女神様の縁結びあらすじ5話・6話、ネタバレ

第5話あらすじとネタバレ

衛起(えいき) は妹の衛晴(えいせい)に呼ばれ、周縁(しゅうえん)を連れて衛晴(えいせい)の家へ向かいます。 好ましくない男たちを避けるため、衛晴(えいせい)は家の前に仕掛けを施していました。仕掛けに触れると煙の攻撃を受け、全身が耐え難いかゆみに襲われます。 不運にも、周縁(しゅうえん)が最初の犠牲者となってしまいました。衛(えい)家の人間は幼い頃から薬湯に浸かっているため、この痒み粉には免疫があると聞いた周縁(しゅうえん)は、衛起(えいき) の腕を噛んで彼にも痒みを移します。 突然の事態に、二人は薬草で痒みを鎮めるためにお風呂の準備を急ぎます。しかし、薬草は一人分しかなく、女性である周縁(しゅうえん)は当然衛起(えいき) と一緒にお風呂に入りたくありません。 押し問答の末、周縁(しゅうえん)が優先的に入浴することになりました。

女神様の縁結びあらすじ、5話ネタバレ

お風呂上がりの周縁(しゅうえん)は気分が良くなり、部屋で休むことにします。衛起(えいき) は彼女に今日はむやみに出歩かないように忠告しますが、周縁(しゅうえん)は聞き入れません。部屋を出たとたん、酒壺を託され、亭に届けるように言われます。 同行する侍女に理由を尋ね、今日は衛晴(えいせい)の夫の命日だと知ります。

涼亭で、衛起(えいき) は衛晴(えいせい)に付き添って酒を飲みます。衛晴(えいせい)は特別な「真心酒」があると語り、それを飲むと本音を吐露してしまうと言います。衛起(えいき) は最初は冗談だと思っていましたが、すぐに自分の意思とは関係なく真実を語り始め、自分が誤ってその酒を飲んでしまったことに気づきます。周縁(しゅうえん)は成り行きを見守ることしかできません。

女神様の縁結びあらすじ、5話ネタバレ

衛起(えいき) の本音を聞いた周縁(しゅうえん)は、彼が縁結びを大切に思っていることを知ります。思わず衛起(えいき) を褒めようとしますが、自分が男装していることを思い出し、言葉を飲み込みます。 代わりに、彼女は衛起(えいき) の手を取り、「如夢之境(ゆめみのきょうかい)」へと誘います。そこで二人は桃の木の下で折れた枝ーー相思木を拾い、火をつけます。 桃の木にかけられた無数の赤い紐、愛の象徴を見ながら、衛起(えいき) は月下老人の存在を信じます。

衛晴(えいせい)は、かつて夫を戦場へ送り出したことを深く後悔しており、何年も経った今でも亡き夫を偲ぶ悲しみから抜け出せずにいました。特に命日の今日は、その気持ちがより一層強くなっていました。 衛起(えいき) に頼まれた周縁(しゅうえん)は、相思木の力を使って衛晴(えいせい)に夢の中で亡き夫と再会させます。衛晴(えいせい)は感動のあまり涙を流しながらも、安堵の笑みを浮かべます。

女神様の縁結びあらすじ、5話ネタバレ

衛晴(えいせい)がようやく安らかに眠るのを見て、衛起(えいき) は周縁(しゅうえん)に感謝し、自分の未来を彼女に託したいとまで言います。 あまりにも真剣な告白に、周縁(しゅうえん)は思わず一歩後ずさりし、ベッドにつまずいて衛起を巻き込み一緒に倒れこんでしまいます。結果、二人は思いがけず同じベッドで一夜を過ごすことになります。

林煙(りんえん)は特殊能力で衛起と周縁の親密な関係を知り、興味を抱きます。甯嵐(ねいらん)は無理やり五章分の執筆をさせられ、不満を募らせています。林煙(りんえん)に文句を言おうとした際に、彼女が衛起のことを記録しているのを見つけ、それをネタに互いに幹渉しないように持ちかけます。

女神様の縁結びあらすじ、5話ネタバレ

いつも給料日に一番乗りだった裴因(はいいん)が、二ヶ月も月下楼に姿を見せなくなりました。これに気づいた崔蛍は、異人館から未登録の言霊(ことだま)使いが現れたという知らせを受け、調査を開始します。甯嵐(ねいらん)が月下楼にいたことを突き止め、紙鶴で裴因(はいいん)にすぐに戻ってくるように伝えます。しかし、裴因(はいいん)は手紙を捨ててしまいます。激怒した崔蛍は、「死ね」と書かれた黒い紙鶴を送りつけます。

裴因(はいいん)は雲上閣(うんじょうかく)に留まるのは危険だと悟り、金庫を開けると空っぽだったため、逃げるための資金を調達しようと決意します。

甯嵐(ねいらん)は念話で周縁に、林煙(りんえん)こそが衛起に片思いしている女性だと伝えます。周縁は林煙(りんえん)を見つけ、衛起に会わせようとしますが、林煙(りんえん)は井戸に飛び込もうとするほど拒絶します。 驚いた周縁は、林煙(りんえん)が既に衛起と知り合いで、かつて彼に助けられたことがあるものの、衛起は彼女の記憶がないことを知ります。

