一念関山あらすじ9話・10話、ネタバレ

第9話あらすじとネタバレ

帰原陵にて、朱衣衛右使の迦陵(キャリン)は、鄧恢から厳しい叱責を受けました。無能で上司に媚びへつらうだけで、特に指揮使の姜がそれを好んでいると指摘され、迦陵(キャリン)は仮論もできず、ただひたすら謝罪しました。鄧恢は、迦陵(キャリン)のような色仕掛けで出世を狙う女は、これ以上策を弄すれば身の破滅を招くと警告し、七日以内に真相を究明しなければ地位を失うと宣告しました。

一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-あらすじ、9話ネタバレ

珠璣は鄧恢の朱衣衛への嫌悪の理由を尋ね、迦陵(キャリン)は彼の母親が白雀に殺されたため、特に陰謀を企む女性に強い嫌悪感を抱いていると説明しました。また、越三娘(エツ・サンニャン)の身に何かが起こった可能性を知り、如意(ルーイー)の関与を疑い、自身の立場が危ういと感じました。しかし、如意(ルーイー)が黒幕とは断定できず、梧国使節団の調査を命じました。一方、李同光(リー・トンコウ)は迦陵(キャリン)が梧国へ向かう可能性を考え、瑠璃(ルリ)は李同光(リー・トンコウ)にこの機会を利用して両国の関係を深めるよう促し、それが彼にとって良い仕事に繋がるかもしれないと仄めかしました。しかし、李同光(リー・トンコウ)は皇帝が自分を再び必要とするまで閑職に置くつもりだと理解していました。

初 (ハツ)貴妃は瑠璃(ルリ)と李同光(リー・トンコウ)の親密な様子を目撃し、激しい嫉妬に駆られました。皇子でさえ、二人の間の微妙な雰囲気に気づきました。

一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-あらすじ、9話ネタバレ

ある宴席では、杜大人が客人に料理と酒を振る舞っていました。如意(ルーイー)は楊盈(ヤン・イン)に君主は民と楽しむべきだと教え、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は如意(ルーイー)の指導に感謝しました。于十三(ユー・シーサン)と如意(ルーイー)が親しげにしているのを見て、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は不快感を覚えました。それでも、如意(ルーイー)が皆に舞台に上がるよう促されると、彼女は于十三(ユー・シーサン)と堂々と踊り、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は平静を装いながらも内心では嫉妬に苦しみました。元祿(ゲンロク)が現れると、皆が彼の健康を気遣い酒を勧めるのを止めましたが、如意(ルーイー)だけはこっそり酒を差し出しました。元祿(ゲンロク)は特別扱いされるのを好まないことを如意(ルーイー)は知っていたからです。元祿(ゲンロク)は如意(ルーイー)の理解に感謝しました。

元祿(ゲンロク)は如意(ルーイー)が寧遠舟(ニン・エンシュウ)に嫉妬させるために優しく接していることを見抜きましたが、寧遠舟(ニン・エンシュウ)には効果がないと考えました。彼は過剰な親切を最も嫌うからです。それを知った如意(ルーイー)は寧遠舟(ニン・エンシュウ)を誘って踊り、楊盈(ヤン・イン)が彼に乗馬を禁じた理由について、腰の鍛錬のためだと笑顔で説明しました。

一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-あらすじ、9話ネタバレ

皇帝は初 (ハツ)貴妃と彼女の兄の娘である月初の縁談について話し合っていました。相手が李同光(リー・トンコウ)だと聞き、初 (ハツ)貴妃は内心の苦痛を押し隠しました。李同光(リー・トンコウ)にとっては願ってもない話に思えたからです。

陶然客棧の外には多くの難民が集まり、楊盈(ヤン・イン)は同情しましたが、寧遠舟(ニン・エンシュウ)はそれは一時的な対策に過ぎず、真の解決策は皇帝を救い出すことだと告げました。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は孫朗(ソン・ラン)に玉符を渡し、知県に難民の救済を依頼するよう命じました。如意(ルーイー)は楊盈(ヤン・イン)に礼儀作法を教え続け、自らも難民救済に向かいました。その際、彼女は合図を送り、寧遠舟(ニン・エンシュウ)が尾行していることに気づくと、彼に彫刻刀を贈りました。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は少し照れました。

