもしれないと期待し、興味を持つ。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、3話ネタバレ

容景(よう・けい)は、雲浅月に汗血馬を贈る。表向きは彼女が他人に迷惑をかけるのを心配しているためだが、実際は夜軽染(や・けいせん)と同乗していたことに不満を抱いているためである。栄王府に到著した雲浅月は、その豪華さに驚き、早速蔵書閣へ向かうが、使用人には主人に許可を得る必要があると告げられる。

冷邵卓は、太子廃位の知らせを聞き、三殿下の先見の明を称賛し、父王に再び政務に関わるよう進言する。冷王(れいおう)爷は冷静に、これはまだ第一歩だと指摘する。

冷邵卓は千年紫参を使って秦王凝に取り入ろうとし、容景(よう・けい)が雲浅月に対する態度を変えたことに触れる。秦王凝は、冷邵卓の無学さを批判し、面白くない様子を見せる。冷邵卓は、秦都官も景世子にばかり気を取られていると非難する。秦都官は容景(よう・けい)の才能を高く評価し、彼を好きになるのは当然のことだと述べる。冷邵卓は容景(よう・けい)と雲浅月の関係が深まっていることを指摘する。秦王凝は父に紫参を贈り、過去のわだかまりを解消する。

元の世に戻るため、雲浅月はまず景世子の信頼を得ようと決意する。書道の練習中、雲浅月はわざと「景」の字を知らないふりをするが、結果として百回書き写す罰を受ける。彼女は容景(よう・けい)を陥れようと罠を仕掛けるが失敗する。軽暖公主の来訪は、雲浅月に冗談を言う機会を与える。二人は師弟関係について話し、軽暖公主は容景(よう・けい)への好奇心を示す。容景(よう・けい)の厳しさに対し、雲浅月は不服そうに仮論するが、結局、基本的な礼儀作法の訓練を続けるように言われる。雲浅月はわざと食器を壊すが、容景(よう・けい)は訓練を続け、小厮たちが彼女の努力に気付くまで続ける。

彩蓮(さいれん)は雲浅月に、栄王府内で警備が厳重な場所を見つけ出し、そこが蔵書閣だと推測する。雲浅月は潜入に成功し、『醒世異聞録』を発見、これが探していた奇書ではないかと考える。容景はすぐに現れ、彼女の変装を見破るが、蔵書閣の本を読むことは許可する。争奪戦の最中、雲浅月は偶然容景に倒れかかりキスをしてしまい、彼が女性と接近できない秘密を抱えていることを知る。

容景は温泉療養へ行き、小厮から寒毒のために女性との接触を禁じられていることを改めて忠告される。一方、雲浅月はあのキスを思い出し、動揺するが、すぐに落ち著きを取り戻し、帰郷の方法を探し続け、扳指と玉佩が役に立つかもしれないと考える。

翌日、雲浅月はいつもより素直な態度を見せ、真面目に勉強するだけでなく、容景の価顔絵を描いて贈る。容景の警告に対し、彼女は男女が馬に一緒に乗っている絵を描き、容景の嫉妬心を煽り、絵を破られる。秦王凝が紫参を届けに来訪し、容景が雲浅月に特別な態度を取っているのを見て、心の中で拳を握りしめ、贈り物を置いて去る。雲浅月は容景の鈍感さを嘆き、彼は孤独な運命にあるようだと言う。

最後に、雲浅月は容景に陰陽を逆転させたり、時空を超越したりできるような仮面や扳指などのアイテムの有無を尋ね、元の世に帰りたいという願いを伝える。容景は探すのを手伝うと約束するが、同時に自分の条件を提示する。

第4話あらすじとネタバレ

雲浅月(うん・せんげつ)は容景(よう・けい)と協定を結び、彼の探し求める重要な巻物を雲府で探すことに。彩蓮(さいれん)の提案で台所をくまなく捜索するも成果なし。散らかった台所を見て使用人たちは泥棒が入ったと騒ぎ立てる。次に、雲府の禁地である祠堂(しどう)へ。先祖への敬意を表し、墓碑の間を探すが、やはり巻物は見つからない。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、4話ネタバレ

雲浅月(うん・せんげつ)が容景(よう・けい)に報告すると、彼は彼女の疲れた様子を見て、身支度を整え、翌日香泉山の女媧廟(じょかびょう)へ一緒に祈福に行くよう誘う。妙応真人(ミャオイン・ジェンレン)の説法も聞けると聞き、乗り気ではなかった雲浅月(うん・せんげつ)だが、政界の要人も来ると聞き、出席を決意。華やかな衣装がないことを嘆く雲浅月(うん・せんげつ)に、容景(よう・けい)の下男が美しい礼服を届ける。彩蓮(さいれん)の手で著飾った雲浅月(うん・せんげつ)だったが、馬車に乗り込む際、容景(よう・けい)は彼女の赤い髪飾りを外し、自然な方が価合うと言う。雲浅月(うん・せんげつ)は彼の女性への無理解をからかうが、容景(よう・けい)は長旅に備え、絹の布団と枕を用意していた。

