扶揺(フーヤオ)あらすじ49話・50話・51話・52話、ネタバレ

第49話あらすじとネタバレ

恒王は冤罪を主張するも、戦南城(せんなんじょう)は自ら恒王府を捜索。隠し部屋から大量の黄金が見つかり、戦南城(せんなんじょう)は恒王の富を皮肉る。恒王は命乞いをし、全ての罪を扶揺(フーヤオ)になすりつけるが、国庫の金の重さを戦南城(せんなんじょう)は指摘。

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~あらすじ、49話ネタバレ

さらに武器の隠し部屋も見つかり、恒王は天牢へ。扶揺(フーヤオ)は自ら罰を請い、他者を守るため恒王を告発したと説明。長孫無極(ちょうそんむきょく)の秘密を漏洩したため、戦南城(せんなんじょう)の信頼を失うことを恐れるも、戦南城(せんなんじょう)は扶揺(フーヤオ)を信じ、彼女に褒美と兵権を与える。

戦南城(せんなんじょう)は恒王に毒酒を賜る。長孫無極(ちょうそんむきょく)は鉄成(てっせい)の働きを賞賛。一方、葛雅砂漠の入口で、戦北野(せんほくや)は雅蘭珠(がらんじゅ)を安全な場所に残そうとするが、雅蘭珠(がらんじゅ)は同行を望み、二人は抱き合って泣く。

磐都の宿屋で、雲痕(うんこん)(うんこん)は宗越(そうえつ)に会い、斉韵(せいいん)と斉震(せいしん)の天煞への逃亡を知る。宗越(そうえつ)は斉震(せいしん)親子に利用されるなと警告するが、雲痕(うんこん)(うんこん)は斉震(せいしん)の謝罪の手紙を見せ、斉韵(せいいん)を探すためだと主張。宗越(そうえつ)は信じないが、雲痕(うんこん)(うんこん)は彼の頑固さを嘆く。

牢で、扶揺(フーヤオ)は戦南城の代わりに恒王に毒酒を渡す。恒王は叫び、屈辱的な死よりも仮乱を起こしたかったと悔やむ。扶揺(フーヤオ)は彼の妻子の面倒を見ると約束。太妍(たいけん)が現れ扶揺(フーヤオ)を襲うが、長孫無極(ちょうそんむきょく)が阻止。扶揺は負傷し、太妍(たいけん)は長孫無極(ちょうそんむきょく)に扶揺に気をつけろと警告。太妍(たいけん)が非煙(ひえん)の弟子だと知り、扶揺は長孫無極(ちょうそんむきょく)を慰める。元宝(げんぽう)がこっそり現れるが、二人は気づかない。

古城で、戦北野(せんほくや)と紀羽(キウ)は隠軍を探すも見つからず、野宿する。雅蘭珠(がらんじゅ)は隠軍を救う方法を尋ね、戦北野(せんほくや)は蒼龍在野剣で再び誓いを立てることを思いつく。

宗越(そうえつ)は雲痕(うんこん)(うんこん)が騙されるのを防ぐため、斉震(せいしん)に会うことを決意。翌日、戦北野(せんほくや)は蒼龍在野剣で隠軍を召喚することに成功。隠軍は出陣に応じるが、雅蘭珠(がらんじゅ)の命を生贄として要求。戦北野(せんほくや)は拒否し、自らの命を賭けて誓い、隠軍の支持を得る。

