千古の愛、天上の詩あらすじ34話・35話・36話、ネタバレ

第34話あらすじとネタバレ

後池(こうち)は鎮魂塔を強奪しようと試み、古文書に記された方法で碧璽が仕掛けた五行八卦陣を解こうとします。碧璽は皇陵特有の蝕骨煞気を使って後池(こうち)に対抗し、宝を盗んだ黒幕の正体を聞き出そうとします。しかし、後池(こうち)には幾重もの守護があることに気づき、彼女こそが仙妖大戦を阻止した重要な人物だと悟ります。

千古の愛、天上の詩あらすじ、34話ネタバレ

後池(こうち)が帝北城を守った功績を鑑み、碧璽は鎮魂塔を貸し与え、一刻も早く人々を救うように促します。碧璽は、もし迅速に行動しなければ、後池(こうち)の霊力は人界の煞気に耐えきれず、多くの命が失われると警告します。鎮魂塔を受け取った後池(こうち)は、碧璽に深い感謝の意を表し、この恩を忘れずに、急いでその場を去ります。

清穆(せいぼく)は紙符を使って自身の神印を解き、鳳染(ほうせん)に後池と共に三宝を盗む計画を告げます。後池が天宮の罰を受けることを懸念し、清穆(せいぼく)は先に聚霊珠と聚妖幡を盗み、三宝が揃ってから全ての罪を一人で背負い、後池に累が及ばないようにしようとします。清穆(せいぼく)一人では短時間で任務を達成するのは難しいと考えた鳳染(ほうせん)は、自ら協力を申し出ます。

千古の愛、天上の詩あらすじ、34話ネタバレ

古君(こくん)の話を聞いた暮光(ぼこう)は、月弥(げつび)のことを思い出し、蕪浣(ぶかん)の言葉に疑問を抱き始めますが、蕪浣(ぶかん)への愛情からためらいます。暮光(ぼこう)の様子に気づいた蕪浣(ぶかん)は、わざと優しく接して暮光(ぼこう)の心を探ります。暮光(ぼこう)が過去の出来事を尋ねると、蕪浣(ぶかん)は以前と同じ話を繰り返し、疑いを避けるために悲しげに涙を流します。

鳳染(ほうせん)は玄晶宮で聚妖幡を盗もうとしたところ、森羽(しんう)と常沁(じょうしん)が言い争っているのを目撃します。二人が言い争いを終えた後、鳳染(ほうせん)は密室の結界を簡単に解き、聚妖幡を手に入れます。その後、これは全て天啓(てんけい)の計らいであり、紫涵(しかん)が密かに鳳染(ほうせん)を助け、森羽(しんう)たちを避けられるようにしていたことを知ります。

聚妖幡を手に入れた鳳染(ほうせん)はすぐに後池に連絡し、清穆(せいぼく)が天宮に向かったことを伝えます。清穆(せいぼく)の身を案じた後池は、彼を助けようとします。危険を減らすため、鳳染は景澗(けいかん)に助けを求めます。ちょうど景澗(けいかん)は療傷中だったため、鳳染は彼の回復を助け、長闕(ちょうけつ)からもらった避煞の薬を渡します。

清穆(せいぼく)は無事に天宮に入り聚霊珠を手に入れますが、蕪浣(ぶかん)は彼が日月戟を盗みに来たと勘違いし、罠を仕掛けて待ち構えていました。清穆を捕らえた蕪浣(ぶかん)は、鳳女(ほうじょ)を遣わして後池を阻止しようとしますが、清穆の身を案じた後池は霊力を高め、天宮へ乗り込みます。

蕪浣(ぶかん)の非難に対し、清穆は彼女の私利私欲を暴露します。そこに後池が到著し、神力を使って蕪浣(ぶかん)に日月戟を使わせ、彼女の嘘を暴きます。激怒した暮光(ぼこう)は、蕪浣(ぶかん)に九幽での百年の謹慎を命じます。

蕪浣(ぶかん)を罰するまさにその時、景陽(けいよう)が碧璽を連れて現れ、後池が碧璽を傷つけ鎮魂塔を奪ったと訴えます。後池は鎮魂塔を返すことを拒否し、借りた理由を説明し、自身の霊力を使って地宮の封印を強化し、百年人界を守ると約束します。事情を理解した暮光(ぼこう)は、後池の責任を問いません。

蕪浣(ぶかん)は去り際に景陽(けいよう)に地宮の煞気を解放するよう頼み、後池の罪を重くしようと企みます。清穆と後池は天宮を出て別行動を取り、後池は柏玄(はくげん)を救うため戻り、清穆は地宮の封印を強化するため向かいます。聚妖幡が盗まれたことを知った森簡(しんかん)は、失恋の痛手から酒に溺れていた森羽(しんう)を厳しく叱責し、森羽(しんう)は軍を整えて聚妖幡を取り戻そうとします。

