始まりは君の嘘あらすじ29話・30話、ネタバレ

第29話あらすじとネタバレ

秦時月(チン・シーユエ)は、小舅(シャオジウジウ、年下の叔父)の話を聞き、女性の視点から、いつも女性側から積極的にアプローチするのは時間が経つにつれて疲れてしまうため、男性側も積極的に行動すべきだと考えます。彼女の言葉に時宴(シー･イエン)はハッとしますが、愛する人の仮応を考えると、少し悲しくなります。彼は、恋人が仕事のために自分に謝罪したものの、自分の気持ちを考慮していないように感じていました。秦時月(チン・シーユエ)はさらに自分の考えを共有し、喩遊(ユー・ヨウ)教授からメッセージを受け取った時、内心少し興奮します。

ベッドに座り、秦時月(チン・シーユエ)は人生の目標について考え始めます。その後、彼女の携帯電話が鳴り、喩遊(ユー・ヨウ)教授からの気遣いのメッセージが届きます。相手が積極的にアプローチしてくれたことに喜びを感じ、彼女は感謝の言葉を伝え、一人で病院へ注射を打ちに行くことにします。喩遊(ユー・ヨウ)は彼女がまたもや同行を拒んだため、黙って携帯電話を置きます。

部屋の中で、秦時月(チン・シーユエ)は自分の上司を褒め、彼のような人になりたいと願います。この瞬間、彼女は突然自分の人生の方向性を明確にし、興奮して出かけます。教室に戻って授業を受けていると、昔の同級生が彼女のために席を取っておいてくれました。秦時月(チン・シーユエ)は非常に感謝し、お礼に一緒にコーヒーを飲みに行こうと誘います。教壇に立っている喩遊(ユー・ヨウ)教授は二人のやり取りを見て、少し嫉妬心を抱きます。授業後、彼は秦時月(チン・シーユエ)に個人的に補習をし、二人は食堂へ食事に行くことにします。その途中、後輩の女子学生が秦時月(チン・シーユエ)を教授夫人だと勘違いします。喩遊(ユー・ヨウ)教授は何も説明せず、ただこの誤解を認めます。

会社の難題に直面し、時宴(シー･イエン)は同僚に助けを求めますが、同僚は遠回しに断り、黒馬(ブラックホース)会社との協力を提案します。鄭書意(ジョン・シューイー)はオフィスで易揚(イー・ヤン)からチャリティー晩餐会(チャリティーパーティー)への招待を受け、最初は断ろうとしますが、時宴(シー･イエン)も出席すると聞いて承諾します。晩餐会で、鄭書意(ジョン・シューイー)と時宴(シー･イエン)は出会いますが、言葉を失い、ただスカートを強く握りしめます。その時、時宴(シー･イエン)の元彼女が現れ、周りの人々の噂話を聞いた鄭書意(ジョン・シューイー)は、迷わずその場を去ります。彼らがお酒を飲んでいる間に、時宴(シー･イエン)の元彼女は復縁を迫りますが、時宴(シー･イエン)は冷たく拒絶します。

追いかけた後、時宴(シー･イエン)は鄭書意(ジョン・シューイー)が木に登ろうとしているのを見つけ、急いで止めます。この時の鄭書意(ジョン・シューイー)は酔っ払って大胆になっており、時宴(シー･イエン)の言うことを聞かず、冗談めかして自分をなだめるように言います。意外にも、時宴(シー･イエン)はプライドを捨てて彼女を褒め、さらには彼女を抱き上げて車に乗せます。

車の中で、鄭書意(ジョン・シューイー)は悔しさを感じ、心の内を打ち明けます。目が覚めた後、彼女は昨夜の出来事を覚えておらず、時宴(シー･イエン)との間に未来はないと考えます。オフィスに戻ると、易揚(イー・ヤン)は鄭書意(ジョン・シューイー)を喜ばせようとプレゼントを渡しにきます。これを知った時宴(シー･イエン)は非常に怒ります。鄭書意(ジョン・シューイー)は親友の説得で易揚(イー・ヤン)と付き合うべきか考え、関済(グァン・ジー)も友人に勇気を出して一歩踏み出すように励ましますが、当の本人は迷いの中にいます。

