永安夢あらすじ11話・12話、ネタバレ

第11話あらすじとネタバレ

陸時硯(りくしげん)と趙(ちょう)大人の遭遇

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、11話ネタバレ

陸時硯(りくしげん)は趙(ちょう)大人を捕らえた後、一行を連れて水路で撤退することにした。しかし、途中で突然の伏兵に襲われる。船に乗っていた仲間は、部下に犯人を連れて先に逃げるよう指示し、自身は殿(しんがり)を務めることにした。陸時硯(りくしげん)は武芸に秀でていたものの、多勢に無勢で次第に劣勢となる。窮地に陥ったその時、趙(ちょう)大人の護衛から緻命的な攻撃を受け、二人は共に川へ転落し、重傷を負ってしまう。

沈甄(しんしん)の焦燥と救出劇

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、11話ネタバレ

沈甄(しんしん)は指定の場所に辿り著き、仲間の到著を待っていた。しかし、長い時間待っても誰も現れず、不安に駆られる。ようやく陸時硯(りくしげん)の部下が戻ってきたが、肝心の陸時硯(りくしげん)の姿はない。援軍が到著すると、沈甄(しんしん)は単身で陸時硯(りくしげん)を探しに出かける。川辺に著くと、水中で苦しむ人影を見つけ、急いで岸に引き上げた。その人物の傷の深さに、沈甄(しんしん)は思わず涙を流す。

沈姌と周御史の会談

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、11話ネタバレ

一方、沈姌は周御史と会い、家の女官の行動に不審を抱き、夫との不適切な関係を疑っていると打ち明ける。話を聞いた周御史も事態の深刻さを察知し、周囲に「和離」(離婚)の件に注意するよう促す。そして躊躇なく、李棣(りてい)がまだ解消していない婚姻の証書を提示する。周御史がその情報で李棣(りてい)を問い詰めようとした時、李棣(りてい)は女官の進言を受け入れ、保身のために何氏(かし)を排除しようと企む。この一部始終は、門の外にいた人物に聞かれていた。

沈甄(しんしん)と陸時硯の心の変化

負傷した陸時硯の看病中、沈甄(しんしん)は常に寄り添っていた。他の者が去った時、陸時硯は沈甄の手を取り、彼女に口づけをした。夜更け、陸時硯が高熱を出していることに気づいた沈甄は、医者の言葉を思い出し、懸命に看病する。一晩中付き添い、疲れ果てながらも眠ることはなかった。

夜が明け、陸時硯の容態は徐々に回復していく。彼の回復に安堵と心配が入り混じる沈甄は、決して彼を離れないと約束する。昨夜の口づけを思い出し、二人はどこか照れくさい気持ちになる。沈甄が再び陸時硯に近づこうとした瞬間、彼が目を覚まし、驚いた沈甄は言葉もままならず、言い訳をしてその場を立ち去る。

陸時硯の決意と沈甄の回避

回復した陸時硯はすぐに趙(ちょう)大人に会いに行く。依然として絶食を続け、協力を拒む趙(ちょう)大人に対し、陸時硯は怒りに震え、彼の襟首を掴み、捨て駒だと非難する。

一方、隊に戻った沈甄は、どこか上の空で、陸時硯を避けるような素振りを見せる。馬車が止まると、陸時硯は沈甄に水を差し出す。帰京の話を聞いた沈甄は、怒ってその場を去ってしまう。彼女の後ろ姿を見つめる陸時硯は、地面に落ちた絵を拾い上げ、微笑む。

第12話あらすじとネタバレ

陸時硯(りくしげん)と趙(ちょう)大人の窮地

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、12話ネタバレ

趙(ちょう)大人を捕らえた陸時硯(りくしげん)は、水路を使って逃亡を図る。しかし、道中で伏兵に襲われてしまう。船の仲間は部下に趙(ちょう)大人を連れて先に逃げるよう指示し、自身は殿(しんがり)を務める。陸時硯(りくしげん)は武芸に秀でているものの、多勢に無勢で苦戦を強いられる。特に趙(ちょう)大人の護衛からの容赦ない攻撃を受け、窮地に陥る。激しい攻防の末、二人は川に転落し、重傷を負ってしまう。

沈甄(しんしん)の焦燥と救出

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、12話ネタバレ

沈甄(しんしん)は約束の場所に辿り著くが、陸時硯(りくしげん)の姿は一向に見えない。待ち続ける中、陸時硯(りくしげん)の部下が戻ってくるが、肝心の陸時硯(りくしげん)の姿はない。心配になった沈甄(しんしん)は自ら川沿いを捜索し、傷ついた陸時硯を川辺で発見、救出する。傷だらけの陸時硯の姿に、沈甄(しんしん)は涙を流す。

沈姌と周御史の邂逅

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、12話ネタバレ

一方、沈姌は周御史と会い、自宅の女官の行動に疑念を抱いていること、夫との不適切な関係を疑っていることを伝える。周御史は話を聞き、事の重大さを悟り、沈姌に離縁の重要性を説き、李棣(りてい)が以前の婚姻を正式に解消していないことを示す婚姻届を提示する。周御史が李棣(りてい)を問い詰めると、李棣(りてい)は自身を守るため、何らかの強硬手段に出ようとしている様子を見せる。このやり取りは、門の外にいた何者かに聞かれてしまう。

沈甄(しんしん)による陸時硯の看病

陸時硯のもとに戻った沈甄(しんしん)は、他の人々が去った後も残り、献身的に看病を続ける。ある夜、陸時硯が高熱を出したことに気づき、沈甄は一晩中付きっきりで看病する。翌朝、陸時硯の容態は回復し、沈甄は安堵の息を吐き、陸時硯に離れないことを約束する。二人は昨晩の思わずしてしまった口づけを思い出し、互いに照れくさそうにしながらも、そのことについて深く話すことはない。

陸時硯の行動と沈甄の心変わり

徐々に回復した陸時硯は、趙(ちょう)大人に会いに行く。趙(ちょう)大人は食事も水も拒否し、黒幕に関する情報を頑なに明かそうとしない。陸時硯は怒り、趙大人を見捨てられた駒だと非難する。一方、沈甄はあの出来事以来、沈んだままで、陸時硯との接触を避けるようになる。陸時硯が都に戻ることを知ると、沈甄は怒って立ち去り、一枚の絵を床に置いていく。陸時硯は絵を拾い上げ、微笑む。