第17話あらすじとネタバレ
李軍偉は林誌傑の店を訪れたが、彼は不在だった。そこで李軍偉は待つことにした。その時、沈翊(シェン・イー)は李軍偉が持っている起爆装置に気づき、爆弾を持っていると察知。李軍偉を刺激しないよう冷静さを保った。待っている間、李軍偉は店内に展示されているロボットに興味を示し、沈翊(シェン・イー)に林誌傑にすぐに戻るよう連絡するよう要求した。
脅迫の意思を示すため、李軍偉は服をめくり上げ、体に巻き付けられた爆弾を沈翊(シェン・イー)に見せ、自分がこれまでの一連の爆破事件の犯人だと明かした。彼は要求を繰り返し、沈翊(シェン・イー)に杜城(ドゥー・チョン)に電話をかけさせた。表向きは林誌傑に店に戻るよう頼むためだが、実際は狙撃手に軽挙妄動しないよう警告するためだった。林誌傑がすぐには戻らないと分かると、李軍偉は座って待ち続けた。上の階で警察が配置につく音が聞こえても、生きて帰るつもりがない彼は気に留めなかった。
沈翊(シェン・イー)は李軍偉と会話を試み、彼と林誌傑の間の確執について探ろうとした。李軍偉は、林誌傑が李連楷(リー・リェンカイ)の死に関係していることを明かした。林誌傑がようやく店に戻ると、杜城(ドゥー・チョン)はまず過去の事件について尋ね、李連楷(リー・リェンカイ)が転落死した真相を確かめようとした。林誌傑は、登山中に李連楷(リー・リェンカイ)が持っていたおもちゃを奪おうとして、誤って彼を転落させてしまったことを認めた。この事実に、杜城(ドゥー・チョン)は現場の状況をより慎重に扱う必要性を感じ、少しでも不用意な動きが爆弾の爆発につながることを恐れ、狙撃手に発砲を禁じた。
会話が進むにつれ、李軍偉は時間が過ぎていると感じ、林誌傑はもう戻ってこないだろうと考え、爆弾を爆発させて全てを終わらせようとした。しかし、沈翊(シェン・イー)は李連楷(リー・リェンカイ)が大人になった姿を絵に描いて時間を稼ぐことを提案した。同時に、杜城(ドゥー・チョン)は屋上から店内に侵入して李軍偉を製圧する計画を立てた。沈翊(シェン・イー)が絵を完成させ、李軍偉に渡すと、彼は深く感動し、起爆装置から手を緩めた。その隙に杜城(ドゥー・チョン)は室内に飛び込み、李軍偉を取り押さえることに成功。爆弾は爆発しなかった。その後、林誌傑は李軍偉に跪いて謝罪した。沈翊(シェン・イー)は絵を李軍偉のポケットに入れ、爆弾で無関係な家族が巻き込まれたことをそれとなく伝えた。
事件後まもなく、賀虹(ホー・ホン)が現れ、杜城(ドゥー・チョン)に小包を送った。その後、杜城(ドゥー・チョン)は賀虹(ホー・ホン)に会いに行ったが、殴られて気を失ってしまった。彼が目を覚ますと、賀虹(ホー・ホン)はすでに死亡しており、彼のボタンを握りしめていた。自分の痕跡を消すため、杜城(ドゥー・チョン)は現場を片付けて立ち去った。その後、沈翊(シェン・イー)は警察署からの電話で賀虹(ホー・ホン)の死を知り、すぐに現場に向かった。
何溶月(ホー・ロンユエ)は沈翊(シェン・イー)に初期検死の結果を説明し、賀虹(ホー・ホン)が高所からの転落死であると指摘した。杜城(ドゥー・チョン)は現場に到著後、何も知らないふりをしたが、帰る際に昨夜の出来事を考えて気が散り、危うく信号無視しそうになった。沈翊(シェン・イー)と杜城(ドゥー・チョン)は賀虹(ホー・ホン)の死について話し合い、これが新たな手がかりの始まりかもしれないと考えた。監視カメラに自分の姿が映っていることを隠すため、杜城(ドゥー・チョン)は自ら監視カメラの映像を確認する作業を引き受け、証拠隠滅を図った。二度目の検死で、賀虹(ホー・ホン)の遺体が動かされたことが判明したが、他の指紋は見つからなかった。事件の分析中、杜城(ドゥー・チョン)は上の空で、全ての業務を沈翊(シェン・イー)に任せきりにしており、沈翊(シェン・イー)の疑念を深めた。
