第3話あらすじとネタバレ
男装した楊盈(ヤン・イン)公主は朝廷に出向き、丹陽 (タンヨウ)王に英王の体調不良と国政の負担について報告しました。そして、自らが安国へ交渉に向かうと申し出ます。この発言に、大臣たちは騒然となります。そこに皇后が現れ、楊盈(ヤン・イン)の提案を支持しました。しかし、丹陽 (タンヨウ)王はこの行動の危険性を示唆します。楊盈(ヤン・イン)は、親王として皇上の憂いを晴らし、功績を立てるだけでなく、想い人である鄭青雲(ジェン・チンユン)と再会できると考えており、危険を顧みみません。鄭青雲(ジェン・チンユン)は楊盈(ヤン・イン)の軽率な行動を心配します。
安国の情勢について話し合っている最中、皇后は楊盈(ヤン・イン)が居眠りしていることに気づき、その責任感の無さに失望し、退出を促します。しかし、楊盈(ヤン・イン)は教えを請いたいと懇願し、寧遠舟(ニン・エンシュウ)を呼び戻すよう皇后に頼みます。傍らの侍女は寧遠舟(ニン・エンシュウ)の名を聞き、驚きで物を落とします。寧大人はまだ生きていたという事実に、彼女は動揺を隠せません。
寧遠舟(ニン・エンシュウ)は戻ると、隠れていた如意(ルーイー)を見つけ、意地悪をします。元祿(ゲンロク)は如意(ルーイー)の手料理を絶賛しますが、如意(ルーイー)は寧遠舟(ニン・エンシュウ)が自分の作った料理を食べるのを見て、毒が入っているのではないかと冗談を言います。得意げな如意(ルーイー)に対し、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は冷淡な態度を取り、彼女を困らせます。元祿(ゲンロク)は、これは以前如意(ルーイー)が寧遠舟(ニン・エンシュウ)を噛んだことが原因ではないかと推測します。如意(ルーイー)は、ある少女が寧遠舟(ニン・エンシュウ)を「遠舟哥哥」と呼ぶのを見て、自分も真価して少女を怒らせます。その後、如意は寧遠舟(ニン・エンシュウ)に城門からの脱出の手助けを頼み、寧遠舟(ニン・エンシュウ)はあっさりと承諾します。この予想外の展開に、如意は驚きます。
越(エツ)先生は婁青強(ロウ・チンチャン)に万毒解を使った人物を探し出すよう脅迫します。その人物は短期間で武功を失うため、伝書鳩で本部に連絡する計画を立てます。彼らは、元祿(ゲンロク)がすでに全てを盗み聞きしていたことに気づいていません。事態の進展に伴い、元祿(ゲンロク)は如意を疑い始めます。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は如意を城外へ送り出すことを決意し、今後一切の関係を断つと告げます。如意は寧遠舟(ニン・エンシュウ)に命を救われた恩義を感じていると告白しますが、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は豆沙包のお礼でチャラだと返します。別れ際、寧遠舟は如意に気を付けるよう忠告し、如意は彼の真意を理解していないふりをして、実家へ帰ると言います。
待ち伏せに遭った際、如意は倒れた元祿(ゲンロク)を助け、寧遠舟は如意に元祿(ゲンロク)を連れて逃げるように指示し、自身は残って事態の収拾にあたります。この混乱の中、如意は婁青強(ロウ・チンチャン)を殺害します。章崧(ショウ・ソン)はそれを咎めず、寧遠舟に六道堂への復帰を望みます。
寧遠舟は朝廷への復帰を拒否しますが、天道国の仲間が冤罪を著せられていることを知り、心を痛め、安国へ請願することを決意します。章崧(ショウ・ソン)は寧遠舟に六道堂を任せ、彼への信頼を示します。孫朗(ソン・ラン)や于十三(ユー・シーサン)たちが加わったことも、寧遠舟にとって心強いものでした。同時に、錢昭(セン・ショウ)が絵の鑑定を依頼され、寧遠舟は彼も役に立つと感じます。
章崧(ショウ・ソン)は寧遠舟の凱旋を祈り、彼の従姉妹について尋ねます。寧遠舟はためらいながらも従姉妹の存在を否定し、この様子に錢昭(セン・ショウ)は疑問を抱きます。最後に、章崧(ショウ・ソン)は如意を信用しておらず、寧遠舟の茶に毒を入れます。彼は寧遠舟が正しい選択をすると信じています。この時、寧遠舟は仲間たちが揃い、新たな挑戦に立ち向かう準備を整えていました。
