如意芳霏(にょいほうひ)あらすじ7話・8話、ネタバレ

第7話あらすじとネタバレ

傅容(ふ・よう)と掬水先生の再会

傅容(ふ・よう)が掬水先生の仮面を外すと、彼は彼女の乳名である「濃濃(のうのう)」と呼びかけます。傅容(ふ・よう)は、目の前の男性が幼い頃の遊び相手であることに驚きを隠せません。掬水先生は、過去も未来もずっと彼女の「小跟班」であることを告げ、掬水小築(きくすいしょうちく)の門はいつでも彼女のために開かれていると約束します。傅容(ふ・よう)は喜びに満ち溢れます。

柳如意(りゅう・にょい)的窮地

傅(ふ)府では、傅宣(ふ・せん)と傅容(ふ・よう)が魚に餌を与えていると、如意(にょい)楼の顧姑娘が駆け込んできます。柳如意(りゅう・にょい)が皇庫圜所に幽閉されたことを傅容(ふ・よう)に知らせます。柳如意(りゅう・にょい)的逮捕により如意(にょい)楼の営業は停止し、顧姑娘は従業員を全員解雇せざるを得ませんでした。

宮中の尚服局は、宮外の銀楼に装飾品の製作を依頼します。本来であれば鳳来儀(ほうらいぎ)が担当するはずでしたが、端妃(たんひ)娘娘が呉白起(ご・はくき)の叔母であることから、今回は如意(にょい)楼が選ばれました。柳如意(りゅう・にょい)は鳳来儀(ほうらいぎ)の報復を恐れる一方、尚服局との良好な関係を築きたいと考え、淑妃(しゅくひ)のために頭面を製作することに同意します。しかし、傅容(ふ・よう)には宮廷のことに関与したくないと考え、このことは告げませんでした。

傅容(ふ・よう)は柳如意(りゅう・にょい)的精巧な装飾品を見て、なぜトラブルに巻き込まれたのか理解できずに困惑します。傅宣(ふ・せん)は、鳳来儀(ほうらいぎ)の盗作事件が収束したばかりなのに如意(にょい)楼で問題が発生していることから、裏に何かあると推測します。傅容(ふ・よう)は、小七(しょうしち)、小八(しょうはち)、章晏(しょう・あん)の協力を得ることを決意します。

呉白起(ご・はくき)と端妃(たんひ)の策略

傅宣(ふ・せん)は鳳来儀(ほうらいぎ)を訪ね、呉白起(ご・はくき)に尚服局が柳如 意に淑妃(しゅくひ)の装飾品を製作させたが、淑妃(しゅくひ)が満足せず、柳如意(りゅう・にょい)が皇庫圜所に幽閉されたことを伝えます。呉白起(ご・はくき)は激怒し、自分に関係ないと主張します。彼は紀清亭(きせいてい)に問い詰めますが、紀清亭(きせいてい)は曖昧な返答をするだけであり、呉白起(ご・はくき)はさらに怒りを募らせます。

章晏(しょう・あん)は母親に端妃(たんひ)娘娘に董大人に情状酌量を求めるように頼みますが、侯夫人は端妃(たんひ)が実の妹ではなく、淑妃(しゅくひ)は牡丹を嫌っていることから、董大人も妹のために怒りを晴らすだろうと答えます。侯夫人は、息子が傅容(ふ・よう)に執著していることに気づき、傅容(ふ・よう)の言うことを聞き過ぎず、余計なことに首を突っ込まないように忠告します。

呉白起(ご・はくき)は柳如 意の件で叔母の端妃(たんひ)に情状酌量を求めますが、端妃(たんひ)は淑妃(しゅくひ)とは交流が少なく、助けられないと答えます。実は、これは端妃(たんひ)が如意(にょい)楼を潰し、淑妃(しゅくひ)と徐晉(じょ・しん)を巻き込むために企てた策略でした。

大虞(だいぐ)国の尚服局の陳司飾(ちんししょく)は董大人に柳如 意の事件について尋ねます。柳如 意が淑妃(しゅくひ)への故意の冒涜を認めなかったことから、拷問にかけ、刑部に事件を移管することを提案しますが、董大人は拒否します。陳司飾(ちんししょく)は端妃(たんひ)に報告しますが、董大人が協力しないため、端妃(たんひ)は諦めます。章晏(しょう・あん)は傅容(ふ・よう)に端妃(たんひ)が助けられないことを伝え、如意(にょい)楼のことに関与しないように注意するように忠告します。

