塵縁(じんえん)あらすじ23話・24話、ネタバレ

第23話あらすじとネタバレ

無尽海(むじんかい)の主が間一髪で紀若塵(ルオチェン)を救出しました。援軍の到著に、紀若塵(ルオチェン)は助けを求めますが、主は自力で脱出するよう促します。妖皇はそれが幻術だと見破り、異変に気づいてすぐに紀若塵(ルオチェン)を追跡します。

塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~あらすじ、23話ネタバレ

蔓の束縛から逃れたばかりの紀若塵(ルオチェン)は、すぐに妖皇たちに追いつかれ、再び交戦しますが、辛くも逃げ延びます。しかし、逃走中に妖皇の術で落とされた手石に当たり、崖から落ちそうになりますが、突き出た岩にしがみつきます。妖皇がとどめを刺そうとした瞬間、崖底から青い光が放たれ、妖皇を撃退します。なんと、上古神兵である修羅茅が出現し、一撃で妖皇の配下を全て倒しました。修羅茅が紀若塵(ルオチェン)を主と認めたのを見て、妖皇は激怒し、再び攻撃しようとしますが、突然の妖風に目を覆われます。殷殷はこの機に紀若塵(ルオチェン)を連れてその場から逃げ出します。

実は、あの妖風は老神仙甲庚が通りすがりに使った術でした。紀若塵(ルオチェン)は老神仙に感謝を述べ、神力を使って一時的に霊力場を乱し、妖皇が二人を見つけられないようにしたことを知ります。その時、老神仙の息子、甲旋が目を覚まし、恐れる必要はないと告げます。その後、老神仙は紀若塵(ルオチェン)がここに来た理由を尋ね、事情を理解した後、息子が妖皇に重傷を負わされ、霊穴で療養を続けていることを語り、息子の回復まで霊穴の破壊を待つよう頼みます。

塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~あらすじ、23話ネタバレ

かつて殷殷を助けてもらった恩義もあり、紀若塵(ルオチェン)は老神仙の頼みを聞き入れます。老神仙は、殷殷が女媧涙を求めた際に記憶を失ったこと、妖毒は解けるものの、二人の間の記憶は戻らないことを告げます。これを聞いた紀若塵(ルオチェン)は考えに沈みます。

突然、霊穴の霊力が急激に増加し、危険に気づいていない甲旋は霊穴に近づき霊力を吸収し始め、次第に理性を失っていきます。最悪の事態を防ぐため、紀若塵(ルオチェン)は霊穴を破壊します。息子が混沌雷龍に変化する様を目の当たりにした老神仙は、紀若塵(ルオチェン)にそれを収め、居場所を与えてくれるよう懇願します。そこに妖皇が追ってきて、殷殷は二人を連れて急いで逃げます。

塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~あらすじ、23話ネタバレ

一方、石磯(シー・ジー)は夫が危険にさらされていると聞き、救援に向かいます。孫果(そんか)は吟風(イン・フォン)と顧清(グー・チン)を探し出し、紀若塵に対抗させようとします。紀若塵は老神仙の息子を収めたことに罪悪感を抱きながらも、老神仙の支持を得て全ての霊穴を破壊することを決意します。別れ際、老神仙は紀若塵に殷殷の記憶を回復させる方法をこっそりと教えますが、機会は年に一度しかなく、逃せば一年待たなければならないと言います。この情報を得て、紀若塵は希望を胸に老神仙と別れます。

間もなく、紀若塵と殷殷は再び妖皇と遭遇し、衝突します。同時に、孫果(そんか)は怪我を偽装して吟風(イン・フォン)と顧清(グー・チン)を騙し、紀若塵が魔道に堕ちたと吹き込み、顧清(グー・チン)もその嘘を信じ、吟風(イン・フォン)と共に紀若塵と戦うことを決意します。そして、紀若塵は秋水(チウシュイ)師兄と合流し、ある家で身を落ち著かせます。

第24話あらすじとネタバレ

石磯(シー・ジー)は殷殷に、紀若塵(ルオチェン)がずっと彼女に片思いしていたことを告げ、殷殷は大変驚きます。ある夜、殷殷は紀若塵(ルオチェン)を訪ねます。最初は、紀若塵(ルオチェン)は殷殷が自分を説得しに来たのだと勘違いしますが、殷殷は別れを告げに来たのだと説明します。会話の中で、殷殷は既視感を覚え、紀若塵(ルオチェン)に以前会ったことがあるかどうか尋ねます。

塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~あらすじ、24話ネタバレ

紀若塵(ルオチェン)は、殷殷が過去の記憶を取り戻し始めたと思い込み、興奮しますが、殷殷は紀若塵(ルオチェン)の言動に違和感を覚えます。機が熟したと感じた殷殷は、紀若塵(ルオチェン)に霊穴へ連れて行ってくれるよう頼みます。紀若塵(ルオチェン)が承諾しそうになったその時、彼は殷殷が記憶を取り戻したふりをしていることに気づき、誰が教えたのかと問い詰めます。企みが露見し、影に隠れていた者たちが姿を現します。紀若塵(ルオチェン)は数人に殷殷を西玄(せい げん)へ送り返すよう命じます。殷殷は計画の失敗に怒りながら去っていきますが、紀若塵(ルオチェン)が彼女を危険から守るためにそうしたとは知りません。

その後間もなく、紀若塵(ルオチェン)は誰かが近づいてくる気配を感じ、術を使うと殷殷と石磯(シー・ジー)だと分かります。殷殷の懇願にも関わらず、紀若塵(ルオチェン)は同行を断固拒否します。同時に、城門の外では孫果(そんか)たちが蒼生(そうせい)を救うという名目で結界を張り、城門を封鎖していました。零と青衣(チンイー)は結界に気づき、破壊しようと試みます。吟風(イン・フォン)と顧清(グー・チン)も現場に到著します。顧清(グー・チン)は紀若塵を傷つけたくないと考えていましたが、もはや避けられないと悟り、紀若塵が改心してくれることだけを願います。吟風(イン・フォン)は孫果(そんか)に惑わされ、結界の威力を増幅させ、顧清(グー・チン)に紀若塵と戦うよう説得しようとします。

塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~あらすじ、24話ネタバレ

城内では、殷殷は紀若塵の態度の変化に戸惑い、石磯(シー・ジー)に好きな気持ちはどんなものかと尋ね、「面倒くさい」という答えが返ってきます。しかし、彼女にとって紀若塵はそうではなく、むしろ一緒にいると心地良いと感じていました。ただ、それが好きという感情なのか確信が持てません。彼女が再び紀若塵を探そうとした時、紀若塵は彼女に好意を持っていることをはっきり否定します。しかし、殷殷は天星洞(てんせいどう)での出来事を思い出し、再び頭痛に襲われます。幸いにも零が駆けつけ、彼女を休ませ、紀若塵にこれ以上殷殷を傷つけるなと警告します。

孫果(そんか)たちは結界を完成させた後、城内に入り紀若塵を探しますが、殷殷、零、そして紀若塵の抵抗にあいます。戦闘中、殷殷は紀若塵を暗器から守ろうとして負傷します。殷殷の怪我を見た紀若塵は心を痛め、急いで治療を施します。一方、青衣(チンイー)と青龍白虎(びゃっこ)は貞武観(ていぶかん)の人々に捕らえられ、青衣(チンイー)は吟風(イン・フォン)を罵倒しますが、吟風(イン・フォン)は仮応しません。それでも顧清(グー・チン)は、紀若塵が何らかの力に操られていると信じており、吟風(イン・フォン)はそれに失望します。

塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~あらすじ、24話ネタバレ