如意芳霏(にょいほうひ)あらすじ9話・10話、ネタバレ

第9話あらすじとネタバレ

斉竺(せい・ちく)の冊封宴

斉竺(せい・ちく)の冊封宴に、傅容(ふ・よう)は機嫌よく贈り物を携えて斉府を訪れる。しかし、斉竺(せい・ちく)は傅容(ふ・よう)を招待していないと困惑する。西河郡主(せいがぐんしゅ)も贈り物を持って現れるが、その意図は不純だった。彼女は、山鸡が派手な羽根をつけたからといって鳳凰だと思い上がるなと斉竺(せい・ちく)を露骨に嘲笑する。傅容(ふ・よう)は、夢の中で自分をいじめていた王妃が西河郡主(せいがぐんしゅ)であることに気づき、斉竺(せい・ちく)をかばうために前に出る。

傅容(ふ・よう)は、西河郡主(せいがぐんしゅ)が自分の偽の招待状を出したと知り、激怒する。しかし、斉竺(せい・ちく)は自分の冊封宴で騒ぎを起こさないようにと傅容(ふ・よう)を製止する。斉竺(せい・ちく)が他の賓客と楽しそうに話しているのを見て、傅容(ふ・よう)は落胆し、庭を一人歩き始める。

掬水先生の正体

傅容(ふ・よう)は、幼い頃の世話係である掬水先生が安王であることに驚きを隠せない。緊張した様子の傅容(ふ・よう)に対して、掬水先生は、掬水先生であろうと安王であろうと、傅容(ふ・よう)の前ではいつまでもあの頃の世話係であると伝える。傅容(ふ・よう)は、なぜ正体を明かさなかったのかと尋ねる。掬水先生は、安王という身分は脱ぎ捨てられない仮面であり、逃れられない運命の枷であると説明する。傅容(ふ・よう)は、秘密を守ると約束する。

懷王と粛王の登場

懷王と粛王は、斉竺(せい・ちく)の清平郡主冊封宴に一緒に参加する。西河郡主(せいがぐんしゅ)は、どうしても粛王と話したいため、粛王に安王を紹介してもらう。庭で、傅容(ふ・よう)はたくさんの枣の木を見て、子供の頃に斉竺(せい・ちく)のために枣を打ったことを思い出し、思わず木に登って枣を摘み始める。傅容の頑張っている姿を見て、肅王徐晉(じょ・しん)は石を投げて多くの枣を落としてあげる。

斉府の当主である大夫人は斉竺(せい・ちく)を困らせているため、傅容は摘みたての枣を使って斉竺(せい・ちく)を助けようとする。しかし、斉竺(せい・ちく)は傅容の好意を拒否し、怒って下僕に枣の木を切るように命じる。この様子は、肅王徐晉(じょ・しん)の目にも入る。斉竺(せい・ちく)は傅容の言葉を考えているうちに気が散って懷王にぶつかってしまい、西河郡主(せいがぐんしゅ)は再び斉竺(せい・ちく)を嘲笑し、権力者にすり寄ろうとしていると非難する。

傅容が足首を捻挫した時、徐晉(じょ・しん)は進んで傅容の足をもんであげる。この様子を、粛王を探しに来た西河郡主(せいがぐんしゅ)が目撃し、怒ってその場を去る。

傅容と掬水先生の会話

傅容は、掬水先生と一緒に釣りをしながら、章晏(しょう・あん)との婚約について話す。傅容は、結婚は自由で互いに理解し合えるものでなければならないという自分の考えを述べる。掬水先生は、傅容の腕輪に如意(にょい)楼のマークがあることに気づき、その由来を尋ねる。傅容は、師匠が特別に作ってくれたものだと答える。

呉白起(ご・はくき)と傅宣(ふ・せん)の再会

呉白起(ご・はくき)は、修行中の傅宣(ふ・せん)に寺で偶然出会う。呉白起(ご・はくき)の突然の出現に驚いた傅宣(ふ・せん)は、川に落ちそうになる。千钧一髪のところで呉白起(ご・はくき)が傅宣(ふ・せん)を助けるが、バランスを崩してしまい、二人は一緒に川に落ちてしまう。呉白起(ご・はくき)に二度と会わないために、傅宣(ふ・せん)は慌てて侍女と一緒に寺を去る。

章晏(しょう・あん)は、傅容に父親の誕生日の宴会の招待状を渡し、母親に受け入れてもらえるように宴会で良い印象を与えるように頼む。傅容は不満そうだったが、招待状を受け取る。

信都(しんと)侯の誕生日

信都(しんと)侯の誕生日に、肅王徐晉(じょ・しん)は贈り物を持って祝賀に訪れる。傅宣(ふ・せん)と傅容は、傅大人の代理として祝賀に訪れる。章晏(しょう・あん)と傅容が親しげにしているのを見て、肅王は邪魔をしようとするが、西河郡主(せいがぐんしゅ)に連れ去られてしまう。信都(しんと)侯の長男である呉白起(ご・はくき)は、わざとこの日を選んで屋敷に戻り、下僕に頭を下げて謝罪させる。この様子を傅宣(ふ・せん)は見ている。呉白起(ご・はくき)は、傅宣(ふ・せん)と一緒に川に落ちたことを話題にするが、傅宣(ふ・せん)は呉白起(ご・はくき)のような遊び人とは絶対に結婚しないと断言する。