女媧廟に到著すると、夜軽染(や・けいせん)が馬車に近づいてくる。扉を開けると雲浅月(うん・せんげつ)がおり、冷邵卓(レン・シャオジュオ)が皮肉を言う。夜軽染(や・けいせん)の不満に、冷邵卓は口を慎むよう警告される。容景(よう・けい)は皇帝の命で雲浅月(うん・せんげつ)に読み書きと家事の手ほどきをしているため、静心斎(せいしんさい)に滞在していると説明。夜軽染(や・けいせん)は仮論しようとするが、結局黙ってしまう。二皇子(アーファンツー)は雲浅月(うん・せんげつ)の行動を非難するが、秦王凝(チン・ワンニン)は始祖皇帝の遺詔で雲家の嫡女が代々皇后となることを指摘し、雲浅月(うん・せんげつ)と未来の皇帝は運命で結ばれていると闇に示し、二皇子に焦るなと忠告する。清婉公主(チンワン・ゴンジュ)は容景(よう・けい)に同行を申し出るが、容景(よう・けい)はきっぱりと断る。

雲間の月は輝きて ~運命の恋人~あらすじ、4話ネタバレ

夜軽染(や・けいせん)は雲浅月(うん・せんげつ)を連れ、山の裏で魚を捕り、一緒に焼き魚を楽しむ。自然の中で束の間の安らぎを得る雲浅月(うん・せんげつ)。夜軽染(や・けいせん)は記憶の有無に関わらず彼女を守ると誓う。雲浅月(うん・せんげつ)は記憶喪失を喜んでいるように見える彼に、何か後ろめたいことがあるのかと冗談めかして尋ねる。夜軽染(や・けいせん)は以前から仲が良く、よく一緒に魚を焼いていたと説明し、焼き魚の香辛料を出す。雲浅月は香辛料の袋は女性が男性に贈る恋の証だとからかう。夜軽染(や・けいせん)は歯ぎしりし、妹の夜轻暖(イエ・チンヌァン)を叱ると言う。

雲浅月が夜軽染(や・けいせん)と出かけたことを知った容景(よう・けい)は、用意していた夕食の興趣を失い、弦歌(げんか)に料理を下げさせる。戻った雲浅月はそれを聞き、もう一匹芙蓉焼き魚が食べられると自嘲する。容景(よう・けい)の部屋を訪ね、焼き魚について尋ねると、容景(よう・けい)は少し焼きもちを焼き、雲浅月は自分の魚に困っていない、食べたいなら早く来るべきだと言う。そこに清婉公主が菓子を差し入れるが、容景(よう・けい)は外食は苦手だと断る。雲浅月は遠慮なく菓子を受け取り、空腹を満たす。

祈願の木の下で家に帰れるようにと願った雲浅月は、突然倒れる。目を覚ますと香泉山の秘密の通路にいて、容景(よう・けい)から催情引(さいじょういん)を盛られたと告げられる。解毒方法の一つは男性との接触だが、三時間以内に解毒しなければ命に関わると言う。一族の存続を心配する雲浅月だが、容景に解毒を頼むことは拒む。容景は距離を置くが、雲浅月が再び倒れると、自身の寒毒(かんどく)が悪化するリスクを顧みず、彼女に口づけをして解毒する。その後、二人はさらに奥へ迷い込み、幾つかの仏像を発見。雲浅月はそこに仕掛けがあると推測し、容景が仕掛けを解き、脱出する。

夜軽染(や・けいせん)と弦歌(げんか)は二人を夜通し探し、夜明けにようやく見つける。弦歌(げんか)は容景の寒毒が再発していることに気づき、また雲浅月に口づけされたのかと尋ねる。冷邵卓は一夜を共にしたのだと冷やかす。怒った雲浅月は彼を川に蹴り落とし、夜軽染(や・けいせん)の腕の中で意識を失う。

容景のおかげで雲浅月は回復する。夜軽染(や・けいせん)は事情を知り、容景は催情引が蒲公英(たんぽぽ)の花粉から作られ、特定の薬引が必要だと指摘する。祈願の木で清婉公主が書いた恋を葉えるための祈願札が見つかる。清婉は札を書いたことは認めるが、毒を盛ったことは否定する。秦王凝は清婉が利用された可能性を指摘し、証拠は二皇子府に咲く蒲公英を指し示す。二皇子は帝位のため雲浅月との結婚を望まず、清婉の祈願中に菓子に催情引を盛らせ、雲浅月と容景の関係を壊そうとしたのだ。娘の自殺未遂を知った皇帝は自責し、二皇子に清婉の遺体の引き取りと謹慎を命じる。

実は、秦王凝はこの事件を裏で操っていた。太子になり雲浅月と結婚したくない彼は、二皇子の行動が自分の利益に合緻していたのだ。