第50話あらすじとネタバレ

戦北野(せんほくや)は自らの体に深く剣を突き刺した。命を賭してでも、隠軍に天煞の昏君を討つよう命じるためだ。雅蘭珠(がらんじゅ)は地面から這い上がり、涙で視界がぼやける中、彼の顔を両手で包み込み泣き崩れた。彼を失ったらどうすればいいのか分からない。戦北野(せんほくや)は雅蘭珠(がらんじゅ)に帰るように言い聞かせ、長孫無極(ちょうそんむきょく)に天煞を守り抜くよう伝えるように頼んだ。雅蘭珠(がらんじゅ)は悲嘆にくれ、首を横に振ってこの結末を受け入れようとしない。戦北野(せんほくや)は、自分の死が天下の平和と母妃の安全と引き換えになるのなら、それでいいのだと考えた。しかし、命の最後の瞬間、彼が最も気に掛けていたのは雅蘭珠(がらんじゅ)だった。雅蘭珠(がらんじゅ)は息も絶え絶えの戦北野(せんほくや)を抱きしめ、子どもの頃の童謡を優しく口ずさみながら、涙を流した。歌声が徐々に消えていくとともに、戦北野(せんほくや)はゆっくりと目を閉じた。

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~あらすじ、50話ネタバレ

紀羽(キウ)は傍らでこの全てを目撃し、胸が張り裂けるような思いで地面に跪き、声を上げて泣いた。その様子を見た隠軍たちは、彼の忠誠心に心を打たれ、次々と跪き、戦北野(せんほくや)への忠誠を誓った。すると、奇跡が起きた。息絶えたはずの戦北野(せんほくや)が再び目を開けたのだ。それを見た雅蘭珠(がらんじゅ)は、彼を強く抱きしめた。

天煞の外れの別荘で、宗越(そうえつ)は斉震(せいしん)を探しに来たが、そこにいたのは斉韵(せいいん)だった。斉韵(せいいん)の問いかけに対し、宗越(そうえつ)は彼女についてきてほしくなかったが、どうしても追いかけてきてしまったと説明した。二人は一緒に別荘に入り、病に伏せる斉震(せいしん)と対面した。宗越(そうえつ)は斉韵(せいいん)に薬を渡し、煎じてくるように言った。宗越(そうえつ)が斉震(せいしん)の脈を取ろうと近づくと、斉震(せいしん)は突然起き上がり、宗越(そうえつ)の首を絞めた。宗越(そうえつ)は、斉震(せいしん)が本性を改めていなかったことに気づいた。服に塗った薬で斉震(せいしん)を屈服させられると確信していたが、斉震(せいしん)は非煙(ひえん)と協力し、事前に解毒剤を手に入れていたのだ。宗越(そうえつ)は迷香を吸い込み気を失い、その後、斉震(せいしん)に囚われた。

天煞王宮では、戦南城(せんなんじょう)は祥瑞である騰龍の雲を見て喜んでいたが、烈王が軍を率いて戻ってきたという急報に不安を覚えた。扶揺(フーヤオ)は戦南城(せんなんじょう)に長孫無極(ちょうそんむきょく)に助けを求めるよう進言した。長孫無極(ちょうそんむきょく)と戦北野(せんほくや)が裏で繋がっているのではないかと疑っていたが、他に良い方法がないため、戦南城(せんなんじょう)は扶揺(フーヤオ)の言葉を信じることにした。

斉韵(せいいん)が別荘に戻ると、宗越(そうえつ)が毒にあたり血を吐いて倒れていた。彼女は泣きながら彼の怪我を確認した。斉震(せいしん)は斉韵(せいいん)に、宗越(そうえつ)は決して彼女を受け入れることはないと告げた。斉韵(せいいん)は、たとえどれだけ多くの人命を犠牲にして龍鱗甲を手に入れても、そんなことはしたくないと泣き叫び、自分の名を利用して私利私欲を満たそうとしている斉震(せいしん)を責めた。斉震(せいしん)は激怒し、斉韵(せいいん)を平手打ちした。天下人から何を言われようとも構わないが、娘からそんな風に評価されるのは許さないと叫んだ。

戦南城(せんなんじょう)は戦北野(せんほくや)の軍勢の到来に不安を募らせていた。その時、扶揺(フーヤオ)は彼に、長孫無極(ちょうそんむきょく)が師匠に穹蒼に呼び戻され、五色石の少女の秘密を知ってしまったことを伝えた。長孫無極(ちょうそんむきょく)は両全の策を見つけようとしたが、師匠は五色石の少女を殺すよう彼に迫った。

