第25話あらすじとネタバレ
事件の転換と和解
太后の人々は、貴重な翡翠のブレスレットが以前彼らの誰かの手元にあったことを知っていたため、今回は不問に付すことにし、人々には自製心を持ち、二度とこのようなことがないように注意するよう促しました。その後、太后は宋竹(そうちく)を呼び寄せ、蕭禹(しょうう)にも同行を希望しましたが、蕭禹(しょうう)は貴人に対面する勇気はないと断りました。
宋竹(そうちく)と対面した太后は、どこか見覚えがあると感じ、そばにいた侍女から宋家の三娘だと説明を受けました。なぜ疑わしい人物を助けたのかと問われた宋竹(そうちく)は、その人物はブレスレットを売って利益を得ようとしたのかもしれないが、単に持ち主を見つけられなかっただけかもしれないと冷静に答えました。太后的寛大な心によって、ブレスレットの褒美はさらに価値のあるものとなりました。そして、宋竹(そうちく)に何を褒美として欲しいかと尋ねた際、宋竹(そうちく)の淡泊な態度に感銘を受け、最終的にブレスレットを宋竹(そうちく)に贈りました。
夜探と迷路
夜、蕭禹(しょうう)は善款の調査のために秘密裏にやってきましたが、帰路で迷ってしまいました。ちょうどその時、家丁が蕭禹(しょうう)を発見し、顏欽若も駆けつけました。周霽(しゅうせい)と周霏(しゅうひ)もそこにいました。顏欽若は家丁を解散させた後、周霽(しゅうせい)が実家へ母親に会いに行きたいと説明しました。顏欽若は彼らの存在を疎かにしていたことに気づき、プレゼントを用意して車で送って帰りました。
周霽(しゅうせい)と周霏(しゅうひ)が去った後、周霏(しゅうひ)は顏欽若の兄が周霽(しゅうせい)に好意を持っていることを話しましたが、周霽(しゅうせい)は興味を示さず、周霏(しゅうひ)に余計なことを言うなと釘を刺しました。その隙に、蕭禹(しょうう)はそっとその場を離れましたが、再び迷ってしまい、宋竹(そうちく)の住居にたどり著いてしまいました。外から人の気配がしたので、蕭禹(しょうう)は慌てて宋竹(そうちく)を部屋に引きずり込みました。蕭禹(しょうう)が深夜に訪ねてきた理由を訝しがる宋竹(そうちく)に、蕭禹(しょうう)はここは便所だと思い間違えたと冗談を言いました。宋竹(そうちく)は仕方なく、蕭禹(しょうう)に早く立ち去るように促しました。
蕭禹(しょうう)は宋竹(そうちく)に道案内を頼みましたが、宋竹(そうちく)は最初は拒否しました。しかし、蕭禹(しょうう)の脅しに屈して、渋々蕭禹(しょうう)を自宅まで送ることになりました。翌日、福王(ふくおう)が太后を宮殿に連れ戻すため、蕭禹はそれを目撃してすぐに身を隠しました。その後、三叔と出会い、善款の一部が宜陽(ぎよう)書院の試合で対戦した他の書院の学生に流れていることが判明したことを告げられました。しかし、これらの学生の身元は疑わしく、さらなる調査が必要でした。宜陽(ぎよう)書院も寄付リストに含まれていることを考えると、何か裏があるのではないかと三叔は懸念しました。
帰来と新たな挑戦
宋竹一行が帰還すると、蕭禹が一人ぼっちでいるのを見て、彼の帰路について尋ねました。蕭禹は馬車に乗り遅れたため、一人で戻ってきたと答えました。宋竹が太后から褒美を授かったという噂が広まると、多くの招待状が届きましたが、宋竹は興味を示しませんでした。それを聞きつけた両親が訪ねてきて、宋竹の大好きな食べ物を差し入れながら、事情を心配そうに尋ねました。
三叔が蕭禹を訪ねてきて、善款の一部が宜陽(ぎよう)書院の試合で対戦した他の書院の学生に流れていることが判明したことを明かしました。しかし、これらの学生の身元は疑わしく、さらなる調査が必要でした。宜陽(ぎよう)書院も寄付リストに含まれていることを考えると、何か裏があるのではないかと三叔は懸念しました。