第4話あらすじとネタバレ
寧遠舟(ニン・エンシュウ)は如意(ルーイー)の失敗を軽蔑し、白雀のような任務さえ完遂できないと指摘した。如意(ルーイー)は自分が最高の刺客だと主張するも、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は真の高手は軽率な行動で正体や能力を暴露しないと諭す。一流の刺客は現場に戻らない、それは愚かな行為で事態を複雑にするだけだと説明した。如意(ルーイー)は、元祿(ゲンロク)から趙季(チョウ・キー)の死が寧遠舟(ニン・エンシュウ)と関係があると聞かされたため現場に戻ったと明かす。しかし、誰にも借りはないと言い放つ。寧遠舟(ニン・エンシュウ)はそれならば、互いの恩怨は帳消しだと告げた。
如意(ルーイー)は六道堂の新堂主である寧遠舟(ニン・エンシュウ)がなぜ自分を解放するのか疑問に思う。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は、その決定は堂主就任以前から決めていたことであり、如意(ルーイー)の行動を鑑みて今回は善縁を結ぶ意味で解放すると答えた。また、如意(ルーイー)の特徴が森羅殿が敵視する六道堂構成員の条件に合緻しないのは幸いだった、さもなければ解放しなかったかもしれないと釘を刺した。如意は寧遠舟(ニン・エンシュウ)が慈悲深く、だからこそ趙季(チョウ・キー)のような者に裏切られたのだと評した。
会話の中で、寧遠舟(ニン・エンシュウ)は白雀のために六道堂を襲撃した如意の行動も賢明ではないと仄めかす。如意は自分の正体は重要ではないとし、寧遠舟(ニン・エンシュウ)が知る者も少ないと考える越(エツ)先生の正体について調査を申し出る。最終的に、寧遠舟(ニン・エンシュウ)と如意はそれぞれの道を歩むため、如意は立ち去った。
安国へ向かう準備の中、六道堂の構成員が集結する。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は酒の飲み過ぎで仲間たちにからかわれ、元祿(ゲンロク)は如意が去り際に正体を明かしたか尋ねる。寧遠舟(ニン・エンシュウ)は、明言はされなかったものの、如いの正体は自分の推測通りだと確信していた。一方、初 (ハツ)貴妃は宴を楽しみながら皇帝に李同光(リー・トンコウ)の昇進を願い出るが、皇子たちは李同光(リー・トンコウ)の血筋を疑い、不満を漏らす。初 (ハツ)貴妃は李同光(リー・トンコウ)を偏愛するが、李同光(リー・トンコウ)は作り笑いで彼女に合わせていた。
楊盈(ヤン・イン)公主は周囲からの圧力を感じ、役人たちも彼女の能力を疑問視し、重責を担えるとは考えていない。杜(ト)長史は楊盈(ヤン・イン)に無能を装うよう進言し、安国を油断させる策を提案するが、寧遠舟は逆に疑念を抱かれることを懸念する。一方、越(エツ)先生は逃亡者を追跡するも捕らえたのは替え玉だと気づき、真の標的は既に殺害された可能性があると悟る。如意と遭遇した越(エツ)先生は彼女の仮応を探ろうとするが、手合わせした結果、如意が手強い相手だと知る。危機一髪、寧遠舟が現れ、如意と共に越(エツ)先生を倒す。
その後、寧遠舟は如意と協定を結びたいと申し出て、約束を守ることを誓う。如意は自分の本名が任辛(レン・シン)であることを明かし、寧遠舟を驚かせる。任辛(レン・シン)は任務遂行時の男性名であり、今となっては取引に関わったことを後悔していると説明する。寧遠舟は如意に協力以外に選択肢はないと考え、元祿(ゲンロク)は如意が楊盈(ヤン・イン)に男装を教えれば疑念を抱かれることはないと信じている。
最後に、李同光(リー・トンコウ)は自分が皇太子に学問を教えるために昇進したことを知り、激怒する。初 (ハツ)貴妃に不満をぶつけ、これは皇帝による自分への牽製だと主張する。盗み聞きをしていた下女の瑠璃(ルリ)を捕らえた李同光(リー・トンコウ)は、過去の記憶が蘇り、過ぎ去った日々を思い出す。
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