六扇門あらすじ11話・12話、ネタバレ

第11話あらすじとネタバレ

劉進(リュウ・ジン)は東廠に逮捕され、趙無極(ちょうむきょく)は彼を尋問し、拷問によって前朝の陰謀に関する重要な情報を引き出した。申力行(しんりこう)は直ちに斉王府へ向かい、この件を報告した。蕊溪は門前で待機し、申力行(しんりこう)と蘇溢清(すいいせい)に質問しようとしたが、相手にされなかった。

斉王は、朝廷の奸臣を一掃し、皇帝の悩みを解決するためには、劉進(リュウ・ジン)に証言してもらう必要があると考えた。しかし、今後の行動を協議している最中に、劉進(リュウ・ジン)が脱走したという知らせが入った。

斉王はすぐに東廠へ向かい、趙無極(ちょうむきょく)に面会を求めた。しかし、趙無極(ちょうむきょく)は最初は会おうとせず、弟子には世渡り上手になるように教え、斉王や劉吉(りゅうきつ)のように剛直すぎるべきではないと諭した。最終的に、趙無極(ちょうむきょく)は斉王に面会し、斉王は申力行(しんりこう)に曹淵の追跡を任せたいと提案した。しかし、趙無極(ちょうむきょく)は確たる証拠と皇帝の目覚めを待ってから決断すべきだと助言した。

錦衣衛は劉吉(りゅうきつ)に東廠の最新情報を報告した。劉吉(りゅうきつ)は、趙無極(ちょうむきょく)が斉王を支持しなかったことに満足し、部下に劉進(リュウ・ジン)を見つけ出すように命じた。申力行(しんりこう)は蘇溢清(すいいせい)に蕊溪の謝罪を伝えたが、蘇溢清(すいいせい)は蕊溪の気持ちを率直に表現する勇気を称賛した。斉王は申力行(しんりこう)に単独行動しないように説得し、蘇溢清(すいいせい)は必要に応じて協力すると約束した。二人は情勢が刻々と変化していることに驚き、互いに慎重に行動するよう注意し合った。

帰宅した申力行(しんりこう)は、息子申梓木(しん しぼく)が玄関で眠っているのを発見した。申力行は息子に婚約を解消したことを伝え、蕊溪も失踪したことを告げ、彼女を探しに行くように頼んだ。その頃、言亦東は蕊溪の側にいて、彼女の性格を変えるように説得し、申力行に心変わりしてもらうように協力すると約束していた。

申力行は鋼鉄の針の手がかりを得るために、酒を飲むことを口実に李叔を訪ねた。二人は申力行の父親がかつて行った侠気の話で盛り上がったが、李叔はそれ以上の情報を明かさなかった。一方、蘇溢清(すいいせい)は曹府に侵入して調査を行っていたが、包囲されてしまった。そこにちょうど事件の捜査に訪れた申力行と遭遇し、二人は屋敷に戻ったところを斉王に見つかってしまった。

斉王は、蘇溢清(すいいせい)が自分の忠告を無視し、申力行の安全だけを気にして大局を見失っていると非難した。そして、言亦東と酒を飲みながら話しているうちに、申力行は蕊溪のことを口にした。二人が話しているのを聞いた蕊溪は突然部屋に飛び込み、申力行に自分の態度を問い詰めた。申力行は、ずっと妹だと思っていたと説明したが、蕊溪は激昂してその場を立ち去った。彼女は立ち去ろうとしたその瞬間、ずっと探していた曹淵に出くわした……。

第12話あらすじとネタバレ

言亦東は泣き崩れている蕊溪を発見する。彼女は申力行(しんりこう)を待ち続けていた。

一方、曹淵は申力行(しんりこう)と密会し、皇子と共に彼の動向を監視していたことを明かす。そして、斉王が江公公を陥れるために暗躍しており、劉進(リュウ・ジン)は江公公を守るために派遣されたと警告する。

曹淵は、斉王が張世傑(ちょうせいけつ)の妻の兄を劉吉(りゅうきつ)の屋敷に潜入させていたことをほのめかし、それはすべて斉王の策略だったと告げる。しかし、その瞬間、何者かが部屋に侵入し、曹淵は殺害されてしまう。

騒ぎを聞きつけた錦衣衛は現場に駆け付け、申力行(しんりこう)を犯人と誤認して逮捕する。劉吉(りゅうきつ)は申力行(しんりこう)を厳罰に処すよう命じる。

蕊溪は言亦東に心境を吐露し、申力行(しんりこう)に想いを寄せていたことを悟る。彼女は通州に戻ることを決意する。

六扇門には、申力行(しんりこう)が斬監候の刑に処せられたという知らせが届く。ある看守は、申力行が処刑を待つ身であることを告げる。

申力行の父、申梓木(しん しぼく)は六扇門で斉王と対策を練っていた。蘇溢清(すいいせい)も駆け付け、斉王が刑部へ助けを求めたことを報告する。

しかし、刑部尚書は斉王の面会を拒否し、別の役人は犠牲を払うべきだと進言する。斉王は申梓木(しん しぼく)と密談し、息子の命を救うために自分が犠牲になることを決意する。

一方、蕊溪は言亦東に相談し、嫁入り道具を売って助けたいと申し出る。蘇溢清(すいいせい)も動き出し、刑務官を買収して申力行との面会をアレンジする。

獄中で事件の疑点を考えていた申力行のもとに、変装した申梓木(しん しぼく)が現れる。申梓木(しん しぼく)は息子を叱責し、この騒動に巻き込まれたことを責める。言亦東は外で看守と交渉し、脱獄を計画する。

実は、申梓木(しん しぼく)は息子と身代わりになるつもりだった。息子の決意を知った申力行は、真相を究明するために脱獄することを余儀なくされる。しかし、看守はすぐに申梓木(しん しぼく)が息子に成り代わっていることに気づき、刑部は申梓木(しん しぼく)に拷問を加えて息子の行方を聞き出そうとする。

言亦東は申力行に知らせ、事の露見を伝える。申力行は脱獄を余儀なくされる。逃走中、蕊溪が駆けつけて助け舟を出す。その瞬間、錦衣衛が六扇門に押し入り、説明を求める。