第19話あらすじとネタバレ
D3クラブの陸经理は、梁友安(リャン・ヨウアン)に付きまとって話しかけ、典型的なおしゃべり好きでした。それを見た宋三川(ソン・サンチュワン)は、日焼け止めが必要だと偽り、彼女を助けようとしますが、なんと陸经理は日焼け止めを持っていて、自ら宋三川(ソン・サンチュワン)の首に塗ってしまい、彼を大変気まずい思いにさせます。そこへ張岩(チャン・イェン)が現れ、双方の選手を紹介し、いくつかのテニス技術について触れ、特に宋三川(ソン・サンチュワン)が以前彼のサーブをブレークしたことを褒めました。宋三川(ソン・サンチュワン)は素直に張岩(チャン・イェン)のサーブを研究したことを認めましたが、最初の3球までしか対応できず、その後は何もできないと打ち明けました。張岩(チャン・イェン)はこの姿勢が良いと考え、試合運びの計画性の重要さを強調し、それが頭脳を使ったプレーの鍵だと指摘しました。
練習後、蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)は宋三川(ソン・サンチュワン)を呼び出し、梁友安(リャン・ヨウアン)に気があるのか尋ねました。宋三川(ソン・サンチュワン)は隠さず、告白して振られたことも明かし、蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)に秘密にしてくれるよう頼みます。蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)は瞭承し、応援すると言いました。夜の食事会では、羅念(ルオ・ニエン)の同意を得て、梁友安(リャン・ヨウアン)は選手たちに2人で1本のビールを飲むように言います。最初は蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)は仮対しようとしましたが、宋三川(ソン・サンチュワン)を見て考えを変え、賛同して拍手しました。梁友安(リャン・ヨウアン)は羅念(ルオ・ニエン)と、偉そうに話す社長たちについての考えを共有し、陸经理がまさにその典型だと話した途端、彼は自分の起業話を語り始めようと近づいてきました。それを見た宋三川(ソン・サンチュワン)はすぐに梁友安(リャン・ヨウアン)に用事があると呼び出し、彼女を連れ出します。羅念(ルオ・ニエン)も口実を作ってその場を離れ、陸经理は一人残されました。
梁友安(リャン・ヨウアン)と宋三川(ソン・サンチュワン)は海辺を散歩しながら陸经理の話題になり、彼女は自慢好きな男は嫌いだと言います。宋三川(ソン・サンチュワン)は黙り込み、彼の様子に気づいた梁友安(リャン・ヨウアン)は、嫉妬深い男も嫌いだと冗談を言います。宋三川(ソン・サンチュワン)は彼女がからかっているのだと気づき、木の枝をマイクに見立てて彼女を「インタビュー」し、どんな男が好みか尋ねました。梁友安(リャン・ヨウアン)は少し考え、3つの条件を挙げました。1つ目は犬と10秒間見つめ合えること、これは愛情深さを示すため。2つ目は魚が好きであること、これは賢さを意味するから。3つ目は下水管の曲がり角の数を知っていること、これは十分なDIY能力を示すためです。宋三川(ソン・サンチュワン)はこれらの言葉を心に留めました。
翌日の朝食時、蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)は宋三川に梁友安(リャン・ヨウアン)と2人きりになる機会を作るため、陳超を連れ出しました。宋三川は梁友安(リャン・ヨウアン)に鶏肉を取り分け、彼女の皿から魚を取りましたが、骨を取り除かずに食べたため、喉に詰まらせてしまいます。梁友安(リャン・ヨウアン)は急いで彼を病院に連れて行き、医師は応急処置を行い、数日間痛みがあるだろうと告げました。宋三川は彼女が魚が好きだからそうしたのだと説明し、梁友安(リャン・ヨウアン)は真顔で、好きなのは魚を食べる男であって、魚の骨で喉を詰まらせる男ではないと言い、考えすぎずに練習に集中するようにと忠告しました。
その後、選手たちは良好な環境で積極的に練習に励みました。張岩(チャン・イェン)は宋三川のプレーを高く評価し、テニスに向いている逸材だと褒めました。梁友安も惜しみなく賞賛し、張岩(チャン・イェン)は宋三川を見つめる彼女の横顔を写真に撮り、彼女に送り、「惚れた女の顔」だとからかいました。一方、陳可(チェン・コー)原は蒋傑(ジアン・ジエ)に離婚を切り出そうとしていましたが、蒋傑(ジアン・ジエ)は不正の告発を受け、会社に呼び戻されました。告発の矛先は易速テニスクラブに向けられており、証拠も提出されていました。
