美人骨後編あらすじ25話・26話、ネタバレ

第25話あらすじとネタバレ

周生辰(ジョウション･チェン)が杜風(ドゥ・フォン)に連れ去られた後、長い間家に戻りませんでした。時宜(シー・イー)は宏曉譽を通して周生辰(ジョウション･チェン)の行方を探そうとしましたが、宏曉譽は杜風(ドゥ・フォン)の恋人であるにも関わらず、彼と連絡が取れませんでした。一方、周生辰(ジョウション･チェン)は一人で過ごしながら、亡くなった妹の周文幸(ジョウ・ウェンシン)を思い、生前の彼女の様々な心遣いを思い出していました。周文幸(ジョウ・ウェンシン)は生前、彼に家を買ってあげると約束し、いざ時宜(シー・イー)と揉めた時に住む場所があるようにと銀行カードを渡していました。二人の兄妹の仲はとても良かったです。

やっとのことで、時宜(シー・イー)は周生辰(ジョウション･チェン)を見つけ、彼を家に連れ戻しました。家の静けさの中で、周生辰(ジョウション･チェン)は心の安らぎを感じ、ずっと抑えていた感情が溢れ出し、声を上げて泣き崩れました。まるで困難に直面した子供のようで、体裁など全く気にしない様子でした。時宜(シー・イー)は彼の苦しみを理解し、静かに寄り添い、感情の吐露を邪魔しませんでした。周生辰(ジョウション･チェン)が泣き止んだ後、二人は一緒に夕食を取り、その後それぞれ部屋で休みました。この時、周生辰は、特に周文幸(ジョウ・ウェンシン)を失った後だからこそ、周りの人の大切さをより深く実感しました。

翌日、杜風(ドゥ・フォン)は宏曉譽の前に現れ、頭を下げて自分の過ちを認め、普段の威厳ある警察官の姿とは違う、優しい一面を見せました。宏曉譽は彼が自分の身分を隠していたことに不満を抱いていましたが、杜風(ドゥ・フォン)は、自分の職業を明かす適切な時期を探していたものの、なかなか機会がなかったと説明しました。

その後、周生辰は時宜(シー・イー)を誘い、実家で家族と食事をするために一緒に帰省しました。食後、家族はそれぞれ部屋に戻って休みました。しかし、周生仁(シュウ・セイジン)が奇妙な音を聞いたため、兄と部屋を交換して欲しいと頼んできました。周生辰は最初は反対しましたが、時宜(シー・イー)の提案もあり、部屋を交換し、周生仁(シュウ・セイジン)は周生辰と一緒に寝る事になりました。周生辰は弟に厳しい要求をし、特に休日の訪問に関するルールを伝えました。別の部屋では、時宜が眠れずに起き上がり、たまたま窓辺で月を眺めていた祖母に出会いました。時宜は祖母に付き添って話をし、昔の話を聞いているうちに夜遅くになり、祖母を寝かしつけました。祖母は寝る前に時宜に周生辰の秘密をいくつか打ち明けました。

夜更け、周生辰も眠れずに部屋を出て時宜を探しました。時宜の問いかけに、周生辰は心を開き、両親の結婚の失敗や父の死など、自分の家庭の不幸な過去を語りました。時宜の前では完璧な姿でいたいと思っていたため、これらの出来事は彼がずっと隠そうとしてきた心の傷でした。

ビジネス面では、取引先が契約解除と製品の横取りを企てた際、周生辰は知恵を駆使し、契約関係を守り抜くだけでなく、相手側の訴えを取り下げさせることにも成功しました。

第26話あらすじとネタバレ

周生辰(ジョウション･チェン)は仕事の後、同僚たちと食堂で食事をしました。すると、一人の同僚が近づいてきて、周生辰(ジョウション･チェン)に感謝の言葉を述べました。もし彼が弁護士を雇って助けてくれなかったら、皆、あの信用できない投資家に騙されていたかもしれない、と。その同僚は感謝の気持ちでいっぱいになり、後日、お茶に誘いたいと申し出ました。

食堂のテレビでは、時宜(シー・イー)が受賞したというニュースが流れていました。通りかかった上司がそのニュースを見て、周生辰(ジョウション･チェン)のそばで立ち止まり、時宜(シー・イー)について話を始めました。彼女が周生辰(ジョウション･チェン)の妻だと知ると、上司は賞賛の表情を浮かべ、彼の肩を軽く叩き、「お二人こそ、才子佳人のお手本ですね」と褒めました。

一方、時宜(シー・イー)はずっと研究所の外で待っていました。周生辰(ジョウション･チェン)が出てくると、二人は話し始めました。時宜(シー・イー)は、彼女の父親が希望していた著名人を学校の講演に招待できなかったため、代わりに周生辰(ジョウション･チェン)に学生たちに向けて講義をしてほしいと頼んでいることを伝えました。義父の頼みを断ることはできず、ちょうど一日休みもあったので、周生辰はその申し出を受け入れました。

学校の教室で、周生辰の講演は大変興味深く、学生たちを引きつけました。時宜(シー・イー)は廊下で林佳という女子学生に会いました。林佳は時宜(シー・イー)の大ファンでしたが、学業が忙しく、最近は偶像の動向を追えていませんでした。学校で時宜に会えたことに驚き、喜び、サインをもらいたいと頼みました。その知らせを聞いた周りの学生たちも集まってきて、時宜はすでに有名人でしたが、とても気さくで、すべての学生のサインの要望に応じました。

周生辰の講義は学生たちから高い評価を受け、皆、講義時間を延長してほしいと思っていました。しかし、教室の入り口に時宜が立っているのを見ると、彼は学生たちに「続けられません。妻と一緒に家に帰らなければならないので」と伝えました。周生辰は巧みにこの機会を利用して、時宜への愛情を公に表現しました。

講演を終えた後、周生辰は時宜を連れて実家の工房へ向かいました。そこで、彼は父親の持ち株をすべて時宜に譲渡することを発表し、彼女を工房の筆頭株主にしました。従業員たちは新しい女将の到来を歓迎し、周生辰がこんなに素晴らしい伴侶を見つけたことを褒め称えました。

家に帰ると、大勢の親戚が玄関で待っていて、時宜は少し緊張している様子でした。周生辰は時宜に連蕙と一緒に部屋で休むように言いました。祖母がまた機嫌を損ねて、皆と一緒に食事をしたがらなかったので、周生辰と時宜は祖母の元を訪ねました。時宜は根気強く祖母と話し、一緒に夕食をとるよう説得しました。祖母の勘違いで、時宜と周生辰にすでに子供ができたとまで思われましたが、最終的に時宜の優しい説得により、祖母は他の家族と一緒に夕食をとることに同意しました。