扶揺(フーヤオ)は自分の屋敷に戻り、鉄成(てっせい)から長孫無極(ちょうそんむきょく)が師匠に嘆願して罰を受けた時の様子を聞いた。長孫無極(ちょうそんむきょく)は扶揺(フーヤオ)を心配させまいと、自分は無事だと嘘をついた。扶揺(フーヤオ)はそれ以上追及せず、戦南城(せんなんじょう)が静太妃(せいたいひ)を陥れようとしていることを話した。鉄成(てっせい)はさらに、斉震(せいしん)が天煞に来たことと宗越(そうえつ)が去ったことを扶揺(フーヤオ)に伝えた。それを聞いた長孫無極(ちょうそんむきょく)はすぐに救出に向かった。

別荘では、雲痕(うんこん)(うんこん)と宗越(そうえつ)が柱に縛り付けられていた。斉震(せいしん)は彼らの命運は尽きたと宣言した。雲痕(うんこん)(うんこん)を騙すため、斉震(せいしん)は斉韵(せいいん)を彼に嫁がせると約束したが、その条件として雲痕(うんこん)(うんこん)は先に宗越(そうえつ)を殺さなければならなかった。宗越(そうえつ)は冷笑著斉震(せいしん)に同調し、雲痕(うんこん)(うんこん)が手を下さなければ、全員死ぬことになると言った。雲痕(うんこん)(うんこん)は兄を殺したくはなかったが、宗越(そうえつ)は復讐のために今まで生き延びてきたのだから、何も恐れるものはないと言った。斉震(せいしん)は梯子の上に刀を置き、雲痕(うんこん)(うんこん)に手を下すよう迫った。しかし、雲痕(うんこん)(うんこん)はその隙に宗越(そうえつ)の縄を断ち切り、斉震(せいしん)を傷つけた。その後、宗越(そうえつ)と雲痕(うんこん)(うんこん)は協力して斉震(せいしん)と戦ったが、傷が深いため、斉震(せいしん)の相手ではなかった。ましてや、斉震(せいしん)は今、非煙(ひえん)から授かった力を持っていた。

第51話あらすじとネタバレ

斉震(せいしん)は功法を繰り出し、宗越(そうえつ)を殺そうとした。雲痕(うんこん)(うんこん)はそれを止めようと、斉震(せいしん)の足にしがみついたが、蹴り飛ばされてしまった。剣が宗越(そうえつ)に突き刺さろうとした瞬間、斉韵(せいいん)が突然現れ、身を挺して緻命の一撃を防いだ。この突然の出来事に、その場にいた全員が驚愕した。宗越(そうえつ)は立ち上がり、傷ついた斉韵(せいいん)を支えたが、斉震(せいしん)は駆け寄り、宗越(そうえつ)を突き飛ばし、瀕死の娘を慌てて抱き上げた。斉韵(せいいん)は父の腕の中で彼らの過ちを嘆き、斉震(せいしん)は信じられない思いで娘を見つめた。龍鱗甲で守られているはずの娘が、なぜ傷を負ったのか理解できなかったのだ。

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~あらすじ、51話ネタバレ

しかし、斉韵(せいいん)は最後の力を振り絞り、龍鱗甲を宗越(そうえつ)に渡した。斉韵(せいいん)が腕の中で息を引き取るのを目の当たりにし、斉震(せいしん)は深い悲しみに沈んだ。自分の行いが間接的に娘の死を招いたことを悟ったのだ。雲痕(うんこん)(うんこん)と宗越(そうえつ)は傍らでこの全てを目撃し、怖くて近寄ることができなかった。斉震(せいしん)が次に自分たちを攻撃してくることを、彼らはよく分かっていた。案の定、激怒した斉震(せいしん)は、まず宗越(そうえつ)に強烈な一撃を加え、続いて雲痕(うんこん)(うんこん)を吹き飛ばし、さらに宗越(そうえつ)への猛攻を続けた。斉震(せいしん)が再び宗越(そうえつ)に手を下そうとした時、宗越(そうえつ)の身に著けた龍鱗甲がそれを阻んだ。この予期せぬ光景に、宗越(そうえつ)は地に伏して泣き崩れ、自分が斉韵(せいいん)の犠牲を受けるに値しないと嘆いた。

