始まりは君の嘘あらすじ19話・20話、ネタバレ

第19話あらすじとネタバレ

鄭書意(ジョン･シューイー)は、目の前の人が偶然、彼女と親友との会話を聞いてしまったと知り、全てを打ち明ける決意をした。彼女は、最初は取材のために近づいたが、彼を知るうちに魅力に惹かれ、意図的に距離を縮めたのだと説明した。

鄭書意(ジョン･シューイー)は、場を和ませようと褒め言葉を口にするが、時宴(シー･イエン)は以前彼女が言った言葉を思い出し、黙り込んでしまう。彼はただ静かに彼女を見つめ、今後どうすれば鄭書意(ジョン･シューイー)にもっと自分を信じさせ、心を開いてもらえるかを考えていた。

一方、秦時月(ハタ･トキズキ)は家で一人暇を持て余し、喩遊教授に食事に誘うメッセージを送る。しかし、教授は江城におらず、今回の食事会は中止となる。

住まいへ戻った鄭書意(ジョン･シューイー)はすぐにパソコンを開き、悩んでいる問題について検索を始める。仕事で好きな人に接触し、プロとして振る舞えると思っていたが、予想外にも恋の渦中に巻き込まれてしまったのだ。解決策を見つけるために時間を費やすも、納得のいく答えは見つからず、椅子に深く腰掛け、落胆した様子を見せる。

唐亦は老関と会っている時、熟慮の末、老関から関係を進展させたいという意思表示を受ける。唐亦は考えた後、もっと時間が必要だと答える。結婚の経験がなく、こんなにも真剣な交際についてどう向き合えばいいのか分からなかったからだ。彼女の不安を聞いた老関は、鄭書意(ジョン･シューイー)と時宴(シー･イエン)のように、自分の気持ちを素直に伝えるようにと励ます。

喩遊教授は母親の家を訪ねた際に、鄭書意(ジョン･シューイー)との出来事を話していた。それを思い出し、彼は鄭書意に連絡を取る。その時、彼女は唐亦からの電話を受けたが、個人的なことをあまり話したくなかったため、すぐに電話を切った。心の中では時宴(シー･イエン)と一緒にいたいと願っていた。

時宴(シー･イエン)は一人で部屋でヤケ酒を飲んでいると、姪がやってきて慰めようとする。姪の言葉を聞き、時宴(シー･イエン)は何かに気づいた様子を見せる。彼が去った後、秦時月(ハタ･トキズキ)は一体どんな女性が弟をこんな状態にさせたのかと興味を持つ。

帰宅した老関は息子に関心のある女性について話し、彼女と残りの人生を共に過ごしたいと告げる。関済(グァン・ジー)は父の考えを全面的に支持し、将来の継母を受け入れると伝える。その後、老関は唐亦に電話をかけ、改めて食事の約束をする。

鄭書意は母親からのお見見合いの催促を受け、考えた末、秦時月(ハタ･トキズキ)を誘って一緒に行くことにする。三人で食事をしている間、秦時月(ハタ･トキズキ)は鄭書意と喩遊が楽しそうに話しているのを見て、少し寂しさを感じていた。

その最中、秦時月(ハタ･トキズキ)は祖父からの電話を受け、話を聞いてあげる。そして、この電話によって、時宴(シー･イエン)は鄭書意がお見合いに来ていることを知る。

鄭書意が化粧室に行っている間、秦時月(ハタ･トキズキ)は喩遊に鄭書意に好意を持っているのかと尋ねる。喩遊は鄭書意のような女性を好ましいと思っていることを隠さずに認める。

帰りの道で、鄭書意は時宴と偶然出会う。時宴は抑えきれない想いを爆発させ、彼女を強く抱きしめ、キスをする。しかし、すぐに電話がかかってきて、その甘い時間は中断されてしまう。鄭書意はデートの誘いをほのめかそうとするが、時宴から会社の残業を指示されてしまうのだった。

第20話あらすじとネタバレ

吹雪く中、鄭書意(ジョン･シューイー)は車に乗ろうとせず、身を寄せ合う相手にしがみつき、少し得意げにどれくらい待っていたのか尋ねた。程なくして鄭書意(ジョン･シューイー)の母親から電話がかかってきて、時宴(シー･イエン)は彼女を急いで車に乗せた。帰宅後も、母親は電話で娘に喩遊教授との関係を進展させるよう促していた。

会社に戻った鄭書意(ジョン･シューイー)は、上機嫌で、友人のSNSの投稿にも気づかないほどだった。日中は念入りに化粧をし、同僚たちは彼女の姿に驚いた。

一方、時宴(シー･イエン)は会議中、上の空だった。普段は真面目な彼が、時折微笑む様子に、隣の関済(グァン・ジー)と喩遊は不思議そうな顔をした。

夕食時、時宴(シー･イエン)は携帯で鄭書意(ジョン･シューイー)に食事をしたかどうか尋ねた。彼女がまだだと知ると、時宴(シー･イエン)は自ら出前を注文して彼女の元へ届けさせ、一粒も残さず食べるよう優しく声をかけた。

関済(グァン・ジー)は珊珊を見送った後、一緒に乗馬をしようと誘ったが、珊珊はきっぱりと断り、彼に本当に欲しいものは何かを自問自答するよう促した。

翌日、会社で鄭書意(ジョン･シューイー)は易楊という人物と面会した。彼は単刀直入に、彼女にあるインタビューへの参加を依頼し、彼女が考える間もなく、微信を追加して今後のことを話し合おうと提案した。

同僚たちを見送った後、鄭書意(ジョン･シューイー)は一人でオフィスに残って残業の準備をした。同じく残業中の時宴(シー･イエン)にメッセージを送り、二人は互いに励まし合い、週末に会う約束をした。お腹が空いたと感じた時、時宴(シー･イエン)がすでに温かい食事を用意してくれていたことに気づき、鄭書意は温かい気持ちでいっぱいになった。

その後、易楊から再び電話があり、鄭書意に彼のライブ配信スタジオへの見学を招待した。到著後、易楊がカメラに向かって自己紹介をするのを見て、鄭書意は彼が将来有望な人物だと気づいた。続いて、ブルース氏もスタジオに登場し、易楊と楽しそうに話をしていた。この知らせを聞いた時宴は、急に不安に襲われた。

喩遊教授は旧友に連絡を取り、協力を求めようとしたが、ブルース氏は彼らの依頼を丁重に断った。鄭書意は道すがら時宴にメッセージを送り続け、状況を尋ねたが、返信はなかった。心配になった彼女は、すぐに時宴の家へ向かい、彼を慰めた。時宴は一人で床に座って酒を飲んでいたが、彼女を見て、二人はこの時間を一緒に過ごすことにした。