安楽伝あらすじ31話・32話、ネタバレ

第31話あらすじとネタバレ

莫北(ばくほく)は妹の莫霜(ばくそう)と再会しました。左相の件が発覚するかもしれないという不安に怯える莫霜(ばくそう)に対し、莫北(ばくほく)は必ず守ると約束します。

安楽伝あらすじ、31話ネタバレ

一方、帝梓元(ていしげん)は帝承恩(ていしょうおん)に会いに行きます。帝承恩(ていしょうおん)は帝梓元(ていしげん)を責めるどころか、既に気持ちを整理し、洛銘西の助けを借りて自分の住まいへ戻るつもりだと明かします。慕青(ぼせい)と共に皆が集まる場所へ来た帝承恩(ていしょうおん)は、別れを惜しみつつも、ここは自分の居場所ではないこと、そして去ることで自由を得られることを理解していました。慕青(ぼせい)はどんな場所でも帝承恩(ていしょうおん)に付き従うと誓います。

韓燁(かんよう)、安寧(あんねい)、そして帝梓元(ていしげん)は共に楽しいひと時を過ごします。四人は酒を酌み交わし、思い出話に花を咲かせます。安寧(あんねい)は近々西北へ戻ると告げ、このひと時が皆の心を軽くしてくれることを願います。宴は懐かしさと温かい雰囲気に包まれました。

安楽伝あらすじ、31話ネタバレ

莫北(ばくほく)は来たる大戦に備え、情報収集に奔走します。それと同時に、帝梓元(ていしげん)は韓燁(かんよう)に靖南へ戻る決意を伝えます。二人はたとえ京に残っても、以前のような関係には戻れないことを悟っていました。韓燁(かんよう)は帝梓元(ていしげん)の出発を惜しみつつ、彼女の毎年の誕生日が幸せであるようにと願います。

左相が北秦の勢力を朝廷内に送り込んでいることを知った聖上は激怒します。安寧(あんねい)が出陣を願い出て、聖上は承諾しますが、心中は不安でいっぱいでした。西北へ向かう安寧(あんねい)を韓燁(かんよう)が見送ります。帝梓元(ていしげん)は安寧(あんねい)に酒を贈り、京での思い出を忘れないようにと伝えます。

安楽伝あらすじ、31話ネタバレ

帝梓元が京を離れる準備をする中、溫朔 (おんさく)は苑琴(えん きん)との別れを惜しみますが、苑琴(えん きん)は帝梓元の傍に仕え続けます。帝梓元と韓燁(かんよう)は別れを告げ、今後再び会うことはないかもしれないことを互いに理解します。韓燁(かんよう)は花が咲いたら知らせてほしいと頼みますが、帝梓元はそれを拒否し、韓燁にこれ以上の期待を抱かせないようにします。

青南城では、安寧(あんねい)が戦争の準備を進める一方、莫北(ばくほく)は多くの内部計画を知っていました。韓燁は洛銘西を訪ね、過去の出来事を思い出します。大靖は内憂外患に直面し、前線では安寧が戦い、京城も不安定な状態です。

安楽寨で帝梓元は韓燁との日々を懐かしみます。洛銘西からの手紙で戦いが近いことを知ります。北秦の捕虜から得た密報から、安寧は莫北(ばくほく)が内通者ではないかと疑い始めます。ある時、莫北(ばくほく)の使う技が除夜の宴で刺客が使っていたものと同じだと気づき、安寧は彼の裏切りを確信します。

莫北は将印の場所を探ろうとしますが、行動中に邪魔が入ります。逃れるため、再び安寧を気絶させます。安寧は莫北の裏切りに戸惑い、状況はさらに緊迫し、大きな嵐の到来を予感させます。

第32話あらすじとネタバレ

情勢の急変、陰謀の兆し

安楽伝あらすじ、32話ネタバレ

莫北(ばくほく)は安寧(あんねい)を眠らせて将軍印を奪う計画でしたが、来客があったため計画を変更し、彼女を気絶させました。一方、韓燁(かんよう)と洛銘西は莫霜(ばくそう)が生きている可能性について話し合っていました。帝梓元(ていしげん)からの手紙で出徴の知らせを受け、韓燁(かんよう)は何かを察します。その頃、安寧(あんねい)は莫北(ばくほく)に拘束され、抵抗できない状態でした。安寧(あんねい)は毒を盛られたのではないかと問い詰めますが、莫北(ばくほく)は沈黙を守り、安寧(あんねい)は彼が大靖の人間ではないと推測します。

朝廷の動き、それぞれの思惑

安楽伝あらすじ、32話ネタバレ

韓燁(かんよう)と洛銘西は帝梓元(ていしげん)の手紙を聖上に提出、出徴の旨を伝えました。韓燁(かんよう)は自分も参戦したいと申し出ますが、聖上は一人息子の身を案じ、決して無駄にしてはならないと諭します。出徴準備を進める帝梓元(ていしげん)は、聖上が帝家に負い目を感じていることを知りつつも、一族の名誉のために戦場へ向かう決意を固めます。彼は戦場へ向かう安寧(あんねい)と韓燁(かんよう)の安全を案じていました。

莫北(ばくほく)の策略と安寧(あんねい)の窮地

安楽伝あらすじ、32話ネタバレ

兵士たちは安寧の様子を見舞おうとしますが、莫北(ばくほく)に阻まれ、部下たちは不審に思います。韓燁(かんよう)は再び洛銘西を訪ね、酒を酌み交わしながら帝梓元(ていしげん)が植えた花について語り、彼への想いを明かします。洛銘西は韓燁に帝梓元(ていしげん)を守るよう頼み、韓燁は必ず守ると約束します。その後、帝梓元(ていしげん)と韓燁は相次いで戦場へと出発します。安寧の部下は偶然莫北(ばくほく)と他の者の会話を盗み聞き、彼が間者であることを知ります。

真相解明、形勢逆転

莫北は安寧に将軍印を渡すよう迫りますが、彼女は断固として拒否します。安寧の部下は機転を利かせて莫北の気を逸らし、安寧は脱出に成功、莫北の正体を暴きます。莫北は事態が発覚したことを悟り、逃走します。戻った彼を待っていたのは父の厳しい叱責で、勝者のみが後を継げると告げられます。

各勢力の集結、強敵への抵抗

洛銘西は莫北の正体を知り、安寧が真っ先に彼を排除しようとするだろうと考えます。莫霜(ばくそう)の死をきっかけに北秦と大靖の対立が激化する中、西北の辺境に到著した韓燁は、苦しむ民衆の姿を目の当たりにし、彼らを守ると誓います。安寧もまたその地を守っていましたが、まさか莫北が長年自分のそばに潜伏していたとは思いもよりませんでした。帝梓元が襲撃されたという知らせを受け、安寧は最後まで戦い抜く決意を固めます。知らせを聞いた洛銘西と韓燁は、すぐに救援に向かいます。

安寧の孤軍奮闘、援軍を待つ

一日中激しい戦闘を続けた安寧と兵士たちは疲労困憊していましたが、彼女は撤退を拒否します。わずか千人の兵士しか残っていませんでしたが、安寧は城門を守り抜き、韓燁と帝梓元の到著を待つ決意でした。しかし、帝梓元の行方を知った莫北は、彼らが到著する前に先手を打とうと企みます。彼はわざとその情報を韓燁に流し、彼を救援に向かわせ、その隙に城を攻め落とそうとしました。突然の危機に直面した安寧と兵士たちは、援軍の到著を信じ、決死の覚悟で待ち構えます。