蕭禹は、武術オタクであるxから情報を得るために、武林秘伝を交換条件として提示することを提案しました。三叔は実現可能性に疑問を呈しましたが、それでも試してみることにしました。一方、顏欽若は蕭禹に自分の気持ちを告白しましたが、断られてしまいました。顏欽若は蕭禹が宋竹に気があると勘違いし、真相を知って落胆しました。宋竹に理論を述べに来た顏欽若に、宋竹は誤解を招いたのは自分の軽率さだと謝罪しましたが、顏欽若は宋竹を責めるべきではないと答えました。
第26話あらすじとネタバレ
愛情の葛藤と誤解
宋竹(そうちく)は、蕭禹(しょうう)が顏欽若を好きではないのは大きな損失だと考えています。一方、顏欽若は、誤解であれば早く解決したほうが良いと考えています。顏欽若に寄り添うために、宋竹(そうちく)は当日は帰らないことにしました。この決断に顏欽若は喜びます。
武功秘伝書と寄付金の真相
蕭禹(しょうう)は、部屋の整理中に偶然発見した武功秘伝書を申教頭(しんきょうとう)に渡します。武術に興味のある申教頭(しんきょうとう)のために、蕭禹(しょうう)は秘伝書を見てもらうことにしました。この機会に、蕭禹(しょうう)は寄付金について質問します。申教頭(しんきょうとう)は、顏欽若が入学した際、越国公(えつこくこう)が寄付を申し出たが、宋竹(そうちく)の父親に断られたと説明します。そこで越国公(えつこくこう)は、貧困な学生の学費として寄付金を提供しました。受給学生のリストの確認は張夫子(ちょうふし)が担当し、申教頭(しんきょうとう)は支給を担当しています。蕭禹(しょうう)は、この作業を手伝いたいと申し出ます。申教頭(しんきょうとう)は疑問を感じながらも、貴重な武功秘伝書の影響もあり、最終的に承諾しました。
申教頭(しんきょうとう)が蕭禹(しょうう)に手伝いを頼み、箱に入ったお金を運んで受給学生の家庭を訪問した際、蕭禹は箱の重さに驚きます。支給の過程で、蕭禹は今後の訪問計画があるのか尋ねます。申教頭は、それらはすべて越国公(えつこくこう)側が処理しており、自分は支給のみを担当していると答えます。問題が発生する可能性について、申教頭は越国公(えつこくこう)の善行であるため、問題はないと確信しています。
陰謀の暴露
三叔は、蕭禹に驚くべき発見を報告します。受給学生は実際には受け取ったお金を学院に返還し、その後姿を消したのです。明らかに、何者かが学生になりすまして助成金を騙し取っていたのです。さらに、三叔はこれらの銀両を無事に押収しました。現在、このお金を持っている人物が鍵となり、急いで行動する人物は問題がある可能性があります。
秘密行動と家庭の紛争
蕭禹は、山長の部屋から密かに助成金のリストを持ち出します。その瞬間を宋竹(そうちく)が目撃します。問い詰められた蕭禹は、ただリストを確認しただけで悪意はないと説明します。顏欽若に対する態度について、蕭禹は好きになったことはないと言い切り、早くはっきりさせたほうが良いと考えていると主張します。この言葉に宋竹(そうちく)は不満を感じます。
李家の危機と企み
寄付金が奪われたという知らせを受けた李県令は、事が発覚すれば命が危ないと焦ります。李夫人は、権勢を強めている宋家との縁談を進めるべきだと提案します。以前の縁談は断られたものの、もう一度試みる必要があると主張します。そこで、李県令は息子李文叔を伴い、再び宋家を訪れて縁談を申し込みます。しかし、宋夫人は娘の結婚はすでに決まっていると改めて主張し、二女の結婚は本人が決めるべきだと告げます。宋竹(そうちく)の婚約について、宋夫人は蕭禹との幼馴染みであることを明かします。
愛と責任の衝突
周霽(しゅうせい)は蕭禹を訪ねてきて、宋竹が自分に好意を持っていると告げます。しかし、蕭禹は周霽(しゅうせい)が宋竹を守れるのか心配します。この会話は、二人の複雑な感情と責任感の衝突を浮き彫りにします。
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