陳情令あらすじネタバレ(全話)

陳情令
作品情報
  1. ドラマ:陳情令(全50話)
  2. 原題:陈情令
  3. 英題:The Untamed
  4. 原作小説:魔道祖師/墨香銅臭(ぼっこうどうしゅう)(当サイトで無料で読む)
  5. 豆瓣レビュー数:88.2万
  6. 豆瓣の評価:77
  7. 製作:2019年
  8. キャスト:シャオ・ジャン(肖戦),ワン・イーボー(王一博),モン・ズーイー(孟子義),シュエン・ルー(宣璐),ワン・ジュオチョン(汪卓成 ),ユー・ビン(于斌),リウ・ハイクアン(劉海寬),チュウ・ザンジン(朱赞锦),ワン·イージョウ(王翌舟),リー・イートン(李若彤) ほか

五大家族が世を治める仙門世界を舞台に、波乱万丈の運命を辿る魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と藍忘機(ラン・ワンジー)の物語――中国の人気ドラマ『陳情令』のあらすじをご紹介します。

魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は快活な青年で、名門・姑蘇藍氏(こそランし)の藍忘機(ラン・ワンジー)と出会い、固い友情で結ばれます。二人は偶然にも藍氏が守ってきた秘密に触れ、世に潜む脅威を払うため、力を合わせて陰鉄の探索に乗り出します。しかし、陰謀を企てていたのは岐山温氏(きざんのウェンし)の温若寒(ウェン・ルオハン)。温氏は討伐されるも、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は温氏の罪なき人々を守ろうとして罠にはまり、崖から転落してしまいます。

それから16年後、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は莫家荘で蘇り、藍忘機(ラン・ワンジー)と劇的な再会を果たします。二人は再び協力し、金光瑤(ジン・グアンヤオ)(ジン・グアンヤオ)の悪事を暴き、事件を解決へと導きます。藍忘機(ラン・ワンジー)は仙督となり、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は自由を求めて世を旅する道を選びます。

主要人物たちのその後も波乱に満ちています。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)の姉弟子である江厭離(ジャン・イエンリー)は、彼を守るために命を落とし、聶懐桑(ニエ・ホワイサン)は兄の仇を討ち、一族を再建しますが、兄を失った悲しみは消えません。また、暁星塵(シャオ・シンチェン)は誤って友人を殺めてしまい、自らの命を絶ちます。温寧(ウェン・ニン)は鬼将軍となり、藍思追(ラン・スーチュイ)を守り、金光瑤(ジン・グアンヤオ)はついに悪事が露見し、裁きを受けます。

溫情(ウェン・チン)(ウェン・チン)は残酷な最期を遂げ、江澄(ジャン・チョン)は金丹を失い、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)との複雑な関係を抱えながら孤独に生きていきます。薛洋(シュエ・ヤン)もまた、誤解から悲劇を生み出し、藍思追(ラン・スーチュイ)は藍忘機(ラン・ワンジー)の庇護のもと、幸せに暮らします。

第1話あらすじとネタバレ

16年前、五つの名門、姑蘇藍氏(こそランし)、雲夢江氏、清河聶氏(せいがニエし)、岐山温氏(きざんのウェンし)、そして蘭陵金氏が天下を治めていた。雲夢江氏の故人の子である魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、江家に引き取られ、若き俊才として名を馳せ、姑蘇藍氏(こそランし)の次男、藍忘機(ラン・ワンジー)と知己となる。しかし、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は奸計に嵌められ、雲夢江氏を含む四つの名門から「大義滅親」の名の下に討伐される。真の目的は陰虎符(いんこふ)の奪取だった。深手を負った魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は崖から身を投げ出すが、藍忘機(ラン・ワンジー)は手を伸ばし彼を救おうとする。しかし魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は自ら手を離し、江澄(ジャン・チョン)の一撃によって奈落の底へと落ちていく。

