如意芳霏(にょいほうひ)あらすじ13話・14話、ネタバレ

第13話あらすじとネタバレ

傅宣(ふ・せん)は、呉白起(ご・はくき)が昭武校尉(しょうぶこうい)に昇進したことを知り、心から喜びます。姚大人が京に赴任したため、傅大人は彼の家族を招いて宴会を開き、傅容(ふ・よう)には精心打扮をして出席するよう命じます。傅容(ふ・よう)は状況がおかしいことに気づき、腸胃不適を理由に宴会を抜け出します。慌てているうちに、徐晉(じょ・しん)に出くわします。徐晉(じょ・しん)は舅舅の董方礼(とう・ほうれい)と蒙山で合流するところでした。二人が話していると、傅大人に追いかけられた傅容(ふ・よう)が徐晉(じょ・しん)の懷に飛び込んできます。傅容(ふ・よう)は相親をさせられそうになっていたことを知り、徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)を郊外に連れて行きます。

傅容(ふ・よう)は置いていかれるのを恐れて、徐晉(じょ・しん)の腕を強く握ります。二人は山洞に入りますが、落石に遭遇します。徐晉(じょ・しん)は傅容を守るために身を挺します。徐晉(じょ・しん)の傷の手当をするうちに、二人の雰囲気は微妙で曖昧なものに変わります。傅容が逃げ出したことに激怒した傅大人に、傅宣(ふ・せん)は傅容の丫鬟である蘭香(らんきょう)を連れて如意(にょい)楼に傅容を探しに行きます。しかし、傅容の姿はなく、傅宣(ふ・せん)は焦ります。

落石の原因に疑問を抱いた徐晉(じょ・しん)は、出口を探す途中で金鉱を発見します。彼は舅舅が貪欲な人間ではないと信じ、何らかの事情があるはずだと考えます。その頃、西河郡主(せいがぐんしゅ)は徐晉(じょ・しん)を捜して粛王府を訪れ、徐晉(じょ・しん)に招かれたと主張します。しかし、呉白起(ご・はくき)に阻止され、衝動的に粛王の失踪を口にしてしまいます。その様子は、安王の手下である文刑(ぶん・けい)に聞かれてしまいます。

徐晉(じょ・しん)は舅舅の行動を理解しつつも、不安を感じます。傅容の問いかけに、彼は死ぬことではなく、無意味に生きることが怖いと答えます。傅容は、徐晉(じょ・しん)の非凡な気度と慎重な行動があれば、長寿と平安が得られると慰めます。徐晉(じょ・しん)は感動し、傅容に自分が“掃把星”だと見なされていることを打ち明けます。三歳の時から先皇后に育てられましたが、淑妃(しゅくひ)が病気になった後、司天監によって天煞孤星の命格だとされ、寺庙に送られて経を写すように命じられました。また、燭台を倒したことで辺境に送られたこともありました。徐晉(じょ・しん)は自分が天煞孤星であり、他人に迷惑をかけてはいけないと悲しみます。傅容は同情し、徐晉(じょ・しん)の手を握って自分の運の半分を分け与えると約束します。徐晉(じょ・しん)は感動します。

小七(しょうしち)和小八(しょうはち)は、ある公子が傅容を乗せた馬車を城外に連れ出したことを突き止めますが、その公子が誰なのかはわかりません。柳如意(りゅう・にょい)は、城外の蒙山と蟄山も含めて調査を続けるように命じます。傅大人を心配させないために、柳如意(りゅう・にょい)は傅宣(ふ・せん)に傅容が如意(にょい)楼にいると嘘をつきます。彼女は傅容を安王が連れ出したと思い込み、疑問を抱きます。

夜、徐晉(じょ・しん)は外套を傅容にかけますが、傅容は半分を彼に譲ります。許嘉(きょ・か)と呉白起(ご・はくき)は徐晉(じょ・しん)と傅容を見つけ、傅宣(ふ・せん)と柳如意(りゅう・にょい)も傅容を迎えにやってきます。西河郡主(せいがぐんしゅ)は傅容がなぜ徐晉(じょ・しん)と一緒にいるのかと問い詰め、傅容は仮撃します。

舅舅の董方礼(とう・ほうれい)と董聞(とうぶん)が府にいないことを知った徐晉(じょ・しん)は、すぐに別苑に人を派遣します。董方礼(とう・ほうれい)は息子である董聞(とうぶん)と一緒に遊び、眠る息子を見て涙を流します。朝堂では、徐晉(じょ・しん)は誰かが硫黄と硝石を密輸し、金鉱を発見したことを報告します。成王は関与を否定しようとしますが、董方礼(とう・ほうれい)は責任を負い、皇前で自害します。淑妃(しゅくひ)は悲しみに暮れます。柳如意(りゅう・にょい)は安王を訪ね、董方礼(とう・ほうれい)の突然の自死に疑問を呈し、真相を明らかにすると誓います。しかし、安王は炸薬を使用した本当の目的を明かしません。

