恋心が芽吹く頃あらすじ11話・12話、ネタバレ

第11話あらすじとネタバレ

府内の動揺

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ、11話ネタバレ

陌夫人(ばくふじん)は父の訃報に驚き、動揺のあまり産気づいてしまう。同時に、葉夫人が瀕死の状態で嫡夫人(ちゃくふじん)の元を訪れ、瑶夫人の子供が既に亡くなっており、呂北逸(りょほくいつ)の子供を奪おうとしていることを告げる。嫡夫人(ちゃくふじん)は瑶夫人の元へ様子を見に行こうとするが、如画(じょが)に阻まれる。如画(じょが)は、今は府内のことは瑶夫人が取り仕切っているので、嫡夫人(ちゃくふじん)には口出しする権利はないと宣言する。

賀元雪(げんせつ)の危機

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ、11話ネタバレ

やっとのことで危険を脱した賀元雪(げんせつ)は、偶然世子(せいし)に出会う。袁大人は賀元雪(げんせつ)に、誰かが彼女を害そうとしていることを知っているかと尋ねるが、賀元雪(げんせつ)は知らないと答える。袁大人はさらに、他に賀元雪(げんせつ)の到著を目撃した者がいるかを確認するが、賀元雪(げんせつ)はいないと答える。世子(せいし)は後で賀元雪(げんせつ)を送り届けると約束するが、賀元雪(げんせつ)は茶を一杯飲んだ後、気を失ってしまう。

民衆の不満と衝突

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ、11話ネタバレ

賀連信(がれんしん)は銀子を屋敷へ運ぶ途中、民衆に取り囲まれる。民衆は李大人を清官だと呼び、賀連信(がれんしん)に逼迫されて死んだと訴え、この銀子は人命より重要なのかと問いただす。物陰から誰かが民衆の一人を射殺し、混乱が生じる。民衆は「役人が人を殺した」と叫び、賀連信(がれんしん)一行と衝突する。

呂北逸(りょほくいつ)の介入

賀連信(がれんしん)が民衆に襲われている時、賀元雪(げんせつ)も現場に連れてこられ、誰かが賀元雪(げんせつ)を殺そうとし、賀連信(がれんしん)の仕業だと主張する。危機一髪、呂北逸(りょほくいつ)が現れ賀元雪(げんせつ)を救い、賀連信(がれんしん)と共に事態を収拾する。

決意の転換

呂北逸(りょほくいつ)は賀連信(がれんしん)に、かつて賀元雪(げんせつ)に臆病だと非難されたことで目が覚め、もう無為に過ごすのではなく、失ったものを全て取り戻すと決意したことを明かす。駱青蓮(らくせいれん)は賀連信(がれんしん)が危険に遭ったと聞き、助けに行こうとするが、嫡夫人(ちゃくふじん)に瑶夫人が危ないかもしれないからと引き止められる。駱青蓮(らくせいれん)は自分の用事の方が急ぎだと主張し、嫡夫人(ちゃくふじん)が跪いて頼んでも意思を変えず、そのまま出て行く。

協力の始まり

呂北逸(りょほくいつ)は賀連信(がれんしん)に、彼の大業を助けると同時に、自分の賤籍を消すために来たと告げる。その後、駱青蓮(らくせいれん)が到著し、本来は世子(せいし)が王爷に送るはずだった物資を届ける。袁大人も現場に到著し、賀連信(がれんしん)に今は静観するように勧める。賀連信(がれんしん)は袁大人がくれた贈り物は良いが、自分はのんびり過ごすつもりはなく、世子(せいし)を補佐して大業を成し遂げたいという意思を示す。最終的に、賀連信(がれんしん)は正式に世子(せいし)を補佐することを表明する。

理想と現実の衝突

自分のせいで冤罪で死んだ民衆に対し、賀連信は深く心を痛め、彼らのためには何もできないと嘆く。駱青蓮(らくせいれん)は、大業を成し遂げる者は目先の人のことばかり見ていてはいけない、このようなことが二度と起こらないようにするには、曲涼(きょくりょう)の運命を握らなければならないと諭す。