7日間の合宿はすぐに終わり、梁友安は蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)の最新ランキングが全国95位に上がったことを確認しました。これはクラブがAグループ昇格まであと一歩のところまで来ていることを意味します。最後の食事会で、梁友安は皆の意見を聞いた後、思う存分楽しむように伝え、全員の努力に感謝の言葉を述べました。張岩(チャン・イェン)もチームに対する印象の変化を語りました。その時、明宇(ミン・ユー)から梁友安に電話があり、蒋傑(ジアン・ジエ)が調査されていることを伝えました。クラブの運営に関わることなので、梁友安はすぐに帰って対応することにしました。起こりうる事態を考え、宋三川は自ら運転して彼女を送ると申し出ました。梁友安はクラブが解散になるかもしれないことを最も心配していました。
第20話あらすじとネタバレ
蒋傑(ジアン・ジエ)は落胆して帰宅すると、陳可(チェン・コー)から離婚を切り出される。具体的な要求を尋ねる蒋傑(ジアン・ジエ)に対し、陳可(チェン・コー)は何も答えず、ただ離婚届へのサインを求める。蒋傑(ジアン・ジエ)は陳可(チェン・コー)の浮気を疑うが、陳可(チェン・コー)はそれを否定し、愛のない結婚がどれだけ続くのかを問う。
梁友安(リャン・ヨウアン)は帰宅後すぐに蒋傑(ジアン・ジエ)を訪ね、クラブの閉鎖について確認する。蒋傑(ジアン・ジエ)は閉鎖を認め、梁友安(リャン・ヨウアン)に余計なことをするなと釘を刺す。クラブが黒字化目前なのに閉鎖するという蒋傑(ジアン・ジエ)の豹変ぶりに梁友安(リャン・ヨウアン)は困惑する。蒋傑(ジアン・ジエ)はクラブを時限爆弾に例え、これ以上のコストは割に合わないと説明し、クラブの口座凍結と易速での営業部長への復帰を提案するが、梁友安(リャン・ヨウアン)は複雑な気持ちになる。
車中で沈黙する梁友安(リャン・ヨウアン)を、宋三川(ソン・サンチュワン)は蒋傑(ジアン・ジエ)の提案を受け入れるのではないかと心配する。しかし、梁友安(リャン・ヨウアン)はクラブ存続のため、会社に1ヶ月の猶予を求め、収支を整理し、低コスト運営案を模索することを考えていた。宋三川(ソン・サンチュワン)は運営アドバイスを申し出て、二人で支出計算と最適な運営戦略を練る。作業に集中するあまり、空っぽの冷蔵庫に気づき、結局出前を取ることに。
梁友安を助けるため、宋三川(ソン・サンチュワン)はグループチャットで状況を説明し、蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)と陳哲(チェン・ジェ)はすぐに協力を申し出る。蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)は蒋傑(ジアン・ジエ)に事情を聞きに行くことを提案するが、調査中の蒋傑(ジアン・ジエ)に余計な負担をかけないよう宋三川(ソン・サンチュワン)が止める。収支計算の結果、黒字化には最低2ヶ月必要で、節約だけでは運営は難しいと判断。宋三川(ソン・サンチュワン)は選手の賞金を一時的な資金に充てることを提案し、蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)と陳哲(チェン・ジェ)も賛同する。
翌日、羅念(ルオ・ニエン)は梁友安に役員就任を断った理由を尋ねると、梁友安はクラブの前例のない団結を理由に挙げた。羅念(ルオ・ニエン)は給料の支払いを遅らせることで支援を表明し、張岩(チャン・イェン)もコーチ料の支払いを延期すると申し出る。
朝、蒋傑(ジアン・ジエ)は息子の居場所を尋ねた後、陳可(チェン・コー)に離婚の再考を促す。陳可(チェン・コー)は家庭で空気のような存在だと感じ、愛のない結婚生活には耐えられないと訴える。一方、梁友安は蒋傑(ジアン・ジエ)にクラブ閉鎖の真意を問いただす。それは小高総経理の思惑と一致しており、二人の競争による会社運営の安定化が目的だと指摘する。その見返りに蒋傑はクラブ閉鎖とオンライン営業部長の異動を提案し、両者は暗黙の合意を結んでいた。蒋傑は梁友安に易速への復帰を勧めるが、梁友安はクラブマネージャーこそが自分の適職だと主張する。
蒋焦焦(ジアン・ジャオジャオ)は両親を練習場に連れて行き、父親の考えを変えさせようとするが、蒋傑は自身の保身のためクラブ閉鎖の意思を曲げない。保護者たちは梁友安に説明を求め、梁友安は1ヶ月の猶予と新たな投資家探しを約束する。その後、梁友安は資金調達に奔走し、Alexと宋三川(ソン・サンチュワン)も積極的にサポートする。
夜、多忙な梁友安を心配した宋三川は食材を持って駆けつけ、栄養補給のための料理を作る。キッチンで働く宋三川の姿に、梁友安は温かさを感じ、この瞬間こそが最高の時間だと実感する。
コメントする