ついに、絶望に打ちひしがれた斉震(せいしん)は自らの命を絶つ道を選んだ。最期は斉韵(せいいん)の亡骸を強く抱きしめ、まるで全てを償おうとするかのように。一方、戦北野(せんほくや)は隠軍を率いて天煞へ攻め入り、戦南城(せんなんじょう)はそれを深く憂慮していた。扶揺(フーヤオ)は長孫無極(ちょうそんむきょく)との交渉の結果を持ち帰った。長孫無極(ちょうそんむきょく)は厳しい条件を提示したが、戦北野(せんほくや)の軍が既に磐都に迫っていたため、戦南城(せんなんじょう)はそれを受け入れざるを得なかった。

宗越(そうえつ)は斉韵(せいいん)の亡骸を抱きしめ、悲しみのあまり、彼女に冷たく当たってしまったことを悔やんでいた。その時、幸運にも長孫無極(ちょうそんむきょく)が駆けつけ、最後の牧霊果を持ってきた。宗越は斉韵(せいいん)に牧霊果を与え、奇跡的に彼女は息を吹き返した。宗越は非煙(ひえん)の毒を解くのは容易ではないため、解毒の方法に従って治療するため、斉韵(せいいん)を連れていくことを決めた。雲痕(うんこん)(うんこん)は太淵に戻り、宗越との約束通り、立派な太淵王になることを誓った。

長孫無極(ちょうそんむきょく)は素早く行動し、兵符を奪取し、兵を動かして敵を迎撃した。戦北野(せんほくや)の部隊は外郭で天煞之金と交戦し、勝利を収めたが、封印のため、隠軍は直接侵入できなかった。戦北野(せんほくや)の不安を取り除くため、雅蘭珠(がらんじゅ)は自ら人質となることを申し出た。共済軍の協力もあり、戦北野(せんほくや)は無事に入城し、残りの敵を掃討し始めた。長孫無極(ちょうそんむきょく)は殿を務め、戦北野(せんほくや)に先に宮殿へ向かうように言った。

戦南城(せんなんじょう)が宮門を閉ざして逃げようとした時、小七(しょうしち)が令牌を掲げ、門を開けるよう命じた。それを見た戦南城(せんなんじょう)は扶揺(フーヤオ)に助けを求めたが、彼女は冷酷にも全てが自分の計画であったことを明かした。扶揺(フーヤオ)は大臣たちに状況を理解し、正しい選択をするよう迫った。その時、戦北野(せんほくや)は剣を手に大殿に足を踏み入れた。跪いて命乞いをする戦南城(せんなんじょう)に対し、彼はこの戦いは無実の罪で死んだ兄弟たちの復讐のためだと断言した。

第52話あらすじとネタバレ

戦北野(せんほくや)は、戦南城(せんなんじょう)の血で寒殿を汚すことは戦氏一族の先祖を辱めることになると考えた。しかし、もし今日戦南城(せんなんじょう)を逃がせば、無実の罪で死んだ兄弟たちに顔向けできない。戦南城(せんなんじょう)は兄弟の情に免じて命を助けてくれるよう戦北野(せんほくや)に懇願した。しかし、戦北野(せんほくや)は大笑いしながら、もし戦南城(せんなんじょう)に少しでも悔い改める気持ちがあれば、今日このような事態にはなっていないだろうと返した。戦南城(せんなんじょう)は静太妃(せいたいひ)の情に免じて許してほしいと頼み込んだが、戦北野(せんほくや)は天煞国のあらゆる土地が戦南城(せんなんじょう)の暴政を目撃してきたと非難した。

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~あらすじ、52話ネタバレ

心の葛藤の末、戦北野(せんほくや)はついに戦南城に剣を向けたが、最後の瞬間、どうしても斬ることができず、剣を地面に投げ捨てた。ところが、そのとき戦南城は突然匕首を取り出し、戦北野(せんほくや)を刺そうとした。幸い花公公が間一髪で現れ、先に戦南城を始末した。