人間関係の変化

駱青蓮(らくせいれん)と呂北逸(りょほくいつ)の会話から、二人の関係が変わっていることがわかる。駱青蓮(らくせいれん)は呂北逸(りょほくいつ)の賤籍を消すことを誓い、二人はまだ同じ屋根の下にいるが、今は昔とは違う、これからは呂北逸(りょほくいつ)は呂公子、自分は蓮姑娘だと告げる。

瑶夫人の信頼危機

瑶夫人は駱青蓮(らくせいれん)が自分の申し出を断ったことに満足し、駱青蓮(らくせいれん)が心から自分に従っている証拠だと考える。しかし、柔夫人(じゅうふじん)はこれに異議を唱え、瑶夫人は人を信じすぎていると言い、瑶夫人と口論になり、最後は怒って出て行く。

第12話あらすじとネタバレ

賀連信(がれんしん)の借金回収成功を祝し、王爷は盛大な祝賀会を開いた。宴席で、王爷は賀連信(がれんしん)への褒美に加え、空席となった平南総兵の職を慕天殊(ぼてんしゅ)に打診し、慕天殊(ぼてんしゅ)はこれを受諾した。

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ、12話ネタバレ

続いて、王爷は精巧な缂絲の扇子三本を取り出し、賀連信(がれんしん)の功績は三人の賢内助の支えあってこそだと称え、彼女たちに扇子を選ばせた。嫡夫人(ちゃくふじん)は駱青蓮(らくせいれん)に先に選ばせ、駱青蓮(らくせいれん)は一本を選んだ。嫡夫人(ちゃくふじん)が牡丹柄の扇子を取ろうとした時、瑶夫人がそれを譲ってほしいと申し出た。瑶夫人はこれによって王爷の態度を探り、正室になれる可能性を探っていたのだ。

その時、五公子(ごこうし)が賀連信(がれんしん)の借金回収における強引な手段を糾弾する公文書を持って現れた。役人たちの不満を伝え、続いて世子(せいし)も到著。表向きは賀連信(がれんしん)の公私混同を訴えるが、実際は彼を庇うためだった。これは全て、四公子(しこうし)が権力構造を試すための策略だった。

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ、12話ネタバレ

五公子(ごこうし)が連れてきた王五(おうご)という男は、李大人のために賀連信(がれんしん)を襲ったと主張したが、実は指名手配中の犯罪者で、賀連信(がれんしん)に濡れ衣を著せて罪を隠そうとしていたことが発覚。五公子(ごこうし)は面目なく退散した。

扇子の話に戻ると、王爷は熙が牡丹の扇子を気に入っているなら同じものを作り、今の扇子を嫡夫人(ちゃくふじん)に贈ると提案。しかし、瑶夫人が扇子を取ろうとした際、扇子が壊れてしまった。王爷はこれを瑶夫人の嫉妬とみなし、賀連信(がれんしん)に処罰を命じ、瑶夫人は庶人に落とされた。

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ、12話ネタバレ

駱青蓮(らくせいれん)は賀連信(がれんしん)とこの一件を分析し、王爷は扇子に細工をし、賀連信(がれんしん)を世子(せいし)と四公子(しこうし)に対抗できる第三の勢力に育てようとしていると推測した。錦芳嬷嬷(きんほう まま)が語った、公私分明を貫く王爷に仙王妃が実家との交流を控えたという逸話は、王爷が賀連信(がれんしん)の地位固めのために瑶夫人を除いた理由を説明づけている。

最後に、駱青蓮(らくせいれん)は賀連信(がれんしん)に呂北逸(りょほくいつ)を幕僚に雇うことを提案。これは賀連信のためだけでなく、過去の恩返しにもなると考えた。賀連信は不満げながらも、駱青蓮(らくせいれん)のためなら何でもすると告げた。