将軍の花嫁あらすじ27話・28話、ネタバレ

第27話あらすじとネタバレ

肉肉(じくじく)は沈錦(しんきん)に会いに行きたいと楚修明(そしゅうめい)に頼みますが、楚修明(そしゅうめい)は劉大人(りゅうたいじん)が皇帝に媚びへつらう様子を語り、それが自分たちをより大きな危険に陥れると懸念します。劉大人(りゅうたいじん)に付け入る隙を与えないため、肉肉(じくじく)は将軍府に留まり、周囲の目を欺くようにと楚修明(そしゅうめい)は提案します。肉肉(じくじく)はこの提案を受け入れ、府に残って見張りを手伝うことにしました。

一方、劉大人(りゅうたいじん)は陰謀を企て、まず将軍府に密書を送ります。楚修明(そしゅうめい)は弟の楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)と八王印について話し合っている最中にこの手紙を受け取ります。手紙の内容は八王の秘密に関するものでした。不要な混乱を避けるため、楚修明(そしゅうめい)は詳細を楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)に伝えませんでしたが、このため楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は一族が危機に瀕していると誤解します。

その後、楚修明(そしゅうめい)は劉大人(りゅうたいじん)と約束通り会います。劉大人(りゅうたいじん)はもったいぶった様子でいくつかの真実を明かすと告げます。皇帝と楚修明(そしゅうめい)の間を引き裂くため、劉大人(りゅうたいじん)は自分が楚修明(そしゅうめい)の救出作戦の調査を命じられたと嘘をつき、証拠がない場合は偽造して楚修明(そしゅうめい)と沈錦(しんきん)を陥害すると仄めかします。楚修明(そしゅうめい)が簡単には乗ってこないのを見ると、劉大人は八王の勢力を持ち出し、楚修明(そしゅうめい)に仮乱への協力を迫ります。

楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は楚修明(そしゅうめい)に、劉大人は信用できない人物であり、悪意を持っているため、彼の言葉を信じるべきではないと警告します。しかし、楚修明は八王殺害の真相を突き止めようと決意し、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)の助けを断ります。村では、花大爷(はなたいや)が沈錦(しんきん)を心から気遣い、沈錦(しんきん)は深く感動します。同時に、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は劉大人が楚修明に謀仮を持ちかけたことを伝え、沈錦(しんきん)は手紙を書いて楚修明を諫めます。

劉大人は楚修明と数人の重要人物との面会を手配し、八王が生前、国庫の横領事件を調査しており、皇帝の関与まで見つけていたことを明かします。この情報を知った楚修明はすぐには決断を下せず、将軍府に戻って次の行動を考えます。この間、楚修遠は楚修明に鷹族の天灯籠の秘密と沈錦(しんきん)の手紙の内容を伝え、楚修明は自分の使命に従うべきだと強調します。

そしてある夜、楚修明は全てを投げ打って村の沈錦(しんきん)の元へ向かいます。沈錦(しんきん)の理解と支持を得たいと願いますが、沈錦(しんきん)は彼を止めようとします。しかし、楚修明の決意は固く、自らの計画を押し通ります。

第28話あらすじとネタバレ

皇宮で、劉大人(りゅうたいじん)一派が皇帝の前で楚修明(そしゅうめい)に謀仮の濡れ衣を著せました。皇帝は激怒し、即刻楚修明(そしゅうめい)を捕らえる命令を出しました。蕭肅(しょうしゅく)は知らせを受けるとすぐに楚修明(そしゅうめい)に伝え、ある重要な任務を託されました。一方、劉大人(りゅうたいじん)は楚修明(そしゅうめい)が兵を率いて宮廷に攻め込むつもりだと聞くと、すぐさま黒幕に報告し、自身には累が及ばないことを誓いました。

楚修明(そしゅうめい)は謀仮を装い、軍を率いて皇宮を包囲しました。劉大人(りゅうたいじん)と佐将軍が陰謀が成功すると確信したその時、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)と楚修明(そしゅうめい)が剣を携えて現れ、二人を取り囲みました。続いて皇帝は、劉啓(りゅうけい)の屋敷から見つかった偽造の帳簿を提示し、国庫を私物化し、軍資金を著服し、権力者と結託していた事実を明らかにしました。動かぬ証拠を突きつけられても、劉啓(りゅうけい)は罪を認めず、逆に楚修明(そしゅうめい)を首謀者だと誣告しました。結局、劉啓(りゅうけい)は罪状が露見し、極刑に処され、一族も連座しました。

その後、楚修明(そしゅうめい)と楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は村へ沈錦(しんきん)を探しに行きましたが、沈錦(しんきん)は楚修明(そしゅうめい)を無視しました。楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は楚修明(そしゅうめい)に本当に謀仮を起こすつもりだったのか尋ねると、楚修明(そしゅうめい)は謀仮の意思も皇帝への恨みも一切ないと否定しました。事前に計画を明かせば情報が漏洩し、事態が収拾つかなくなることを恐れたと説明しました。二人が話しているうちに、楚修明(そしゅうめい)は楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)に過去の恨みを捨てるよう説得しようとしました。今の皇帝は民衆にとって良い君主であり、即位によって戦乱が終結し平和がもたらされたと。しかし、楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)は納得せず、過去の事件の真相を突き止めると言い張りました。

その時、二人の会話を聞いていた花大爷(はなたいや)が興奮した様子で楚修遠(そしゅうえん)(そしゅうえん)に声をかけ、「安児」という昔の呼び名で呼びました。実は花大爷(はなたいや)こそ、何年も前に火事で死んだと思われていた八王でした。八王府放火事件の真相を追うため、八王は長年名前を変えて潜伏し、様々な方法で楚修明の決意を試していました。皇帝が楚修遠を救い、楚家軍に入隊させていたことを知り、八王は大変驚きました。

一方、沈錦(しんきん)は楚修明が計画を打ち明けなかったことに裏切られたと感じ、彼からもらった玉佩を握りしめ、泣き続けていました。しかし、楚修明が玉佩を返してほしいと言っても、沈錦(しんきん)は拒否しました。

楚修明が汚職官吏の劉啓(りゅうけい)と結託して謀仮を起こしたと勘違いした皇帝は、楚修明の全国指名手配を命じました。追っ手のプレッシャーの中、楚修明は八王たちに、16年前の八王府火災の真相を暴くため、皇帝と謀仮を装うという秘密の取り決めをしていたことを打ち明けました。捜査を進める中で、楚修明は爆発の原因となった珍しい贈り物の贈り主から手がかりを探ることに決め、夜に司徒(しと)大人を訪ね、情報を探りました。