第17話あらすじとネタバレ
静かなオフィスで、鄭書意(ジョン・シューイー)は上の空で机に座り、向かいの人の一挙一動をじっと見つめていた。そんな彼女の思考を邪魔するかのように、お腹がぐーっと鳴ってしまった。時宴(シー・イエン)はかすかな音に気づき、思わず彼女の方を見た。鄭書意(ジョン・シューイー)は少し恥ずかしそうにすると、時宴(シー・イエン)は食事に誘った。最初は頑なに拒否した彼女だったが、結局は彼の言葉に説得され、近くのレストランへと向かうことになった。レストランに着くと、鄭書意(ジョン・シューイー)は丁寧に時宴(シー・イエン)のために椅子の汚れを拭き取った。その行動に時宴(シー・イエン)は少し戸惑いながらも、一緒にテーブルを拭き始めた。
食事を始めようとしたその時、時宴(シー・イエン)の姪の秦時月(ハタ・トキズキ)から電話がかかってきた。彼女は道でトラブルに巻き込まれたという。故意に事故を起こした老人が示談を要求し、警察や病院への連絡をさせないのだ。両親が近くにいないため、秦時月(ハタ・トキズキ)は焦って時宴(シー・イエン)に助けを求めた。箸をつける間もなく、時宴はすぐに店を出ようとした。それを見た鄭書意(ジョン・シューイー)は心の中で委屈を感じたが、黙々と食事を続けることにした。そんな彼女を見て、時宴は一人残していくのが忍びなく、一緒に火鍋を食べることにした。
一方、秦時月(ハタ・トキズキ)は老人にどう対処すれば良いのか途方に迷っていた。その時、自転車に乗った喻遊(ユー・ヨウ)が通りかかり、困っている秦時月(ハタ・トキズキ)に気づいて、自ら問題解決の手助けをした。その後、秦時月(ハタ・トキズキ)が戻ってみると、時宴が鄭書意(ジョン・シューイー)と一緒に火鍋を食べているのを見て、驚きと喜びを感じた。
翌日、珊珊は友人と遊びに出かけた際に偶然関済(グァン・ジー)に会った。しかし、関済(グァン・ジー)が彼女と話そうとした瞬間、周りの人々が彼を引き離し、誰かが無理やり彼を連れて行ってしまった。
翌日の平日、秦時月(ハタ・トキズキ)は前夜の喻遊(ユー・ヨウ)の助けに感謝し、上機嫌で鄭書意(ジョン・シューイー)にその出来事を話した。鄭書意は話を聞き、喻遊(ユー・ヨウ)という人物への印象を深めた。
その後の1週間、時宴と彼のチームは社内で湛藍との提携について議論を重ねた。反対意見も出て、激しい議論が交わされた。
金曜、鄭書意は友人の誘いを断り、時宴に年末の約束を申し込んだ。断りの返事を受け取ったものの、彼女は落胆することなく、彼の帰りを待つことにした。
週末、鄭書意は友人とショッピングモールに出かけた。そこで秦時月は再び喻遊(ユー・ヨウ)と偶然出会い、嬉しそうに駆け寄って挨拶をしたが、一緒に夕食を食べることは叶わなかった。
夜になり、鄭書意は親友と火鍋を食べようと計画していた。ところが、そこで彼女を待っていた時宴と出会い、二人の再会がその夜に温かい彩りを添えた。
第18話あらすじとネタバレ
鄭書意(ジョン・シューイー)は手に荷物を持って、想い人の時宴(シー・イエン)の元へ小走りで向かっていた。すぐに時宴(シー・イエン)が追いつき、彼女の荷物を受け取った。時宴(シー・イエン)が誤解から嫉妬している様子に気づいた鄭書意(ジョン・シューイー)は、踵を返そうとしたが、時宴(シー・イエン)に引き止められ車に乗せられた。
車の中で、鄭書意(ジョン・シューイー)は時宴(シー・イエン)がまだ怒っていることに気づき、親友の珊珊と火鍋を食べに行く予定だったこと、彼が帰ってくることを知らなかったことを正直に話した。時宴(シー・イエン)の態度が変わらないのを見て、彼女は得意の甘えんぼ作戦を繰り出し、二人は仲直りした。時宴は今回の出張後、彼女と新年を過ごすためにわざわざ飛行機で戻ってきたことを明かし、それを聞いた鄭書意(ジョン・シューイー)は固く結ばれていた眉をようやく解き、心に感動が溢れた。
大晦日の夜、秦時月(ハタ・トキズキ)は家族と食卓を囲みながら、喩遊に何度もメッセージを送信し、一緒に年を越せないかと誘っていた。一方、鄭書意(ジョン・シューイー)と時宴は洋食のディナーを楽しんでいた。時宴は彼女にステーキを優しく取り分けてあげる。夕食後、二人は手をつないで星空を見に出かけ、時宴は「外の星も綺麗だけど、今夜の君の方がずっと綺麗だ」と囁いた。
その頃、関済(グァン・ジー)はこっそり外に出て珊珊に電話をかけ、状況を尋ねるが、またしても様々な言い訳でかわされてしまう。同時に、秦時月(ハタ・トキズキ)は夜空に咲く華やかな花火の写真を喩遊に送り、後で一緒に見られないかと尋ねた。ためらう喩遊に対し、秦時月(ハタ・トキズキ)は勇気を出し告白するが、結局断られてしまい、彼女の母親はそれに気づき、恋人のことを尋ね始めた。
年越し後、時宴は鄭書意(ジョン・シューイー)を家の前まで送った。別れ際、鄭書意は時宴からの告白を期待していたが、「新年おめでとう」の一言だけで、少しがっかりした。
翌日、鄭書意は珊珊と乗馬クラブで気分転換に出かけた。そこで偶然、時宴と関済(グァン・ジー)に遭遇する。挨拶を交わした後、一緒に乗馬を楽しむことになり、関済(グァン・ジー)は珊珊に熱心に乗馬の手ほどきをし、時宴にも客をもてなすように勧めた。
著替えの時、鄭書意はもやもやした気持ちで独り言を言っていた。そこに時宴がやってきて、彼女の言葉を偶然聞いてしまう。時宴が来たことに気づいた鄭書意は、特に弁解することなく、静かに自分の気持ちを伝えた。時宴は近づき、優しく彼女のベルトを締め、二人はとても近い距離になった。
準備が整い、時宴と鄭書意は一頭の馬に一緒に乗って進んでいく。途中、時宴は彼女が自分に近づいた目的と、これからのことを尋ねた。
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