始まりは君の嘘あらすじ27話・28話、ネタバレ

第27話あらすじとネタバレ

鄭書意(ジョン･シューイー)は夜通しベッドで過ごし、朝になると自ら起き上がり、窓を開けて新鮮な空気を深く吸い込み、いよいよ問題に取り組む準備を始めました。

同じ頃、喩遊は家でメッセージを受け取ると、急いで両親に別れを告げ、車を走らせました。

病院では、秦時月(ハタ･トキズキ)が静かに点滴治療を受けていました。弟は帰ろうとして、秦時月(ハタ･トキズキ)に休暇を取って家で療養するよう勧めます。秦時月(ハタ･トキズキ)は初めは仕事の事を考えて断りますが、家族の説得に負けて、最終的に同意します。

秦時月(ハタ･トキズキ)が病院を出て間もなく、喩遊教授は彼女を探しに病院へ駆けつけますが、既に姿はなく、焦って受付に尋ねると、迎えが来たことを知ります。彼はすぐに携帯を取り出し、メッセージを送ろうとしますが、自分の衝動に気づき、書いた文字を消してしまいます。

早朝、鄭書意(ジョン･シューイー)の母親は娘の部屋へ起こしに行きますが、娘が既に窓辺に座ってぼんやりしているのを見て驚きます。化粧もしておらず、母親に部屋から出て行って一人にしてほしいと頼みます。母親は部屋を出て、父親に娘の様子がおかしいこと、朝早く起きて何をしているのか分からないと話します。

鄭書意(ジョン･シューイー)は服を著替えると誰かにメッセージを送りますが、返信がありません。そこで電話をかけると、珍しく時宴(シー･イエン)が出ますが、何も話しません。鄭書意(ジョン･シューイー)はなんとか会話をしようと、直接会って話を聞くよう誘います。しかし時宴(シー･イエン)は、これ以上彼女の「芝居」は見たくないとはっきり断ります。この言葉を聞いて、鄭書意(ジョン･シューイー)は涙をこらえきれず、静かに謝罪します。

その後、鄭書意(ジョン･シューイー)はずっと元気がなく、部屋に閉じこもって寝ていることが多くなり、食事の時も母親に何度も呼ばれてやっと出てきます。娘の落ち込んだ様子を見た母親は、喩遊との仲を取り持とうとしますが、鄭書意にはその気はありません。

ベッドに横たわる鄭書意は気力を失っており、時宴(シー･イエン)も仕事に身が入らず、長い時間携帯画面を見つめています。易楊はプレゼントを持って鄭書意を見舞いに来ますが、彼女の母親は二人が喧嘩でもしたのかと思い、二人の仲を応援しようとします。

しばらくして、時宴(シー･イエン)は友人たちと乗馬に出かけます。その途中、三人はほぼ同時に携帯を取り出し、それぞれ想う人に連絡を取ろうとします。

関済(グァン・ジー)は畢若珊(ビー･ルオシャン)がよく通る道で待っていましたが、彼女が車に乗って去っていくのを見て、慌てて車で追いかけます。車から降りた後、ついに我慢できずに畢若珊(ビー･ルオシャン)を車から引きずり出し、自分の気持ちを告白します。二人はすぐに仲直りし、改めて交際を始めることになります。

失恋した鄭書意は、親友の恋の進展を知らずに、彼女に相談しようとします。その後、彼女は一人で旅に出て仕事に打ち込み、時宴(シー･イエン)はすぐに彼女の携帯での活動を目にします。

第28話あらすじとネタバレ

時宴(シー･イエン)は鄭書意(ジョン･シューイー)からのメッセージを見て慌てて彼女のモーメンツ(朋友圈)を開くと、インタビューのことが既に公開されているのを見つけました。その時、彼は深い失望感を覚え、好きな人の心の中では自分が特別な存在ではないのかもしれないと悟りました。車で立ち去ろうとしたその時、ふと隣の車に目が留まり、運転手と車の買い替えについて話し始めました。

体調が回復した秦時月(ハタ･トキズキ)は道を歩いていると、クラスメートから授業ノートを共有してもらいました。二人は話が弾み、とても気が合いました。ちょうどその時、喻遊(ユー･ヨウ)教授が通りかかり、この光景を見て少し不機嫌になりました。彼は二人に近づいて挨拶をし、珍しく食事に誘いました。秦時月(ハタ･トキズキ)は驚きながらも、喜んで承諾しました。

食事中、少し気まずい雰囲気の中、喻遊(ユー･ヨウ)は初めて自分から話題を切り出し、引き続き授業を行うこと、そしてノートを貸すことを申し出ました。秦時月(ハタ･トキズキ)は彼の突然の熱意に戸惑い、いつも喻遊(ユー･ヨウ)に自分が簡単に手に入ると思わせてはいけないと気づきました。そこで、彼女は次の数日間は授業に出られないと伝え、喻遊(ユー･ヨウ)は少しがっかりした様子でした。

仕事中の鄭書意(ジョン･シューイー)は、偶然にも休暇届を出しに来た秦時月(ハタ･トキズキ)に出会いました。これは時宴(シー･イエン)が仕組んだことで、彼女の周りの親しい人たちを遠ざけようとしているのだと知りました。そこで、鄭書意(ジョン･シューイー)は時宴(シー･イエン)に直接話をしようとしましたが、彼は会ってくれませんでした。仕方なく、彼女は携帯で謝罪のメッセージを送り、仕事の継続を頼みました。しかし、時宴(シー･イエン)はメッセージを読んだ後、怒って携帯を投げ捨て、彼女の連絡先を躊躇なく削除しました。

深く傷ついた鄭書意(ジョン･シューイー)は仕事に戻りましたが、調子が悪く、再び時宴(シー･イエン)に連絡を取り、今回の仕事から降りるとまで言いました。時宴(シー･イエン)はメールを受け取ると、アシスタントに状況分析をさせ、さらに怒りを募らせました。

返事がないまま、鄭書意(ジョン･シューイー)は編集長のオフィスへ行き、電子書籍の仕事を他の同僚に引き継いでもらおうとしました。唐亦はそこで初めて彼女と時宴の間のトラブルを知り、彼女に慎重に考えるように忠告しました。

鄭書意(ジョン･シューイー)は親友に電話をかけ、慰めを求めました。彼女の話を聞いた親友は同情し、ゆっくり休んで事態の好転を待つようにアドバイスしました。一方、許雨灵は鄭書意と時宴の争いを知ると、以前のような態度に戻り、インタビューを拒否された時宴に接触を試みました。

易楊はインタビューを口実に鄭書意を街に連れ出し、気分転換をさせました。鄭書意がスランプに陥った時には、易楊は別の場所で彼女をリラックスさせました。休憩中、鄭書意は易楊の助けに感謝しました。

喻遊(ユー･ヨウ)に会った時、鄭書意は時宴の状況を尋ねました。喻遊(ユー･ヨウ)は友人の話を詳しく語り、鄭書意は自分の問題点に気づきました。

夜になり、時宴は一人で眠れずに、暗いリビングで考え事をしました。姪が来たことで、彼は心の内の悩みを打ち明けることができました。