如意芳霏(にょいほうひ)あらすじ3話・4話、ネタバレ

第3話あらすじとネタバレ

金翊衛(きんよくえい)の新たな出発

金翊衛(きんよくえい)の内部調査が完瞭し、仕事をしていない兵士は追い出され、引退した老将軍たちは審査を受けました。残った侯爵や公子たちは、ほとんどが国に尽くす決意を持っており、熱心に訓練を続ければ、金翊衛(きんよくえい)は新たな姿を現すことでしょう。

徐晉(じょ・しん)は、呉白起(ご・はくき)が傅容(ふ・よう)を勝手に逃がしたことを罰し、重りを背負って走ったり、腕立て伏せをしたりさせました。しかし、呉白起(ご・はくき)は納得できず、いつか徐晉(じょ・しん)に勝つと誓います。傅容(ふ・よう)は書童としての生活が単調すぎると思い、宣紙が古くなったことを口実に外出しますが、実際は姉の傅宣(ふ・せん)と一緒に西山麓で百花梨子糕を食べたいと思っていました。しかし、斉策(せい・さく)は傅宣(ふ・せん)を石刻を見に連れて行きたいと言い、傅容(ふ・よう)は如意(にょい)楼で姉と会う約束をします。

刺客襲撃と徐晉(じょ・しん)の疑い

金翊衛(きんよくえい)の近くで、刺客の一団が徐晉(じょ・しん)を暗殺しようとしますが、呉白起(ご・はくき)が間に合って彼を救います。呉白起(ご・はくき)はこれを機に徐晉(じょ・しん)に恩を売ろうとしますが、徐晉(じょ・しん)は怪しい人物に気づき、すぐに馬に乗って追いかけます。現場に残された呉白起(ご・はくき)たちは、刺客から重要な手がかりを見つけます。

傅宣(ふ・せん)と別れた傅容(ふ・よう)は、山道を一人で歩いていると、可愛らしいウサギを見つけて追いかけます。すると、突然徐晉(じょ・しん)が現れて彼女を捕まえ、自分を暗殺するために刺客を雇った人物だと勘違いします。二人が対峙している間に、徐晉(じょ・しん)は猟師が仕掛けた罠に落ちてしまいます。傅容(ふ・よう)は彼が自分をからかうのではないかと心配になり、急いで船で逃げ出しますが、船主はなんと掬水先生でした。傅容(ふ・よう)の徐晉(じょ・しん)に対する不満を聞いた掬水先生は、多くを語らず、もっと訓練が必要だと告げ、書物を写して帰るように命じます。

如意坊での告白と求婚

如意坊では、斉策(せい・さく)が傅宣(ふ・せん)に簪を贈り、結婚を申し出ます。しかし、傅宣(ふ・せん)は彼が本当に自分を娶りたいのであれば、内緒で贈り物をするべきではないと主張します。傅容(ふ・よう)が掬水先生と一緒に掬水小築(きくすいしょうちく)に戻ったことを知った傅宣(ふ・せん)は、胸をなでおろします。徐晉(じょ・しん)は、傅容(ふ・よう)が掬水小築(きくすいしょうちく)に隠れていることを聞き、困惑します。

斉策(せい・さく)は傅家に傅宣(ふ・せん)との結婚を申し入れ、傅宣(ふ・せん)の両親は断りませんでしたが、傅宣(ふ・せん)は納得していません。斉策(せい・さく)の調査をするため、傅容(ふ・よう)は小七(しょうしち)と小八(しょうはち)に協力を依頼し、掬水小築(きくすいしょうちく)の石を報酬として渡します。

徐晉(じょ・しん)の疑惑と傅容(ふ・よう)の怒り

徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)を連れて行くために掬水小築(きくすいしょうちく)を訪れますが、掬水先生が現れて彼を阻止します。呉白起(ご・はくき)は、刺客が使っていた旗が織雲坊の上等な布地であることに気づきます。徐晉(じょ・しん)は、梁通(りょうつう)と刺客の背後に同じ黒幕がいるのではないかと疑い、部下を織雲坊に潜入させて注文書を盗ませます。注文書を調べた徐晉(じょ・しん)は、提刑司(ていけいし)按察使(あんさつし)の斉策(せい・さく)が織雲坊の最大級の布地を注文していたこと、そして斉策(せい・さく)が信都(しんと)侯によって破格の抜擢を受けていたことを知り、二人を疑い始めます。

斉策(せい・さく)が酔春(すいしゅん)閣に泊まっていることを知った傅容(ふ・よう)は、彼の裏表のある行動に腹を立て、急いで傅宣(ふ・せん)に知らせます。しかし、証拠がないため、傅宣(ふ・せん)は彼女の言葉を信じません。家族からの不信感に悩んでいる傅容のもとに、信都(しんと)侯の次男である章晏(しょう・あん)が贈り物を持って訪ねてきます。彼は、斉策(せい・さく)の妹である斉竺(せい・ちく)の納徴宴について傅容に知らせます。章晏(しょう・あん)は傅容に気に入られようとしますが、彼女は彼を好きではないため、直接断ります。章晏(しょう・あん)は傅容と斉竺(せい・ちく)と一緒にアクセサリーを選びながら、斉竺(せい・ちく)に斉策(せい・さく)が本当に傅宣(ふ・せん)を好きかどうかを尋ねます。斉竺(せい・ちく)は、兄は小さい頃から傅宣(ふ・せん)が好きだったと答えます。