傅容の嘆願と徐晉(じょ・しん)の介入

やむを得ず、傅容は董大人邸を訪れて柳如 意の釈放を嘆願しますが、董大人の部下に突き飛ばされてしまいます。それでも傅容は諦めず、董府の門前で気を失うまで跪き続け、最終的に徐晉(じょ・しん)に董府の中に抱き込まれます。

目を覚ました傅容は再び嘆願しようとしますが、徐晉(じょ・しん)に止められ、傅(ふ)府に送り返されます。徐晉(じょ・しん)は舅舅である董方礼(とう・ほうれい)を訪ね、柳如 意の事件について尋ねます。董方礼(とう・ほうれい)は淑妃(しゅくひ)が牡丹を嫌う理由を説明し、傅容が誠心誠意門前で跪いていたことを知り、如意(にょい)楼に罪を償う機会を与えることに同意します。

呉白起(ご・はくき)は再び董方礼(とう・ほうれい)に柳如 意の釈放を嘆願しますが、徐晉(じょ・しん)と遭遇します。徐晉(じょ・しん)は呉白起(ご・はくき)に傅容に伝言を頼みます。「あちこち奔走するよりも、淑妃(しゅくひ)を満足させる装飾品をどう作るか考えた方が良い。そうすれば、危機を脱することができるかもしれない。」

それ以来、傅容と傅宣(ふ・せん)は毎日そのために努力を重ねます。

掬水先生の疑惑と文刑(ぶん・けい)の協力

皇宮では、掬水先生は皇上と碁を指しながらも心ここに在らず、碁を途中で切り上げ、花を持って傅容を訪ねます。会話の中で、掬水先生は粛王徐晉(じょ・しん)が幼い頃に燭台を倒して火事を起こしたことを知り、衝撃を受けます。

掬水小築(きくすいしょうちく)では、掬水先生は紙を燃やして温太妃を弔いながら、文刑(ぶん・けい)に心中的疑惑を打ち明けます。温太妃の死の真相を突き止めたいと考える掬水先生に、文刑(ぶん・けい)は如意(にょい)楼を推薦し、調査に協力することを約束します。

傅容の決意と掬水先生の心配

何度も試行錯誤を重ねた傅容は、ようやく鮮やかな花簪を作り上げます。しかし、香りがないと感じた傅容は、玉山に行って花を摘み、香りを注入することを決意します。それを知った掬水先生は傅容の安全を心配し、すぐに馬に乗って傅容を探しに行きます。

第8話あらすじとネタバレ

傅容(ふ・よう)と掬水先生の絆

花を摘んでいる最中、掬水先生は静かにその様子を眺めていました。突然、木から毒蛇が落ちてきて、掬水先生は傅容(ふ・よう)を突き飛ばし、危険を回避しました。しかし、自身は蛇に噛まれて倒れてしまいます。意識が朦朧とする中、掬水先生は母親との別れや彼女の死を思い出し、夢の中で言葉を呟きます。傅容(ふ・よう)は心配そうに「悲しいですか?」と尋ねます。掬水先生は「悲しみはあるが、母上の愛が支えになっている」と答えます。

如意(にょい)楼の新製品開発

如意(にょい)楼では、傅宣(ふ・せん)と傅容(ふ・よう)がチームを率いて新製品の開発を進めています。ある日、糕点铺から点心が届けられますが、送り主は不明です。その後、傅容(ふ・よう)は毎日、点心や清涼油、傘など様々な贈り物を受け取ります。

