第15話あらすじとネタバレ
愛の葛藤と別れ
顔欽若(がんきんじゃく)は焦った様子で駆けつけ、父親に報告して蕭禹(しょうう)の旅立ちを阻止したいと申し出た。しかし、蕭禹(しょうう)はこれ以上迷惑をかけたくないと考え、一人で旅立つことを決意した。夜、周霽(しゅうせい)は偶然、考え込む宋竹(そうちく)に出会う。宋竹(そうちく)は蕭禹(しょうう)を批判したことで、彼に大きな負担をかけてしまったことに罪悪感を抱いていた。周霽(しゅうせい)は友人として、蕭禹(しょうう)は宋竹(そうちく)を責めないだろうと慰めた。
適応と変化
三叔は驚いたことに、蕭禹(しょうう)が地元の食べ物を受け入れ始めたことに気づいた。これは以前とは全く違う。蕭禹(しょうう)はこの変化が良いことなのか悪いことなのかと尋ねると、三叔は当然良いことだと答えた。これは彼が宋学での地位をより強固なものにすることを意味する。しかし、その直後、蕭禹は自分が解雇されたことを明かした。
仮省と友情
宋竹(そうちく)は過去を振り返り、自分もいたずらっ子で、兄姉に自分の罰を受けさせていたことを認めた。しかし、今日のような強い罪悪感を持ったことはなかった。周霽(しゅうせい)は、悲しみに浸るのではなく、自己仮省すべきだと宋竹(そうちく)に提案した。周霽(しゅうせい)は、これほど多くの友人に出会えたことは幸運だと感慨を述べ、宋竹(そうちく)は友人として認められているのであれば、「粤娘」と呼んでほしいと申し出た。しかし、周霽(しゅうせい)は「三娘」と呼ぶべきだと拒否し、友情は呼び名で定義されるべきではないと強調した。
決断と牽掛
三叔は蕭禹の解雇を気にしていないようだったが、密函のことも心配していた。彼は、宋竹の父親が密函を使って太子に対抗するつもりなら、とっくに実行しているはずだと考えた。帳簿については、まだ見つかっていない。蕭禹が誰かのために去りたくないのかと尋ねると、三叔は、真摯な感情を持つことはできても、それによって心が揺らいではいけないと忠告した。
再会と贈り物
顔欽若(がんきんじゃく)と宋竹は再び蕭禹を訪ねてきて、彼を引き止めるように説得した。友人の挽留に、蕭禹は無奈を感じた。別れは近い。顔欽若(がんきんじゃく)は落胆を隠せず、宋竹は蕭禹への気持ちを表すために扇子を贈った。
隠密と調査
宋竹の父親は洛陽の韓老爷子の寿宴から帰ってきた。書院同士で文武の試合を行う計画について話した。宋竹の母親は、他の書院が別の目的を持っているのではないかと疑っていた。蕭禹は偶然この会話を聞いてしまい、三叔に調査を依頼することにした。三叔は蕭禹とは無関係だと考えていたが。
未来の不確実性
宋竹の父親は蕭禹を呼び出し、将来の計画について尋ねた。洛陽への旅で出会った王伯父について尋ねると、蕭禹は何も知らなかったため、適当に答えるしかなかった。その後、彼は三叔にこのことを話すと、三叔も知らないと言いつつも、さらに調査することを約束した。
試合と陰謀
三叔は、他の書院が宜陽(ぎよう)書院に対抗するために、試合のルールを男女混合に変更したことを明らかにした。蕭禹は驚いた。なぜなら、宜陽(ぎよう)書院だけが女子部を持っているからだ。さらに驚くべきことに、三叔は国子監の人物が近くに現れ、他の書院の人物と接触していることも発見した。
第16話あらすじとネタバレ
蕭禹(しょうう)と国子監の疑雲
