バッド・キッズ 隠秘之罪(最終回)あらすじ11話・12話、ネタバレ

第11話あらすじとネタバレ

厳良(ヤン・リアン)は朝陽(チャオヤン)の家へ行き、コピーカードの事を問い詰めました。しかし、朝陽(チャオヤン)は何もコピーしていないと言い張ります。普普(プープー)が張東昇(ジャン・ドンション)に捕まっている今、厳良(ヤン・リアン)はコピーカードが存在しないという朝陽(チャオヤン)の言葉を信じられません。朝陽(チャオヤン)の裏切りに怒り、彼を突き放して普普(プープー)を助けに向かおうとします。その後、朝陽(チャオヤン)は張東昇(ジャン・ドンション)に電話をかけ、事情を説明し普普(プープー)を解放するよう頼みますが、張東昇(ジャン・ドンション)はもはや彼らの言葉を信じません。厳良(ヤン・リアン)が警察に通報しようとしていることを知ると、張東昇(ジャン・ドンション)は電話で厳良(ヤン・リアン)を脅し、通報すれば普普(プープー)の命が危ないと警告します。

夜、朝陽(チャオヤン)はこっそり家を出て海辺で厳良(ヤン・リアン)を探します。再会した途端、厳良(ヤン・リアン)に殴られ、自分のした事の重大さを改めて認識します。それでも普普(プープー)を救いたい一心で、朝陽は例の空のカードを使って張東昇(ジャン・ドンション)を騙す計画を厳良(ヤン・リアン)に提案します。一方、葉軍(ヨウ・グン)は海辺の事件が王立(ワン・リー)と関係していることを突き止め、王瑤 (ワン・ヨウ)に話を聞きに行きます。王瑤 (ワン・ヨウ)は王立(ワン・リー)について二転三転する証言をし、弟とは2年も連絡を取っていないと主張しますが、その不自然な仮応は葉警官の疑念を招きます。同時に、王瑤 (ワン・ヨウ)も王立(ワン・リー)の行動に不審を抱き、翌日朱永平(シュ・ヨンピン)と一緒に水産工場へ行くことにします。

翌日、朱永平(シュ・ヨンピン)と王瑤 (ワン・ヨウ)は水産工場へ行き、合鍵を使って地下の冷凍庫に入ります。出ようとしたその時、水に浸かった王立(ワン・リー)の遺体を発見します。朱永平(シュ・ヨンピン)が通報しようとしたまさにその時、張東昇(ジャン・ドンション)に棒で殴られ気を失ってしまいます。朱永平(シュ・ヨンピン)がなかなか戻って来ないので、王瑤 (ワン・ヨウ)は探しに行きますが、そこで張東昇に遭遇し、絞殺されてしまいます。同じ頃、朝陽と厳良(ヤン・リアン)は約束通り水産工場へ到著します。朝陽は父の車が停まっているのを見て異変を感じ、工場に入った途端、張東昇に閉じ込められてしまいます。

一方、厳良(ヤン・リアン)は別の入口からこっそり工場に入り、縛られている朱永平(シュ・ヨンピン)を見つけます。助け出そうとした時、外で朝陽が叫ぶ声を聞き、先に朝陽を助けに向かいます。厳良(ヤン・リアン)は物陰に隠れ、陳警官に助けを求めるメールを送ります。その頃、朝陽も工場内に連れてこられ、朱永平(シュ・ヨンピン)の隣に縛られます。メールを見た陳警官は事態の緊急性を察知し、厳良(ヤン・リアン)に電話をかけますが、それが逆に厳良(ヤン・リアン)の位置を張東昇に知らせてしまいます。張東昇が厳良を探しに出ている隙に、朱永平は縄を解き、張東昇と格闘しますが、怪我を負ってしまいます。それでも朱永平は朝陽の縄を解き、気を失います。気を失った父を抱きしめながら、朝陽は朱晶晶(ショウショウ)のことを思い出し、強く生きて母を守ると誓います。

戻ってきた張東昇は厳良と戦い、殴られて気を失います。厳良は急いで普普(プープー)を探しに行きます。間もなく、張東昇は意識を取り戻しますが、状況が絶望的だと悟り、冷凍庫の全てのドアを閉め、水産工場に火をつけます。朝陽は板を押し開けて換気ダクトから脱出しようと試み、厳良の名前を叫びます。二人は協力して換気ダクトに近づきます。バイクで駆けつけた老陳は、古傷が悪化しますが、火があまりにも大きく、消防隊でも消火できないほどの勢いだと気づきます。

