灼灼風流あらすじ13話・14話、ネタバレ

第13話あらすじとネタバレ

大殿下と劉衍(りゅうえん)の対話

大殿下は劉衍(りゅうえん)に拝謁するも、劉衍(りゅうえん)から叱責を受ける。嫡長子として言動を慎むべき立場であるにも関わらず、軽率な行動をとったことを咎められた。

慕灼華(ぼしゃくか)の辞去と提案

一方、慕灼華(ぼしゃくか)の怪我はほぼ完治し、劉衍(りゅうえん)に辞去を申し出る。大殿下は慕灼華(ぼしゃくか)の救命の恩に報いるため、望みを葉えると申し出るが、慕灼華(ぼしゃくか)は何も要求しない。最終的に、劉衍(りゅうえん)は彼女が家で療養する事を許可する。

皇室による慕灼華(ぼしゃくか)への評価

北涼(ほくりょう)使節団の接待について、劉衍(りゅうえん)は慕灼華(ぼしゃくか)に任せるべきだと考える。しかし、皇太后(たいこう)は南宸(なんしん)の面子に関わる重要な任務であり、軽率に扱うべきではないと懸念を示す。劉衍は慕灼華(ぼしゃくか)の能力を信頼しているものの、皇太后(たいこう)は彼女の経験不足を指摘し、問題が発生した場合、責任は劉衍にあると釘を刺す。

刘皎 (りゅうきょう)と慕灼華(ぼしゃくか)の交流

刘皎 (りゅうきょう)は慕灼華(ぼしゃくか)と酒を酌み交わしながら、劉衍が女子恩科の開設や慕灼華(ぼしゃくか)のために尽力したことを伝える。家族の話になると、慕灼華(ぼしゃくか)は多くの姉達への複雑な感情を吐露し、刘皎 (りゅうきょう)は慕灼華(ぼしゃくか)の姉になることを申し出る。慕灼華は皇太后(たいこう)の不興を買うことを心配するが、刘皎 (りゅうきょう)は気に留めない。

慕灼華と劉衍の交流

偶然の出会いから、慕灼華は劉衍が自分を助けてくれたことを知り、自宅に招き、惜しみない支援への感謝を伝える。二人は語り合い、慕灼華は劉衍の身分と人柄に敬意を表し、彼の側近として仕えることを誓う。

劉衍の問いかけに対し、慕灼華は初めて出会った時のことを思い出す。当時、彼女は劉衍を男娼だと勘違いしていたが、それでも敬意を払っていた。劉衍はもし自分が定王でなければ、慕灼華からもっと真心を得られたかもしれないと感慨深く語る。

学習と試験

翌日、劉衍は自ら慕灼華に北涼(ほくりょう)の文字を教え、酒を控えめに飲むように忠告する。学習後、劉衍は彼女に外套をかけ、簡単な試験を行う。結果は満足のいくものだった。

未来への展望

劉衍は慕灼華の家庭環境を気遣い、父親からの承認を得るよう勧めるが、慕灼華は複雑な家庭事情を考慮し、学業に専念することを選ぶ。

刘皎 (りゅうきょう)の夢

刘皎 (りゅうきょう)は幼少期の夢を見る。夢の中で、誰かが彼女を永遠に守ると約束する。目覚めた後、侍女が悪夢を見たのかと尋ねるが、刘皎 (りゅうきょう)は人生は夢のようなものだと静かに答える。

戸部の新たな任務

沈驚鴻(しんきょうこう)が戸部に異動した後、大殿下は彼に宿場業務、特に北涼(ほくりょう)使節団の接待を担当させることを伝える。大殿下は沈驚鴻(しんきょうこう)に大きな期待を寄せ、任務を全うすることを願う。

第14話あらすじとネタバレ

慕灼華(ぼしゃくか)と劉衍(りゅうえん)

