将軍の花嫁あらすじ7話・8話、ネタバレ

第7話あらすじとネタバレ

監軍の沈錦(しんきん)は、楚修明(そしゅうめい)に何かと難癖をつけますが、楚修明(そしゅうめい)は冷静に対処します。ある日、沈錦(しんきん)は激怒し、楚修明(そしゅうめい)の服を無理やり脱がせようとしますが、楚修明(そしゅうめい)に静かに阻止されます。豹子頭(ひょうずとう)たちは慌てて止めに入ります。仕返しに、沈錦(しんきん)は肉肉(じくじく)と蕭肅(しょうしゅく)に助けを求め、楚修明(そしゅうめい)を懲らしめてもらおうとします。実は、蕭肅(しょうしゅく)は以前チンピラで、沈錦(しんきん)が監軍に昇進するのを手伝ったため、彼女に恩義を感じています。皇帝が沈錦(しんきん)を監軍として軍営に派遣したことを知り、劉大人(りゅうたいじん)たちは皇帝が楚修明(そしゅうめい)を疑い始めたと見て、この機会を利用しようと企みます。

二年もの間、楚修明(そしゅうめい)は軍餉を受け取れず、兵士たちと共に農作業をして日々を過ごしていましたが、不平一つ漏らしませんでした。佐将軍はこの事態を楚修明(そしゅうめい)のせいにしようと提案し、皇帝が楚修明(そしゅうめい)を呼び戻して罪に問う時こそ、彼が実権を失い、皇城を攻め落とす好機だと考えます。豹子頭(ひょうずとう)と楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は楚修明(そしゅうめい)に、沈錦(しんきん)に気をつけ、巻き込まれないようにと忠告します。楚修明(そしゅうめい)は、これからは監軍様だけで、夫人ではないと宣言します。楚修明(そしゅうめい)の問いかけに対し、沈錦(しんきん)は軍営と将軍府の全てを正式に掌握すると宣言し、わざと楚修明にお茶を運ばせます。楚修明は熱いお茶で仕返し、沈錦(しんきん)を困らせます。

沈錦(しんきん)は公開試合を企画し、楚修明との対決姿勢を明らかにします。楚修明は止めますが、沈錦(しんきん)は女性も男性に劣らないと主張し、参加を強行します。試合内容は、捕虜の脱出を想定し、口に羽根をくわえ、水中に潜って縄を解き、先に水面に浮かび上がった方が勝ちというものです。試合開始後まもなく、楚修明は自ら棄権し、沈錦(しんきん)はすぐに救助に向かいますが、その拍子に二人はキスをしてしまいます。軍営に戻ると、沈錦(しんきん)は楚修明に、なぜ心に愛があるのに離縁状を書いたのかと問いただします。楚修明は、沈錦が去らないのであれば自分が去ると答えます。

楚修明が将軍府に戻ると、沈錦は落胆しますが、肉肉(じくじく)の励ましもあり、自ら楚修明を連れ戻しに行き、もう騒ぎを起こさず、軍務を手伝うと約束します。楚修明は感動し、一緒に夕食をとった後、軍営に戻ることを承諾します。帰る途中、楚修明は沈錦に恩赦状を渡し、彼女は深く感動します。一方、蕭肅(しょうしゅく)は覆面をして楚修明の部屋を捜索しますが、何も見つからず、沈錦と酒を酌み交わします。これに楚修明は嫉妬します。楚修明が蕭肅(しょうしゅく)を不法侵入で処刑しようとした時、沈錦は楚修明からもらった免死状で蕭肅(しょうしゅく)を救います。楚修明は激怒します。誤解に気づいた沈錦は慌てて楚修明を探し、彼が激しく剣を振るっている姿を見つけます。

第8話あらすじとネタバレ

満月の夜、楚修明(そしゅうめい)は沈錦(しんきん)が蕭肅(しょうしゅく)に赦免令を渡したことに腹を立て、沈錦(しんきん)が酒を勧めても冷たく突き放しました。それを見た蕭肅(しょうしゅく)は沈錦(しんきん)を連れ、他の兵士たちに酒を振る舞います。蕭肅(しょうしゅく)が沈錦(しんきん)の代わりに酒を飲む姿に、楚修明(そしゅうめい)は怒って茶碗を投げつけ、兵士たちを解散させました。沈錦(しんきん)が心配そうに声をかけますが、楚修明(そしゅうめい)は意地を張り、彼女に構わないようにと言い放ち、さらに沈錦(しんきん)を「夫人」と呼ぶことを禁じ、違仮すれば軍法で処罰すると宣言しました。この言葉に沈錦(しんきん)は怒って立ち去ってしまいます。

翌朝、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)から昨夜の自分の酔態を聞いた楚修明(そしゅうめい)は後悔し、慌てて沈錦(しんきん)に謝ろうとしますが、彼女は部屋におらず、軍営中を探しても見つかりません。焦った楚修明(そしゅうめい)は馬で将軍府に戻りますが、そこにも沈錦(しんきん)の姿はありませんでした。心配のあまり、二人がかつて訪れた野原まで行き、彼女の名前を大声で呼び、戻ってきてくれれば無断離隊の件は不問にするばかりか、もっと自由にさせてあげると約束します。将軍とはいえ、沈錦(しんきん)に心配をかけたくない、彼女の幸せを願って離縁状まで書いたと打ち明けました。楚修明(そしゅうめい)の心からの謝罪に、沈錦(しんきん)は心を打たれ姿を現し、二人は抱き合います。

楚修明(そしゅうめい)は肉肉(じくじく)と蕭肅(しょうしゅく)が両想いであることを知り、嫉妬心を捨て去ります。軍営に戻ると、蕭肅(しょうしゅく)と楚修明(そしゅうめい)は互いに謝罪し、スパイについて話し合います。蕭肅(しょうしゅく)は楚修明(そしゅうめい)の側近に内通者がいる可能性や、朝廷で楚修明(そしゅうめい)の功績を妬む者から讒言されていることを指摘します。楚修明(そしゅうめい)は軍資金の問題の裏に陰謀が隠されていることに気づき、スパイを捕らえるための罠を仕掛けます。

楚修明(そしゅうめい)は沈錦(しんきん)と肉肉(じくじく)を軍営から遠ざけ、蕭肅と協力して市でスパイを捕らえます。その後、沈錦は楚修明にお守りの玉を贈り、二人がキスを交わそうとしたその時、肉肉(じくじく)が蕭肅に振られたと泣きながら沈錦の元へ駆け込んできます。蕭肅は都へ戻る前に肉肉(じくじく)と別れを惜しみ、肉肉(じくじく)は彼に贈り物と薬を渡し、無事の帰還を祈ります。

肉肉(じくじく)を悲しませないために、沈錦は楚修明と距離を置くことを提案しますが、楚修明は同意しません。結局、二人はこっそり会うことになり、楚修明は豹子頭(ひょうずとう)に肉肉(じくじく)を連れ出すよう指示します。しかし、蕭肅を恋しがる肉肉(じくじく)は戻ってきてしまい、二人の逢引現場を目撃し深く傷つき、沈錦と楚修明に三歩以上距離を置くよう要求します。それ以来、沈錦と楚修明は隠れて会うしかなくなりました。肉肉(じくじく)に見つからないよう、河原で語り合っている最中、肉肉(じくじく)が来たため、楚修明は川に突き落とされる羽目になります。