最終回(第12話)あらすじとネタバレ

火災鎮火後、葉警官率いるチームは水産工場を徹底的に捜索し、明らかな格闘の痕跡を発見しました。朱朝陽(チャオヤン)と厳良(ヤン・リアン)は換気口から現場を脱出し、二人とも無言でした。春紅は心配のあまり二人を家に連れ帰りました。家に帰ると、朝陽(チャオヤン)は父親が以前つけてくれた身長の印をじっと見つめるだけで、何も言いませんでした。一方、厳良(ヤン・リアン)は一人で出ていき、ある場所で横になって休みました。張東昇(ジャン・ドンション)は窓の外に立ち、一度は飛び降りてすべてを終わらせようと考えましたが、結局勇気が出ず、窓枠から部屋に戻り、床に倒れ込みました。

翌日、厳良(ヤン・リアン)は父親に会いに行き、これが最後の別れになるかもしれないと思いながら、別れを告げました。立ち去ろうとした時、厳文斌(ゲン・ブンビン)は突然息子の手を掴み、梨を渡しました。父親がついに自分を思い出してくれたことに、厳良(ヤン・リアン)は安堵しました。一方、朱朝陽(チャオヤン)は警察署へ行き、事情聴取を受けました。その後、警察は張東昇(ジャン・ドンション)の職場を訪れ、状況を調べました。捜査の中で、張東昇(ジャン・ドンション)の爪の間のガソリンや引き出しの中の薬など、いくつかの不審な手がかりが見つかりました。

朝陽(チャオヤン)は窓の外に立ち、かつて厳良(ヤン・リアン)、普普(プープー)と一緒に壁に描いた絵をじっと見つめていました。すると、聞き覚えのある笛の音が再び聞こえてきました。厳良(ヤン・リアン)でした。朝陽(チャオヤン)は厳良(ヤン・リアン)に、自分が警察に嘘をつき、父親の遺誌に従って人生をやり直すつもりだと伝えました。しかし、厳良(ヤン・リアン)はこれ以上罪のない人が犠牲にならないよう、警察にすべてを告白すべきだと主張しました。朝陽(チャオヤン)は最終的に厳良(ヤン・リアン)の意見に同意しました。葉軍(ヨウ・グン)は張東昇(ジャン・ドンション)に疑いを持ち、六峰山の老夫婦の転落事故と張東昇(ジャン・ドンション)の妻の死因を再捜査しました。そして、監視カメラの映像から重要な証拠を発見し、すぐに張東昇(ジャン・ドンション)を逮捕し、朝陽(チャオヤン)にも事情を聞きました。

朝陽(チャオヤン)はコピーカードを使って張東昇を指定の場所に誘い出しました。厳良(ヤン・リアン)は事前に老陳に金を渡し、欣欣(シンシン)の治療費に充ててほしいと頼んでいました。普普(プープー)が亡くなったことを知った厳良(ヤン・リアン)は、すべての犠牲者のために復讐することを決意しました。張東昇が近づいてくると、厳良(ヤン・リアン)はすぐに駆け寄り、格闘を始めました。しかし、そこで意外にも普普(プープー)が生きていることを知ります。張東昇は朝陽を唆し、復讐のために自分を殺させようとしました。朝陽がまさに手を下そうとしたその時、厳良が駆けつけ、真相を告げ、張東昇のような人間になるなと警告しました。その後、三人はもみ合いになり、海に落ちそうになりましたが、最終的に助けられました。

朝陽が迷っているところに、警察が到著しました。張東昇は朝陽を襲おうとしましたが、警察に射殺されました。老陳は海から厳良を救出し、幸いにも命に別状はありませんでした。意識を取り戻した厳良は、悪いことはしていないと老陳に嬉しそうに伝えました。この事件の後、朝陽と厳良は警察にすべてを自白しました。新学期が始まり、朝陽は学校に戻りました。厳良も欣欣(シンシン)と普普(プープー)に会いに行く予定で、しっかり勉強して警察官になると誓いました。

最後に、朝陽は勇気を出して普普(プープー)からもらった手紙を開けました。手紙の中で、普普(プープー)は晶晶(ショウショウ)のことを厳良に話していないこと、そして朝陽への感謝の気持ちを伝えていました。普普(プープー)は朝陽が晶晶(ショウショウ)のことをすべて告白し、本当の意味で人生をやり直せるようにと願っていました。手紙を読み終えた朝陽は涙を流し、警察を連れて晶晶(ショウショウ)が落ちた場所に行き、事件の顛末を詳しく話しました。物語はここで終わります。