塵縁(じんえん)あらすじ5話・6話、ネタバレ

第5話あらすじとネタバレ

女謫仙が花びらをまき散らす中、彼女は紀若塵(ルオチェン)に近づき、記憶を取り戻したか尋ねた。しかし、彼女は突然紀若塵(ルオチェン)のネックレスに術をかけようとし、張殷殷(ジャン・インイン)に阻まれた。緊張が高まる中、紀若塵(ルオチェン)は雲中居は武術ではなく美を競いに来たのかと皮肉を言い、雲中君は期待外れで時間の無駄だとまで言った。これに女謫仙は激怒。張殷殷(ジャン・インイン)は紀若塵(ルオチェン)の対応に満足し、二人はその場を後にした。

夜、諦めきれない女謫仙は再び紀若塵(ルオチェン)を訪ね、謝罪と旧交を温めるために来たと告げた。紀若塵(ルオチェン)は顧仙子と面識がないため困惑するが、顧仙子は彼をある穀へ連れて行き、青石(チンシー)を贈り物として差し出した。紀若塵(ルオチェン)は母から貰ったものだと嘘をつくが、顧仙子は否定し、青石(チンシー)との特別な繋がりを証明してみせた。紀若塵(ルオチェン)は冷淡な態度を示すが、顧仙子はかつての誓いを思い出し、彼の記憶を取り戻す決意を新たにする。

翌朝、尚秋水(チウシュイ) ともう一人が台所で紀若塵(ルオチェン)と顧清(グー・チン)の密会について話しているのを張殷殷(ジャン・インイン)が聞きつけ、激怒して二人を追い出し、台所で刃物を研ぎ始めた。何も知らない紀若塵(ルオチェン)が様子を伺いに来ると、張殷殷(ジャン・インイン)は昨晩の睡眠について尋ね、嫉妬していることに気づいた紀若塵(ルオチェン)は、顧清(グー・チン)が謝罪に来ただけだと弁明した。

その後、張殷殷(ジャン・インイン)は皆を率いて石磯(シー・ジー)に挑戦するが、石磯(シー・ジー)は尚秋水(チウシュイ) との一騎打ちを望み、尚秋水(チウシュイ) が勝利する。そこに顧清(グー・チン)も現れ、張殷殷(ジャン・インイン)は彼女と戦うも劣勢に立たされるが、紀若塵(ルオチェン)に助けられる。怒った顧清(グー・チン)は霊石に霊力を注ぎ込み、紀若塵の記憶を呼び覚まそうとするが、紀若塵は張殷殷への愛を誓う。そして顧清(グー・チン)は三日後の決闘を申し込む。

国師(こくし)は洛惜塵を伴い王爷(おう)に謁見し、昊方城に漂う黒い瘴気について相談する。孫果(そんか)は妖魔の仕業だと断言し、対策を練る。同時に、孫果(そんか)は洛惜塵を王爷(おう)に紹介する。

紀若塵の居場所を知った吟風(イン・フォン)は西玄(せい げん)へ向かう。突然の訪問に驚く紀若塵に対し、吟風(イン・フォン)は彼の名声を聞きつけて訪ねてきたと告げる。

決闘当日、紀若塵は蔵経閣に隠れる。それを知った顧清(グー・チン)は激怒して彼を探しに行き、吟風(イン・フォン)が紀若塵を襲う場面に遭遇、紀若塵を庇う。この光景に既視感を覚える吟風(イン・フォン)だが、顧清が紀若塵をかばったことに苛立ちを覚える。その後、皆が駆けつけ、吟風(イン・フォン)は逃走。紀若塵と顧清が一緒にいるのを見た張殷殷は悲しみに暮れ、その場を去る。紀若塵は彼女を追いかけて慰める。

この時、紫陽(しよう)真人が結婚を提案し、顧清は承諾するが、紀若塵は強く仮対する。

第6話あらすじとネタバレ

紫陽(しよう)真人は紀若塵(ルオチェン)を訪ね、顧清(グー・チン)との縁談の利点を詳しく説明し、慎重に考えてこの申し出を受け入れるよう促しました。しかし、紀若塵(ルオチェン)は張殷殷(ジャン・インイン)以外とは結婚しないと断言します。紫陽(しよう)真人は、もし彼がその考えに固執すれば、西玄(せい げん)に災いをもたらし、張殷殷(ジャン・インイン)さえも巻き添えになると警告しました。仙縁と塵縁の選択を迫られた紀若塵(ルオチェン)は、心に決断を秘めます。その後、紫陽(しよう)真人は紀若塵(ルオチェン)に太玄宮で修行するよう命じました。

一方、張殷殷(ジャン・インイン)は顧清(グー・チン)と会い、二人は対面するやいなや刀を抜き、激しい戦いを繰り広げます。張殷殷(ジャン・インイン)は奮戦しますが、力の差は歴然としており、最終的には敗北を喫します。顧清(グー・チン)に勝つための力を得るため、張殷殷(ジャン・インイン)は洞窟に住む蘇柇を訪ね、妖狐の狐術を学ぶことを望みます。蘇柇は、妖狐になれば世間に蔑まれ、正派に追われる身となることを警告しますが、張殷殷(ジャン・インイン)の決意は固く、強くなるためならどんな犠牲も払う覚悟でした。彼女の揺るぎない意誌を見て、蘇柇は彼女を弟子として受け入れることにし、同時に、男に本気になってはいけない、それが敗北につながると諭します。

貴重な宝物が川に出現し、民の生活が脅かされていました。西玄(せい げん)はこの知らせを受け、宝物の捜索に乗り出します。この時、紀若塵(ルオチェン)は妖怪退治に出陣することを願い出ますが、紫陽(しよう)真人は彼の謫仙の身分が標的にされることを懸念します。しかし、他の真人たちの支持もあり、紀若塵(ルオチェン)は妖怪退治の機会を得ます。出発前、紀若塵(ルオチェン)は張殷殷に会おうとしますが、彼女の母親に拒否されます。張殷殷は彼に会いたくないと言っているとのことでした。紀若塵(ルオチェン)は残念そうにその場を去ります。

蘇柇の指導の下、数日間の修行を経て、張殷殷は目覚ましい成長を遂げます。彼女は尚秋水(チウシュイ) に紀若塵(ルオチェン)の消息を尋ね、彼が昊方で魔物退治に向かったことを知ると、彼を追いかけることを決意します。途中、両親に見つかり、鎮心殿に行ったことを白状します。真実を知った両親は深く悲しみ、張殷殷を軟禁することにします。

昊方へ向かう途中、紀若塵(ルオチェン)は師匠から魔物の情報を得て、すぐに行動を開始します。王爷(おう)は天下の仙人に呼びかけ、共に魔物に立ち向かうことを決めます。吟惜塵は、兄を傷つけた紀若塵(ルオチェン)が今回の魔物退治に参加していると聞き、孫果(そんか)に冤罪を晴らすための協力を求めます。

ある宿屋で、紀若塵(ルオチェン)は宿屋の主人の企みを見破り、仮病を使って相手をおびき寄せ、見事仮撃に成功します。一方、顧清(グー・チン)は紀若塵が昊方に向かったという知らせを聞き、自分も救援に向かうことを願い出ます。道中、吟風(イン・フォン)に出会い、ついてくるなと警告し、さもなくば厳しい結果が待っていると告げます。そう言うと、顧清(グー・チン)は吟風(イン・フォン)を置き去りにして一人で去っていきます。