第35話あらすじとネタバレ

景澗(けいかん)は鳳染(ほうせん)が聚妖幡を借りたことを知り、妖族のトラブルに巻き込まれることを懸念しました。彼女を守るため、碁を打つ口実で鳳染(ほうせん)を引き留めます。鳳染(ほうせん)が碁を打ち終えて帰ろうとすると、景澗(けいかん)はあれこれ理由をつけて彼女を留め、ついには自分が人間界の生活様式を学びたいと誤解させて、彼女に泊まるよう頼みます。しかし、景澗(けいかん)が鳳染(ほうせん)に人間界の物語を話している最中、森簡(しんかん)の手下が襲撃してきました。

千古の愛、天上の詩あらすじ、35話ネタバレ

妖族の襲撃を知った鳳染(ほうせん)は、景澗(けいかん)が自分の安全のために引き留めていた真意を理解します。しかし、事件の発端は自分にあるため、自ら森簡(しんかん)に説明する責任を感じ、聚妖幡は天啓(てんけい)から借りたもので、紫涵(しかん)が証人だと主張しますが、森簡(しんかん)は信じません。森簡(しんかん)は天啓(てんけい)が聚妖幡を貸し出したことに疑問を抱き、さらに小漓(しょうり)が森羽(しんう)の前で焚きつけるので、ついに鳳染(ほうせん)に聚妖幡を渡すよう迫ります。

鳳染を守るため、景澗(けいかん)は森簡(しんかん)と対峙し、仙界と妖界は再び戦争になりかけます。景陽(けいよう)が地宮の煞気を放出した後、森簡(しんかん)の襲撃を見て仮撃しようとしますが、そこに古君(こくん)が駆けつけ事態を収拾します。事情を理解した古君(こくん)は森簡に納得のいく説明をすることを約束し、森簡を撤退させます。

千古の愛、天上の詩あらすじ、35話ネタバレ

一方、後池(こうち)と清穆(せいぼく)は煞気が漏れ出した地宮に向かいます。後池(こうち)は自らの霊力で結界を張り煞気の流出を防ぎ、清穆(せいぼく)は漏れ出した煞気を消滅させます。結界を張る最中、後池(こうち)の霊力が尽きかけますが、彼女は腕輪に仙力を注ぎ込み、結界を完成させます。この時、清穆(せいぼく)は怪我をしますが、それを隠して後池(こうち)に人々を救うよう促し、自分は封印の強化に残ります。

その後、古君(こくん)は景澗(けいかん)と景陽(けいよう)を連れ天宮に行き、暮光(ぼこう)に事情を説明し責任を負います。景陽(けいよう)は後池(こうち)を陥れようとしますが、古君(こくん)の支持と紫涵(しかん)の証言により、後池(こうち)は自らの過ちを認め、天宮へ行き罪を告白し、神位を下げ神隠山で百年間の面壁を自ら申し出ます。暮光(ぼこう)は後池の申し出を受け入れ、清穆(せいぼく)は封印の強化を終えるとすぐに天宮へ後池を探しに行き、神隠山へ向かったと知り後を追います。後池は最初は拒みますが、最後は二人は白首の約を交わします。

景陽(けいよう)は暮光(ぼこう)が蕪浣(ぶかん)の九幽への追放を維持したことに深く悲しみ、暮光(ぼこう)に不満を抱きます。蕪浣(ぶかん)は景陽(けいよう)に碧璽を殺すよう命じ、景陽(けいよう)は涙ながらに承諾します。蕪浣(ぶかん)が去った後、景陽は景澗(けいかん)が蕪浣(ぶかん)を守らず清池宮の人々を守ったことを責め、景澗(けいかん)を厳しく叱責します。鳳染はこの様子を見て心を痛め、景澗(けいかん)のために用意した菓子を置き、静かに去っていきます。

後池は三宝を使って柏玄(はくげん)の霊力の回復を助け、彼が早く目覚めることを願います。清穆(せいぼく)は冗談交じりに柏玄(はくげん)が百年万年眠り続けてくれれば、後池と一緒にいられる時間が増えるのに、と言います。清穆(せいぼく)と後池の婚礼が近づく中、古君(こくん)は心中複雑ながらも人界の習わしに倣い、二人の面会を禁じます。迦葉(かよう)も皆に清穆と後池を会わせてはならないと言い、清穆と柏玄(はくげん)についての噂が広まります。

第36話あらすじとネタバレ

後池(こうち)と清穆(せいぼく)の結婚が間近に迫り、鳳染(ほうせん)は複雑な心境を抱えていました。彼女は景澗(けいかん)に恋心を抱いているものの、清穆(せいぼく)が後池(こうち)に示すような愛情を景澗(けいかん)が自分に向けてくれるのか確信が持てず、思い悩んでいたのです。鳳染(ほうせん)は、景澗(けいかん)が他の景氏一族と違い、常に自分のため、そして清池宮のために尽くしてくれることに感謝していました。そして、昨晩の景澗(けいかん)の言葉を思い出し、彼の秘めた想いに気づき始めます。

