六扇門あらすじ31話・32話、ネタバレ

第31話あらすじとネタバレ

皇子は皇后に会いに行こうとするが、趙無極(ちょうむきょく)の従者に阻まれる。怒った皇子は皇帝に直訴するが、聞き入れられない。趙無極(ちょうむきょく)は皇子の説得に成功し、皇后は外出の際には付き添いを付けるように命じられる。

斉王は蘇溢清(すいいせい)に師匠の荷造りを手伝わせ、夜に单清を京から出す準備をする。趙無極(ちょうむきょく)が訪ねてきて、申力行(しんりこう)を再び味方につける方法を相談する。一方、劉吉(りゅうきつ)は斉王の情報をもとに申力行(しんりこう)を取り込もうとする。劉吉(りゅうきつ)は曹懿恩(そういえん)を連れてきて、申力行(しんりこう)の疑いを解こうとするが、曹懿恩(そういえん)は衝動的に申力行(しんりこう)に危害を加えようとして劉吉(りゅうきつ)に止められる。劉吉(りゅうきつ)は申力行(しんりこう)に斉王の動きに注意するように伝え、協力して監視することを約束する。特に斉王が人を城から出す際には注意するようにと伝える。

言亦東は城門の衛兵が交代したことを申力行(しんりこう)に伝え、捕縛の好機だと考えるが、申力行は参加を拒否し、言亦東にも関わらないように忠告する。夜、申力行は王府で人が隠れるのに十分な大きさの箱を発見し、疑念を抱く。夜、彼は東廠の人馬を阻止し、箱を開けることを要求する。箱の中には蘇溢清(すいいせい)が隠れていた。趙無極(ちょうむきょく)と蘇溢清(すいいせい)は、申力行が劉吉(りゅうきつ)に利用され、陰謀に巻き込まれていると説明する。しかし、申力行は依然疑念を抱き、蘇溢清(すいいせい)に王府で起こったことを説明するよう求める。趙無極(ちょうむきょく)は証拠として密告した使用人をその場で処罰する。

孫乾(そんけん)は劉吉(りゅうきつ)に今回の行動の結果を報告するが、劉吉は気にしていない。少なくとも今は申力行が斉王を信用しなくなったと考えている。

申力行は言亦東と共に斉王府の外を監視し、六扇門に戻った後も部下に監視を続けるように指示する。蘇溢清(すいいせい)は六扇門で申力行に会おうとするが拒否される。言亦東は蘇溢清(すいいせい)を庇うが、申力行は蘇溢清を信じられず、疑っていることを明言する。

斉王は王府で蘇溢清を慰め、真心で申力行に向き合えば誤解は解けると伝える。蘇溢清は再び申力行に話しかけようとするが、避けられてしまう。彼女が作ったお菓子も申力行にひっくり返され、跟踪していた言亦東は二人の縁の薄さを嘆く。蘇溢清は悲しみのあまり街上を歩き、ぶつかって倒れてしまうが、言亦東に助けられる。

夜、言亦東は申力行に蘇溢清が怪我をしたことを報告するが、申力行は疑いを解かず、言亦東に蘇溢清の監視を続けるように命じる。

第32話あらすじとネタバレ

蘇溢清(すいいせい)は王府に戻っても、依然魂不守捨だった。斉王は彼女を慰め、申力行(しんりこう)に坦々と向き合うように促した。そして、自分の潔白を証明するため、単青(たんせい)を探す手助けをするように言った。毕竟、彼女の師匠はすでに京城を離れていた。

しかし、単青(たんせい)が護送されている途中で異変に気づき、同行者から驚愕の真実を聞かされた。斉王の計画は、単青(たんせい)を張大人のもとに送り届けた後、殺害するというものだった。斉王自筆の手紙を見て、単青(たんせい)はようやくそれを信じざるを得なくなった。張大人が斉王と対峙する必要はないと説得しても、単青(たんせい)は手紙を残し、斉王に真相を問いただすために京城に戻る決意をした。

皇宮では、皇后が劉吉(りゅうきつ)に連絡を取ろうとしたが、情報を伝えることができなかった。そのため、趙無極(ちょうむきょく)への憎しみはさらに深まった。彼女は、もし自分が再び権力を握ることができれば、絶対に趙無極(ちょうむきょく)を許さないことを誓った。同時に、趙無極(ちょうむきょく)に皇帝に会いたいという自分の願いを伝えてほしいと頼んだが、拒否された。一方、劉吉(りゅうきつ)は曹懿恩(そういえん)を利用して申力行(しんりこう)を惑わせ、自分に協力させようと企んでいた。

斉王府では、焦溪(しょうけい)の病状が急変し、江陵(こうりょう)はすぐに斉王に報告した。申力行(しんりこう)は蘇溢清(すいいせい)の怪我を心配して王府を訪れ、江陵(こうりょう)と出会った。申力行(しんりこう)は江陵(こうりょう)に松太医が亡くなったことを伝え、江陵(こうりょう)は焦溪(しょうけい)の病気を治せなければ、面聖することはできないと怒りをあらわにした。その後、申力行(しんりこう)は蘇溢清(すいいせい)の部屋をノックしたが、彼女はすでに部屋にいなかった。

蘇溢清(すいいせい)が外出すると、言亦東が尾行していることに気づいた。それを知った申力行(しんりこう)はすぐに駆けつけた。二人が顔を合わせると、激しい口論になった。申力行は蘇溢清(すいいせい)の言うことを信じなくなり、蘇溢清(すいいせい)は泣きながら走り去った。落ち著いてから、申力行と言亦東は現在の状況をどうするか話し合った。そして、真犯人を見つけなければ、すべての謎を解き明かすことはできないと悟った。

蘇溢清は王府に戻り、申力行にすべてを打ち明けようとしたが、王爷に止められた。斉王は申力行が劉吉(りゅうきつ)につくのではないかと心配し、江陵(こうりょう)に一刻も早く面聖させようと考えたが、趙無極(ちょうむきょく)に断固拒否された。その後、江陵(こうりょう)と焦溪(しょうけい)は王府から逃げ出し、斉王は焦燥に駆られ、東廠に二人の捜索を依頼したが、趙無極(ちょうむきょく)はただ応じるだけだった。錦衣衛がこのことを知ると、劉吉(りゅうきつ)はすぐに孫乾(そんけん)に斉王が探している人物を調査させ、錦衣衛も捜索に加わる準備をした。

そして、言亦東は申力行を連れて斉王府を訪れ、蘇溢清にすべてを話そうとした。申力行に会った蘇溢清は、非常に気まずい思いをした。申力行は蘇溢清が自分から何を隠しているのか問い詰め、二人は再び口論になった。申力行はさらに、父親の死とは無関係だと誓うように求めた。蘇溢清はすぐに誓いを立て、怒って江陵を探しに行った。すべてを見ていた単青(たんせい)は、自分の弟子を誰かが尾行していることに気づいた。