第4話あらすじとネタバレ

掬水先生の配慮

掬水先生は傅容(ふ・よう)のために点心を用意し、斉竺(せい・ちく)の納徴宴への参加を許可しました。傅容(ふ・よう)を見送った掬水先生は、傅容(ふ・よう)がピーナッツアレルギーであるため、厨房に芝麻ピーナッツ餡の包子を作らないように指示し、掬水小築(きくすいしょうちく)全体でピーナッツを禁止しました。

斉竺(せい・ちく)の納徴宴と秦卿(しん・けい)の来訪

斉竺(せい・ちく)の納徴宴の日、醉春閣の老板娘である秦卿(しん・けい)が斉策(せい・さく)を訪ねてきました。秦卿(しん・けい)は主上の命令で来たことを認め、主上が行動を急ぐように命じていることを明かしました。斉策(せい・さく)は肅王徐晉(じょ・しん)を暗殺しようとしたことが3回あるものの、徐晉(じょ・しん)が西山と掬水小築(きくすいしょうちく)に戻ってから失敗が続いているため、今は休養が必要だと打ち明けました。秦卿(しん・けい)は徐晉(じょ・しん)が纨绔子弟とその背後の宗族の支持を得ていることを懸念し、暗殺がさらに困難になるのではないかと心配しました。斉策(せい・さく)は主上に満足のいく結果を報告すると約束しましたが、彼らの会話は横梁に隠れていた徐晉(じょ・しん)と傅容(ふ・よう)に聞かれてしまいました。傅容(ふ・よう)を誤解していたことに気づいた徐晉(じょ・しん)は謝罪し、傅容(ふ・よう)は姉の傅宣(ふ・せん)にこのことを伝えようとしました。傅容(ふ・よう)は横梁から転落しそうになり、徐晉(じょ・しん)が慌てて彼女をキャッチしました。2人は微妙な雰囲気に包まれました。

傅容(ふ・よう)と斉竺(せい・ちく)、徐晉(じょ・しん)と呉白起(ご・はくき)

傅容(ふ・よう)は著飾っている斉竺(せい・ちく)を訪ね、斉策(せい・さく)の友人を知っているかどうかを尋ねました。斉竺(せい・ちく)は知らないと答えたため、傅容(ふ・よう)は斉竺(せい・ちく)が斉策(せい・さく)の行動を知らないと確信しました。秦卿(しん・けい)が醉春閣の老板娘であるだけでなく、斉策(せい・さく)の手下でもあることを知った徐晉(じょ・しん)は、すぐに部下に彼女たちを監視させました。呉白起(ご・はくき)は徐晉(じょ・しん)を助けたことで、徐晉(じょ・しん)との弓矢の勝負を要求しました。勝利すれば、礼をせずに済む、板子を受けずに済むなどの特権を得られるように希望しました。結果は徐晉(じょ・しん)の勝利に終わりましたが、徐晉(じょ・しん)は呉白起(ご・はくき)を責めることなく、醉春閣で混乱を起こすように命じました。一方、傅容(ふ・よう)は青色の男装を盗んで醉春閣に現れ、花魁の雅楽を探し、斉策(せい・さく)の風流話を調査したいと主張しました。

傅宣(ふ・せん)の登場と呉白起(ご・はくき)の誤解

傅宣(ふ・せん)が傅容(ふ・よう)に食べ物を届けようと訪ねてきたところ、傅容(ふ・よう)がいないことに気づきました。傅容の丫鬟から傅容が醉春閣に行ったことを聞いた傅宣(ふ・せん)は、醉春閣に向かいました。醉春閣では、呉白起(ご・はくき)がわざと騒ぎを起こし、徐晉(じょ・しん)と部下は秦卿(しん・けい)の部屋に侵入して斉策(せい・さく)に関する情報を捜索しました。その際、如意(にょい)楼製の簪を発見しました。酔っ払った傅容は、徐晉(じょ・しん)が姉だと勘違いして一緒に連れ出されました。傅宣(ふ・せん)が傅容を探しに醉春閣に来たところ、呉白起(ご・はくき)と別の女性が揉めている場面を目撃しました。呉白起(ご・はくき)は慌てて女性から離れ、傅宣(ふ・せん)に説明しようとしましたが、傅宣(ふ・せん)は興味を示しませんでした。

雅楽と秦卿(しん・けい)の正体、徐晉(じょ・しん)の行動

雅楽と秦卿(しん・けい)は斉策(せい・さく)の手下であり、呉白起(ご・はくき)は婚約者が斉策(せい・さく)に嫁ぐことになったために失意していると勘違いし、徐晉(じょ・しん)を疑うことはありませんでした。徐晉(じょ・しん)は傅容を背負って家に帰る途中、呉白起(ご・はくき)は傅宣(ふ・せん)の後をつけて斉策(せい・さく)の正体を伝えようとしましたが、傅宣(ふ・せん)に誤解されて嫉妬していると勘違いされました。傅宣(ふ・せん)は傅容を見つけ、傅容が自分の結婚を心配して醉春閣に行ったことを知り、感動しました。

徐晉(じょ・しん)は醉春閣をさらに調査し、秦卿(しん・けい)が簪を使って客来歓酒楼2階の雅間に情報を伝えていることを発見しました。そこで、呉白起(ご・はくき)に一隊を率いて醉春閣を厳重に監視するよう命じました。徐晉(じょ・しん)は呉白起(ご・はくき)的協力を感謝し、部下の葛川(かつ・せん)に信都(しんと)侯府に良いお酒を届けさせました。