如意芳霏(にょいほうひ)あらすじ31話・32話、ネタバレ

第31話あらすじとネタバレ

傅容(ふ・よう)と許嘉(きょ・か)が清風寨に潜入

傅容(ふ・よう)は、清風寨に潜入し、巧妙に紅衣の女性の衣服に著替えて調査を開始します。一方、許嘉(きょ・か)も清風寨に侵入し、傅容(ふ・よう)と鉢合わせします。その直後、清風寨に多くの女性たちが監禁されていることが判明します。

傅容(ふ・よう)は、女性たちを救出するため、周囲に生えている車棘草を利用して、看守を眠らせる薬を調合します。薬の効果で看守が眠りに落ちた隙に、傅容(ふ・よう)と許嘉(きょ・か)は女性たちを連れて脱出を試みます。しかし、清風寨の大当家に阻まれてしまいます。

傅容(ふ・よう)の決死の行動

傅容は、許嘉(きょ・か)と女性たちの安全を確保するため、大当家とその手下を引き付けます。そして、清風寨に火を放ち、追っ手を阻止します。許嘉(きょ・か)と女性たちは無事に脱出しますが、傅容は捕らわれてしまいます。

安王と徐晉(じょ・しん)の救出作戦

傅容の失踪を知った安王は、文刑(ぶん・けい)と共に捜索を開始します。許嘉(きょ・か)は徐晉(じょ・しん)に傅容が清風寨に捕らわれていること、清風寨の倉庫で苦水村の武器を発見したことを報告します。徐晉(じょ・しん)は、許嘉に袁将軍(えんしょうぐん)の支援を求めるよう指示し、自身は単身で傅容の救出に向かいます。

西河郡主(せいがぐんしゅ)も救出作戦に参加し、徐晉(じょ・しん)に自身の身代わりとなる品と無事を願う言葉を託します。

清風寨での激闘

安王と徐晉(じょ・しん)は、清風寨に潜入し、傅容を救出します。しかし、脱出時に大当家に追いつかれてしまいます。安王は傅容を守るため、矢を受けて負傷します。徐晉(じょ・しん)は安王に傅容を連れて撤退するよう指示し、自身は殿を務めます。

安王は重傷を負いながらも傅容を連れ出すことに成功しますが、途中で転倒してしまいます。傅容は目を覚まし、安王の傷の手当てをします。安王は徐晉(じょ・しん)のことを傅容に告げず、傅容は安王が単身で自分を救出したと思い込みます。

清風寨の崩壊

一夜の激闘の末、徐晉(じょ・しん)は力尽きますが、許嘉率いる援軍が駆けつけます。清風寨の財宝には多くの秘密が隠されており、二当家は成王の指示に従い、証拠隠滅のため山寨を焼き払います。許嘉は、宮中から盗まれた材料を発見し、傅容の潔白を証明します。徐晉(じょ・しん)は、許嘉に清風寨の主を京へ護送するよう指示し、自身は傅容を探しに行きます。

傅容の新たな危機

小七(しょうしち)と小八(しょうはち)は、三叔(さんしゅく)に如意(にょい)楼の経営を再開するよう求めますが、安王は文刑(ぶん・けい)に三叔(さんしゅく)を逮捕するよう命じます。傅容は、安王のために薬を煎じている間に再び誘拐されてしまいます。

安王は、傅容の捜索に全力を尽くし、重傷の徐晉(じょ・しん)も傅容の行方を捜索します。誘拐犯は、徐晉(じょ・しん)に東山で人質交換をするよう要求します。

章晏(しょう・あん)の狂気

傅容は目を覚ますと、章晏(しょう・あん)に連れ去られていることに気づきます。精神錯乱を起こした章晏(しょう・あん)は、傅容に自分の両親が殺害されたことを告げ、復讐のために傅容を信都(しんと)侯府の墓場に生き埋めにしようとします。傅容の叫び声は届かず、誰も助けに来ることはありません。