16年後、姑蘇藍氏(こそランし)の後輩たちは茶楼で、語り部から夷陵老祖・魏無羨(ウェイ・ウーシエン)の物語を聞き、その生死を訝しむ。崖から落ちた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)だが、江澄(ジャン・チョン)が崖下を探しても遺体は見つからなかったという。

行方不明だった魏無羨は、莫家荘にひっそりと姿を現す。実は莫玄羽(モー・シュエンユー)によって「捨身呪」で蘇らされたのだ。身元を隠すため、莫玄羽(モー・シュエンユー)を名乗り、莫家荘で狂人のふりをしながら隠遁生活を送る。その間、莫子淵(モー・ズーユエン)にいじめられ、物を盗まれたり侮辱されたりする。莫家荘で怪異な事件が多発し、姑蘇藍氏(こそランし)が除霊に訪れる。藍忘機(ラン・ワンジー)もいるかもしれないと察知した魏無羨は、仮面を被り身を隠して様子を伺う。

ある除霊の際、魏無羨はわざと邪魔をし、莫玄羽(モー・シュエンユー)の恨みを晴らすと同時に、莫子淵(モー・ズーユエン)を懲らしめる。藍思追(ラン・スーチュイ)の忠告に、魏無羨はかつて玄門百家が自身を敵視しながらも、夷陵老祖の作った法器を使っていたことを思い出し、感慨に浸る。

再び邪祟が現れた時、召陰旗(しょういんき)を盗んだ莫子淵(モー・ズーユエン)が取り憑かれる。魏無羨は邪祟が左手から伝染することをすぐに見抜き、藍思追(ラン・スーチュイ)たちを陰ながら助ける。そこへ藍忘機(ラン・ワンジー)が到着。藍忘機(ラン・ワンジー)は琴の音で邪祟を払い、悪さをしているのは霊器の中の霊識であり、その霊器には陰虎符(いんこふ)の痕跡があると指摘する。この発見により、魏無羨は生きているのではないかという憶測が広まる。

魏無羨の腕には無数の傷跡があった。これらの傷は、莫玄羽(モー・シュエンユー)の復讐を果たすにつれて徐々に癒えていく。今、最後の傷が一つだけ残っている。それは復讐がまだ終わっていないことを意味し、最後の仇が誰なのかは謎のままだ。

第2話あらすじとネタバレ

魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は気難しい驢馬に乗り旅に出た。この驢馬は露に濡れた柔らかい草しか食べず、気に入らないと拗ねて動かなくなる始末。大梵山の麓の井戸で水を飲んでいると、一行が現れたため、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は素性を隠すために仮面をつけた。一行は食魂煞を捕らえるために大梵山に来た仙友たちだったが、風邪盤(ふうじゃばん)で調べた結果、食魂獣も食魂煞もいないと判断した。風邪盤(ふうじゃばん)は魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が作ったものだったため、その精度を疑われ、口論になってしまう。

立ち去ろうとした魏無羨(ウェイ・ウーシエン)だが、驢馬は先ほどの騒ぎで機嫌を損ね、一歩も動こうとしない。そこに阿胭(アーイェン)が現れ、驢馬に林檎を差し出すと、驢馬はたちまち機嫌を直し歩き始めた。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は驢馬に小苹果と名付けた。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は大梵山の山頂へと調査に向かい、阿胭(アーイェン)も後を追って来てそこで踊り始めた。異変を感じた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は術を使い彼女を制止した。阿胭(アーイェン)の母親から話を聞くと、阿胭(アーイェン)の婚約者が山で木を伐っている最中に亡くなり、それ以来阿胭(アーイェン)の様子がおかしくなり、大梵山に向かって踊るようになったという。その後まもなく、阿胭(アーイェン)の父親も魂を失い亡くなった。