千古の愛、天上の詩あらすじ、36話ネタバレ

景澗(けいかん)は昨晩の景陽(けいよう)の発言で鳳染(ほうせん)が気を悪くしていないかを確認するため、彼女を訪ねました。しかし、鳳染(ほうせん)は景澗(けいかん)が自分の気持ちを隠していることに腹を立て、彼を連れて結婚式の準備のための買い物を始めます。一日中買い物をした後、二人は妖界へ行き、美しい夕焼けを眺めながら思い出話に花を咲かせました。

一方、清穆(せいぼく)は清池宮の人間を買収することで簡単に後池(こうち)と会い、白爍(はくしゃく)のもとへ連れて行きます。清穆(せいぼく)は白爍(はくしゃく)に護身術を教え、自分の身を守れるようにと願いました。成長した白爍(はくしゃく)の姿に、後池(こうち)は喜びで胸がいっぱいになります。さらに清穆(せいぼく)は後池(こうち)にたくさんの贈り物、東華(とうか)上君から譲り受けた小犬も含め、贈り、深い愛情を示しました。

千古の愛、天上の詩あらすじ、36話ネタバレ

景澗(けいかん)と別れる際、鳳染(ほうせん)はついに自分の気持ちを伝えました。もし景澗(けいかん)が一緒にいてくれるなら、どんな困難も共に乗り越えていくと。もしそうでないなら、友人として付き合っていきたい、ただ、自分の気持ちを整理するためにも、婚宴の席で明確な返事をほしいと告げました。

九幽へ行った蕪浣(ぶかん)は、相変わらずで、煉天弓を使って九幽の魔気の封印を解こうと企んでいました。真神に匹敵する力を持つ上神になるためです。鳳女(ほうじょ)は蕪浣(ぶかん)が魔道に堕ちることを危惧し、止めようとしますが、蕪浣(ぶかん)は聞き入れません。三人の子供たちが自分を正気に戻してくれると信じていました。

古君(こくん)は白玦(はくけつ)の意向を無視し、後池(こうち)を本当の娘のように思っているため、彼女を悲しませたくない一心で、清穆(せいぼく)と後池(こうち)の結婚を心から祝福していました。そして、二人の結婚を後押しすることを決意します。天啓(てんけい)は怪我の回復後すぐに紫涵(しかん)に後池(こうち)の消息を尋ねました。紫涵(しかん)は後池(こうち)の結婚を伝えるべきか迷い、苦しい立場に立たされます。

後池(こうち)は人界の風習に倣って結婚式を挙げますが、その手順があまりにも煩雑で、後悔し始めます。景澗(けいかん)は後池(こうち)側の代表として門番を務め、清穆(せいぼく)に様々な難題を仕掛けます。清穆(せいぼく)はいくらかのお金を使いながらも、最初の関門を突破しました。次の関門、四人の花嫁の中から後池(こうち)を見つける試練では、景澗(けいかん)は一切の手助けをしませんでした。清穆(せいぼく)は自らの知恵で偽の花嫁を見破っていきます。

清穆(せいぼく)が全ての関門を突破したその時、天啓(てんけい)が現れ、後池を奪おうとします。景澗(けいかん)はそれを止めることができず、後池自身の決断に委ねられました。後池は天啓(てんけい)の好意に感謝しつつも、清穆(せいぼく)と結婚する意思は固いと伝え、天啓(てんけい)はやむなく二人の結婚を認めました。

景昭(けいしょう)は暮光(ぼこう)に気に入られようと近づく中で、暮光(ぼこう)が煞気の漏れを調査していることを知り、すぐに景陽(けいよう)に知らせ、改心するように説得しようとします。しかし景陽(けいよう)は景昭(けいしょう)の忠告を拒絶し、罪を隠蔽するために碧璽を殺そうとします。景昭(けいしょう)は景澗(けいかん)に相談しますが、その行動が後池と清穆(せいぼく)の結婚式に水を差すことになり、二人は式典を中断し碧璽の救助に向かいます。

清穆と後池は間一髪で到著し、景陽(けいよう)の攻撃から碧璽を守りましたが、景陽(けいよう)はその隙に逃げようとします。景澗(けいかん)は景陽(けいよう)を追いかけ、天宮へ連れて行き罪を償わせるつもりでしたが、景昭(けいしょう)がそれを阻みます。景昭(けいしょう)は景陽(けいよう)が罰せられるのを見たくない、そして蕪浣(ぶかん)が戻って来れなくなることを恐れ、景澗(けいかん)に景陽(けいよう)を逃がすように頼み、清穆と後池にも秘密を守るように強要しました。

清穆と後池は碧璽を救おうと全力を尽くしましたが、 最終的に碧璽を救うことはできませんでした。碧璽は二人にこれ以上霊力を無駄遣いしてほしくないと言い、治療を止めるように頼みます。