如意は寧遠舟(ニン・エンシュウ)に昭節娘娘のことを詳しく話すよう促しました。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は平静を装っていましたが、内心は激しく動揺していました。二人は久しぶりにゆっくりと語り合い、楽しい時間を過ごしました。如意は、六道堂と朱衣衛で高い地位にいた二人が、なぜ一度も会ったことがないのか、あるいは会っていたとしても気づかなかったのか不思議に思いました。すると、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は突然、手品のように花束を取り出し、如意に贈りました。その時、誰かが如意を呼びに来ました。如意は振り返り、寧遠舟(ニン・エンシュウ)を守りながら、強い人でも時には守られる必要があると言いました。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は嬉しく思いました。

如意が過去を回想する中、寧遠舟(ニン・エンシュウ)も兄弟たちとの出会いと思い出を辿っていました。如意の去り行く後ろ姿を見つめ、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は思わず彼女を呼び止めました。如意は振り返り、二人の視線が交わりました。

第10話あらすじとネタバレ

寧遠舟(ニン・エンシュウ)は、如意(ルーイー)に贈った彫刻刀を口実に、紫衣使長を懲らしめた人物の特徴を聞き出した。如意(ルーイー)は、その人物は背が低く、丸顔で顎が尖っていて、顔は孫郎に価ており、目は丁輝のように細く、いつも上を見上げていると説明した。これらの情報を元に、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は猫の彫刻を作り、如意(ルーイー)に贈った。如意(ルーイー)はこの贈り物を大変気に入り、夜になり天灯が上がった時、新しい服に著替えた。

一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-あらすじ、10話ネタバレ

越三娘(エツ・サンニャン)の死を知った江繍は、このままではいけないと考え、使節団の中に潜伏して更なる情報を集め、越三娘(エツ・サンニャン)の犠牲を無駄にしないようにしようと決意した。しかし、越三娘(エツ・サンニャン)の死をどう扱うべきかについて、江繍はある人物と意見が対立した。一方、如意(ルーイー)は自分が褚国分部の不良人だと疑われていることに困惑していた。これは寧遠舟(ニン・エンシュウ)が作り上げた偽りの身份だった。如意(ルーイー)は自分が意図的に残した手がかりが悪用された可能性に気づき、寧遠舟(ニン・エンシュウ)が裏で糸を引いているのではないかと疑い、失望を感じていた。

于十三(ユー・シーサン)は、寧遠舟(ニン・エンシュウ)が如意見の本当の身分を心配して思い悩んでいる様子を見て、自分の来たことにも気づいていないことに気づいた。于十三(ユー・シーサン)は寧遠舟(ニン・エンシュウ)に、色恋沙汰に気を取られすぎだとからかった。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は如意に本気で惚れていることを認めたが、彼女の謎めいた雰囲気と得体の知れない素性から、今は感情を抑え、将来如意を失望させないようにしようと心に決めていた。この会話を偶然聞いてしまった如意は深く感動し、寧遠舟(ニン・エンシュウ)を信じ続けようと決意した。

一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-あらすじ、10話ネタバレ

一方、珠璣は持ち帰った情報が役に立たないと嘲笑され、初月(ハツキ)は彼女を助けようとしたが止められてしまい、最終的に珠璣に謝罪した。初月(ハツキ)は聖上の顔色がおかしいことに気づき、大胆にも褒美のことを尋ねたが、李同光(リー・トンコウ)に嫁ぐように言われてしまった。この賜婚に対し、初月(ハツキ)は初 (ハツ)貴妃を安心させるために受け入れると答えたが、内心では李同光(リー・トンコウ)を嫌っており、面と向かって不満をぶつけた。

関所を通過する際、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は兵を二手に分ける作戦で直接の衝突を避けた。楊盈(ヤン・イン)は恐怖を感じていたが、如意見暗示によって冷静さを保った。相手は使節団に対して横柄な態度だったが、如意は楊盈(ヤン・イン)の気持ちを落ち著かせようと努めた。宿の中の様子がおかしいことに気づいた如意は、外で錢昭(セン・ショウ)が刀を研いでいるのを見て、争いが起きることを予感した。案の定、孫郎たちは朱衣衛を憎んでおり、如意をスパイだと勘違いして襲いかかってきた。

一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-あらすじ、10話ネタバレ

楊盈(ヤン・イン)が宿に戻ると、ちょうどこの乱闘を目撃した。于十三(ユー・シーサン)も巻き込まれ、兄弟たちの側について如意と戦うことを余儀なくされた。かつての仲間から敵のように攻撃され、如意は心を痛めた。そしてついに、容赦なく仮撃することを決意した。