突然、助けを求める声が聞こえ、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は小苹果を連れて声のする方へ向かった。そこでは何人かの仙師が縛仙網(ばくせんもう)に捕らえられていた。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が助けようとしたその時、金陵の若旦那、金凌(ジン・リン)が現れた。金凌(ジン・リン)は捕らえられた仙師たちを助けようとはせず、彼らの無能さを責めた。実は、金凌(ジン・リン)が仕掛けた400以上の縛仙網(ばくせんもう)に、仙師たちが誤って捕らえられてしまったのだ。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は金凌(ジン・リン)の行為を非難し、怒った金凌(ジン・リン)は仕返しをしようとするが、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は小人符を使い金凌(ジン・リン)の動きを封じた。そして、捕らえられていた仙師たちを救出した。

金凌(ジン・リン)は「舅父が来たら覚悟しろ」と魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を脅した。金凌(ジン・リン)の舅父が誰なのか尋ねたその時、江澄(ジャン・チョン)が到着した。魏無羨は身を隠そうとしたが、江澄(ジャン・チョン)に見つかってしまう。江澄(ジャン・チョン)は金凌(ジン・リン)を救出し、金凌(ジン・リン)は魏無羨への憎しみを募らせた。江澄(ジャン・チョン)は夷陵老祖の邪術を使う者は皆殺しにすると宣言し、金凌(ジン・リン)は剣を抜き魏無羨に襲いかかった。その時、藍忘機(ラン・ワンジー)たちが現れ魏無羨を守った。藍忘機(ラン・ワンジー)の姿を見た魏無羨は驚き、木の陰に隠れて、今日は暦を見て出かけるべきだったと後悔した。

江澄(ジャン・チョン)は藍忘機(ラン・ワンジー)に「騒ぎがあれば必ず現れる」と皮肉を言い、なぜここにいるのか、手柄を横取りに来たのか、それとも誰かを探しているのかと尋ねた。藍忘機(ラン・ワンジー)はここ数年、魏無羨を探して旅をしていたのだ。藍忘機(ラン・ワンジー)は藍氏の禁言術(きんげんじゅつ)を使い、傲慢な金凌(ジン・リン)を懲らしめた。江澄(ジャン・チョン)も金凌を叱りつけ、その場を去った。藍忘機(ラン・ワンジー)は魏無羨の隠れ場所を見たが、近づかずに立ち去った。魏無羨は安堵し、仮面を外して川辺で水を飲んだ。その時、水面に江厭離(ジャン・イエンリー)の顔が映り、三人で過ごした幼い頃の日々と約束を思い出した。金凌に「母親のいない奴」とののしってしまったことを思い出し、魏無羨は思わず自分の頬を叩いた。

魏無羨は偶然にも聚霊草を見つけた。これは土中の霊力を集める薬草で、通常、仙師の古墓の近くに生える。このことから、この地に多くの古墓があると推測した。温氏の古墓に辿り着き、墓守の老人に話を聞こうとしたが、老人は姿を消していた。異変を感じ、金凌の身に危険が及んでいるのではないかと心配した。

藍氏と江氏の人々は天女祠にやって来た。金凌は大声で神霊に呼びかけた。すると、天女の石像が動き出した。駆けつけた魏無羨は符を使い石像を鎮め、皆に早く逃げるように指示した。魏無羨は江氏と藍氏の弟子たちに追いつき、信号弾で藍忘機(ラン・ワンジー)に助けを求めるように言った。しかし、藍思追(ラン・スーチュイ)は前回の莫家荘で信号弾を使い果たし、補充するのを忘れていたことを思い出した。魏無羨は呆れ、こんな大事なことを忘れるとはと叱責した。

魏無羨は皆に、食魂煞も食魂獣もいないと告げた。これらの生き物は死者の未散の霊識を吸い取って生きるが、この地には多くの古墓があり、霊識はまだ消散していないため、生きている人間を襲うことはないはずだ、と説明した。藍思追(ラン・スーチュイ)は魏無羨が狂っていないことを理解した。魏無羨は、阿胭(アーイェン)が行方不明の夫を探して神に祈りを捧げた結果、霊識を天女に飲み込まれてしまったのだと推測した。その後、阿胭(アーイェン)の父親も娘の霊識を取り戻すために自分の霊識を差し出そうと神に祈った。天女は阿胭(アーイェン)の霊識を吐き出したが、そのせいで阿胭(アーイェン)の霊識は損なわれ、大梵山に向かって踊り続けるようになってしまったのだ。