沈翊(シェン・イー)は鑑識課で、ガラスの破片が腕時計の文字盤の一部であることを発見し、破片を組み合わせることで傷を見つけ、この文字盤が杜城(ドゥー・チョン)の腕時計のものだと確認した。彼が監視カメラの映像を調べようとした矢先、署長に呼び出され会議に出席することになった。会議では、市局副支隊長の路海洲もこの事件に携わることが決定された。会議中、沈翊(シェン・イー)は杜城(ドゥー・チョン)が以前つけていた腕時計をしていないことに気づいた。会議後、路海洲は杜城(ドゥー・チョン)と事件の進展状況や、杜城(ドゥー・チョン)と雷隊との関係について話をした。
第18話あらすじとネタバレ
杜城(ドゥー・チョン)は沈翊(シェン・イー)を自宅での食事に招待する。スーパーで醤油を買うため停車した際、沈翊(シェン・イー)は隙を見て杜城(ドゥー・チョン)の車のトランクを調べる。以前、何溶月(ホー・ロンユエ)から車のワックスは洗車時に付著したものだと聞かされていたからだ。トランクの中には洗車液があり、沈翊(シェン・イー)はサンプルを採取し、何溶月(ホー・ロンユエ)に分析を依頼することにした。
夕食中、沈翊(シェン・イー)はさりげなく杜城(ドゥー・チョン)の腕時計について触れる。杜城(ドゥー・チョン)の兄、杜傾(ドゥー・チン)は時計は修理に出していたと説明し、修理済みの時計を見せる。沈翊(シェン・イー)が確認すると、以前からあった傷はそのまま残っていた。つまり、杜城(ドゥー・チョン)の時計には何も問題はなかったのだ。一方、路海洲は事件捜査を口実に、署の同僚と杜城(ドゥー・チョン)について話し合い、情報を集めようとしていた。
路海洲は沈翊(シェン・イー)に新たな手がかりがないか尋ねるが、沈翊(シェン・イー)は何も見つかっていないと口を閉ざす。夜、杜城(ドゥー・チョン)は一人で賀虹(ホー・ホン)の部屋を訪れ、彼女が残した手がかりを探す。ノートにはページが一枚破られており、痕跡から内容を推測するしかなかった。杜城(ドゥー・チョン)は賀虹(ホー・ホン)から受け取った犯人の写真一枚を部屋に残した。
翌日、沈翊(シェン・イー)は何溶月(ホー・ロンユエ)から分析結果を受け取り、賀虹(ホー・ホン)の遺留品から靴底の痕跡を発見する。このことから、賀虹(ホー・ホン)が生前海辺に住んでいた可能性があると推測する。この情報を聞いた杜城(ドゥー・チョン)は、すぐにチームを組織し海辺での捜査を開始する。杜城(ドゥー・チョン)の行動に疑念を抱いた沈翊(シェン・イー)は、杜城(ドゥー・チョン)が聞き込みに出かけた隙にドライブレコーダーを確認するが、データは消去されていた。異変に気付いた杜城(ドゥー・チョン)はそれを表に出さず、捜査を続行する。
ある運転手の証言から、杜城はチームを率いて小さな漁村へたどり著き、賀虹(ホー・ホン)が残した周俊(ジョウ・ジュン)の写真を発見する。蔣峰(ジャン·フォン)は周俊(ジョウ・ジュン)の身辺調査を行い、チームに説明する。路海洲は周俊(ジョウ・ジュン)の召喚は時期尚早だと考えるが、杜城は強行する。取調べで、杜城は周俊(ジョウ・ジュン)のものではないボタンを見せ圧力をかけるが、周俊(ジョウ・ジュン)は口を割らない。最終的に、杜城は感情的になり周俊(ジョウ・ジュン)に掴みかかり、同僚に取り押さえられる。
李語晗が監視カメラの映像に不審な点を見つけた後、沈翊(シェン・イー)は人物の顔を復元することを提案する。しかし、描いているうちに、自分が描いているのは杜城の目だと気づき、動揺する。それでも沈翊(シェン・イー)は絵を完成させ、蔣峰(ジャン·フォン)に渡す。蔣峰(ジャン·フォン)はすぐに杜城に連絡し、このことを伝える。
沈翊(シェン・イー)に真実を迫られ、さらに路海洲が会社のシステムを使って復元した監視カメラの映像を突きつけられた杜城は、ついにすべてを告白する。実は、彼は現場を偽装し警察を誘導していたのだ。真の目的は、賀虹(ホー・ホン)を殺害した真犯人を炙り出すことだった。杜城は沈翊に、自分が全てを仕組んだこと、そして沈翊を最後の切り札として考えていること、黒幕を見つけ出すために協力してほしいと打ち明ける。路海洲が入手した監視カメラの映像は杜城の言葉を裏付けるものだった。映像に映っていたのは、確かに杜城本人だった。
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