最近、持ち主の運勢を仮映するという桃花図が流行しており、李眠(りみん)は二枚買ってきて、自分の桃花運を自慢しながら、衛起には必要ないだろうとからかいます。

第6話あらすじとネタバレ

李眠(りみん)が桃花図を広げると、満開の桃花が描かれており、彼の最近の恋愛運の良さを示していました。傍らの衛起(えいき) は羨ましそうに見つめ、李眠(りみん)の製止を聞かず、もう一枚の絵を見ようとします。しかし、開いてみると真っ白でした。衛起(えいき) は諦めきれず何度も確認しますが、結局失望し、怒って絵を破ろうとします。李眠(りみん)は慌てて止め、縁はまだ来ていないだけだと慰め、衝動的な行動は慎むように諭します。

女神様の縁結びあらすじ、6話ネタバレ

一方、周縁(しゅうえん)は女たちの助けを借りて女装し、頭にベールを被り、優雅に李眠(りみん)と衛起(えいき) の前に現れます。二人は目を奪われます。李眠(りみん)は厚かましくも話しかけようとしますが、衛起(えいき) に追い払われます。衛起(えいき) は内心、周縁(しゅうえん)の扮装が美しく魅力的だと感じていましたが、口に出しては認めず、男たるもの恥ずかしがる必要はないと諭します。周縁(しゅうえん)は化粧に問題があると思い、衛起(えいき) にベールを外すように頼みます。ベールが落ちると、衛起(えいき) の心臓は高鳴り、まるで小鹿のようにドキドキします。周縁(しゅうえん)に尋ねられてようやく我に返ります。

衛起(えいき) はもう周縁(しゅうえん)の魅力を否定できず、周縁(しゅうえん)は衛起(えいき) に自分を林小姐として扱うように要求し、衛起(えいき) の手を引いて街へ飛び出し、林煙(りんえん)と衛起(えいき) の物語を再現します。林煙(りんえん)にとっては忘れられない思い出ですが、衛起(えいき) にとっては触れたくない過去でした。幼い頃、彼は黒服の男たちに誘拐され、三日後に戻ってきたときには、誰も彼の不在に気づいていませんでした。衛起は自分が大切にされていないと感じていました。

女神様の縁結びあらすじ、6話ネタバレ

周縁(しゅうえん)は、小侯爺である衛起を誰も心配しないはずがないと慰めます。衛起は親族を責めているのではなく、自分の福が薄いと思っているのです。周縁(しゅうえん)は裴因(はいいん)が言った言葉を思い出します。「縁は天が定めるか、人が作るか」だと。しかし、衛起の場合はどちらもうまくいかないようで、彼に好意を持つ人がいても、最終的には実りません。

衛起が思い出や心の繋がりを強く求めていることを理解した周縁(しゅうえん)は、彼の願いを葉えることを約束します。衛起は鋭く、その言葉は自分のためか、それとも林煙(りんえん)のためかと尋ねます。周縁(しゅうえん)はどちらでもなく、衛起の願いを葉えることが重要だと答えます。衛起が自分だけのための花火を望んでいることを知ると、周縁(しゅうえん)はすぐに彼を幻境へと連れて行きます。

女神様の縁結びあらすじ、6話ネタバレ

幻境の中で、衛起は周縁(しゅうえん)が自分のために打ち上げた美しい花火を見て、喜びで胸がいっぱいになります。誰かが本当に自分を気にかけてくれていると感じたのは初めてでした。周縁の笑顔に、衛起は思わずキスをしそうになります。突然、周縁の声が彼の行動を遮り、衛起は耳を赤くし、自分が周縁にキスしそうになったことに気づき、慌てて言い訳をして逃げ出します。

周縁は一人で街を歩き、先ほどの出来事を思い返し、なぜ怒らず、逆に演技にのめり込み、周縁を女性として扱ってしまったのか自問します。衛起は激しく自責し、友人の周縁に恋心を抱いてしまった自分を男らしくないと責め、全てを忘れようとします。その時、林煙(りんえん)が占い師の姿で現れ、衛起に意中の相手との縁はもう始まっており、これからは切っても切れない仲になると告げ、彼を励まします。

女神様の縁結びあらすじ、6話ネタバレ

甯嵐(ねいらん)は、林煙(りんえん)が衛起と周縁をくっつけるために苦肉の策を演じていることに気づき、疑問を抱きます。林煙(りんえん)の衛起に対する態度は、恋人というより贖罪のように見えると指摘し、林煙(りんえん)の心に触れます。林煙(りんえん)は涙ぐみながら、幼い頃に衛起が誘拐された時のことを語り始めます。自分が知っていながら何もできず、父も行動を起こさず、逆に自分を閉じ込め、衛起は何日も苦しんだのです。衛起はかつて自分を助けてくれたので、彼の恋を成就させようと決意したのだと、林煙(りんえん)はずっと罪悪感を抱えていました。

長年家を離れていた林煙(りんえん)はようやく林家に帰りますが、父に部屋に閉じ込められます。久しぶりに再会した父娘は、結婚の話になります。林煙(りんえん)は父が政略結婚をさせようとしていることを理解し、好きな人がいるものの、衛起には周縁がいるので、家のために縁結び司で縁を結んでもらうことにします。

林煙(りんえん)は林家を出て行った母を恋しく思い、遠くからだけでも一目会いたいと父に頼みますが、許されず、手紙を代わりに届けることだけを承諾され、再び部屋に閉じ込められます。

衛起は夢の中で裴因(はいいん)に会い、周縁が男性であっても想いを続けるかと試されます。衛起は続けると答えると、裴因(はいいん)は周縁が実は女性であることを明かし、大切にするように告げます。

周縁は目を覚ますと衛起のベッドに寝ており驚き、慌てて二階に戻ると月下楼は廃墟になっており、裴因(はいいん)の身を案じます。