魏無羨は金凌の姿が見えないことに気づき、慌てて探し始めた。その時、巨大な舞天女の石像が洞窟の外に現れ、金氏と江氏の人々を追いかけ始めた。金凌は矢を放つが、天女には効かない。窮地に陥った魏無羨は、他人の剣で竹を切って笛を作り、曲を吹いて、既に亡くなった温寧(ウェン・ニン)を呼び出した。笛の音に導かれ、温寧(ウェン・ニン)は天女を破壊した。魏無羨はこれが罠で、自分が笛を吹いて温寧(ウェン・ニン)を呼び出すように仕向けられたのだと気づいた。

温寧(ウェン・ニン)の姿を見た人々は一斉に彼を取り囲んだ。魏無羨は急いで曲を変え、温寧(ウェン・ニン)が攻撃をやめるように仕向け、徐々に自分の方へ来るようにした。魏無羨は笛を吹きながら後退し、藍忘機(ラン・ワンジー)が現れて手を握られるまで続けた。魏無羨は一瞬驚いたが、すぐに我に返り、温寧(ウェン・ニン)が傷つくのを避けるため、急いで曲を吹いて温寧(ウェン・ニン)を立ち去らせた。藍忘機(ラン・ワンジー)は何かしようとしたようだが、魏無羨はそれに気づき、すぐに制止した。

江澄(ジャン・チョン)が駆けつけ、莫玄羽(モー・シュエンユー)が温寧(ウェン・ニン)を放ったと聞くと、魏無羨が戻ってきたと思い込み、怒りに任せて襲いかかろうとしたが、藍忘機(ラン・ワンジー)に阻まれた。魏無羨は逃げようとしたが、江澄(ジャン・チョン)の紫電に撃たれた。しかし、実際にはダメージを受けていなかった。江澄(ジャン・チョン)は驚き、魏無羨に仮面を外すよう迫った。魏無羨は断固として拒否した。藍思追(ラン・スーチュイ)は江澄(ジャン・チョン)に、紫電は奪舎(だっしゃ)した者の魂を引き抜くことができ、魏無羨が既に死んでいて、奪舎(だっしゃ)によって蘇ったのではない限り、こんなことはあり得ないと指摘した。

魏無羨は蓮花塢に帰りたいと強く願った。もし時間を戻せるなら、あの頃の蓮花塢にずっと留まり、二度と外に出ることはなかっただろう。16年前、江澄(ジャン・チョン)、江厭離(ジャン・イエンリー)、そして魏無羨は幼い頃から一緒に育った。江澄(ジャン・チョン)と魏無羨はいつも口喧嘩をしていたが、江厭離(ジャン・イエンリー)と父親はいつも魏無羨の味方だった。

第3話あらすじとネタバレ

16年前、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は雲夢江氏の江厭離(ジャン・イエンリー)、江澄(ジャン・チョン)と共に姑蘇藍氏(こそランし)の雲深不知処へ修行に向かった。彩衣鎮の宿屋に泊まろうとしたが、蘭陵金氏の貴公子が宿を貸し切っていたため、追い出されそうになる。魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は宿屋の女性、綿綿(ミエンミエン)に香囊を渡し、公子に掛け合ってほしいと頼む。綿綿(ミエンミエン)は魏無羨(ウェイ・ウーシエン)に名前を尋ね、彼は冗談で「道遠」と名乗る。これに綿綿(ミエンミエン)は気を悪くするが、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は事情を説明し、最終的に空いている部屋に泊まる許可を得る。

江澄(ジャン・チョン)は魏無羨(ウェイ・ウーシエン)の行動を軽薄だと非難するが、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は意に介さない。江厭離(ジャン・イエンリー)は冗談めかして二人に喧嘩をやめるように言う。金氏の公子について、江澄(ジャン・チョン)は金子軒(ジン・ズーシュエン)ではないかと推測する。この名前に江厭離(ジャン・イエンリー)は表情を曇らせる。金子軒(ジン・ズーシュエン)は彼女の許嫁だったのだ。

