バッド・キッズ 隠秘之罪あらすじ9話・10話、ネタバレ

第9話あらすじとネタバレ

普普(プープー)は夜に出歩くのは危ないと感じていましたが、朝陽(チャオヤン)を見送ることにしました。しかし、二人が外に出た途端、王立(ワン・リー)が朝陽(チャオヤン)を襲う場面を目撃します。それを見た厳良(ヤン・リアン)は、ビール瓶で王瑤 (ワン・ヨウ)の弟を殴り、朝陽(チャオヤン)を助けようとしました。しかし、男はひるむことなく、逆に厳良(ヤン・リアン)を挑発します。揉み合いの中、老陳が現場に到著しますが、不運にも、争っている最中にガラス瓶で腹部を刺されてしまいます。全てを目撃した厳良(ヤン・リアン)は急いで救急車を呼びました。一方、王瑤 (ワン・ヨウ)の弟は朝陽(チャオヤン)を車に引きずり込み、急いでその場から逃走します。普普(プープー)は追いかけることができず、遠ざかる車を見つめるしかありませんでした。

その時、車の中にいた張東昇(ジャン・ドンション)は一部始終を目撃し、何かおかしいと感じ、普普(プープー)を自分の車に乗せ、あの車を追いかけると言います。車中、張東昇(ジャン・ドンション)は普普(プープー)に真実を話すよう迫り、さもなければ車を止めると脅します。普普(プープー)はやむを得ず事情を説明しました。朝陽(チャオヤン)は水産工場の池に縛り付けられており、王瑤 (ワン・ヨウ)の弟は朱永平(シュ・ヨンピン)に電話をかけ、朝陽(チャオヤン)に再び事件の顛末を話させようとします。朝陽は父親に助けを求めて叫びました。一方、負傷した老陳は病院に搬送され、病院前で厳良(ヤン・リアン)は心配のあまり涙を流します。

張東昇(ジャン・ドンション)は現場に到著後、普普(プープー)を車に残し、王立(ワン・リー)の車には誰もいないことを確認すると、水産工場の警報を鳴らしました。物音を聞きつけた王瑤 (ワン・ヨウ)の弟が様子を見に来ると、張東昇(ジャン・ドンション)を朝陽の味方だと勘違いし、暴行を加え、無理やり跪かせます。もみ合ううち、張東昇(ジャン・ドンション)はナイフを見つけ、それで王瑤 (ワン・ヨウ)の弟を殺害しました。朱永平(シュ・ヨンピン)は知らせを受け、車で王瑤 (ワン・ヨウ)を探し回り、朝陽に何かあれば弟を許さないと脅します。緊張した王瑤 (ワン・ヨウ)は張東昇(ジャン・ドンション)に電話をかけますが、張東昇は電話を切り、証拠隠滅を図ります。

朱永平(シュ・ヨンピン)はついに朝陽を見つけ出し、連れ帰ります。王瑤 (ワン・ヨウ)には王立(ワン・リー)に落とし前をつけろと言い残しました。車に戻った王瑤 (ワン・ヨウ)は、キーがイグニッションに差し込まれていることに気づき、張東昇に居場所を尋ねるメッセージを送ります。張東昇は王立(ワン・リー)の携帯電話を使い、電話に出られないと返信します。春紅は朱永平(シュ・ヨンピン)に、朝陽に何かあれば許さないと警告します。警察は老陳を襲った事件を捜査中で、王瑤 (ワン・ヨウ)は病院に行き、朱永平(シュ・ヨンピン)に王立(ワン・リー)を訴えないよう朝陽を説得してほしいと頼み、どんな条件でも飲むと約束しますが、朝陽が目を覚ましてから決めてほしいと言います。

目を覚ました朝陽は父親に昨晩のことを話しません。朱永平(シュ・ヨンピン)は息子を失うことを恐れ、王瑤 (ワン・ヨウ)の許しを得たいと思い、王立(ワン・リー)の責任をこれ以上追及しようとはしません。その時、張東昇が病院に朝陽を訪ね、この件を隠蔽するよう説得します。張東昇はすでに普普(プープー)から全てを聞いており、今や彼らは運命共同体だからです。彼はまた、厳良(ヤン・リアン)と普普(プープー)が船で出発したことを朝陽に伝え、秘密を守れば皆が普通の生活に戻れると説得します。しかし、台風の影響で全ての船が欠航となり、厳良(ヤン・リアン)と普普(プープー)は埠頭に足止めされます。