第14話あらすじとネタバレ

徐晉(じょ・しん)は許嘉(きょ・か)、葛川(かつ・せん)と共に蒙山へ手がかりを探しに行き、董方礼(とう・ほうれい)の外套の布切れと血痕を発見します。董方礼(とう・ほうれい)は自救しようとしたものの、誰かに頭を強く殴られたと推測されます。徐晉(じょ・しん)はすぐに董方礼(とう・ほうれい)が脅迫されていた事実を皇上へ報告し、董聞(とうぶん)が誘拐されたことも伝えます。彼は舅父の弁解ではなく、真実を追求するためにそうしたと強調します。しかし、皇上は徐晉(じょ・しん)の不注意で董方礼(とう・ほうれい)が冤罪で死んだと考え、仮省するように命じます。傅容(ふ・よう)は困惑しますが、柳如意(りゅう・にょい)は世の中のことは複雑で、人の心もまた同じだと感じます。傅容(ふ・よう)の疑問に、柳如意(りゅう・にょい)は自分はただの商人であり、如意(にょい)楼の生計を維持できればそれで満足だと答えます。

董府では、葛川(かつ・せん)と徐晉(じょ・しん)は如意(にょい)楼のマークが入った手紙を発見し、驚きます。傅容(ふ・よう)は安王と釣りをしている際に、かつて親密だった人が裏で悪いことをしていたと話し、安王は待つべきか行動すべきかを検討します。傅容(ふ・よう)は待つだけでは機を逃してしまうのではないかと心配しますが、焦りすぎて逆効果になるのではないかと恐れます。

呉白起(ご・はくき)は傅宣(ふ・せん)に鳳来儀(ほうらいぎ)の帳簿管理を依頼しますが、断られます。呉白起(ご・はくき)は傅宣(ふ・せん)の性格を頑固だと指摘し、帳簿は清廉で経営能力は紀清亭(きせいてい)に劣らないはずだと述べます。傅宣(ふ・せん)は困惑し、呉白起(ご・はくき)に自分の気持ちを勝手に推測しないでほしいと忠告します。

徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)を訪ね、如意(にょい)楼の特別なマークを見せ、表面よりも複雑な事情があり、傅容(ふ・よう)が危険に巻き込まれるのではないかと心配します。会話中に天狗食の現象が発生し、空が暗くなり、市場は混乱に陥ります。傅宣(ふ・せん)は侍女とはぐれ、財布を盗まれますが、呉白起(ご・はくき)が駆けつけて泥棒を取り押さえます。傅宣(ふ・せん)は呉白起(ご・はくき)がいつも暴力で解決しようとすることを批判しますが、呉白起(ご・はくき)はそれが最良の方法だと考えます。鍾の音が鳴ると、傅宣(ふ・せん)は慌てて呉白起(ご・はくき)の腕の中に隠れます。夜明け後、2人は他の金翊衛(きんよくえい)の兵士からからかわれ、傅宣(ふ・せん)は恥ずかしがります。

徐晉(じょ・しん)は傅容に舅父の書斎で如意(にょい)楼の紋様を発見したことを伝え、真相を明らかにするまで待つと言います。彼は傅容を信頼しているからです。傅容は感動しますが、なぜこの事件が自分の師匠に関係しているのか疑問に思います。

泰山が突然崩落し、多数の死傷者が出ます。御華亭と弘福寺は被害を受けます。皇はこの事件に困惑しますが、安王は冤罪の可能性があると主張します。皇は納得しません。柳如意(りゅう・にょい)的部屋で何かを探していた傅容が発見されます。柳如意(りゅう・にょい)は傅容に何かあれば直接聞いてほしいと言います。傅容が腕輪の紋様の意味を尋ねると、柳如意(りゅう・にょい)は自分が一番守りたいのは傅容だと答え、腕輪を大切に保管し、決して傷つけないと約束しますが、真相は説明しません。傅容は失望します。

柳如意(りゅう・にょい)は安王府を訪ね、泰山を爆破したことを問い詰めますが、安王は強く否定します。皇は成王、粛王、懐王(かいおう)をそれぞれ黄陵、吉昌(きつしょう)城の崩落、弘福寺と御華亭の再建の処理に派遣します。柳如意(りゅう・にょい)は荷物をまとめて吉昌(きつしょう)城に向かい、傅容も後に続きます。呉白起(ご・はくき)に家族に伝言を頼みます。斉竺(せい・ちく)と懐王(かいおう)が話しているところに出くわし、西河郡主(せいがぐんしゅ)にわざと難癖をつけられます。

傅容が街を離れたことを知った傅宣(ふ・せん)は急いで金翊衛(きんよくえい)に駆けつけ、呉白起(ご・はくき)に柳如意(りゅう・にょい)的行方を尋ねます。不審に思った傅宣(ふ・せん)は、傅容を探すために雲羅寺に向かうことを決意します。柳如意(りゅう・にょい)は尚開陽(しょう・かいよう)と「柳先生」の通信を通じて、「柳先生」が実は安王であることを知り、怒りを覚えます。