その後、宿屋の店員から部屋が足りなくなったと告げられ、再び追い出されそうになる。そこに金子軒(ジン・ズーシュエン)が現れ、茶に文句を言い、部屋を巡回することに。鉢合わせた魏無羨達と金子軒(ジン・ズーシュエン)。江厭離(ジャン・イエンリー)は事を荒立てずに立ち去ろうとするが、金子軒(ジン・ズーシュエン)と鉢合わせしてしまう。金子軒(ジン・ズーシュエン)は部屋を間違えていたようで、謝罪して去っていく。魏無羨は金子軒の態度を嘲笑し、「孔雀みたいだ」と呟き、なぜ姉がこんな男と婚約させられるのか理解できない様子だった。

翌日、雲深不知処の門前に到着した一行は、拜帖を忘れたことに気付く。魏無羨は門番に頼み込むが拒否され、江厭離(ジャン・イエンリー)の忠告に従い、一旦山門から離れることに。その時、藍忘機(ラン・ワンジー)が現れ、何者かを運んでいた。江澄(ジャン・チョン)は「死んでいる」と呟くが、魏無羨は邪術によるものだと見抜く。魏無羨は藍忘機(ラン・ワンジー)に入山を許可してほしいと頼むが、拜帖がないため拒否される。口論の末、魏無羨は藍忘機(ラン・ワンジー)に禁言術(きんげんじゅつ)をかけられてしまう。

魏無羨は拜帖を取りに宿屋へ戻り、江厭離(ジャン・イエンリー)が金子軒に何かされていないか心配する。天子笑を二壇持って山門へ戻ると、江厭離(ジャン・イエンリー)と江澄(ジャン・チョン)の姿はなかった。結界が張られていたが、魏無羨は術を使って簡単に突破する。

屋上で酒を飲んでいた魏無羨を藍忘機(ラン・ワンジー)が発見。結界を破り、禁酒の掟を破ったことを咎める。魏無羨は初来訪で知らなかったと言い訳し、天子笑を勧めるが、藍忘機(ラン・ワンジー)は受け入れず、魏無羨と戦う。藍忘機(ラン・ワンジー)の強さに圧倒された魏無羨は、用事があると嘘をついてその場を去る。藍忘機は天子笑を割ってしまい、魏無羨は弁償を求めるが、禁酒の掟を盾に再び禁言術(きんげんじゅつ)をかけられる。

姑蘇藍氏(こそランし)の宗主、藍曦臣(ラン・シーチェン)は藍忘機が運んできた遺体を調べ、邪術によるものだと判断する。魏無羨も傀儡ではないかと推測する。藍曦臣(ラン・シーチェン)は一連の事件が陰謀の始まりだと危惧し、藍忘機に調査を命じる。

不夜天では、温若寒(ウェン・ルオハン)が温晁(ウェン・チャオ)と溫情(ウェン・チン)に雲深不知処へ行き、陰鉄の欠片を探すよう指示する。溫情(ウェン・チン)は弟の温寧(ウェン・ニン)も連れて行きたいと願い、温若寒(ウェン・ルオハン)は温寧(ウェン・ニン)の特殊な体質が役に立つかもしれないと考え、許可する。

薛洋(シュエ・ヤン)は温若寒(ウェン・ルオハン)に、傀儡は実験段階であり、陰鉄の力はこんなものではないと報告する。温若寒(ウェン・ルオハン)は薛洋(シュエ・ヤン)に他の三つの欠片を探し、仙門百家を倒すように命じる。そして、四つの欠片が揃えば薛洋(シュエ・ヤン)の願いを叶えると約束する。最後の欠片の在り処について、薛洋(シュエ・ヤン)は温若寒(ウェン・ルオハン)が約束を守るなら教えると答える。