美人骨後編あらすじ23話・24話、ネタバレ

第23話あらすじとネタバレ

周文幸(ジョウ・ウェンシン)は車椅子に座り、川辺で静かに景色を眺めていた。その時、梅行(メイ・シン)がやって来て、優しく彼女を抱き上げ車に乗せ、間もなく行われる手術のため病院へと送った。

美人骨~後編:一生一世~あらすじ、23話ネタバレ

時宜(シー・イー)は祖母を見舞い、二人は話が弾んだ。祖母は周文幸(ジョウ・ウェンシン)を見舞うと同時に時宜(シー・イー)にも会える良い機会だと考えていた。会話の中で、時宜(シー・イー)は祖母に王曼の近況を尋ね、祖母はうっかり王曼が妊娠していることを口にした。この知らせに時宜(シー・イー)は驚きを隠せない。祖母が帰った後、時宜(シー・イー)はちょうど到着した周生辰(ジョウション・チェン)にこのことを確認した。周生辰(ジョウション・チェン)も王曼の妊娠を聞いており、子供の父親は周文川(ジョウ・ウェンチュアン)だと知っていたが、詳しい事情は把握していなかった。

入院した周文幸(ジョウ・ウェンシン)は楽観的な様子で、手術を控えているにも関わらず、良好な食生活を維持し、過度な心配は見せていなかった。夜、周生辰(ジョウション・チェン)は家でノックの音を聞き、ドアを開けると10歳くらいの女の子が古箏を抱えて立っていた。妍妍という名の少女は新しく引っ越してきた隣人で、時宜(シー・イー)はもう引っ越したと思い込んでいた。周生辰(ジョウション・チェン)は急いでテレビを見ていた時宜を呼び、時宜は妍妍に気づき、温かく家の中に招き入れ、古箏の修理を手伝った。妍妍が帰った後、時宜と周生辰(ジョウション・チェン)は一緒に豪華な夕食を楽しんだ。

翌日、梅行(メイ・シン)は病院へ周文幸(ジョウ・ウェンシン)を見舞いに来た。周文幸(ジョウ・ウェンシン)は梅行(メイ・シン)の真の目的が単なる見舞いではなく、周生辰(ジョウション・チェン)の仕事の手伝いであることを見抜いていた。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)も見舞いに来て、周文幸(ジョウ・ウェンシン)と少しの間話をした。表面的には周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は何の悪巧みも企んでいる様子はなかったが、実際には、彼は密かに周文幸の検査結果を改竄し、手術を早めようとしていた。周生辰と時宜が病院に着くと、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)の姿を見て、周生辰は怒り心頭し、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)に殴りかかった。突然の攻撃にも、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は異様なほど冷静で、一言も発しなかった。

林医師が駆けつけて争いを止め、周生辰に何故患者に暴力を振るったのかと怒りを露わにした。しかし、周生辰は周文川が周文幸の検査データを改竄し、自分の不正行為を隠蔽して家族の注意を逸らそうとしていると説明した。このような他人の安全を顧みない行為は、林医師の怒りをさらに掻き立てた。最終的に、警察が介入し、周文川を連行して捜査を開始した。秦婉(シン・エン)も現場に駆けつけたが、彼女も時宜同様、何が起こったのか理解できずに困惑していた。

周生辰が車で時宜を家へ送る途中、時宜は周文川について尋ねた。周生辰は暗い表情で、事の顛末を語った。実は、周文川は金銭問題のために周文幸の検査結果を勝手に改竄し、家族の目を逸らそうとしたのだ。私利私欲のために、周文川は周文幸を危険に晒したのだ。その行為は憤慨に値する。真相を知った時宜も、周文川の行為に怒りを覚えた。

梅行(メイ・シン)は時宜に、周文幸の手術が終わったら、彼女を連れてこの騒動から遠く離れると告げた。

第24話あらすじとネタバレ

周文幸(ジョウ・ウェンシン)の容態は悪化の一途を辿り、もはや風前の灯火だった。死期を悟った彼女は、時宜(シー・イー)に最期の言葉を伝えるため、音声メッセージを録音する。梅行(メイ・シン)は、悲嘆に暮れながらも涙をこらえ、彼女の傍らで最期を看取っていた。時宜(シー・イー)は、周文幸(ジョウ・ウェンシン)からのメッセージを聞き、表情を曇らせる。

美人骨~後編:一生一世~あらすじ、24話ネタバレ

周文幸(ジョウ・ウェンシン)は、梅行(メイ・シン)に看取られながら逝けることを幸せに感じていた。意識が薄れていく中、梅行(メイ・シン)はついに感情を抑えきれず、彼女を抱きしめ、声を上げて泣いた。周文幸(ジョウ・ウェンシン)の死は、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)が彼女の健康診断の結果を改竄し、手術に適応すると病院に誤診させたことが原因だった。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)の行為が、彼女を死の淵へと追いやったことは明白だった。

この事実を知った周生辰(ジョウション・チェン)は、怒りに燃え、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)を殴りつけた。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は、罪悪感から仮撃することもできなかった。秦婉(シン・エン)は、周生辰(ジョウション・チェン)の行動に困惑し、止めに入った。夫が殴られるのを見た王曼は、動揺のあまり体調を崩し、流産してしまう。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は、王曼を抱きかかえ、急いで産婦人科へと向かった。

病院のロビーで、宏暁誉(コウ・ギョウヨ)は偶然杜風(ドゥ・フォン)と出会う。杜風(ドゥ・フォン)は、周家に関係する事件を捜査しており、同僚と共に周生辰(ジョウション・チェン)を探しに病院へ来ていた。宏暁誉(コウ・ギョウヨ)は、杜風(ドゥ・フォン)が警察官であることを知らなかった。杜風(ドゥ・フォン)は、後で全てを説明すると約束した。

周文幸(ジョウ・ウェンシン)の死は、周家に闇い影を落とした。周生辰(ジョウション・チェン)は、時宜(シー・イー)と共に葬儀に参列する。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は、周文幸(ジョウ・ウェンシン)の死の責任を問われ、祠堂で仮省するように命じられた。祠堂に入った周生行(シュウ・セイコウ)は、積もり積もった怒りを周文川にぶつけた。殴打を受けながらも、周文川は謝罪するどころか、周生行(シュウ・セイコウ)は周文幸に父親として認められていなかった、死ぬまで一度も「お父さん」と呼ばれなかったと、周生行(シュウ・セイコウ)の心をえぐる言葉を投げつけた。周生行(シュウ・セイコウ)は、その言葉に深く傷つき、言葉を失った。しばらくの沈黙の後、周生行(シュウ・セイコウ)は周文川に祠堂に留まるよう命じた。しかし、周文川は、四叔のように祠堂に閉じ込められることを恐れ、自由を奪われることを恐れて叫び声を上げた。彼は、周文幸の死を心から悔いている様子はなかった。