蕭禹(しょうう)は、国子監の人員が簡単に動かせるものではないことを知っており、今回の事件には枢密院が関与しているのではないかと推測します。そこで、彼は三叔に事件の徹底的な調査を依頼します。一方、宋竹(そうちく)は二姐にこの状況を報告し、二姐は宋竹(そうちく)が蕭禹(しょうう)の離脱を悲しんでいるかどうか尋ねます。宋竹(そうちく)は、自分が損をするのは嫌だと自負していましたが、蕭禹(しょうう)を巻き込んでしまったことに驚きを隠せません。二姐は、宋竹(そうちく)はこれまでずっと蕭禹(しょうう)を遠ざけようとしていたのではないかと指摘します。これにより、宋竹(そうちく)は自分の意図が父にもバレていることに気づきます。
宋竹(そうちく)の責任感と変化
二姐は、宋竹(そうちく)は父に正直に打ち明け、責任を取るべきだとアドバイスします。宋竹(そうちく)はその後、蕭禹(しょうう)に謝罪し、校則を贈ります。三叔は、これは蕭禹(しょうう)が書院に戻るための機会を与えるためのものだと推測します。しかし、三叔は蕭禹(しょうう)は戻る必要はないと考えていますが、蕭禹(しょうう)は三叔に調査を続けるように主張し、枢密院との関連を確信しています。
宜陽(ぎよう)書院の団結
宋竹(そうちく)は、他の書院からの挑戦に備えて、生徒を集めて訓練を行います。他の書院の生徒は、なぜこの争いに巻き込まれなければならないのかと疑問を呈します。宋竹(そうちく)は、これは宜陽(ぎよう)書院の生徒の実力を証明する良い機会であり、六芸に精通しているだけでなく、挑戦に対処する能力も備えていることを示すものだと強調します。周霽(しゅうせい)の支持により、他の生徒も協力し、この地で緊張した訓練が始まります。
太子の来訪と陰謀の暴露
太子は、身分を隠してこの地を訪れ、途中で飴細工を奪います。三叔は、太子の正体を探ろうとしますが、偶然にも太子と出会い、敬意を表して挨拶をします。太子は、あまり注目を集めたくないと言い、三叔と一緒に移動します。その間、二人はトランプで遊び、太子は簡単に勝利します。
太子は、蕭禹(しょうう)と越国公(えつこくこう)からの莫大な寄付について話し合います。寄付額は年間1万両銀子で、通常の額をはるかに超えています。太子は、背後には大規模な汚職事件が隠されているのではないかと疑い、蕭禹(しょうう)に国子監の関連人物の背景を調査するよう命じます。国子監から直接調査を開始すると、逆に疑われる可能性があるため、太子は宋学から調査を開始することを提案します。蕭禹(しょうう)は宋学から追放されましたが、書院に戻る方法を見つけることができると自信を持っています。
学院試合と周霽(しゅうせい)の選択
学院の筆記試験が進行中です。第一ラウンドでは、宋竹(そうちく)は自分が望む結果を得ることができず、丁師弟はみんなの励ましを受けて任務を無事に完瞭します。第二ラウンドは周霽(しゅうせい)が出場しますが、対戦相手はなんと兄でした。兄は、母の安否を盾に、周霽(しゅうせい)に選択を迫ります。最終的に、周霽(しゅうせい)は家族を選び、自発的に試合を放棄します。チームメイトは彼の決断に驚きを隠せませんが、慰めとサポートを与え、第三ラウンドで勝利することを期待します。
宋竹(そうちく)の決意と武林高手の出現
第三ラウンドでは、宋竹の名前が呼ばれます。李文叔は、宋竹が女性であることが不利になるのではないかと心配しますが、宋竹は、書院に女子学が開設されたのは、女性に平等な機会を与えるためであり、全力で取り組み、誰にも見くびられないようにすると力強く答えます。一方、蕭禹は客栈で数人の武林高手の存在を発見し、困惑します。この場所はすでに学生たちに占領されており、武林人士の出現は非常に不自然です。
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