六扇門あらすじ13話・14話、ネタバレ

第13話あらすじとネタバレ

六扇門と錦衣衛は緊張状態にあり、わずかな摩擦で衝突が始まります。錦衣衛の捕頭は六扇門を抹殺し、申力行(しんりこう)を追跡し続けるように命じます。蘇溢清(すいいせい)は間に合って援軍に駆けつけ、言亦東に先に申力行(しんりこう)を救出するよう指示します。

蕊溪は申力行(しんりこう)を連れて追っ手をうまくかわしました。彼女は涙ながらに申力行(しんりこう)に別れを告げ、これからは離れ離れになり、一緒にいられなくなると告げます。別れ際、蕊溪は迷薬を使って申力行(しんりこう)を意識を失わせ、一人で追っ手を引き付け、申力行(しんりこう)に逃げる時間を稼ぎます。しかし、追っ手によって射殺されてしまいます。

斉王は謎の女性と面会し、申力行の罪を逃れるために偽の証拠を作るように命じます。蘇溢清(すいいせい)が蕊溪を見つけると、彼女はすでに瀕死の状態でした。蕊溪は最後の瞬間に蘇溢清(すいいせい)に申力行を必ず守ってくれるように頼みます。

申力行は龔叔に会った後、すぐに蕊溪を助けに行こうとしますが、龔叔に止められます。言亦東が駆けつけて、蕊溪が錦衣衛に殺されたことを知らせます。申力行は蕊溪の遺体を取り戻そうとしますが、龔叔の平手打ちで我に返り、今行動すれば蕊溪の犠牲が無駄になると警告されます。王爷も駆けつけ、申力行に曹淵の死の真相を明らかにしなければ、冤罪を晴らし、父親を救い、蕊溪の仇を討つことはできないと告げます。

申力行は検死の結果、曹淵の体内にはまだ鋼針が残っていることを発見します。王爷との話し合いで、手がかりは錦衣衛を指しているようです。しかし、斉王が曹淵の状況について尋ねると、申力行は何かを隠し始めます。一方、劉吉(りゅうきつ)は苦肉の策を使って、申梓木(しん しぼく)の首を盾に申力行を呼び寄せます。

李叔が情報をもたらし、申力行は調査の結果、鋼針が劉吉(りゅうきつ)の邸宅にあることを突き止めます。申力行は斉王に協力を要請し、斉王は状況を理解すると、すぐに趙無極(ちょうむきょく)と相談に向かい、劉吉(りゅうきつ)の勢力を完全に排除しようとします。

趙無極(ちょうむきょく)は斉王が重要な証拠を握っていることを知り、すぐに捜索を開始します。東廠は劉進(リュウ・ジン)の住居から鋼針を発見し、六扇門はその重要な証拠を押収します。言亦東は六扇門の隊員を率いて錦衣衛に向かい、鋼針の手がかりを使って申梓木(しん しぼく)の釈放を要求します。両者の緊張が高まります。

劉吉(りゅうきつ)は錦衣衛に先んじて到著し、釈放を拒否し、六扇門の役人を追い払おうとします。東廠の隊員が状況を報告し、斉王も急いで錦衣衛に向かい、六扇門を支援します。

膠著状態が続く中、申力行が突然錦衣衛に現れます。趙無極(ちょうむきょく)がすぐさま駆けつけ、聖旨を読み上げ、翌朝の朝議で関係者全員が皇帝に謁見する必要があると宣言します。申力行はとりあえず錦衣衛の大牢に拘留されます...

第14話あらすじとネタバレ

申力行(しんりこう)は刑部大牢に投獄され、言亦冬(げんえきとう)率いる六扇門の捕快たちが後に続く。錦衣衛の孫乾(そんけん)は挑発的に申力行(しんりこう)を蹴り倒し、言亦冬(げんえきとう)の怒りを買う。しかし、申力行(しんりこう)は冷静に言亦冬(げんえきとう)を製止し、今は真犯人を追跡して潔白を証明することが最優先だと諭す。

蘇溢清(すいいせい)は斉王の命を受け、趙無極(ちょうむきょく)に朝議の件を相談するが、趙無極(ちょうむきょく)は皇帝の意向をまだ掴めていないため、斉王との距離を置くことを選択する。斉王も仕方なく静観を決め込む。翌日の朝議では、再び皇太子擁立が焦点となる。劉吉(りゅうきつ)とその一派は皇子を全力で支持し、一緻した意見に直面した斉王は抵抗できず、賛成するしかない。皇帝は皇子の健康状態を懸念している最中、趙無極(ちょうむきょく)が密奏を提出すると、皇帝の表情は一変し、退朝を宣言し、皇太子擁立は棚上げとなる。

皇子派が結党していることを知った皇帝は、猜疑心を募らせ、趙無極(ちょうむきょく)に東廠を通じて徹底的に調査するよう命じる。この変化により、情勢は徐々に斉王に有利に傾いていく。趙無極(ちょうむきょく)の当てにならないことを悟った斉王は、自らの勢力を育成することを決意し、蘇溢清(すいいせい)に六扇門の曹淵殺害事件の捜査に協力するよう指示し、申力行(しんりこう)の救出と自身の安全確保を図る。

突然の密奏に計画が狂った劉吉(りゅうきつ)は、皇帝の態度と自身の立場に不安を覚える。曹淵の真実を知るため、劉吉(りゅうきつ)は曹府を訪ねる。そこで、棺桶屋の店主が騒ぎを起こしており、曹淵の娘・曹懿恩(そういえん)は不利な状況に陥っていた。劉吉(りゅうきつ)は駆けつけ、棺桶屋の店主を追い払い、曹懿恩(そういえん)の信頼を得る。劉吉(りゅうきつ)は巧みに曹懿恩(そういえん)に申力行(しんりこう)が父親を殺害した犯人だと信じ込ませ、彼女を自分の駒として利用する。

申力行(しんりこう)が再び投獄されたことを知った申梓木(しん しぼく)は大きなショックを受ける。一方、言亦冬(げんえきとう)は師匠の頼みで龔家を訪ね、龔父の願いを受け入れ、娘の遺体を探し出して埋葬することにする。

趙無極(ちょうむきょく)は皇帝の前で、曹淵が春試の後、劉吉(りゅうきつ)の門下生となり、皇子の師となった後、結党を始めたと大げさに訴える。皇子と軍事重臣が繋がっているという情報に、皇帝は激怒し、誰かが皇子を唆して許しがたい罪を犯させたのではないかと考える。趙無極の影響を受け、皇帝は申家父子の釈放を命じ、申力行を六扇門副統帯に任命し、犯人である劉進(リュウ・ジン)の逮捕を命じる。権臣の劉吉と刑部尚書の徐蔚(じょい)は職務停止処分となる。斉王は皇帝から召集を受け、翌日謁見する準備をする。

この第14話では、様々な勢力が暗躍し、物語は大きく動き出す。真犯人を追う六扇門、皇帝の意向を伺う趙無極、自らの勢力を拡大しようとする斉王、そして窮地に立たされた劉吉。それぞれの思惑が交錯し、今後の展開がますます気になるところだ。