永安夢あらすじ15話・16話、ネタバレ

第15話あらすじとネタバレ

李棣(りてい)は周御史(しゅうぎょし)のもとへ駆け寄り、周御史の妻の件をどう処理するかをそれとなく持ちかけた。周囲の人々は気に留める様子もなく、仮応も示さなかった。その後、李棣(りてい)は大摇大摆(おおようだいぶ)に屋敷を出て行った。これに警戒心を抱いた周御史は、急いで沈姌(しんじん)の店へ向かうが、店はもぬけの殻で、既に店じまいの準備が進められていた。周御史が身分を明かすと、李棣(りてい)が夫人の地契(ちけ)文書を持って来たことが判明。事の重大さを悟った周御史は、急いで屋敷に戻って妻を探すが、そこで思いがけず李棣(りてい)と鉢合わせる。

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、15話ネタバレ

周御史が現れたことで、李棣(りてい)はもはや隠すことなく、妻の行方について嘘をつき、財物と引き換えに解放すると脅迫。小さな品物は2時間以内に山中の指定場所に届けるよう要求した。沈姌が危険にさらされていると察知した周御史は、急ぎ陸時硯(りくしげん)のもとへ行き、事情を説明し、すぐに行動を起こす計画を立てる。一方、蘇烆将軍(そしょうしょうぐん)は沈甄(しんしん)を探しに行き、彼女が陸時硯(りくしげん)の屋敷にいることを知る。そして、身の危険を避けるため、その場を離れるよう勧める。しかし、居合わせた人々が遭遇した危険について説明している最中、陸時硯(りくしげん)が到著し、沈甄(しんしん)を連れて自分の家へ戻る。

その後、陸時硯(りくしげん)は従者と共に再び李の屋敷を捜索するが、証拠は見つからない。しかし、沈甄(しんしん)が趙(ちょう)大人(ちょうたいじん)殺害の濡れ衣を著せられているという噂を耳にする。驚愕する人々の前で、蘇将軍は愛する人を守れなかったことを悔やみ、陸時硯(りくしげん)は沈甄(しんしん)と共に困難に立ち向かい、真犯人を探し出す決意をする。父親のこともあり、沈甄(しんしん)は身の潔白を証明するため真相を究明しようと、その場を離れることを拒むが、陸時硯(りくしげん)は事件の多くの偶然に疑問を抱き、何者かが意図的に仕組んだことではないかと疑う。間もなく、皇上(こうじょう)は陸時硯(りくしげん)を宮中に召し出す。

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、15話ネタバレ

一方、周御史は一人で目的地まで車を走らせ、到著すると李棣(りてい)を罵倒する。しかし、待ち伏せしていた李棣の手下に襲われ、袋叩きに遭ってしまう。沈姌の居場所を尋ねられると、周御史はすぐさま彼女を助けに向かい、箱の中から救出することに成功。彼女の安全を守ることを誓う。

その後、陸時硯は宮中で父王に謁見し、沈甄(しんしん)が犯人であるはずがないと断言。父王の警告にも耳を貸さず、彼女の無実を強く主張する。牢に戻った陸時硯は、沈甄(しんしん)に自分の気持ちを伝え、鍵の不自然な揺れに気づき、何らかの秘密が隠されていることを暗示する。

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、15話ネタバレ

第16話あらすじとネタバレ

現場の真実

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、16話ネタバレ

陸時硯(りくしげん)は事件現場に戻り、床の細部を注意深く観察した。犯行の手口に見覚えがあり、身近な人物が関わっているのではないかと疑い始めた。そこで、部下に事件の再現を命じ、真相解明を試みる。捜査が進むにつれ、犯人は屋敷内にいる可能性が高まった。陸時硯(りくしげん)が周囲の人間を探っていると、一人の護衛が突然犯行を自白し、直後に毒を飲んで自害した。この光景に、陸時硯(りくしげん)は大きな衝撃を受けた。

沈姌の想い

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、16話ネタバレ

沈姌は目を覚ますと周御史が負傷したことを知り、すぐに駆けつけて傷の手当てをした。かつて父親の借金を返済してくれた周御史には感謝の気持ちを抱いているものの、過去の結婚に囚われており、新たな恋を受け入れることができないでいた。

李棣(りてい)の死

永安夢~君の涙には逆らえない~あらすじ、16話ネタバレ

その後、沈姌と周御史は李棣(りてい)と面会した。李棣(りてい)は依然として自分の非を認めず、全ての責任を義父に押し付けようとした。怒りに駆られた沈姌は、李棣(りてい)を平手打ちした。続く重圧に耐えきれず、李棣(りてい)は突然体調を崩し、血を吐いて倒れ、そのまま息絶えた。この突然の出来事に、居合わせた全員が驚愕した。

陸時硯(りくしげん)の助力

沈姌の父親の無実を証明した後、陸時硯(りくしげん)はすぐに沈甄(しんしん)に吉報を伝えた。この知らせに、沈甄(しんしん)は喜びを爆発させた。しかし、二人の親密な様子を蘇将軍が目撃し、嫉妬の炎を燃え上がらせた。それでも蘇将軍は平静を取り戻し、一緒に沈甄(しんしん)の姉を見舞うことを提案した。

姉妹の再会

姉と再会した瞬間、沈甄(しんしん)は感極まって抱きついた。姉妹は思い出話に花を咲かせた後、しばらく父親に付き添うことに決めた。その後、蘇将軍は周御史を訪ね、事件の詳細を尋ねた。周御史は当初口を閉ざしていたが、皇帝の勅命を見せられると、事件の全容を説明せざるを得なかった。蘇将軍は陸時硯(りくしげん)の母親が黒幕だと疑っているが、周御史は軽々しく結論を出すことを避けた。

感謝と選択

父親の釈放が近いことを知った沈甄(しんしん)は、再び喜びに震えた。彼女の親密な様子はまたしても蘇将軍の目に留まった。蘇将軍は二人が幼馴染であることを指摘したが、陸時硯は沈甄(しんしん)の意思を尊重する姿勢を崩さなかった。

沈姌の決断

沈姌は陸時硯に追いつき、彼の助力に感謝の言葉を述べた。しかし、今回は妹を権力争いに巻き込みたくないという強い意誌を持ち、彼女には平穏な暮らしを送ってほしいと願った。

家族の団欒

翌日、沈甄の父親はついに牢獄から解放された。姉妹は涙を流し、老人は恩人を夕食に招待した。周御史は快く招待を受け入れ、共に家に入り、温かい団欒の時を過ごした。