慕灼華(ぼしゃくか)は、どうでもいい人たちの感情はどうでもいいと考えている。劉衍(りゅうえん)に問われ、彼女は彼への想いは揺るぎないもので、ただの好きという感情とは違うと正直に答えた。劉衍(りゅうえん)が王妃を迎えることになったらどうするかと聞かれた時、彼女は直接的な答えを避けた。

その後、慕灼華(ぼしゃくか)は郭巨力(かくきょりき)に劉衍(りゅうえん)の不可解な言動を相談し、まるで病気のようだと話した。郭巨力(かくきょりき)は、劉衍(りゅうえん)が口に出せない想いを抱えているのではないかと推測した。北涼(ほくりょう)使節団の到著など、近頃は忙しく、慕灼華(ぼしゃくか)はこの件は少し落ち著いてから考えることにした。

沈驚鴻(しんきょうこう)と刘皎 (りゅうきょう)

沈驚鴻(しんきょうこう)が刘皎 (りゅうきょう)を訪ねると、彼女は投壺に興じていた。公主は自分の腕前はまだまだだと謙遜したが、沈驚鴻(しんきょうこう)は見事な腕前で三本全てを命中させた。今回の訪問は、北涼(ほくりょう)使節団の接待役を務めることになり、子供たちの稽古を休む許可を得るためだった。刘皎 (りゅうきょう)はそれを瞭承し、子供たちの学習はきちんと手配すると約束した。

北涼(ほくりょう)使節団の到著

慕灼華(ぼしゃくか)たちは城門の外で北涼(ほくりょう)使節団を待っていたが、一行はなかなか到著しなかった。ようやく姿を現した北涼(ほくりょう)の三皇子は、城門が小さすぎて王帳が入らないと文句を言い、南城の女性官吏の能力不足を揶揄した。沈驚鴻(しんきょうこう)と慕灼華(ぼしゃくか)は南城の男女平等の理念を説明し、北涼(ほくりょう)の王帳を持ち歩く習慣を皮肉った。三皇子は不満げだったが、結局は入城し、慕灼華(ぼしゃくか)を覚えておくと告げた。

宴会と不審な啞奴(あのう)

皇帝は北涼使節団を迎える宴を催し、宴席での武器の持ち込みを禁じた。その最中、執墨(しゅうぼく)は北涼使節団に随行する啞奴(あのう)たちが隻者ではないと感じ、強い警戒心を抱いた。

三皇子の提案と劉衍(りゅうえん)の対応

三皇子は二十歳の耶沐蓁(やぼくしん)公主を伴っており、彼女に良縁を見つけてやりたいと望んでいた。そして、劉衍がまだ未婚であることに触れた。劉衍は耶沐蓁(やぼくしん)公主を義妹として迎え、南宸(なんしん)の礼儀作法を教え、才色兼備の女性に育てようと提案した。この提案は皇帝に認められ、刘皎 (りゅうきょう)も喜んで公主の世話を引き受けた。

三皇子から勝負を挑まれた劉衍は、翌日、狩猟場で正式な試合を行うことを提案した。それを知った慕灼華(ぼしゃくか)は、劉衍に同行し、必要なサポートをすると申し出た。

狩猟場での出来事

翌日、劉衍は慕灼華(ぼしゃくか)を探しに川辺へ向かう途中、ついてこようとする耶沐蓁(やぼくしん)公主に出くわした。執剣(しゅうけん)は、不都合だと言って公主を製止した。大殿下も川辺へ向かおうとしたが、三皇子に阻まれ、二人は口論になった。劉衍が駆けつけると、三皇子は劉衍と直接対峙することなく、その場を去った。その際、劉衍は啞奴(あのう)の手が鷹の爪のような形をしていることに気づき、執剣(しゅうけん)に調査を指示した。

衝突後の会話

大殿下は衝動的な行動を定王に叱責され、慕灼華(ぼしゃくか)が傷の手当てをしている時、大殿下は鬱憤を吐露した。慕灼華(ぼしゃくか)は劉衍と相談したいことがあると言い、大殿下は仕方なくその場を後にした。