安楽伝あらすじ13話・14話、ネタバレ

第13話あらすじとネタバレ

洛銘西は慕青(ぼせい)に、帝承恩(ていしょうおん)を利用する計画は極めて重要であり、失敗は許されないと念を押した。ある対局中、洛銘西は帝承恩(ていしょうおん)のミスに気づき、慕青(ぼせい)は慌てて彼女を弁護した。実は、帝承恩(ていしょうおん)は韓燁(かんよう)と洛銘西から寵愛を受ける帝梓元(ていしげん)を羨んでいた。彼女は慕青(ぼせい)に、苦難を経験した後で幸せな生活を送りたい、本当の帝梓元(ていしげん)になりたいと願望を打ち明けた。

安楽伝あらすじ、13話ネタバレ

洛銘西は任安楽(じんあんらく)と京城の情勢について話し合う中で、皇帝がまだ帝承恩(ていしょうおん)に謁見していないことを指摘し、侯爺が行動を起こす必要があるかもしれないと述べた。案の定、侯爺は皇帝に謁見し、北秦公主を選妃に参加させるよう進言し、皇帝はやむなく同意した。選妃の候補者が増えるにつれ、世間の任安楽(じんあんらく)への注目は薄れ、これは彼女の復讐計画に有利に働いた。洛銘西は任安楽(じんあんらく)に深い愛情を抱いており、それが彼を積極的に支援する理由でもある。

韓燁(かんよう)は帝承恩(ていしょうおん)の重い過去のために彼女に会うことを躊躇っていたが、溫朔 (おんさく)は会うべきだと助言した。下山した帝承恩(ていしょうおん)は次第に周囲から本当の帝梓元(ていしげん)と見なされるようになり、真実を知る慕青(ぼせい)は、帝承恩(ていしょうおん)に自分のものではないものを求めないよう忠告した。帝承恩(ていしょうおん)は后の歓心を買って太子妃になることを強く望んでいた。琳琅(りんろう)は洛銘西に、后が帝承恩(ていしょうおん)を認めたようだと報告し、洛銘西は帝承恩(ていしょうおん)が自分たちの製御から外れる可能性に気づいた。

安楽伝あらすじ、13話ネタバレ

帝承恩(ていしょうおん)は后の寵愛を受けたと確信し、題字を依頼した場所がかつての帝梓元(ていしげん)の住まいだと知らず、複雑な気持ちになった。この状況に韓燁(かんよう)は対応に苦慮し、未だに帝承恩(ていしょうおん)に会う勇気が出なかった。洛銘西は韓燁(かんよう)にこの問題に正面から向き合うよう説得したが、韓燁(かんよう)は帝梓元(ていしげん)を守るためには、より完璧に状況を把握する必要があると考えていた。

任安楽(じんあんらく)との会話の中で、洛銘西は韓燁(かんよう)が彼女を大切に思っていることに気づいた。しかし、洛銘西は韓燁(かんよう)に、悪意ある者に利用されないよう慎重に行動するよう忠告した。洛銘西の屋敷を去る際、韓燁(かんよう)は降りそうな雨を予感し、任安楽(じんあんらく)に傘を差し出した。任安楽(じんあんらく)は雨宿りを口実に韓燁(かんよう)の馬車に乗り込んだ。激しい雨の中、韓燁(かんよう)は任安楽(じんあんらく)を優しく気遣い、北秦公主が訪ねてきた時の様子を再現してみせた。これは仙帝が帝家の女性に特別な配慮をしていたためである。

安楽伝あらすじ、13話ネタバレ

ある日、帝承恩は自分の持ち物に細工が施され、何かが隠されていることに気づいた。間もなく、后は帝承恩を宮中に召し出した。最初は良いことだと思ったが、すぐに間違いだと気づいた。知らせを聞いた慕青(ぼせい)は急いで駆けつけたが、間に合わなかった。安寧(あんねい)は帝承恩の身を案じ、こっそり後を追った。宮門に入った途端、帝承恩は后から嫌がらせを受け、何日も外で跪かされることになった。后の機嫌を取るため、帝承恩は帝家の謀仮の罪を認め、安寧(あんねい)は驚き、この女性が本当の帝梓元(ていしげん)ではないのではないかと疑念を抱いた。安寧(あんねい)は帝承恩がこれから直面する困難が想像を絶するものになると予感した。

その後、慕青(ぼせい)は帝承恩に何故一人で后に会いに行ったのかと問い詰め、帝承恩は説明し、慕青(ぼせい)への信頼の証として剣の柄の飾り物を贈った。部屋に鍵をかけようとした慕青(ぼせい)だったが、結局ためらった。

任安楽(じんあんらく)と洛銘西は対策を練り続け、洛銘西は朝廷の状況を説明した。韓燁(かんよう)と皇帝がなかなか自分に会いに来ないため、帝承恩は自分から行動を起こすことに決めた。慕青(ぼせい)は帝承恩の外出的を知り、韓燁(かんよう)がかつて帝梓元(ていしげん)に贈った誓いの髪飾りを彼女につけた。書画を買い求めている途中、韓燁は別の目的で出かけていた帝承恩に偶然出会った。韓燁はこの出会いに違和感を覚え、帝承恩の行動に困惑した。

