第19話あらすじとネタバレ
司徒(しと)府で、楚修明(そしゅうめい)と楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は投壺の道具を持って司徒(しと)大人を訪ねました。投壺を見た司徒(しと)大人は喜んで楚修明(そしゅうめい)を招き入れ、勝負を挑みますが、楚修明(そしゅうめい)の腕前に敗れてしまいます。この話を聞いた沈錦(しんきん)は、楚修明(そしゅうめい)に投壺は戦争ではないので、常に勝つ必要はなく、時には相手に譲ることも大切だと諭します。
翌日、沈錦(しんきん)の言葉を心に留めた楚修明(そしゅうめい)は、司徒(しと)大人との投壺でわざと負けました。しかし、楚修明(そしゅうめい)の意図を見抜いた司徒(しと)大人は満足していません。沈錦(しんきん)は仕方なく、投壺の面白さは互角の勝負にあるのだと説明します。
楚修明(そしゅうめい)と司徒(しと)大人の仲を深めるため、沈錦(しんきん)は男装して楚修明(そしゅうめい)と共に司徒府を訪れ、司徒将軍に投壺の勝負を申し込ませるように仕向けます。自分と互角に渡り合う沈錦(しんきん)に、司徒大人は感嘆し、意気投合して「兄弟」として認めました。沈錦(しんきん)の正体を知った司徒将軍は驚きながらも、彼女の頼みを受け入れ、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)に京城監市の役職を与えます。楚修明(そしゅうめい)はこの結果に満足しますが、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は疑念を抱きます。
夜、沈錦(しんきん)は楚修明(そしゅうめい)に家計を助けるために商売を始めたいと打ち明け、楚修明(そしゅうめい)は感動します。翌日、わずかな蓄えを手に、沈錦(しんきん)は事業内容を検討し、布庄を開くことを決意します。楚修明(そしゅうめい)からの全面的な支援の約束に、沈錦(しんきん)は喜びます。二人は賑やかな富横街に景色の良い店を見つけ、扱う布の種類を決め、店の改装を始めます。働きづめの沈錦(しんきん)を楚修明は優しく見つめ、キスをします。
宮中では、皇帝が宰相と楚修明に国の守護を託します。楚修明は菓子を持って沈錦(しんきん)の布庄を訪ね、沈錦(しんきん)は彼を慰めます。開店が迫る中、看板などの準備が遅れており、沈錦は焦って肉肉(じくじく)に職人を急がせるように頼みます。そこに姉の沈淑(しんしゅく)が訪ねてきて、楚修明をないがしろにしないように忠告し、沈錦は夫の支えについて幸せそうに話します。沈淑(しんしゅく)は自身の不幸な結婚生活、夫と従妹の芸娘(うん にゃん)との不義密通、そして自分が受けた仕打ちを語ります。沈錦は姉を助けようと決意します。
一方、楚修明は父の過去の事件を調査し、旧部下から八王の乱の際に父の行動が不可解だったことを聞き、皇帝の関与を疑います。沈錦は肉肉(じくじく)と共に瑞王(ずいおう)府に母を訪ね、母から早く子供を産むように勧められます。その後、沈錦は姉の家を訪れ、芸娘(うん にゃん)と義兄の密通を暴露し、姉を連れ出そうとします。
第20話あらすじとネタバレ
永楽侯(えいらくこう)府にて、沈淑(しんしゅく)が沈錦(しんきん)と共に立ち去ろうとした時、沈淑(しんしゅく)の夫は慌てて沈錦(しんきん)を呼び止め、側室を立てることを公にしないでほしいと懇願しました。芸娘(うん にゃん)たちの同調に対し、沈錦(しんきん)は怒りを露わにし、芸娘(うん にゃん)が長年屋敷に住んでいること、そして側室を立てることは隠しきれないことを指摘しました。そして、子供が生れたら芸娘(うん にゃん)を故郷へ帰し、子供は姉の沈淑(しんしゅく)に育てさせることを提案し、楚修明(そしゅうめい)の名を挙げて牽製しました。沈淑(しんしゅく)の夫は仕方なく同意し、沈淑(しんしゅく)は妹の沈錦(しんきん)が自分のために出てくれたことに深く感謝しました。
楚修明(そしゅうめい)への埋め合わせとして、沈錦(しんきん)は心を込めて彼のために薬膳スープを作りました。二人が話している最中、沈錦(しんきん)は楚修明(そしゅうめい)に自分に飽きていないか尋ねました。楚修明(そしゅうめい)は愛情深く、常に一緒にいたいと思っていると答えました。子供については、確かに重要だが、今は沈錦(しんきん)の体調を気遣い、呉服屋の仕事が落ち著いてから考えるべきだと提案しました。
沈錦(しんきん)の呉服屋の開店日、楚修明(そしゅうめい)は祝いのため獅子舞を雇いました。しかし、向かいに新しく開店した呉服屋は低価格戦略で多くの客を引きつけていました。沈錦(しんきん)は肉肉(じくじく)を連れて調査に行き、その店のサービスが良く、価格も安いことを知りました。その時、幼馴染の呉若男(ごじゃくだん)が二人に気づき、話の中で沈錦(しんきん)が競合店の店主だと知りましたが、自分が若男呉服屋の店主だということは明かしませんでした。
その後、沈錦(しんきん)は呉若男(ごじゃくだん)を自分の店に招待し、彼女の店のやり方への不満を伝えました。楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)が宮中の呉服の仕入れの話を持ってきて、若男呉服屋にも知らせようとした時、呉若男(ごじゃくだん)は仕方なく自分の身分を明かしました。真実を知った沈錦(しんきん)は激怒し、一方、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は呉若男(ごじゃくだん)がかつて自分の命を救ったことを思い出し、当時呉若男(ごじゃくだん)が失くした玉のペンダントを見せ、深い感謝と愛慕の情を伝えましたが、呉若男(ごじゃくだん)に冷たく拒絶されました。
家に帰ると、沈錦は楚修明(そしゅうめい)に今日の出来事を話し、宮中の仕入れの契約を取れるよう助けてほしいと頼みました。楚修明(そしゅうめい)は直接介入すれば問題になる可能性があるため難しいと答え、沈錦は彼の立場を理解し、自分の力で契約を取ることを決意しました。その後、沈錦は楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)に助けを求めようとしましたが、彼が呉若男に肩入れしていると思い込んでしまいました。話をしているうちに、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は女性への贈り物の相談をし、沈錦は熱心にアドバイスをし、プレゼント選びも手伝いました。帰宅後、沈錦はこの出来事を楚修明(そしゅうめい)に話すと、彼は強い興味を示し、商売で積極的に行動することを応援しつつも、目立ちすぎないように注意するよう忠告しました。
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