第23話あらすじとネタバレ
朝早く、申梓木(しん しぼく)は兄弟たちを見送るため、陣営の外に出た。彼は総督が飛脚を使って緊急の知らせを送っているのを目撃する。陣営の外で総督の会話を耳にした彼は、昨夜の出来事がすべて綿密に計画された芝居であったことを知る。
江陵(こうりょう)と焦溪(しょうけい)は京城に到著した。申力行(しんりこう)は六扇門に戻ると、言亦東と口論になる。言亦東は申力行(しんりこう)を激しく責め、王府の事件を捜査する際に父親の安全を全く考慮しなかったと非難する。
劉進(リュウ・ジン)はついに謎のテントを見つけ、暗器を放った女性と直接対峙する。激しい戦いの末、劉進(リュウ・ジン)は技量で勝り、女性を捕らえることに成功する。
申力行(しんりこう)は王府に謝罪に向かう途中、江陵(こうりょう)が無理やり闖入する場面に遭遇する。江陵(こうりょう)は大きな商談があると主張する。斉王は江陵(こうりょう)に非常に丁重に接し、二人はすぐに内室に入って詳しく話し合う。江陵(こうりょう)は非常に貴重な薬方を見せ、斉王に薬の調合を依頼する。この薬方は非常に重要であり、斉王は自ら太医院に行かなければ必要な薬草を手に入れることができない。薬をもらうためには趙無極(ちょうむきょく)の許可が必要だと知った斉王は、すぐに趙無極(ちょうむきょく)のもとへ相談に向かう。その間、江陵(こうりょう)は王府に残った申力行(しんりこう)と雑談し、申力行(しんりこう)は間違った人物を信じ、事件の核心を見誤っているのではないかとほのめかす。蘇溢清(すいいせい)はその後、申力行(しんりこう)を呼び寄せ、二人は江陵の正体について話し合う。申力行は自分がこの事件で重大な責任を負っていると感じている。
斉王が薬を取り戻した後、江公公に趙無極(ちょうむきょく)に会ってほしいと頼み、江公公の正体を確かめようとする。江陵は人質として王府に残ることを提案し、代わりに斉王に焦溪(しょうけい)の治療をしてもらう。そして、焦溪(しょうけい)を王府に滞在させることで、斉王の疑念を払拭しようとする。
江陵が客栈で焦溪(しょうけい)を迎えに行くと、焦溪(しょうけい)は激しく抵抗する。彼女は自分の命を犠牲にして江陵の安全を確保したくないのだ。しかし、申力行と蘇溢清(すいいせい)の説得により、最終的に焦溪(しょうけい)は説得され、無事に王府に連れ戻される。彼らの後をつけた劉吉(りゅうきつ)の手下は、この状況を報告し、薬方に書かれた薬草が太医院に直接関係していることを指摘する。江陵と再びお茶を飲みながら、斉王はかつて皇宮で発生した疫病について語り始める…
第24話あらすじとネタバレ
江陵(こうりょう)と斉王の交渉
江陵(こうりょう)は再び斉王と会い、新しい条件について交渉します。一方、刑部は万柳(ばんりゅう)の尋問に苦戦し、劉吉(りゅうきつ)は斉王府の内情を探り出し、彼らを失脚させようと画策します。
松太医の尋問
万花楼で曹懿恩(そういえん)と酒を飲んでいた松太医は、突然劉吉(りゅうきつ)に呼び出され、斉王が前回薬を求めた真の目的を問われます。松太医は恐縮しながらも、すべてを正直に話します。
劉吉(りゅうきつ)の策略
劉吉(りゅうきつ)は松太医が万花楼の花魁である曹懿恩(そういえん)に恋をしていることを知り、万花楼を訪ねて曹懿恩(そういえん)に会い、彼女の父親を殺したのは斉王であることを告げます。曹懿恩(そういえん)はすぐに劉吉(りゅうきつ)の策略に嵌り、父親の仇を討つために協力することを約束します。
江陵(こうりょう)の要求
江陵(こうりょう)は斉王に焦溪(しょうけい)を丁重に扱うことを要求します。斉王が焦溪(しょうけい)に良い待遇を与えることに同意すれば、江陵(こうりょう)は彼を皇帝にするために協力すると約束します。
趙無極(ちょうむきょく)の来訪
趙無極(ちょうむきょく)は斉王府に到著し、江陵(こうりょう)に会って恩師に感謝の意を表します。3人は一緒に夕食を食べ、趙無極(ちょうむきょく)は今後、師匠に孝行するために頻繁に王府を訪れることを約束します。
劉進(リュウ・ジン)の捕獲
劉進(リュウ・ジン)は謎の女性を捕らえ、劉吉(りゅうきつ)に引き渡そうとしますが、彼女が斉王の人間であることに気づきます。彼はこの女性が重要な情報を持っていることに気づきます。
張強(ちょうきょう)の警告
張強(ちょうきょう)は申梓木(しん しぼく)に、劉進(リュウ・ジン)が彼を騙していることを告げ、劉進(リュウ・ジン)が捕虜を連れて都に入れば、申力行(しんりこう)の立場がさらに危険になると警告します。
劉吉の計画
劉吉は松太医が頻繁に斉王府に出入りしていることを知り、それを利用して王府内部の情報を得ようとします。また、万花楼の曹懿恩(そういえん)を劉府に招待します。
申力行(しんりこう)の仮撃
申力行(しんりこう)は劉吉が王府に送り込んだスパイを捕らえます。斉王は劉吉に教訓を与えることを決意します。その後、斉王は万柳(ばんりゅう)の家族を救済し、彼らに面会させることで、刑部に冤罪を訴えようとします。
曹懿恩(そういえん)の決意
曹懿恩が劉府を訪れたとき、劉吉がかつて彼女を侮辱した人々を処罰する様子を目の当たりにします。劉吉は松太医が斉王によく行くことを指摘し、曹懿恩に松太医を味方に引き入れるように頼みます。曹懿恩は躊躇することなく、父親の仇を討つために自分を犠牲にすることを決意します。
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