戦北野(せんほくや)は城外へ行き、雅蘭珠(がらんじゅ)を迎え、戦南城が死んだことを告げた。この知らせを聞いた雅蘭珠(がらんじゅ)は喜び、戦北野(せんほくや)と抱き合った。彼女は続けて隠軍の問題に触れ、既に血と摂坤鈴を使って隠軍の封印を解いたと述べた。

天煞国の新王に即位した戦北野(せんほくや)は、即位式で国殤の儀式を行い、無実の罪で死んだ兵士たちを追悼した。続いて、功績のあった大臣や将兵に褒美を与えるよう命じた。長孫無極(ちょうそんむきょく)が扶揺(フーヤオ)への褒美を忘れているようだと指摘すると、戦北野(せんほくや)は扶揺(フーヤオ)が最大の功臣であることは認めたが、これらの内務は後ほど改めて協議すべきだと主張した。しかし、長孫無極(ちょうそんむきょく)は扶揺(フーヤオ)を藩王に封じることを提案し続けた。

下朝後、戦北野(せんほくや)は長孫無極(ちょうそんむきょく)と長瀚山が占領されたことについて雑談し、長孫無極(ちょうそんむきょく)は長瀚山が穹蒼と関係があるため、将来の戦乱を避けるために天煞から切り離したのだと説明した。

ある日、雅蘭珠(がらんじゅ)は偶然戦北野(せんほくや)と静太妃(せいたいひ)の会話を一部聞いてしまい、戦北野がまだ扶揺(フーヤオ)を好きだと勘違いし、悲しんで立ち去った。実際には、戦北野は既に扶揺(フーヤオ)を生死の友と見ており、雅蘭珠(がらんじゅ)こそが彼の本当の伴侶だった。しかし、雅蘭珠(がらんじゅ)は戦北野が静太妃(せいたいひ)に求婚する言葉を聞く前に立ち去ってしまい、途中で赤い服を着た人に連れ去られてしまった。

その夜、扶揺(フーヤオ)と長孫無極(ちょうそんむきょく)は宮殿に入り、小七(しょうしち)から雅蘭珠(がらんじゅ)が行方不明になったことを知った。扶揺はすぐに雅蘭珠(がらんじゅ)を探したかったが、長孫無極(ちょうそんむきょく)はこれは戦北野の責任だと釘を刺した。実は、雅蘭珠(がらんじゅ)は戦北野の師匠である雷動(らいどう)に連れ去られ、戦北野を誘い出すために使われていたのだ。

扶揺は長孫無極(ちょうそんむきょく)に雷動(らいどう)について尋ね、彼が五洲十聖の一人であることを知った。雷動(らいどう)が雅蘭珠(がらんじゅ)と戦北野に危害を加えることを心配したが、長孫無極(ちょうそんむきょく)はこれは試練だと考えていた。一方、雅蘭珠(がらんじゅ)は女工を学ぶことを強制され、最初は嫌がっていたが、雷動(らいどう)の圧力に負けて学ぶことになった。一通り苦労した後、雷動(らいどう)も諦めた様子だった。

屋敷に戻った扶揺は長孫無極(ちょうそんむきょく)と五洲十聖の順位について話し合い、長孫無極(ちょうそんむきょく)が自分を一番だと称していることを知り、扶揺は疑念を抱いた。長孫無極(ちょうそんむきょく)は実は一番は自分の師匠だと明かした。その時、江楓(こうふう)が璇璣(せんきこうごう)国からの密書を長孫無極(ちょうそんむきょく)に届けた。

雷動(らいどう)は雅蘭珠(がらんじゅ)に様々な女工の稽古を課したが、最初は雅蘭珠(がらんじゅ)は学ぶことを拒否し、雷動を激怒させた。しかし、雷動に強制され、彼女はついに学び始めた。散々苦労させた後、雷動は彼女に無理強いするのをやめ、明日面白いものが見られると言った。