熱を出した普普(プープー)を看病するため、厳良(ヤン・リアン)は埠頭近くのホテルに500元の部屋を借りますが、予期せぬ警察の臨検を受けます。二人は身分証明書を持っておらず、厳良(ヤン・リアン)は慌てて普普(プープー)を起こし、一緒に逃げ出します。外は激しい風雨で、二人はついに張東昇のところへ助けを求めることにします。

第10話あらすじとネタバレ

夜、警察の葉軍(ヨウ・グン)が朝陽(チャオヤン)の家を訪れ、事件当夜のことを尋ねた。朱永平(シュ・ヨンピン)と張東昇(ジャン・ドンション)、そして事件の複雑さを考えた朝陽(チャオヤン)は、嘘をつくことにした。父親に連れられて水産工場のプールに行った際、誤って冷凍庫に閉じ込められてしまったと葉軍(ヨウ・グン)に説明した。隣の部屋にいた母親の春紅は、息子に真実を話すよう懇願したが、朝陽(チャオヤン)は嘘をつき通した。春紅は警察の前で、そんなことはありえないと必死に訴えた。朝陽(チャオヤン)は葉軍(ヨウ・グン)に疲れたと言い、葉軍(ヨウ・グン)もそれ以上追及せず、その場を後にした。

病室に戻ると、春紅は再び朝陽(チャオヤン)を問い詰めたが、朝陽(チャオヤン)は嘘をついていないと言い張った。春紅は怒りに震え、朝陽の腕を掴み、朱永平(シュ・ヨンピン)に忠実すぎること、そして朱永平(シュ・ヨンピン)が二人を捨てたことを責めた。朝陽は、離婚協議書は母親が父親に無理やりサインさせたもので、幼いながらも全てを覚えていると仮論した。一方、帰宅した朱永平(シュ・ヨンピン)は王瑤 (ワン・ヨウ)から王立(ワン・リー)のことを聞かれ、朝陽が警察に何も話していないことを知ると、王立(ワン・リー)に早く戻るようメッセージを送った。しかし、王立(ワン・リー)の携帯から返信してきたのは張東昇(ジャン・ドンション)で、しばらく姿を消すと言い、連絡しないよう告げた。

その頃、家で娘とテレビを見ていた葉軍(ヨウ・グン)は電話を受け、老陳の容態が少し良くなったことを知り、病院へ向かい、改めて王立(ワン・リー)について詳しく聞いた。老陳から得た情報をもとに、葉軍(ヨウ・グン)はチームを率いて王立(ワン・リー)の足取りを調べ始めた。同時に、海辺でも捜索が行われていた。高利貸しが押しかけてきたことで、厳良(ヤン・リアン)と普普(プープー)は、借金の債務者が張東昇(ジャン・ドンション)であることを知った。関係が露呈するのを恐れた張東昇(ジャン・ドンション)は、二人を義両親の家に預けることにした。

朱永平(シュ・ヨンピン)は朝陽の帰宅を家の前で待っていた。家に入ると、壁に記された朝陽の成長記録を見て、朝陽に定規を取ってこさせ、最新の身長を書き加え、下水管も修理した。一方、張東昇(ジャン・ドンション)は厳良(ヤン・リアン)と普普(プープー)を義両親の家に預け、その場を去った。普普(プープー)は張東昇(ジャン・ドンション)の優しさを感じ始めていた。葉軍(ヨウ・グン)は厳良(ヤン・リアン)と普普(プープー)が以前住んでいた場所を見つけ、船の下からガソリンと張東昇の絵を発見した。

老陳は普段、牛腩粉を食べないが、厳良(ヤン・リアン)がこっそりナースステーションに届けたのを見て、お腹が空いたと言い、食べることにした。その後、張東昇は普普(プープー)と厳良(ヤン・リアン)を連れて朝陽と食事をした。その席で、朝陽は厳良(ヤン・リアン)にコピーカードを諦めて事を収めるよう提案したが、厳良(ヤン・リアン)はまだ考えたいと言った。この会話は、トイレの外にいた張東昇に偶然聞かれてしまった。張東昇は預金に連れて行くふりをして厳良(ヤン・リアン)を人気のない場所に連れ出し、コピーカードを渡すよう迫った。脅迫された厳良(ヤン・リアン)は、仕方なくカードを渡した。

帰宅した張東昇は、カードに何もデータが入っていないことに気づき、必死に普普(プープー)のバッグを探し始めた。普普(プープー)は帰宅後、その様子を見て何が起きたのか分からなかった。張東昇にコピーカードの所在を問い詰められた普普(プープー)は、事情を知らないため喘息の発作を起こした。張東昇は薬を見つけたが使い方が分からず、普普(プープー)は意識を失ってしまった。張東昇は救急車を呼んだが、住所を聞かれた時、ためらってしまった。