帝承恩を送り返した後も、韓燁は帝承恩に何かが違うと感じていた。溫朔 (おんさく)は任安楽(じんあんらく)こそが韓燁にふさわしい人物だと考えていた。

第14話あらすじとネタバレ

帝承恩(ていしょうおん)は賭博でめきめきと頭角を現し、一位に躍り出ました。この急激な変化に洛銘西は不安を抱きます。帝承恩(ていしょうおん)が彼らのコントロールから外れ始めているからです。洛銘西は帝承恩(ていしょうおん)を「事故」に見せかけて殺害し、侯爺に罪を著せることを提案しますが、任安楽(じんあんらく)は、帝承恩(ていしょうおん)にとってあまりにも残酷だと強く仮対します。

安楽伝あらすじ、14話ネタバレ

一方、韓燁(かんよう)は帝梓元(ていしげん)の絵を描いていましたが、出来上がった絵はなぜか任安楽(じんあんらく)の顔になっていました。任安楽(じんあんらく)と帝梓元(ていしげん)に価ている部分を感じていましたが、帝承恩(ていしょうおん)が現れたことで、その考えはすぐに消えてしまいます。太后は安寧(あんねい)に北冥の公主、莫霜(ばくそう)の迎えを命じます。莫霜(ばくそう)は一人で京城にやって来て、安寧(あんねい)を食事に誘います。莫霜(ばくそう)の明るい性格は親しみやすく、北秦にいたらきっと安寧(あんねい)と親友になれたでしょう。実は、安寧(あんねい)の側近である莫北(ばくほく)は莫霜(ばくそう)の兄ですが、安寧(あんねい)はまだその事実を知りません。今回の莫霜(ばくそう)の来京は、何者かが莫北(ばくほく)を装って京城での結婚を申し込んだことがきっかけですが、その背後には左相の策略が隠されています。

話師が韓燁(かんよう)の心に帝承恩(ていしょうおん)しかいないと語るのを聞いた帝承恩は、この機会を利用して安寧(あんねい)に取り入り、太子妃の座に近づこうとします。帝承恩の頼みに、安寧は最初は怒りますが、岱山での10年間の苦労話を聞き、同情します。しかし、安寧は帝承恩が権力争いに巻き込まれることを望んでいません。帝承恩は、たとえ安寧が助けてくれなくても、他に助けてくれる人がいると確信しています。彼女のもとには謎の紙切れが届いていたからです。

安楽伝あらすじ、14話ネタバレ

慕青(ぼせい)は帝承恩の身を案じていますが、帝承恩はこの束の間の楽しい時間を満喫しようと決めています。莫霜(ばくそう)は任安楽(じんあんらく)を訪ね、彼女の純粋な性格に惹かれ、すぐに友情を深めます。帝承恩は、手紙の差出人と会うために街に出ますが、待てど暮らせど相手は現れません。そこで慕青(ぼせい)を遠ざけます。そこに任安楽(じんあんらく)が現れ、苦しむ帝承恩を慰めようとしますが、帝承恩はそれを受け入れません。その時、男が現れ帝承恩に襲いかかります。この襲撃は、京城に来たばかりの帝承恩にとって大きな恐怖となります。

韓燁(かんよう)は帝承恩に会いますが、記憶の中の帝梓元(ていしげん)とはどこか違い、帝梓元(ていしげん)の面影を捉えきれません。任安楽(じんあんらく)に好意を抱きつつも、帝梓元(ていしげん)との婚約の事実を意識しています。任安楽が怪我をしたと聞き、韓燁(かんよう)は心配し、見舞いに行き、気づかぬうちに任安楽を好きになっていました。莫霜もまた韓燁(かんよう)の端麗な容姿に惹かれ、任安楽の怪我を心配します。

安楽伝あらすじ、14話ネタバレ

琳琅(りんろう)は帝承恩を襲った刺客を追跡し、捕まえますが、刺客は服毒自殺します。洛銘西は琳琅(りんろう)の怪我を心配し、優しく介抱します。任安楽の怪我を知った洛銘西はすぐに見舞いに向かいます。密室で、任安楽は洛銘西の手巾を見つけ、二人の復讐計画に対する考え方の違いが明らかになります。洛銘西は帝承恩が彼らの計画の邪魔になることを懸念し、任安楽はもう復讐のために罪のない人を傷つけたくないと考えます。口論の末、洛銘西は怒って去っていきます。

莫北(ばくほく)は莫霜に韓燁(かんよう)に心を奪われるなと警告し、深入りしないように忠告します。洛銘西は慕青(ぼせい)に帝承恩の行動を監視するように命じます。琳琅(りんろう)は任安楽を訪ね、襲撃事件の責任を侯爺に押し付けようとします。任安楽に洛銘西を恨んでほしくないからです。