淑妃(しゅくひ)と柳如意(りゅう・にょい)的誤解

皇宮では、粛王徐晉(じょ・しん)が淑妃(しゅくひ)娘娘を訪ねます。董方礼(とう・ほうれい)が傅容(ふ・よう)を連れてきたため、徐晉(じょ・しん)は席をはずします。傅容(ふ・よう)は淑妃(しゅくひ)に「晴光好」という簪を見せ、特殊技術で花の香りを銀器に閉じ込めたことを説明します。淑妃(しゅくひ)は気に入り、傅容(ふ・よう)に褒美を与えようとします。傅容(ふ・よう)は柳如意(りゅう・にょい)的釈放を願い出ます。柳如意(りゅう・にょい)は獄中にいましたが、淑妃(しゅくひ)は知りませんでした。侍女芷慧(しけい)が柳如意(りゅう・にょい)からの牡丹の簪を勝手に返却していたことが発覚し、淑妃(しゅくひ)は激怒します。芷慧(しけい)は閉門思過と3ヶ月分の俸禄を没収されます。

淑妃(しゅくひ)は如意(にょい)楼が民間企業であることを認め、誤解があれば無罪であるべきだと述べます。傅容(ふ・よう)は如意(にょい)楼が人々を喜ばせ、淑妃(しゅくひ)を満足させたいと答えます。淑妃(しゅくひ)は納得し、董方礼(とう・ほうれい)に柳如意(りゅう・にょい)的釈放を命じます。

文刑(ぶん・けい)と掬水先生の約束

文刑(ぶん・けい)は掬水先生の依頼で、傅容(ふ・よう)が偽造した彼の署名入りの石を購入します。文刑(ぶん・けい)の質問に、掬水先生は「掬水農夫(きくすいのうふ)」という名前は濃濃(のうのう)の幼名)のために存在すると説明します。彼は濃濃(のうのう)を大切に守り抜くことを誓います。

傅宣(ふ・せん)と呉白起(ご・はくき)の和解

傅容は傅宣(ふ・せん)に淑妃(しゅくひ)の善行を報告します。端妃(たんひ)の仕業ではないと知った傅宣(ふ・せん)は、呉白起(ご・はくき)を誤解していたことを後悔します。翌日、傅容は傅宣(ふ・せん)と阿沅と共に柳如意(りゅう・にょい)を迎えに行き、董方礼(とう・ほうれい)に感謝の意を伝えます。董方礼(とう・ほうれい)は、感謝するなら粛王にすべきだと答えます。傅容は粛王が董方礼(とう・ほうれい)に強く勧めたことを知り、驚きます。

傅宣(ふ・せん)は皇庫の外で呉白起(ご・はくき)と出会い、謝罪します。呉白起(ご・はくき)は文房四宝を贈り、傅宣(ふ・せん)の心を動かします。

掬水先生と皇上の過去

掬水先生は皇上との対局中、母親の死について触れ、温太妃の目が他の人と違うと感じているかを尋ねます。皇上は過去を振り返りたくない様子で、怒ってその場を去ります。掬水先生は、皇上の行動が徐晉(じょ・しん)の過去の過ちを隠蔽するためだと考えます。

如意(にょい)楼と董方礼(とう・ほうれい)の取引

宮女の素羽(そ う)は、傅容に清平県主(せいへいけんしゅ)の冊封宴の招待状を渡します。斉竺(せい・ちく)が自分を許してくれたと思い込んだ傅容は、新しい装飾品と彼女が好きなお菓子を用意します。

楼主の柳如意(りゅう・にょい)は、董方礼(とう・ほうれい)の住まいに侵入し、25年前の益州謀仮事件を盾に、あることを実行するよう要求します。董方礼(とう・ほうれい)は仕方なく、柳如意(りゅう・にょい)的指示に従います。成王と信都(しんと)侯は如意(にょい)楼が虎驍(こきょう)営に興味を持ち、金鉱の半分を欲しがっていることを話し合います。信都(しんと)侯は、如意(にょい)楼がさらに多くの秘密を探ろうとしているのではないかと懸念します。

金翊衛(きんよくえい)の再編成と呉白起(ご・はくき)の挑戦

金翊衛(きんよくえい)が再編成され、徐晉(じょ・しん)は昭武校尉(しょうぶこうい)の選抜を計画します。呉白起(ご・はくき)は意欲的ですが、徐晉(じょ・しん)の要求を満たし、過去の欠席を補う必要があります。

傅容の不安な夢

夜、傅容は粛王の側妃となり、他の妃嬪からいじめられる夢を見ます。夢から覚めた後も、不安な気持ちは拭えません。