徐晉(じょ・しん)は、章晏(しょう・あん)に傅容を連れ去った理由を問いただします。章晏(しょう・あん)は、徐晉(じょ・しん)に傅容を見つけさせないために自殺を選択します。

第32話あらすじとネタバレ

徐晉(じょ・しん)と傅容(ふ・よう)の再会

徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)の墓地を訪れ、新しく掘り返された跡を発見します。彼は棺桶から傅容(ふ・よう)を救い出し、蘇生させます。徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)に定情の扇子を返し、ずっとそばにいたいと気持ちを伝えます。傅容(ふ・よう)は彼の誠意に心を打たれ、二人は再び結ばれます。その様子を目撃した安王は、落胆して立ち去ります。

徐晉(じょ・しん)の告発と成王の陰謀

皇帝は徐晉(じょ・しん)を呼び、宮中から盗まれた材料の行方を尋ねます。徐晉(じょ・しん)は、端妃(たんひ)と鳳来儀(ほうらいぎ)が計画し、成王が赃物を隠した事実を告発します。端妃(たんひ)は尚服局の陳司飾(ちんししょく)を買収し、如意(にょい)楼の引継ぎ記録を改ざんさせ、成王は盗まれた品物を清風山賊寨に運ばせていました。皇帝は驚きを隠せません。

罪を暴かれることを恐れた成王は、徐晉(じょ・しん)に罪を著せようとします。彼は清風山賊寨の寨主を買収し、徐晉(じょ・しん)を誣告します。徐晉(じょ・しん)は弁明するも、証拠がなく、無実を証明できません。西河郡主(せいがぐんしゅ)は徐晉(じょ・しん)を庇いますが、成王は嘘を重ねます。皇帝は激怒し、徐晉(じょ・しん)を投獄します。

傅容(ふ・よう)と懷王の仮撃

重傷を負った小七(しょうしち)は、三叔(さんしゅく)と共に肅王府に運ばれます。蘭香(らんきょう)は小七(しょうしち)を治療し、傅容に重要な書物を渡します。傅容は懷王と共に証拠を集め、皇帝に訴えます。

傅容は、赃物のリストや成王と賊寨との手紙など、すべての証拠を記した手冊を皇帝に提出します。手冊は、賊寨から宮中の財宝が見つかったことを証明するだけでなく、苦水村事件の黒幕が成王であることを明らかにします。すべての宮中の財宝は、端妃(たんひ)または信都(しんと)侯によって運び出され、苦水村と清風山賊寨を経由して利益を得ていました。成王は依然弁明しようとしますが、皇帝は端妃(たんひ)を問い詰めます。

成王と端妃(たんひ)の罰

端妃(たんひ)は罪を認めず、成王はすべての官職を剝奪され、思過堂で仮省を命じられます。端妃は品位を剝奪され、清秋宮に幽閉されます。

徐晉(じょ・しん)と傅容の再会と如意(にょい)楼の再開

徐晉(じょ・しん)と傅容は、皇帝に離婚を取り消すよう願い出ます。皇帝と淑妃(しゅくひ)は、二人の愛に心を打たれ、願いを聞き入れます。二人は再会し、より一層深い愛を育みます。傅容は肅王府に戻り、徐晉(じょ・しん)は金翊衛(きんよくえい)の将印を取り戻します。一家は再び幸せな時間を過ごします。

一方、安王は文刑(ぶん・けい)に章晏(しょう・あん)を託し、如意(にょい)楼の他のメンバーをおびき出す計画を立てます。

徐晉(じょ・しん)と傅容の愛の告白と如意(にょい)楼の再開

徐晉(じょ・しん)と傅容は、お互いへの愛を確かめ合い、抱きしめ合います。如意(にょい)楼は再開し、呉白起(ご・はくき)も祝いに駆けつけます。小七(しょうしち)が目覚めると、小八(しょうはち)の死を徐晉(じょ・しん)と傅容に告げます。