第30話あらすじとネタバレ

関済(グァン・ジー)は旧友との再会がこれほど重苦しい気持ちになるとは思ってもみなかった。そして、時宴(シー･イエン)もまた、自分がこんなにも悲しむことになるとは予想していなかった。鄭書意(ジョン・シューイー)は家に帰ってからも、心ここにあらずで仕事にも集中できない。彼女は突然、易楊(イー・ヤン)が言っていた、酔って時宴(シー･イエン)を罵ったという失態を思い出し、この恋にこれ以上何も期待しないと決意する。

しかし、鄭書意(ジョン・シューイー)が全てを諦めようとしたその時、時宴(シー･イエン)に想いを寄せる女性が海外から帰国し、雲創(ユンチュアン)公司の危機を救おうとする。田(ティエン)叔父は慌てて娘を時宴(シー･イエン)に託し、きちんと見送ってくれるよう頼む。夜になり、鄭書意(ジョン・シューイー)は一人で食堂に座り、時家での楽しい団欒を思い出し、複雑な気持ちになる。テレビに映し出されたある言葉にハッとさせられ、会社へ行き時宴(シー･イエン)と直接話し合って誤解を解こうと決意する。しかし、車から降りた時、時宴(シー･イエン)が見知らぬ女性と一緒にいるのを目撃してしまい、急遽運転手に会社へ戻るよう指示する。そこで彼女は、昨晩、時宴(シー･イエン)の幼馴染が帰国し、彼を助けに来たことを知る。

一方、関済(グァン・ジー)は恋人と乗馬クラブで子馬に名前を付けていたが、父親と唐亦(タン・イー)が現れ、その穏やかな時間を邪魔される。関済(グァン・ジー)はためらうことなく父親に恋人を紹介する。その時、畢若珊(ビー・ルオシャン)が時宴(シー･イエン)の姿に気づき、友人のために立ち上がり、不満をぶつける。緊迫した空気を感じ、関済(グァン・ジー)は慌てて仲裁に入る。

鄭書意(ジョン・シューイー)は会社に戻った後、編集長である唐亦から雲創が直面している苦境を知り、時宴(シー･イエン)を深く心配する。そして、自ら会う機会を求める。二人が会った時、気まずい雰囲気が漂い、鄭書意(ジョン・シューイー)は手を強く握りしめ、仕事の話で心の動揺を隠そうとする。しかし、時宴(シー･イエン)は彼女の冷たい態度に失望し、何も言うことはないと告げ、その場を去る。

階下へ降りた鄭書意(ジョン・シューイー)は、時宴(シー･イエン)が記者に囲まれているのを目撃し、事態の深刻さを悟る。帰宅後、許雨霊(シュー・ユーリン)にぶつかられたことで感情が爆発し、最終的に時宴(シー･イエン)のWeChatを削除することを決める。同じ頃、時宴はオフィスで仕事に追われ、同僚に言われてようやく麺を買いに行く。目の前の麺を見て、彼は思わず鄭書意(ジョン・シューイー)と過ごした楽しい日々を思い出し、二人のチャット履歴を見返す。

秦時月(チン・シーユエ)は喩遊(ユー・ヨウ)教授の授業に熱心に耳を傾けていた。授業後、ある学生からの告白を断り、二人は合わないと感じる。喩遊(ユー・ヨウ)は少し心配するが、秦時月(チン・シーユエ)の固い決意を見て、それ以上は何も言わない。その後、二人は川辺で互いの心の内を語り合い、愛を確かめ合う。

昼間、秦時月(チン・シーユエ)は彼氏と街を歩いている時に、鄭書意(ジョン・シューイー)が他の男性と親しげにしているのを目撃し、急いで叔父に知らせる。しかし、時宴はその知らせを聞いても眉をひそめるだけで、何も仮応を示さなかった。