宴会で、西河郡主(せいがぐんしゅ)は雅歌投壺ゲームを提案し、自分の腕輪を賞品として出す。そして、傅容の仮対を無視して、傅容の腕輪も賭けの一つにする。師匠が作ってくれた腕輪を取り戻すために、傅容はゲームに参加することに同意する。

第10話あらすじとネタバレ

徐晉(じょ・しん)の助けで、傅容(ふ・よう)は郡主から腕輪を取り戻す

徐晉(じょ・しん)の助けを借りて、傅容(ふ・よう)は西河郡主(せいがぐんしゅ)から自分の腕輪を取り戻すことに成功する。しかし、彼女は郡主の腕輪を要求しなかった。九叔(きゅうしゅく)の診断により、章晏(しょう・あん)の母親は傅容(ふ・よう)が極陰体質であることを知る。これは彼女が将来、女の子しか産めないことを意味する。この知らせに、章晏(しょう・あん)の母親はいくつかの考えを巡らせる。九叔(きゅうしゅく)が去った後、章晏(しょう・あん)の母親は傅容(ふ・よう)を非難する。彼女は長老を敬わず、郡主に仮抗し、公の場で粛王と関係を持ったという。そして、この機会に婚約破棄を申し出る。しかし、これらはすべて傅容(ふ・よう)の計画通りであり、九叔(きゅうしゅく)に診てもらうことも含まれていた。傅容(ふ・よう)と傅宣(ふ・せん)が信都(しんと)侯府を去ると、徐晉(じょ・しん)は急いで追いかけて腕輪を返そうとする。彼は傅容(ふ・よう)の腕輪にある模様が、自分が調査している手紙の模様に価ていることに気付き、傅容(ふ・よう)に質問する。傅容(ふ・よう)は、これは徐晉(じょ・しん)が自分を信用していない証拠だと感じ、怒りを覚える。

傅容(ふ・よう)の行動に激怒する傅大人

傅容(ふ・よう)が庚帖を要求するために信都(しんと)侯府に行ったことを知った傅大人 は激怒し、彼女を叱責しようとする。しかし、傅宣(ふ・せん)が妹をかばって静修のために雲羅寺に連れて行くことを提案する。一方、徐晉(じょ・しん)は董方礼(とう・ほうれい)の権力乱用を告発する手紙を受け取る。彼は、誰かが自分と舅舅の董方礼(とう・ほうれい)を陰謀に巻き込もうとしていることに気づく。徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)の腕輪に如意の模様があることを助手である葛先生(かつせんせい)に話すと、葛先生(かつせんせい)は、もしその人物が粛王と関係がなければ、すでに調査を開始していたはずだと指摘する。これを聞いた徐晉(じょ・しん)は考え込む。

董方礼(とう・ほうれい)の苦悩と成王の脅迫

董方礼(とう・ほうれい)の息子である董聞(とうぶん)の病状が悪化し、董方礼(とう・ほうれい)は珍しい薬を探して頭を悩ませる。病弱な息子を見て、彼の心は重くなる。柳如意(りゅう・にょい)が董方礼(とう・ほうれい)を訪ねてきて、3日後に成王府に行くように要求するが、理由は明かさない。董方礼(とう・ほうれい)が拒否すると、柳如意(りゅう・にょい)は、硫黄の爆発が京で一番賑やかな場所で起これば、多くの人が犠牲になり、董方礼(とう・ほうれい)が矢面に立たされると警告する。脅迫者が成王であることを知った董方礼(とう・ほうれい)は、困惑するものの、成王のために働くことはしないと断固として拒否する。成王府を訪れた董方礼(とう・ほうれい)は、成王が硝石の輸送を手伝ってほしいと言われ、驚きを隠せない。

雲羅寺での吳白起と傅宣(ふ・せん)、傅容の外出

吳白起は猫を連れて雲羅寺を訪れ、傅宣(ふ・せん)に魚をあげて猫に餌をやろうとするが、傅宣(ふ・せん)は慌てて止める。2人が話していると、猫が逃げ出してしまい、吳白起と傅宣(ふ・せん)は別々に猫を探す。夜になり、彼らはようやく迷子になった猫を見つける。

柳如意(りゅう・にょい)は手下を使って緑天葵と呂虫を蓮花山荘に送り、洛荘主に董府に渡してもらうように依頼する。傅容は雲羅寺を抜け出し、掬水先生に会いに行く。2人は一緒に皮影芝居を見る。掬水先生の質問に、傅容は一途な恋に憧れると正直に答える。翌日、掬水先生は皮影芝居の会場に早く到著し、老板に掬水農夫(きくすいのうふ)の物語を語ってもらうために費用を支払う。しかし、傅容はすでに去っていた。傅容はその後、弟を連れて洪村別荘に行ったため、傅大人を心配させる。

徐晉(じょ・しん)との再会と洪村での出来事

掬水小築(きくすいしょうちく)で、掬水先生は柳如意(りゅう・にょい)見つけ、傅容のことを調べてくれるように頼み、彼女が傅容を知っているかどうかを探る。柳如意(りゅう・にょい)は冷静に、傅容を知らないと答える。舅舅の董方礼(とう・ほうれい)が頻繁に洪村に行くことを知った徐晉(じょ・しん)は、すぐに部下を連れて洪村に向かう。そこで、傅容は弟と一緒にガチョウの群れを見ていると、突然ガチョウに追いかけられる。その時、徐晉(じょ・しん)が現れて危機を救う。傅容は徐晉(じょ・しん)が自分を調査するために来たと勘違いし、潔白を証明するために徐晉(じょ・しん)と一緒に同行することに決める。